1957年から1959年にかけて、甘粛省博物館は武威県新華郷磨嘴子で37基の漢墓を発掘した。
6号墓は王莽時代の夫婦合葬墓である。6号墓からは610枚の簡牘を出土した。内容は儒教の経書のひとつ『儀礼』が書かれたもので、甲・乙・丙3種の版本に分類できる。総字数は27298字に達し、過去に出土した漢簡の中では最も保存状態の良い部類に属し、漢代の経学研究ならびに『儀礼』の版本研究に対して、このうえない史料をもたらした。
18号墓は後漢明帝期の墓である。18号墓からは10枚の簡牘を出土した。内容は墓主が王杖を受けた公文書などが記されている。
1981年、武威県文物管理委員会は武威県新華郷の村民が保管していた木簡26枚を徴収した。前漢宣帝期のもので、内容は高齢者に王杖を与えることに関しての詔書であった。