ツルマルボーイ

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欧字表記 Tsurumaru Boy
性別
ツルマルボーイ
2004年10月31日 東京競馬場
欧字表記 Tsurumaru Boy
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 (1998-03-05) 1998年3月5日
死没 2025年11月24日(27歳没)
抹消日 2005年1月5日[1]
ダンスインザダーク
ツルマルガール
母の父 サッカーボーイ
生国 日本の旗 日本北海道門別町
生産者 浜本牧場
馬主 鶴田任男
調教師 橋口弘次郎栗東
競走成績
生涯成績 32戦7勝
獲得賞金 5億8292万4000円
勝ち鞍
GI安田記念2004年
GII金鯱賞2002年
GIII中京記念2002年
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ツルマルボーイ(欧字名:Tsurumaru Boy1998年3月5日 - 2025年11月24日)は日本競走馬および種牡馬である[2]。主な勝ち鞍は、2004年安田記念GI)、2002年金鯱賞GII)、中京記念GIII[2]

父と母を管理した橋口弘次郎厩舎に所属していた。

2歳・3歳時

2000年7月、小倉競馬でデビューして[3]勝利。その後は小倉3歳ステークス(当時)など、重賞やオープン特別に出走するが、上位人気に応えられない競馬が続いていた。2001年春、自己条件(500万下条件)に戻って2戦目の矢車賞で2勝目を挙げる。その後は同年の冬まで休養し、復帰後も勝利はなくその年は条件馬として終わる。

4歳時

年明け早々の1000万下条件を勝利し、続く飛鳥ステークス(1600万下条件)を3着。格上挑戦となった中京記念で重賞初勝利を飾る。その後、大阪杯5着を経て、メトロポリタンステークス優勝、中京記念と同舞台の金鯱賞ではエアシャカールを差し切り優勝した。GI初挑戦となった宝塚記念ではダンツフレームにクビ差及ばず2着と惜敗。秋は京都大賞典2着のあと、天皇賞(秋)では11着と惨敗を喫する。このあと、蕁麻疹のため翌年まで休養する。

5歳時

GI路線の常連となるが、天皇賞(春)は4着、宝塚記念、天皇賞(秋)は連続2着、ジャパンカップは重馬場のなか15着と大敗、有馬記念は4着と、あと一息のところでなかなかGIに手が届かず、もどかしい競馬が続いた。

6歳時

緒戦となった大阪杯6着後、天皇賞(春)を回避し安田記念に出走。騎手もそれまでの横山典弘から安藤勝己へと乗り変わる。単勝6番人気であったが差し切り念願のGI初制覇を飾る。その年の有馬記念8着を最後に現役を引退し、種牡馬となる。

エピソード

  • オーナーサイドから当時JRA移籍2年目であった安藤勝己に乗ってもらいたいという要望があり、安田記念での初騎乗になった[4]。(結果は見事にGI初制覇。)
  • 安田記念当日の朝、雨が降っているのを見て橋口弘次郎調教師は「〝これは勝負にならん〟と思ったから、もう東京競馬場には行かず、そのまま新幹線に乗ろうかと思ったよ」と冗談交じりに語っている[4]

競走成績

以下の内容は、netkeiba.comの情報に基づく[5]

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場) 頭数 枠番 馬番 オッズ

(人気)

着順 タイム

(上がり3F)

着差 騎手 斤量[kg] 1着馬(2着馬) 馬体重
2000.7.15 小倉 3歳新馬 芝1200m(良) 10 5 5 4.1(3人) 1着 1:10.0(35.1) 0.0 高橋亮 53 (ブラックシルエット) 448
9.3 小倉 小倉3歳S GIII 芝1200m(重) 17 4 8 4.1(1人) 10着 1:12.3(37.0) 1.2 高橋亮 53 リキセレナード 442
10.14 京都 デイリー杯3歳S GII 芝1600m(良) 14 4 6 5.8(3人) 5着 1:35.0(35.7) 0.4 松永幹夫 53 フジノテンビー 436
11.12 京都 京都3歳S OP 芝1800m(良) 6 2 2 5.1(3人) 4着 1:49.2(35.7) 0.6 松永幹夫 54 シャワーパーティー 434
12.17 中京 中京3歳S OP 芝1800m(良) 15 5 8 5.8(2人) 5着 1:50.1(35.6) 0.4 高橋亮 54 チアズブライトリー 432
2001.1.8 京都 シンザン記念 GIII 芝1600m(稍) 16 1 1 7.5(3人) 6着 1:35.8(36.6) 0.4 高橋亮 55 ダービーレグノ 434
4.15 阪神 君子蘭賞 500万 芝1600m(良) 18 3 5 3.5(2人) 7着 1:36.3(35.5) 0.5 高橋亮 55 シゲルフェニックス 434
5.13 京都 矢車賞 500万 芝1800m(良) 12 1 1 3.6(2人) 1着 1:46.2(33.4) -0.2 河内洋 55 (ホッコーダグラス) 428
11.24 京都 3歳上1000万下 芝1400m(良) 12 2 2 6.9(4人) 2着 1:22.3(33.6) 0.4 河内洋 55 フジヤマシンゲキ 456
12.16 阪神 3歳上1000万下 芝1600m(良) 15 3 5 4.3(2人) 9着 1:35.4(35.1) 1.0 河内洋 55 ミレニアムバイオ 458
12.23 阪神 クリスマスキャロルH 1600万 芝2200m(良) 10 1 1 7.7(4人) 3着 2:13.4(35.8) 0.3 松永幹夫 53 トップコマンダー 456
2002.1.12 京都 4歳上1000万下 芝1800m(良) 10 8 9 1.8(1人) 1着 1:48.0(34.8) 0.0 河内洋 56 ハートランドヒリュ 450
2.10 京都 飛鳥S 1600万 芝2000m(良) 13 5 7 6.9(5人) 3着 2:01.1(33.8) 0.2 河内洋 56 キングフィデリア 448
3.3 中京 中京記念 GIII 芝2000m(良) 14 8 14 5.5(3人) 1着 1:59.4(35.1) -0.8 河内洋 53 (アンクルスーパー) 446
3.31 阪神 産経大阪杯 GII 芝2000m(良) 14 4 5 10.4(5人) 5着 2:00.0(34.7) 0.9 河内洋 57 サンライズペガサス 446
4.21 東京 メトロポリタンS OP 芝2300m(稍) 11 6 6 7.0(4人) 1着 2:20.7(35.8) -0.2 横山典弘 55 レディパステル 442
5.25 中京 金鯱賞 GII 芝2000m(良) 18 5 9 3.7(2人) 1着 1:58.3(35.0) -0.2 横山典弘 57 エアシャカール 448
6.23 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 12 7 9 9.3(4人) 2着 2:12.9(34.5) 0.0 河内洋 58 ダンツフレーム 454
10.6 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 8 4 4 2.7(2人) 2着 2:24.0(34.2) 0.4 河内洋 58 ナリタトップロード 466
10.27 中山 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 18 4 7 13.5(7人) 11着 1:59.3(34.2) 0.8 河内洋 58 シンボリクリスエス 460
2003.4.6 阪神 産経大阪杯 GII 芝2000m(良) 15 7 13 3.9(2人) 3着 1:59.3(34.3) 0.2 武豊 58 タガノマイバッハ 470
5.4 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 18 2 4 6.9(2人) 4着 3:17.3(35.7) 0.3 横山典弘 58 ヒシミラクル 460
5.31 中京 金鯱賞 GII 芝2000m(稍) 14 4 5 3.5(1人) 2着 1:59.0(35.1) 0.1 横山典弘 58 タップダンスシチー 458
6.29 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 17 5 9 30.4(8人) 2着 2:12.0(35.6) 0.0 横山典弘 58 ヒシミラクル 458
11.2 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 18 4 7 9.6(5人) 2着 1:58.2(33.1) 0.2 横山典弘 58 シンボリクリスエス 460
11.30 東京 ジャパンC GI 芝2400m(重) 18 4 7 20.6(9人) 15着 2:31.9(38.1) 3.2 横山典弘 57 タップダンスシチー 462
12.28 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 12 1 1 13.2(6人) 4着 2:32.2(35.2) 1.7 横山典弘 57 シンボリクリスエス 454
2004.4.4 阪神 産経大阪杯 GII 芝2000m(稍) 11 1 1 7.6(4人) 6着 2:00.1(35.0) 0.5 横山典弘 57 ネオユニヴァース 468
6.6 東京 安田記念 GI 芝1600m(稍) 18 7 14 11.3(6人) 1着 1:32.6(34.0) 0.0 安藤勝己 58 テレグノシス 460
6.27 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 15 7 13 7.0(4人) 6着 2:12.3(34.5) 1.2 安藤勝己 58 タップダンスシチー 458
10.31 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(稍) 17 3 5 8.6(3人) 4着 1:59.3(34.5) 0.4 蛯名正義 58 ゼンノロブロイ 464
12.26 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 15 7 13 15.5(7人) 8着 2:30.5(35.1) 1.0 蛯名正義 57 ゼンノロブロイ 462

種牡馬時代

2005年よりダンスインザダーク産駒初の後継種牡馬としてアロースタッドで繋養され、初年度は57頭に種付けを行い、その後32頭が血統登録された。 2008年、初年度産駒が競走馬デビューし、6月24日旭川競馬場で行われた2歳未勝利戦をピエールフラミンゴが制し、産駒が初勝利を挙げた。2006年産の牡馬シャアはオープン入りし、オープン特別競走・オアシスステークスで2着するなど活躍している。しかし産駒のオープン入りはそのシャア一頭で、2006年は19頭、2007年は5頭、2008年は4頭と毎年種付数が減少していたことに加え父ダンスインザダーク自身が種牡馬として健在だったこともあり、2008年の繁殖シーズンをもって種牡馬を引退し、ノーザンホースパークで乗馬になった[6]

主な産駒

母の父としての主な産駒

種牡馬引退後

4年間過ごしたアロースタッドを9月24日に退厩し、去勢手術を受けた後、10月1日乗用馬としてノーザンホースパークに入場した。2009年7月28日、乗馬競技デビューに向けて訓練中と報じられた[7]2011年10月に福島県天栄村にあるノーザンファーム天栄に移り、牧場スタッフの乗馬練習用の練習馬となった[8]

2019年11月に埼玉県本庄市の駿ホースクラブに移り[9]、翌2020年に引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となった。

2025年11月24日死去。27歳没[10][11]。晩年は蹄葉炎と馬クッシング病を患っていた。死の前日には内臓面が不調となり、獣医の処置を受けても復調することがなく、関係者は最期の放牧を決断。2度に渡り倒れるも起き上がり、駿ホースクラブ時代の10年間ツルマルボーイを担当した職員と曳き馬を共にした後、死亡した[12]

血統表

脚注

外部リンク

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