ブラックカーボン
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ブラックカーボンの主な構成要素は炭素であり、化石燃料、木質燃料などの燃焼によって生じる。 よって基本的にブラックカーボンの排出量は経済活動の規模に比例するが、先進国では各種の公害防止の措置が取られていることから発展途上国に対し相対的に排出量は少ない。 一例を挙げると、世界におけるアメリカ合衆国のCO2排出割合は21%、ブラックカーボン排出割合は6.1%であるのに対し、中国とインドの2カ国だけでブラックカーボン排出割合は35%を占める。 東南アジア等の発展途上国においては薪などの木質バイオマスを暖房や調理の燃料としており、また農家が収穫後の藁などを野焼きしているため汚染がひどく、局所的な気温のホットスポットが生じるほどである。 ブラックカーボンを含む粒子状物質(PM2.5)は大気汚染物質の中で最も有害であり、非常に小さいため肺の奥深くに達し沈着、肺がんなどを引き起こす。 そのため発展途上国における主な死因となっている。 [3]

