ベン・グリオン国際空港

イスラエル・テルアビブにある空港 From Wikipedia, the free encyclopedia

ベン・グリオン国際空港(ベン・グリオンこくさいくうこう、ヘブライ語: נמל תעופה בן גוריון英語: Ben Gurion International Airport)は、イスラエル中央地区ロード(ロッド)にある国際空港である。

国・地域 イスラエルの旗 イスラエル
母都市 テルアビブ
種類 共有
概要 ベン・グリオン国際空港נְמַל הַתְּעוּפָה בֵּן גּוּרְיוֹן Ben Gurion International Airport, 概要 ...
ベン・グリオン国際空港
נְמַל הַתְּעוּפָה בֵּן גּוּרְיוֹן
Ben Gurion International Airport
ベン・グリオン国際空港
IATA: TLV - ICAO: LLBG
概要
国・地域 イスラエルの旗 イスラエル
所在地 中央地区ロッド
母都市 テルアビブ
種類 共有
運営者 イスラエル空港庁英語版
標高 41 m (135 ft)
座標 北緯32度00分41秒 東経34度53分12秒
公式サイト www.iaa.gov.il
地図
TLV/LLBGの位置(イスラエル内)
TLV/LLBG
TLV/LLBG
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
03/21 NO 1,780×45 舗装
08/26 YES 3,669×45 舗装
12/30 YES 3,112×45 舗装
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概要

国内最大の国際線空港である。空港名は初代首相であるダヴィド・ベン=グリオンにちなんでいる。エル・アル航空ハブ空港として使用している。旧名はロッド空港

イスラエルという国家の存立上から、世界一警備が厳しい空港と言われている。

出入国の注意

セキュリティチェック

ベン・グリオン国際空港ではテロリスト流出入防止、もしくは本人が気づかないうちに利用されて危険物を所持していないか確認するため、出入国のセキュリティチェックが厳重に行われている。入国時は複数の係官が入れ替わり質問を行う場合がある。出国時は特に厳しく、チェックインカウンター前で係官が質問する。これに要する時間は数分で済むこともあれば1時間以上かかることもある。その内容は目的や旅程、航空券購入先、宿泊先、同行者の関係、イスラエルに友人はいるか、荷造りはどこでしたかなど多岐に渡る。特に、外国人(非イスラエル人)に対しては厳しい。

出国時は3~4時間前に空港に着くように要請されており、質問の他に荷物を開封して確認することもある。

出入国証印

一部のイスラム諸国(特にイスラエルと直接戦争している国)では、パスポートにイスラエルの出入国証印があると入国を拒否されることがあり、どうしても行きたい場合は基本的にパスポートの再発行しか方法がない。イスラエル入国時と同じパスポートでそういった国へ行く場合は、入国審査時に「No Stamp Please.」と申し出てパスポートに入国証印を押印されないようにすることができる。尚、出国時も申し出ないと出国証印が押印されるので、同様に申し出る必要がある。ただし、申し出ても係官が勝手に出国証印を押してしまうことがある。近年では、出入国印の代わりに、滞在資格(期限)、パスポート情報、パスポートの顔写真が印字された出入国カードが手渡されるため、特に申し出なくても良い。

歴史

  • 2014年8月 - ハマースの軍事スポークスマンは、ガザ侵攻が深刻化する中で、ベン・グリオン国際空港に向け国際線を運航する航空会社に対し飛行を中止するよう警告し、航空機を攻撃対象として見なしうることを表明した[1]
  • 2021年5月13日 - イスラエルとハマースによる攻撃の応酬が激化し、ベン・グリオン空港周辺にもロケット弾の被害が及んだ。空港に向かっていた旅客便は、いずれもラモン国際空港へ目的地の変更を行った[2]
  • 2025年5月4日 - イスラエル軍は、一時、空港の離着陸を停止していたことを発表。イエメンフーシ派が発射したミサイルが空港一帯に落下したことによるもの[3]
  • 2026年3月1日 - イスラエルとアメリカ合衆国によるイラン攻撃開始に伴い、同年3月4日までの閉鎖が発表された[4]。その後、空港は再開されたが、係留場はアメリカ軍の空中給油機で埋め尽くされる状況となった[5]

定期便就航会社

さらに見る 航空会社, 就航地 ...
航空会社就航地
ギリシャの旗 エーゲ航空
ギリシャの旗 スカイ・エクスプレス アテネ(2025年12月2日より運航開始予定)
ギリシャの旗 ブルーバード航空 バルセロナ
ラトビアの旗 エア・バルティック
カナダの旗 エア・カナダモントリオール(2026年5月3日より運航再開予定)
スペインの旗 エア・ヨーロッパ
フランスの旗 エールフランス航空
インドの旗 エア・インディア
マルタの旗 マルタ航空
モルドバの旗 モルドバ航空
セルビアの旗 エア・セルビア
エジプトの旗 エジプト航空
イスラエルの旗 アルキア・イスラエル航空ラルナカ、バルセロナ、アテネ、イラクリオンノヴィ・ドヴォル・マゾヴィエツキバンコク/スワンナプームハノイ東京/成田(2026年10月25日より運航開始予定)[6]リスボンマラガ(2026年7月7日より運航開始予定)[7]
アルメニアの旗 アルメニア・エアカンパニー
トルコの旗 アトラスグローバル航空
オーストリアの旗 オーストリア航空
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン航空バクー
ベラルーシの旗 ベラヴィア
ルーマニアの旗 ブルーエア
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ
ベルギーの旗 ブリュッセル航空
ブルガリアの旗 ブルガリア航空
香港の旗 キャセイパシフィック航空
キプロスの旗 キプロス・エアウェイズ
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空
イギリスの旗スイスの旗 イージージェット
イスラエルの旗 エル・アル航空ソチフランクフルトミュンヘンミラノ/MXPローマ/FCOブカレストウィーン、ロンドン/ルートン、チューリッヒワルシャワリスボンニューヨーク/JFKニューヨーク/EWRマイアミサンフランシスコ(2026年10月25日より運航再開予定)[8]東京/成田バンコク/BKKハノイ(2026年10月24日より運航開始予定)[9]バトゥミ
エチオピアの旗 エチオピア航空アディスアベバ
フィンランドの旗 フィンエアー
中華人民共和国の旗 海南航空
ジョージア (国)の旗 ジョージアン・エアウェイズトビリシ
スペインの旗 イベリア航空
イスラエルの旗 イズレール航空ロンドン/LTNザルツブルクリュブリャナトビリシヴェローナバクー、ラルナカ
オランダの旗 KLMオランダ航空
マルタの旗 KMマルタ航空 バレッタ(2026年5月27日より運航開始予定)[10]
大韓民国の旗 大韓航空
チリの旗 LATAM チリ
ポーランドの旗 LOTポーランド航空
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空
ジョージア (国)の旗 マイウェイ航空
ノルウェーの旗 ノルウェー・エアシャトル
トルコの旗 ペガサス航空
ヨルダンの旗 ロイヤル・ヨルダン航空
アイルランドの旗 ライアンエアー
中華人民共和国の旗 四川航空
チェコの旗ハンガリーの旗スロバキアの旗 スマートウィングズブダペスト
イスラエルの旗 サンドー航空
スイスの旗 スイス国際航空
ポルトガルの旗 TAPポルトガル航空
ルーマニアの旗 タロム航空
オランダの旗フランスの旗 トランサヴィア
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ
キプロスの旗 タス・エアウェイズ
カザフスタンの旗 SCAT航空 シムケント(2026年6月9日より運航開始予定)[11]
ウクライナの旗 スカイアップ航空 キシナウ(2025年12月4日より運航開始予定)
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空ニューヨーク/EWR、シカゴ/オヘア(2025年11月1日より運航開始予定)、ワシントン/ダレス(2025年11月2日より運航開始予定)
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン航空
スペインの旗 ブエリング航空
ハンガリーの旗 ウィズエアー
アラブ首長国連邦の旗 エティハド航空 アブダビ
アラブ首長国連邦の旗 フライドバイ ドバイ
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空港への交通アクセス

鉄道・バス・シェルート(乗合タクシー)・タクシーによる。(2019年現在)いずれも現金のみ取り扱いとなるため、空港内に両替機・ATM・銀行が置かれている。ただし、Rav-Kavカードを自動券売機で購入する場合は、クレジットカードの利用は可能。

鉄道

  • テルアビブ中心街へは、イスラエル鉄道[12]ベン・グリオン空港駅が利用できる。ターミナル3から発着し、テルアビブ市内方面、ならびにモディイン方面へ直行する。テルアビブサビドール中心駅へは約20分で到達する。テルアビブハハガナ駅で乗り換えることにより、エルサレム、レホボート方面などへも接続する。エルサレム方面へは、エルサレムのCentral Bus Station横にあるエルサレムyitzhak navon駅まで21時台まで30分間隔で運転している。ノンストップで所要時間は約30分。夜間は1時間毎、昼間は30分おきに24時間運行している。ただし、安息日ユダヤ教の祝日の18時以降には90分に1本程度運行があるか、運行停止されるので注意を要する。料金は大人16NISである。

バス

  • テルアビブ中心街へは、485番系統を利用すると中心街の「Central Bus Station」へ行くことができる。料金は16NIS(※日本円で約490円)、乗車時に運転手へ料金を支払う前払い方式となる。所要時間は約1時間程度。バスには、車体下にスーツケースなどを搭載できる荷物置き場が設置されているほか、Wi-Fiスマートフォンを充電することができるUSB端子も装備されている。

シェルート(乗合タクシー)

  • テルアビブ中心街行きのシェルート乗り場は、到着ロビーを出ると「SHUTTLE SERVICE」や「01」表記の青い看板があり、ここから発着する。料金は約64NIS(日本円で約1,700円 - 2,000円程度)、目的地到着後に料金を支払う後払い方式となっている。定員は10名で、テルアビブ中心街の行き先が近い利用者ごとにタクシーを振り分けていることから、定員に達するまで出発しないことに注意。所要時間は行き先によって異なるが、概ね約30分 - 1時間程度。場所により、中心街のホテルまで直接アクセスできるのが大きな利点である。鉄道・バスとは異なり、安息日とユダヤ教の祝日も運行していて、この場合の料金も固定されている。

タクシー

  • タクシー乗り場は、2階と到着ロビーの2か所となっているが、メインは到着ロビーをすぐに出た場所となっている。ここに専用のブースがあり、利用者は係員に行き先を告げ、係員がタクシーの運転手に車両番号などを書き正規料金を渡すシステムとなっている。このほか、ターミナル内には「TAXI FARE」のタッチパネルがあり、行き先や乗車人数・スーツケースの個数を入力すると料金が自動的に算出、「print」を押すとレシートが発行され、これを持って運転手に渡し料金を支払う形となる。なお、高額料金を命じてくる白タク行為の運転手もいるので注意。料金はメーター制で、行き先により異なるがおよそ150 - 400NIS(日本円で約4,500円 - 約12,000円)程度の場合が多い[13][14]。安息日とユダヤ教の祝日・深夜時間帯は追加料金が加算されて値段がさらに高くなる。テルアビブ中心街への所要時間は約30分程度だが、繁忙期などは渋滞に巻き込まれることもあるため、1時間程度かそれ以上の時間を要することもある。
なお当空港周辺にはホテルも多いことから、一部のホテルでは当空港とを結ぶ送迎サービスを行なっている。

出典

関連項目

外部リンク

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