女子オールスター競輪
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賞金
GIのオールスター競輪では、2013年よりガールズケイリン特別競走として単発レースである『ガールズケイリンコレクション』を開催しており、このガールズケイリンコレクションの出場選手(当初7名、のち14名)はファン投票得票上位で決定していた。これを2024年度より3日間シリーズ制として改め、競走名も「女子オールスター競輪」として改められたものである。格付けとしてはグレードレースではない普通開催(FII)という扱いのため、回次を付けずに実施した。
2025年度より、サマーナイトフェスティバル内で実施されていたガールズケイリンフェスティバル(2024年度で終了)と統合し、オールスター競輪から独立させて独自の大会とし(開催競輪場も男子のオールスター競輪と別の場)、さらにGI格付けに格上げし42名出場とした上で、改めて『第1回』として実施された[1][注 1]。
各日とも全て後半の6レースで行われ、前半の6レースでは通常のあっせん計画に基づいてあっせんされた選手による4レース制のガールズケイリン(格付けはFII。予選は2日間のポイント制)と、男女の新人選手による『競輪ルーキーシリーズ プラス』2レースが行われる。「競輪ルーキーシリーズ」では2025年より男子はKEIRIN ADVANCEとして行われており、競走形態は「先頭固定競走(インターナショナル)」で行われるため、女子オールスター競輪開催ではアンダーカードも含めて3日間全てのレースが先頭固定競走(インターナショナル)で行われる[2]。アンダーカードの詳細は以下を参照。
優勝賞金(本賞金)は、本大会と同じく42名参加であるオールガールズクラシックと並び1000万円。男子の日本選手権競輪とオールスター競輪の間であるような賞金差はなく、予選から決勝までオールガールズクラシックと同額となっている。
本大会は初回よりナイター開催で行われている。開催日の昼間時間帯は、別の競輪場でGIII開催が行われている。
競輪では規程により、「4日間以上でGIII(記念競輪)以上のグレードレースの開催は原則として1競輪場につき年間1節に限る」という取り決めがあるが、本大会に関しては3日間開催のため、記念競輪などその他のグレードレースも同じ年度に開催することができる。
以下は、近年の決勝戦における各着順の賞金額(単位:万円)。
( )内は副賞(1〜3着に授与)を含んだ金額。
| 大会 年 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回[3][4] 2025年 | 700 (880) | 253.6 (323.6) | 151.1 (184.1) | 100.5 | 77.4 | 70.4 | 66.9 |
| 第2回[5] 2026年 | 1000 | 360 | 210 | 141 | 108 | 99 | 94 |
歴史
出場選手選抜方法
女子オールスター競輪の出場選手は、以下の資格順位により正選手42名、補欠選手3名を選抜する[8]。なお、男子のオールスター競輪とは異なり、選考委員会による推薦枠はない。
- 選考期間…前年12月〜当年5月(6か月)
- 前年度ガールズグランプリで1~3位となった者
- 選手選考対象期間において2か月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(選考期間の平均競走得点が上位20位以内であることが条件)
- 上記 1. と 2. とで選抜された者を除く、ファン投票上位20名(ファン投票の対象は、前年下期の競走得点が50点以上の選手。ただし、平均競走得点が50点未満の選手であっても、当年後期において2か月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者は投票対象となる)
- 平均競走得点上位者
- 同点の場合は、選考期間における選考用賞金獲得額[注 2]上位者を優先。
- ファン投票得票数1〜7位の者は初日特選「ガールズドリームレース」に出走
勝ち上がり方式
勝ち上がり戦については、初日に予選6レース、2日目に準決勝3レース、最終日に決勝戦が行われる。
初日の予選については、うち1レースを優秀競走(シードレース)「ガールズドリームレース」として行い、「ガールズドリームレース」出場者7名は失格にならない限り全員が2日目の準決勝に進出できることになっている[9]。
| 優秀 | 初日 | 2日目 | 最終日 |
|---|---|---|---|
| ガールズドリームレース(1) | 準決勝(3) | 決勝(1) | |
| 予選(5) | |||
| 敗者戦 | - | (3) | (5) |
- 初日
- 「予選」 第7〜第11レースで合計5レース行われ、各レース1〜2着10名と3着5名のうち選考順位上位の4名が「準決勝」進出。番組は一定のルールに基づいて決められており、選考順位上位の者から優先的に内枠が与えられる。基本的にはオールガールズクラシックと同様、まず選考順位8〜12位をひとつのグループとして選考順位上位の者から第11レース、第10レース…第7レースの順に振り分けて各人に1番車を与える。以下、選考順位13〜17位の5名を同じくひとつのグループとしていずれかのレースに振り分けて2番車を与え、さらにそれ以下も同様5名ずつグループとしていずれかのレースに振り分けて3番車、4番車…と与えていくが、必ずしもそうはなっていない[注 3]。欠場者が出た場合は、選考順位はそのままに対象者を選考順位順に繰り下げる。
- 「ガールズドリームレース」 最終第12レースで行われる、優秀競走。ファン投票1位〜7位の7名が出場する。選考順位1位の者(前年のガールズグランプリ優勝者)から順に1番車、2番車…、と車番を与える。失格にならない限り、7名全員が「準決勝」進出。
- 2日目
- 「準決勝」 後半3レース。各レース1〜2着6名と3着3名のうち初日予選での順位が最も上位の者1名(「ガールズドリームレース」出走者が優先されるため、予選1着でも勝ち上がれないこともある)が「決勝」進出。番組は、まず「ガールズドリームレース」1〜3着3名をいずれかのレースに振り分け1番車を与え、同4〜6着3名を同様にいずれかのレースに振り分け2番車を、同7着をいずれかのレースで3番車を、それぞれ与える。続いて、予選1着5名のうち、選考順位順に1番目、2番目の2名を「ガールズドリームレース」7着が入っていない他の2レースに振り分けそれぞれ3番車を与え、選考順位順に3番目を「ガールズドリームレース」7着選手が入ったレースで4番車を与える。選考順位順に4番目、5番目は選考順位順に1番目、2番目の選手が振り分けられたレースのいずれかで4番車を与える。あとは、予選2着5名と3着4名の計9名は同じく予選着順上位の者から各レースで5番車、6番車、7番車の順で車番を与える。なお、前年のガールズグランプリ優勝者に対しては初日の着順に関係なく1番車が与えられる。
- 3日目(最終日)
- 「決勝」 最終レース。車番は、準決勝1着3名を選考順位順に1番車、2番車、3番車と与える。次いで、準決勝2着3名を選考順位順に4番車、5番車、6番車を与え、そして最後に準決勝3着(「ガールズドリームレース」出走者が優先)に7番車を与える。ただし、前年のガールズグランプリ優勝者が勝ち上がった場合は、準決勝の着順に関係なく1番車が与えられる。
- 「特選」 「決勝」前の合計2レース。「準決勝」各レース3着2名と4〜6着9名、予選敗退選手による2日目「選抜」各レース1着3名の14名により行われる。
その他、2日目には予選敗退者を対象とした「選抜」3レースが第7〜第9レースで、3日目(最終日)にも準決勝7着3名と2日目「選抜」各レース2〜7着14名による「選抜」3レースが第7〜第9レースで、それぞれ行われる。
2025年以降の同時開催「競輪ルーキーシリーズ プラス」
アンダーカードとして、前半の6レースにて、通常のあっせん計画に基づいてあっせんされた選手42名によるガールズケイリン(格付けはFII。4レース)と、4月~6月にかけて行われた新人戦『競輪ルーキーシリーズ』成績上位者による『競輪ルーキーシリーズ プラス』(2レース)が行われる。
ガールズケイリン(FII)については、第1回(2025年)は2レース制×2トーナメントで行われたが、第2回(2026年)からは4レース制の単一トーナメントで行われる。予選は2日間のポイント制で実施され、ポイント上位7名が最終日の決勝に進出する。
『競輪ルーキーシリーズ プラス』については、以下の通りとなっている。
- 男子は『競輪ルーキーシリーズ』成績上位者14人が参加し、3日制で、初日・2日目に男子予選1・予選2が行われ[12]、ポイント上位7名が最終日の決勝に進出する。下位7名は2日目終了時点で途中帰郷となる[12]。競走形態は「先頭固定競走(インターナショナル)」で行われる。
- 女子は『競輪ルーキーシリーズ』成績上位者7人が参加し、大会最終日の単発レース(企画レース扱い)として行われる。
2024年開催(FII)
初開催となった2024年(FII)についても記載する。
選考基準は、以下の通り。
- ファン投票上位14名[13]
- 選考期間:2023年12月 - 2024年5月、この間に最低出走回数24回(ナショナルチーム所属のため不足の場合は配慮)
- 2023年下期の競走得点が47点以上
- ファン投票1〜7位は初日予選では「ガールズドリームレース」に出走
3日間開催は第1回以降と同じだが、初日・2日目はともに予選とし、勝ち上がりは従来のガールズケイリンやオールスター競輪の一次予選と同様、ポイント制とした[14]。
初日は、ファン投票1位〜7位がガールズドリームレース[注 4]に、8位〜14位がガールズ予選[注 5]に、それぞれ出走。なお、ガールズドリームレースではポイントを優遇した。2日目は、出場全14名でガールズ予選2を2レース実施[注 6]。
- 予選2日間のポイントは、下記の表の通り。
日程 ポイント 1着 2着 3着 4着 5着 6着 7着 競走棄権 失格および欠場 初日 ガールズドリームレース 11 10 9 8 7 6 5 4 0 予選1 8 7 6 5 4 3 2 1 2日目 予選2 11 9 7
3日目の第12レースに、獲得ポイント上位7名により決勝戦を実施。優勝者には優勝インタビューなどの表彰式やシャンパンファイト(平塚競輪場での名物イベント)、ウイニングランを執り行った。
ファン投票方式
ファン投票の対象となるのは、開催時(各年とも下期)に平均競走得点が50点以上の選手、及び2024年後期において2か月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した選手。開催のおよそ3~4か月前(4月中旬から5月中旬)が投票期間となっている。
投票は、インターネットの投票専用サイトからのほか、競輪場またはサテライトでの専用用紙への記名(いずれも投票日は予め告知された特定の1日のみ)、さらに競輪公式投票CTC会員は送付される会報誌「ウイニングラン」同封の専用応募ハガキでも可能だが、全ての方式を通じて1人につき投票は1回のみとなっている。
投票は対象者の中から最低1人以上選ぶこととなっており、最大7名までの選手を選択することができる。女子オールスター競輪が初開催された2024年よりファン投票を男女共通で行い、応募の際には男女ともに最低1名以上を選択することが義務付けられており、女子のみの投票は無効とされる。
ファン投票結果
ファン投票の結果により、得票数上位7名は初日予選ではシードレースである「ガールズドリームレース」に出走でき、失格にならない限り全員が2日目準決勝に進出できる(2025年の第1回より)。また、「ガールズドリームレース」出走の7名に対しては、初日の開会式で『ベストセブン表彰』としてJKAより記念のメダルが贈呈される[15]。
- ガールズドリームレース出走者(ベストセブン)
選考順位(得票数)上位の者から、1番車、2番車、3番車…の順に与えられる。
| 回 | 開催年 | 1番車 | 2番車 | 3番車 | 4番車 | 5番車 | 6番車 | 7番車 | 備考 | ファン投票 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 2024年(令和6年) | 児玉碧衣 | 日野未来 | 佐藤水菜☆ | 久米詩 | 太田りゆ | 石井寛子 | 山原さくら | 中間発表[16] 最終結果[17] | |
| 1 | 2025年(令和7年) | 児玉碧衣 | 太田りゆ | 佐藤水菜☆ | 久米詩 | 石井寛子 | 荒川ひかり | 河内桜雪 | ファン投票5位の日野未来は引退したため除外(河内桜雪が繰り上がり)。 | 中間発表[18] 最終結果[19] |
| 2 | 2026年(令和8年) | 中間発表[20] 最終結果 |
【注釈】☆印は1着選手
決勝戦レース成績
今後の開催予定
決勝戦テレビ中継
- 2024年はSPEEDチャンネルとネット配信のみの放送となった。GI格上げ初年度の2025年はBS日テレ『私の推しで乾杯!! ~第1回女子オールスター競輪(GI)~』でも中継された。