ホセ・オスナ

ベネズエラのプロ野球選手 From Wikipedia, the free encyclopedia

ホセ・グレゴリオ・オスナJosé Gregorio Osuna1992年12月12日 - )は、ベネズエラトルヒージョ州トルヒージョ英語版出身のプロ野球選手内野手外野手)。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属。

出身地 トルヒージョ州トルヒージョ英語版
生年月日 (1992-12-12) 1992年12月12日(33歳)
身長
体重
188 cm
106 kg
概要 東京ヤクルトスワローズ #13, 基本情報 ...
ホセ・オスナ
José Osuna
東京ヤクルトスワローズ #13
2021年10月10日 明治神宮野球場
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 トルヒージョ州トルヒージョ英語版
生年月日 (1992-12-12) 1992年12月12日(33歳)
身長
体重
188 cm
106 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手三塁手外野手
プロ入り 2009年 アマチュアFA
初出場 MLB / 2017年4月18日
NPB / 2021年4月23日
年俸 4億円(2026年)[1]
※2025年から3年契約[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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経歴

プロ入りとパイレーツ時代

2009年12月にアマチュア・フリーエージェントでピッツバーグ・パイレーツと契約してプロ入り[3]

2010年に傘下のルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・パイレーツでプロデビュー。64試合に出場して打率.251、10本塁打、43打点、2盗塁を記録した。

2011年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツとA-級ステート・カレッジ・スパイクスでプレーし、2球団合計で50試合に出場して打率.328、4本塁打、33打点、3盗塁を記録した。

2012年はA級ウェストバージニア・パワーでプレーし、126試合に出場して打率.280、16本塁打、72打点、6盗塁を記録した。

2013年はA+級ブレイデントン・マローダーズでプレーし、123試合に出場して打率.244、8本塁打、48打点、18盗塁を記録した。

2014年もA+級ブレイデントンでプレーし、97試合に出場して打率.296、10本塁打、57打点、4盗塁を記録した。

2015年はA+級ブレイデントンとAA級アルトゥーナ・カーブでプレーし、2球団合計で129試合に出場して打率.286、12本塁打、81打点、7盗塁を記録した。

2016年はAA級アルトゥーナとAAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーし、2球団合計で133試合に出場して打率.279、13本塁打、69打点、3盗塁を記録した。オフの11月5日には40人枠入りした[4]

ピッツバーグ・パイレーツ時代
(2017年5月8日)

2017年は開幕をAAA級インディアナポリスで迎え、4月18日にメジャー初昇格を果たした[5]。同日のセントルイス・カージナルス戦でメジャーデビューを果たし、21日のニューヨーク・ヤンキース戦でCC・サバシアから初安打を打った[6]。この年メジャーでは104試合に出場して打率.233、7本塁打、30打点を記録した。

2018年は51試合に出場して打率.226、3本塁打、11打点を記録した。

2019年7月24日に行われたカージナルス戦において、9点差負けの7回から投手として試合に出場。2イニングを本塁打による1失点に抑えた。また、7月30日のシンシナティ・レッズ戦では、9回表に発生した乱闘の際に不適切な行動を取ったとしてMLBより5試合の出場停止処分を受けた[7]

2020年は、26試合に出場、11月20日にDFAとなり[8]、その後自由契約となった。

ヤクルト時代

2020年11月27日、東京ヤクルトスワローズに入団することが発表された[9][10]。背番号は13[11]。推定年俸は80万ドル(約8400万円)+出来高払い[12]

2021年は、4月23日の対中日ドラゴンズ戦で「6番・一塁手」で先発出場すると、NPB初打席でNPB初安打を放った[13]。翌24日の同一カードにも先発出場すると、先発の柳裕也から三塁打、9回裏にはライデル・マルティネスからNPB初打点となる右前2点適時サヨナラ[14][15][16]、翌25日の同一カードでは4回一死無走者の打席で小笠原慎之介から来日初本塁打を放った[17][18]。その後は5番に定着し、前半戦を終えて9本塁打に留まったが、7月には月間打率.442、3本塁打を記録するなど、自慢の打棒を発揮した[19]。後半戦に入ると20打席を超える無安打を複数記録するなど大不振に陥り、打率.195、OPS.518と躍進するチームとは対照的に調子を落とし、最終盤は7番に打順を下げた。最終的には規定打席に到達して打率.258、13本塁打、60打点を記録した。オリックス・バファローズとの日本シリーズでは全試合で「7番・一塁手」で先発出場し、第4戦(東京ドーム)では比嘉幹貴から決勝適時打を放つなど、チームの20年ぶりの日本シリーズ優勝に貢献した。オフに、推定年俸140万ドル(約1億5400万円)の3年契約で残留することが発表された[20]

2022年は、開幕から低調な成績が続き、5月に至っては17日の対阪神タイガース戦でサヨナラ犠飛を放つ[21]などスポット的な活躍はあったものの、OPS.500にも満たない成績にまで落ち込みスタメンから外れることも増えた。交流戦以降は徐々に状態を上げてOPS.884と成績を残し、7月18日の対読売ジャイアンツ戦(明治神宮野球場)では1回二死満塁の打席で菅野智之から来日初の満塁本塁打[22]。8月5日の対巨人戦(明治神宮野球場)では9回一死満塁の打席で戸田懐生からシーズン2本目の満塁本塁打を放った[23]。8月からは不振に陥ったサンタナに代わって5番を担った。前年とは逆に後半に大きく成績を伸ばし連覇に貢献。トータルの成績も前年以上の水準となり、自身初の20本塁打及び打点はチーム2位の74打点を記録した。阪神とのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでは、第1戦の初回に西勇輝から放った先制3点本塁打を含む2本塁打5打点を記録し、MVPに選出された[24]。オリックスとの日本シリーズでも30打数11安打2本塁打8打点を記録し、敢闘選手賞に選出された[25]。シーズンの終了後にはセ・リーグの一塁手部門でベストナインを初めて受賞した[26]

2023年は134試合に出場し、打率.253、23本塁打、71打点を記録[27]。オフに、年俸200万ドル(約3億円)で契約を更新した[28]

2024年、4月は18日の対中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)で9回二死満塁の打席で祖父江大輔から[29]、25日の対広島東洋カープ戦(明治神宮野球場)では2回一死満塁の打席でトーマス・ハッチから計2本の満塁本塁打を放った[30][31]。6月21日に翌シーズンからの3年契約、約13億1000万円+出来高払いで契約を結んだことが報じられた[32]。7月21日の対横浜DeNAベイスターズ戦(明治神宮野球場)では7-7の同点で迎えた延長11回一死満塁の打席でサヨナラ適時打[33]、8月12日の対中日戦(明治神宮野球場)では4-4の同点で迎えた9回無死満塁の打席で松山晋也からサヨナラ犠飛を放ち[34]、シーズンでは2度のサヨナラ打を放った。

2025年は8月28日の対中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)で6回無死無走者の打席で吉田聖弥から本塁打を放ち、来日から5年連続2桁本塁打を記録[35]。9月11日の対中日戦(明治神宮野球場)では5回二死満塁の打席で涌井秀章から満塁本塁打を放った[36]

2026年には4月16日の対DeNA戦(明治神宮野球場)でスイング後に手からすっぽ抜けたバットが球審を務めていた川上拓斗審判員の左側頭部を直撃。川上審判員は緊急搬送され緊急手術されることとなった[37][注 1]

また、4月25日の対中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)ではスイングしたバットが石伊雄太捕手のヘルメットを直撃した(石伊は手当後に試合に復帰)[39]。4月16日の出来事が契機となり、危険スイングに対する処罰検討が始まり[40]、5月12日よりNPB全試合で適用されている[41][42]。4月28日に成績不振により登録を抹消され[43]ファーム・リーグ5試合に出場後、5月12日より一軍に再合流した[44]。当日の阪神タイガース7回戦からスタメン出場すると、0-10とヤクルト敗戦濃厚の9回1アウトからリリーフ登板し、140km前後のストレートを投げ込み、佐藤輝明を四球で歩かせたものの小野寺暖をセカンドゴロダブルプレーに打ち取った[45]

プレースタイル・人物

  • 打撃面ではコンタクト率の高さが目立つ。2017年は215打席で40三振、2019年は285打席で48三振と三振率が低い[46]
  • 守備面は一塁手三塁手左翼手右翼手でのプレー経験があり、ユーティリティー性を持つ[46]
  • 守備への意識が高く、牽制などで一度セーフの判定となった走者にも隙あらば再度タッチを行ってアウトを取ろうとする。2022年6月12日のソフトバンク戦では、一塁牽制でセーフとなった松田宣浩に対し、立ち上がる際にわずかにベースから離れた隙を狙ってタッチし、リクエストによるリプレー検証を経てアウトと認定された[47]
  • 愛称はエル・ゴチョEl Gocho[48]
  • 家族思いな性格の持ち主[49]。来日した際、新型コロナウイルスの影響により隔離施設にいたが、ヤクルトの試合を欠かさずテレビで観戦していたという[50]。そのため、ヤクルトの選手とはすぐに仲良くなることができ、特に同じ外国人選手のドミンゴ・サンタナとは仲が良い。
  • 2026年4月16日の対DeNA戦(明治神宮野球場)で、スイング後にスッポ抜けたバットが球審の川上拓斗の左側頭部を直撃し、川上が意識不明の重体となる事故が発生。危険スイング規定導入の発端となった。

詳細情報

年度別打撃成績

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O
P
S
2017 PIT 10422721531501347923000019024010.233.269.428.697
2018 51111106142490342110001301222.226.252.396.648
2019 952852614169200101193600041801486.264.310.456.766
2020 26827861630431110100400161.205.244.397.641
2021 ヤクルト 120495469421212421318860300222228018.258.293.401.694
2022 138529496491351922021874230329419311.272.312.440.751
2023 134543501491272302321971240239517913.253.308.437.745
2024 141585539541442801722372030340339124.267.320.414.733
2025 141574528381352201419967410540617613.256.307.377.684
MLB:4年 2767056609215945424284880106340412619.241.280.430.710
NPB:5年 674272625332326621164871047344111101517020841979.261.308.413.721
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年度別投手成績

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年度別守備成績

投手守備
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投手(P)












2019 PIT 201011.000
MLB 201011.000
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内野守備
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一塁(1B)三塁(3B)
























2017 PIT 231164112.992-
2018 1283919.989706011.000
2019 3120615324.987191120021.000
2020 9471031.000517021.000
2021 ヤクルト 115878531090.98950820.800
2022 13811418011116.991-
2023 134116167597.996-
2024 14111766911112.991-
2025 141111473782.994-
MLB 7545229548.990311233051.000
NPB 669547032244497.99250820.800
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外野守備
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左翼(LF)右翼(RF)
























2017 PIT 14124001.0002536020.947
2018 -7110001.000
2019 23010.7502342010.977
2020 451001.0007131001.000
MLB 2020510.96262102130.972
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表彰

記録

MLB

初記録
打撃記録
投手記録
  • 初登板:2019年7月24日、対セントルイス・カージナルス12回戦(PNCパーク)、7回表に5番手で救援登板、2回1失点

NPB

初記録
投手記録
  • 初登板:2026年5月12日、対阪神タイガース7回戦(明治神宮野球場)、9回表一死に7番手で救援登板・完了、0回2/3を無失点[51]

MLB/NPB通算

背番号

  • 64(2017年 - 同年途中)
  • 36(2017年途中 - 2020年)
  • 13(2021年[11] - )

脚注

関連項目

外部リンク

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