津南町
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| つなんまち 津南町 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
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| 国 |
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| 地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 | ||||
| 都道府県 | 新潟県 | ||||
| 郡 | 中魚沼郡 | ||||
| 市町村コード | 15482-2 | ||||
| 法人番号 | 3000020154822 | ||||
| 面積 |
170.21km2 | ||||
| 総人口 |
7,889人 [編集] (推計人口、2026年3月1日) | ||||
| 人口密度 | 46.3人/km2 | ||||
| 隣接自治体 |
十日町市、南魚沼郡湯沢町 長野県下水内郡栄村 | ||||
| 町の木 | 津南桐 | ||||
| 町の花 | ノギク | ||||
| 町の鳥 | ウグイス | ||||
| 津南町役場 | |||||
| 町長 | 桑原悠 | ||||
| 所在地 |
〒949-8292 新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡戊585 北緯37度00分51秒 東経138度39分09秒 / 北緯37.01428度 東経138.65253度座標: 北緯37度00分51秒 東経138度39分09秒 / 北緯37.01428度 東経138.65253度 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
津南町(つなんまち)は、新潟県中魚沼郡に属する町。新潟県最南端の長野県境に位置している[1]。中越地方の町で十日町都市圏に含まれる。
地形

魚沼地方(旧魚沼郡)南西部に位置しており、後述のように魚沼コシヒカリの生産が盛んである。
隣接する十日町市への通勤率は13.3%(平成22年国勢調査)。長野県の栄村などと県境を接する。

信濃川およびその支流沿いの山間部に町域が広がる。町内を代表する地形である河岸段丘は日本最大の規模で、特に見玉(みだま)地区で柱状節理が連なる「石落し」が名高い。石落しや苗場山を含めて苗場山麓ジオパークとして認定されている。また、水の郷百選「悠久の河岸段丘と湧き出る名水の里」に選ばれている。
苗場山は町の南東に位置する標高2145mの山で、山腹に点在する池塘が苗代に見えることから「天の苗代」として信仰されてきた[2]。また、山伏山は町の北部に位置する標高903mの山で、山麓には風穴が点在しており、かつては養蚕の貯蔵に利用されていた[2]。
気候
寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、特別豪雪地帯に指定されている。
年平均気温は10.9℃である。平年値では猛暑日が0.1日、真夏日が21.3日、夏日が76.2日、真冬日が22.3日、冬日が108.1日となっている[5]。また、1月から2月にかけて日平均気温が氷点下となっている。
年平均降水量は1954.0mmである。
年平均降雪量が1301cm、年平均最深積雪は271cmと、気象庁により気象観測が行われている新潟県内の観測所の中で、最も大きい値となっている。
2022年2月24日に最深積雪419cmを観測し、2006年2月5日に観測された最深積雪416cmを上回り、観測史上1位の値を更新した[7]。
年平均日照時間は1447.0時間である。
極値[8]
| 要素 | 観測値 | 観測年月日 |
|---|---|---|
| 日最高気温 | 35.2℃ | 2022年6月24日 |
| 日最低気温 | -16.5℃ | 1981年2月27日 |
| 津南(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 13.1 (55.6) |
17.3 (63.1) |
19.8 (67.6) |
28.1 (82.6) |
31.8 (89.2) |
35.2 (95.4) |
34.8 (94.6) |
35.0 (95) |
33.8 (92.8) |
31.8 (89.2) |
23.5 (74.3) |
19.6 (67.3) |
35.2 (95.4) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 1.8 (35.2) |
2.6 (36.7) |
6.3 (43.3) |
13.4 (56.1) |
20.3 (68.5) |
23.5 (74.3) |
26.9 (80.4) |
28.4 (83.1) |
24.0 (75.2) |
17.8 (64) |
11.6 (52.9) |
5.0 (41) |
15.1 (59.2) |
| 日平均気温 °C (°F) | −1.2 (29.8) |
−0.9 (30.4) |
2.1 (35.8) |
8.0 (46.4) |
14.9 (58.8) |
19.0 (66.2) |
22.7 (72.9) |
23.8 (74.8) |
19.6 (67.3) |
13.5 (56.3) |
7.3 (45.1) |
1.7 (35.1) |
10.9 (51.6) |
| 平均最低気温 °C (°F) | −4.4 (24.1) |
−4.8 (23.4) |
−2.0 (28.4) |
3.3 (37.9) |
9.8 (49.6) |
15.1 (59.2) |
19.3 (66.7) |
20.1 (68.2) |
15.9 (60.6) |
9.6 (49.3) |
3.5 (38.3) |
−1.4 (29.5) |
7.0 (44.6) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −15.8 (3.6) |
−16.5 (2.3) |
−14.2 (6.4) |
−8.1 (17.4) |
0.1 (32.2) |
6.8 (44.2) |
10.5 (50.9) |
11.5 (52.7) |
5.5 (41.9) |
−0.9 (30.4) |
−5.8 (21.6) |
−11.1 (12) |
−16.5 (2.3) |
| 降水量 mm (inch) | 234.1 (9.217) |
146.9 (5.783) |
119.3 (4.697) |
88.8 (3.496) |
97.6 (3.843) |
130.4 (5.134) |
199.9 (7.87) |
172.9 (6.807) |
181.2 (7.134) |
165.3 (6.508) |
161.1 (6.343) |
241.3 (9.5) |
1,954 (76.929) |
| 降雪量 cm (inch) | 436 (171.7) |
313 (123.2) |
191 (75.2) |
58 (22.8) |
3 (1.2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
26 (10.2) |
290 (114.2) |
1,301 (512.2) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 23.3 | 19.0 | 18.4 | 13.2 | 12.0 | 13.0 | 14.9 | 12.9 | 14.2 | 14.1 | 16.5 | 21.3 | 192.9 |
| 平均月間日照時間 | 53.1 | 71.4 | 101.1 | 157.3 | 196.2 | 145.5 | 136.6 | 178.6 | 124.7 | 120.0 | 99.2 | 69.5 | 1,447 |
| 出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
| 出典2:気象庁[9] | |||||||||||||
歴史
- 沖ノ原遺跡、本ノ木・田沢遺跡群をはじめてとする多くの縄文遺跡(草創期~中期)があり、特に国の重要文化財となった火焔型土器などが発掘されている。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 外丸村、上郷村、芦ヶ崎村、秋成村、中深見村、下船渡村の6村の合併により津南町となる。
- 2011年(平成23年)3月12日 - 長野県北部地震により被害を受ける。
市町村合併

平成の大合併に伴い、十日町市のほか中魚沼郡の川西町と中里村、東頸城郡の松之山町と松代町の6市町村(いずれも合併し、現在の十日町市となっている)での合併が検討された。しかし、町民に対して実施した住民投票の結果を受け、当町は合併せずに独立することを選択した。
前述の合併とは別に、地理的に近いとされる中魚沼郡中里村や東頸城郡松之山町との3町村での合併も検討されたが、その話が大きく取り上げられるようになった時は既に中里村と松之山町は十日町市と合併することが決まっていた為、その案は頓挫することになった。また、隣接する長野県下水内郡栄村との県境を越えた合併も検討されたが、実現には至らなかった。
人口
| 津南町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 津南町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 津南町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
津南町(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
- 65歳以上人口 4,069人(33.7%、2005年(平成17年))
- 他の山間地域と同様に高齢化の進展が著しく、若い世代の流出が問題となっている。
行政
- 町長:桑原悠(くわばら はるか、女性、東大大学院修了、2018年7月9日就任、2期目)
議会
経済
産業
主な産業
- 米の食味を良くする寒暖差とミネラル分豊富な雪解け水を生かして、国内有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の生産が盛んである[10]。
- 高原野菜のほか、「雪下ニンジン」と呼ばれる越冬により甘みの増したニンジンが特産品となっている[11]。
- 雪室での野菜や花きの貯蔵に関する研究が1980年代から町内の県高冷地農業技術センターで行われ、その後実用化がなされた[12][13]。
- 水力発電(信濃川水系、中津川水系、志久見川水系)
- 山間地の落差と豪雪による豊富な河川水を利用した水力発電が行われており、町内には東京電力の信濃川発電所、下船渡発電所、中津川第一発電所、中津川第二発電所、東北電力の灰雨発電所が置かれている。1990年代からは小水力発電の取組みも行われている[14]。
町内に本社を置く主な企業
郵便局
- 大割野郵便局
- 秋成郵便局
- 宮野原郵便局
金融機関
メディア
姉妹都市・提携都市
教育
交通
鉄道路線
路線バス

町内路線のほか、十日町駅や越後湯沢駅、隣接する栄村の森宮野原駅などとを結ぶ路線が設定されている[17]。
- 南越後観光バス
- スクールバス(一般乗車可能)
- 乗合タクシー
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事




ひまわり畑、ニュー・グリーンピア津南、秋山郷、山伏山森林公園、温泉、スキー場など様々な観光資源がある。「大地の芸術祭の里」「雪国観光圏」「信濃川火焔街道」など近隣市町村と一体となった観光圏を形成している。
名所・旧跡・観光スポット
- 苗場山麓ジオパーク
- 河岸段丘
- 竜ヶ窪(名水百選)
- 沖ノ原遺跡:国指定史跡
- 田代の七ツ釜:国指定名勝及び天然記念物
- 石落し
- 農と縄文の体験実習館「なじょもん」
- 津南町歴史民俗資料館
- 津南ひまわり広場(ひまわり畑)
- 秋山郷
- 中子の桜
- 森林セラピー基地 樽田の森
- トヤ沢砂防堰堤
- 本ノ木・田沢遺跡群:国指定史跡
レジャー・娯楽

- ニュー・グリーンピア津南
- マウンテンパーク津南
- 無印良品津南キャンプ場
- 津南映画劇場 - 1969年の津南町では唯一の映画館[25]。
- 上郷クローブ座
温泉
温泉が町内各所にあり、地域の住民や観光客に親しまれている。
祭事・催事
- 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(十日町市とともに開催)
- 津南まつり(7月下旬)
- 津南雪まつり(3月)
著名な出身者
ゆかりのある有名人
- 佐藤雅一 (考古学者) - 雪国観光圏雪国文化研究WG座長。