ホンダ・R&P

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R&Pアール アンド ピー)は、かつて本田技研工業が製造販売していた原動機付自転車である。

走行機能だけでなく創造する喜びをプラスしたデザインスペースと行動範囲を拡げる積載機能を拡充したレジャーバイクとして開発された。1977年4月5日発表、同月6日に発売。[1]

車両解説

R&P輸出仕様車
タンデムステップに注意

型式名CY50。パーツリスト上での機種名はCY50J。同じ型式名を有するノーティダックスとは姉妹車の関係に当たる。車名のR&PはRide & Playの略で「乗って楽しみ 創造するこころ」を意味する[1]

フレームは鋼管ダイヤモンド型。エンジンは空冷4ストローク2バルブSOHC単気筒エンジン。タイヤは前後ともブリヂストン・レクタングルREのリム径10インチ・幅4.5インチ。アップマフラーはベースとなったノーティダックスからキャリーオーバーである。

  • エンジンは内径x行程42.0×35.6(mm)でシリンダーを水平から前傾12°とした通称「縦系[注 1]」と呼称されるものである。本来は1971年CB50用として高回転高出力指向で開発されたが、本モデルへの搭載に際し特性をトップパワーより扱いやすさを重視して中低速トルクを太くするチューニングが施された[注 2]

組み合わされるマニュアルトランスミッションは、ノーティダックスの4速から5速へと変更された。

サスペンション前輪がテレスコピック、後輪はスイングアームであるが50ccクラスでは珍しい5段階プリロード調整機能を装備する。

車体面ではオーナー自身の手でモディファイを加えることが前提とされ、ステッカー・エンブレムの類はイエロー・ブルーのデザインステッカーとシート2枚を付属させる形が採用された[注 3]

また本格的なレジャーバイクという観点から、積載機能の充実を図り大型キャリアを標準装備[注 4]としたほか、シート高は乗りやすさを前面に押し出したことから690mmとされた。

遍歴

1977年4月5日発表 同月6日発売[1]

標準現金価格\128,000 日本国内販売目標4,000台/月

1980年2月21日発表 同年3月1日発売[2]

以下のマイナーチェンジを実施

  • デザイン一部変更とマッドガードを標準装備化
  • 54年騒音規制適合のためエンジン性能を変更
  • 標準現金価格\145,000 日本国内販売目標7,000台/年
1981年2月

カラーリング変更によるマイナーチェンジ

1983年

生産中止

諸元

車名R&P
モデルイヤー 1977[1] 1980[2]
型式CY50
全長(m)1.715
全幅(m)0.760
全幅(m)0.985
最低地上高(m)0.150
ホイールベース1.120(m)
車両重量(kg)85
30㎞/h定地走行燃費75km/L
最低回転半径(m)1.8
エンジン型式空冷4ストローク2バルブSOHC単気筒
総排気量49cc
内径x行程(mm)42.0x35.6
圧縮比9.5
最高出力4.3ps/9,000rpm4.1ps/9,000rpm
最大トルク0.37kg-m/7,000rpm0.36kg-m/7,000rpm
始動方式プライマリーキック
潤滑方式圧送式飛沫式併用
潤滑油容量0.9L
燃料タンク容量6.0L
クラッチ湿式多板コイルスプリング
変速方式左足動式リターン
変速機常時噛合5段
1速3.083
2速1.882
3速1.400
4速1.130
5速0.960
1次減速比4.437
最終減速比3.071
フレーム形式ダイヤモンド式
サスペンションテレスコッピック(前)/スイングアーム(後)
キャスター26.5°
トレール49.0mm
タイヤ(前後)5.40-10-4PR
ブレーキ(前)ワイヤ式ドラム
ブレーキ(後)ロッド式ドラム
標準現金価格\128,000\145,000

脚注

関連項目

外部リンク

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