ホンダ・CB

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CB(シービー)とは本田技研工業が製造・販売している4ストロークガソリンエンジンを搭載するオートバイのシリーズ商標である。

元々「Motor Cycle」を意味する符号として使われていたCと「CLUB MAN RACE」のBを組み合わせたものである[注釈 1][2]。またBestまたはBetterB[3][要ページ番号]や1959年から輸出開始されたアメリカ合衆国向け仕様車に「AMERICA」のAを付けたことから、国内車両にはAの次のBを付けてCBとした[4][要ページ番号]という説もある。 諸説あり。

この由来論争の混乱は、『ホンダCBストーリー 進化する4気筒の血統』(小関和夫他共著)が、3つの異なる由来を載せていることが一因となっている。しかも、かつてホンダの窓口では、問い合わせに対して「はっきりしない」、あるいは「clubmanのcb」と返答していたことが、当時のネットのさまざまな書き込みによってわかっている。ところが、現在のホンダの公式HPを見ると、「CBのネーミングについては諸説ありますが、CはMOTOR CYCLEから、Bは”for CLUB MAN RACER”の意味として伝えられています。」[5]と書いている。これで、この説に収斂すると思いきや、混乱はおさまっていない。解決の糸口は、当時開発に直接かかわった方か、責任のある立場にいた方が残した文書、あるいは、それらの方が受けた取材をまとめた雑誌等の記事だろう。結論がどういったものになるにしろ、開かれた議論がなされる必要がある。

『ホンダCBストーリー 進化する4気筒の血統』で述べられている説の1つである、「CはMOTOR CYCLEから、Bは”for CLUB MAN RACER”」は、CBの設計者(開発者)である原田義郎氏の談話の中で紹介されている。この書籍の発行は1998年である。そして、この中で語られていることは、月刊誌『オートバイ AUTOーBY』の98ページの「メーカーに聞くカブレーシングCR110型50cc」という記事で語っていることとほぼ同じである。そして、この語り手はやはり原田義郎氏。この月刊誌『オートバイ AUTOーBY』は1962年11月号。36年も前である。1959年にCB92が誕生してわずか3年後のことを考えると、現在わかっているCBの由来の記録としてはこれが最も古いものと言え、信頼性は格段に高い。議論は、この記事がCBの由来として正当な根拠となるのかについてするべきであり、あるいは、これ以上に確かな根拠が見つかっているのであれば、是非、公開すべきである。[注釈 2]CBの由来についての議論が深まることを期待したい。

1955年より全日本オートバイ耐久ロードレースが開催され、後に市販車部門にあたる『全日本モーターサイクルクラブマンレース』も併催されることになった。ホンダは既存の市販車をベースに対応車を開発することになり、排気量250ccクラスではC71をベースにしたCB71[6][要ページ番号]、125ccクラスではC90をベースとしたCB90が試作された。しかし、CB71はC71からの車体構造に問題があったため市販直前に発売を中止。CB90は1959年にC90のモデルチェンジ車であるC92をベースとした上でCB71の部品も使用したベンリイCB92スーパースポーツが本シリーズ初の一般市販車となった。 またCB71は車体構造を変更した上で市販レーサーのCR71が開発された後、さらに同車をベースとしたドリームCB72スーパースポーツ1960年に開発・製造・販売された。

その後、本シリーズはCBXCBRなどの派生シリーズも含み車種を増やし、同社が世界一のオートバイメーカーとなる礎を築いた。

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脚注

関連項目

外部リンク

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