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中越地方

日本の新潟県の地方区分のひとつ From Wikipedia, the free encyclopedia

中越地方(ちゅうえつちほう)は、新潟県の中央部を指す。最大の都市は長岡市。

中越地方のデータ
国 日本の旗 日本
地方 中部地方、北陸地方、
甲信越地方
面積 4,883.72 km2
国勢調査 756,519 人
(2015年10月1日)
推計人口 656,746 人
(全県比:32.1%)
(2026年8月1日)
人口密度 134.5 人/km2
(2026年8月1日)
中越地方の自治体(県および気象庁の定義) /
略数字 : 1.小千谷市, 2.加茂市, 3.見附市, 4.田上町 5.刈羽村, 6.長岡市(飛地)

新潟県は地理的に大きく四つの地域に分けられるが、その一つである。他の三つは下越地方・上越地方・佐渡地方。

かつての越後国(新潟県本州部分)のうち、京に近い地方は上越後(かみえちご)、遠い方は下越後(しもえちご)と呼ばれていた。後にその中間の地域が中越後(なかえちご)と呼ばれるようになり、中越後を略した「中越」が新潟県中央部の地域名として用いられるようになった。

上越地方、下越地方とまとめて、「上中下越」と呼ばれることもある。

概要

おおむね北を大河津分水路に、南を三国山脈に、東を越後山脈に、西を米山に挟まれた、主に信濃川流域の沿岸地域である。代表的な市町村として、沿岸の旧陣屋町・柏崎市、内陸で信濃川流域の旧城下町・長岡市、山間の小都市や町村として十日町市や湯沢町などがある。

食文化では日本米として最も成功した品種として有名なコシヒカリの原産地であり、日本屈指の米所として有名な地方である。南部は古来より越後国魚沼郡に属しており、今日でも魚沼地方(うおぬまちほう)と呼ばれている。「米どころ・新潟」と呼ばれるほどに米の大産地である新潟県であるが、そのうち信濃川、魚野川流域など中越地方、特に魚沼コシヒカリは、当地の水や気候がコシヒカリの栽培に最も適していると言われ、日本穀物検定協会による米の食味ランキング[1]でも上位にランクインしている。

観光としては花火大会が最も有名で、柏崎市のぎおん柏崎まつり、長岡市の長岡まつり、小千谷市片貝町の片貝まつりは越後三大花火と呼ばれ、全国的にも有名な花火大会である。それらは「海の柏崎、川の長岡、山の片貝」と呼ばれており、なかでも長岡まつりの長岡大花火大会は、日本三大花火大会でもあり、毎年100万人を超える人々が訪れる。

中越地方の中心都市である長岡市は、2011年の日本映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」でも話題となった旧日本海軍元帥・山本五十六の故郷として知られている。政治面では、二田村(西山町を経て現・柏崎市)出身で長岡市を本拠地とした田中角栄(1972年~1974年に自由民主党総裁・内閣総理大臣)の地盤としても有名な地域である。

マスコミなどメディアが新潟県を話題にする際に、越後長岡藩、山本五十六、田中角栄、魚沼産コシヒカリ、柿の種発祥地、屋根を越える積雪を記録する豪雪地帯などがイメージとして紹介されることが多いが、これらは県庁所在地の新潟市周辺ではなく、中越地方のものである(ただし豪雪は上越地方の山間部などでも見られる[2])。

地理

市町村

気象庁の気象予報区分「中越地方」[3]、あるいは新潟県による「中越地域」[4]は、以下の市町村を含む。

三条市や加茂市、田上町は、企業や組織によっては下越地方として扱われることもある。なお、この3市町に燕市、弥彦村を加えた5市町村、またはこれに平成の大合併にて長岡市となった旧寺泊町などを加えた地域は県央地域と呼ばれており、この地域を下越・中越いずれにも分類せず県央地域としてまとめて扱う例もある(新潟日報の地域面など)。

地形

気象

川端康成の『雪国』で描かれているように豪雪地帯であり、中心都市である長岡では1 m前後の積雪深が見られるほか、津南(津南町)や守門(魚沼市)など魚沼地方の山間部では3 mを超えることもあり[2]、雪の多さは日本有数である。

歴史

信濃川流域に位置し、戦国時代には春日山を本拠地とする関東管領の上杉氏の地盤であった(栃尾城など)。江戸時代には小千谷縮等で江戸との衣類貿易で栄え、佐渡金山へのルートとして高崎宿(現在の群馬県高崎市)と寺泊を結ぶ三国街道などの道が整備された。

江戸の発展により、関東地方との関係の重要性が一層増したが、三国街道や清水峠など上州越後国境は危険を伴うものであった。その後、昭和初期には上越線、戦後の高度経済成長以降は上越新幹線・関越自動車道といった交通網の整備が進んだ。

このように、地理的・歴史的には、関東と北陸の折衷地域という様相を呈している。その一方、幕末には長岡藩などが東北地方を中心とする奥羽越列藩同盟に加わり、逆に東北地方に近い新発田藩が離脱するという逆転現象もあった。

都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷

金本良嗣・徳岡一幸によって提案された都市圏。細かい定義等は都市雇用圏に則する。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。

三条都市圏

その他の都市圏

概要 長岡都市圏, 国 ...
長岡都市圏
長岡都市圏の位置(日本内)
長岡都市圏
長岡都市圏
北緯37度27分 東経138度51分
国 日本の旗 日本
都道府県 新潟県の旗新潟県
中心都市 長岡市
面積
(2011)[5]
 • 合計 1,168.37 km2
人口
(2010)[6]
 • 合計 368,043人
 • 密度 320人/km2
域内総生産 (2010)[5]
 - 名目 1兆3755億円
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  • 10% 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
さらに見る 自治体 ('80), 1980年 ...
自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 自治体
(現在)
寺泊町 - 燕 都市圏 燕 都市圏 燕 都市圏 - 長岡 都市圏
36万8043人
長岡市
和島村 - - - - 長岡 都市圏
35万9445人
栃尾市 - 長岡 都市圏
30万9091人
長岡 都市圏
36万1503人
長岡 都市圏
36万5654人
長岡市 長岡 都市圏
27万4394人
中之島村
越路町
三島町
山古志村
小国町
与板町
見附市 見附市
小千谷市 小千谷 都市圏
5万1702人
小千谷 都市圏
4万9780人
小千谷市
川口町 長岡市
出雲崎町 - 柏崎 都市圏
11万1208人
柏崎 都市圏
11万3339人
柏崎 都市圏
10万8671人
柏崎 都市圏
10万4792人
出雲崎町
柏崎市 柏崎 都市圏
10万1238人
柏崎 都市圏
9万6251人
柏崎市
西山町
高柳町
刈羽村 刈羽村
十日町市 十日町 都市圏
6万6495人
十日町 都市圏
6万1953人
十日町 都市圏
5万9854人
十日町 都市圏
5万7604人
十日町 都市圏
7万3777人
十日町 都市圏
6万9792人
十日町市
川西町
中里村
松代町 - - - -
松之山町 - - - -
津南町 - - - - 津南町
堀之内町 - - - - - - 魚沼市
小出町 - - - -
湯之谷村 - - - -
広神村 - - - -
守門村 - - - -
入広瀬村 - - - -
六日町 - - - - - - 南魚沼市
大和町 - - - -
塩沢町 - - - -
湯沢町 - - - - - - 湯沢町
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交通

鉄道

信越本線と弥彦線と越後線は新潟近郊区間に指定されている。

廃線

道路

高速道路

一般国道

道の駅

登録番号順

高速バス・急行バス

県外線

県内線

水上交通

脚注

関連項目

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