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沖縄県警察

沖縄県が設置した警察組織 From Wikipedia, the free encyclopedia

沖縄県警察(おきなわけんけいさつ)は、沖縄県が設置した警察組織であり、沖縄県内を管轄区域とし、沖縄県警と略称する。管轄人口は146万人。沖縄県公安委員会の管理を受け、給与支払者は沖縄県知事である。警察庁九州管区警察局管内。

本部長 井澤和生(警視監)
警務部長 横山弘泰(警視正)
上部組織 (管理)沖縄県公安委員会
(指揮監督)警察庁
内部組織 警務部、生活安全部、地域部、刑事部、交通部、警備部、警察学校、警察署
概要 沖縄県警察, 役職 ...
沖縄県の行政機関
沖縄県警察

沖縄県警察本部庁舎
沖縄県警察本部庁舎
役職
本部長 井澤和生(警視監)
警務部長 横山弘泰(警視正)
組織
上部組織 (管理)沖縄県公安委員会
(指揮監督)警察庁
内部組織 警務部、生活安全部、地域部、刑事部、交通部、警備部、警察学校、警察署
概要
所在地 那覇市泉崎1丁目2-2
北緯26度12分41.6秒 東経127度40分52秒
設置 1972年(昭和47年)5月15日
前身 琉球警察 [注 1]
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沖縄県警察
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沿革

沖縄返還前の琉球警察庁舎

沖縄返還に伴い、かつての琉球警察から改組された組織である。

  • 1972年(昭和47年)5月15日:沖縄県警察が発足
  • 1974年(昭和49年)4月1日:交通部に交通機動隊を設置
  • 1976年(昭和51年)4月1日:防犯部を新設。
  • 1978年(昭和53年)7月30日:交通方法変更を実施
  • 1987年(昭和62年)4月1日:交通部に高速道路交通警察隊を設置
  • 2005年(平成17年)9月6日:警備部に特殊部隊(SAT)を設置
  • 2007年(平成19年)4月1日:刑事部に捜査第三課(窃盗犯対応)を設置、安全なまちづくり推進課を生活安全部所属に変更、刑事部暴力団対策課に銃器薬物対策課及び捜査第一課組織犯罪対策係を統合
  • 2018年(平成30年)4月1日:刑事部暴力団対策課を刑事部組織犯罪対策課に組織改編[1]。
  • 2020年(令和2年)4月1日:警備部に国境離島警備隊を設置。
  • 2021年(令和3年)
    • 4月1日:地域部を新設(生活安全部から分離)。運転免許課を運転免許管理課に、運転免許課自動車運転免許試験場を運転免許試験課に組織改編。
    • 10月1日:警備部に警衛対策課を新設し、航空隊を地域部地域課から警備部警備第二課に移管。

組織

出典:[2]

警務部

生活安全部

地域部

刑事部

交通部

警備部

沖縄県警察学校[4]

規模

  • 交番数 - 67
  • 駐在所数 - 80
  • 警備派出所 - 5
  • 職員数 - 2535人
  • 車両 - 800台
  • 警備艇 - 6隻
    • 沖1 おきなわ 那覇 23m型
    • 沖2 しゅれい 本部 23m型 2000-
    • 沖4 しらはま 八重山 17m型 2007-
    • 沖6 でいご うるま 12m型 2016-
    • 沖7 みやこ 宮古島 17m型 2007-
    • 沖9 ふくぎ 本部 8m型 1996-
    • (退役) 沖3 なぎ うるま 12m型
    • (退役) 沖5 ゆうな 石川(本島西側) 8m型 1994-
    • (退役) 沖8 りゅうきゅう 八重山 20m型 -2012
    • (退役) よなばる 与那原 17m型
  • ヘリコプター - 3機

警察署

県内の警察署数は14。警察車両のナンバーの地名はすべて「沖縄」である。なお、警察署長の階級は那覇警察署と沖縄警察署が警視正、他警察署はすべて警視。

歴代警察本部長

さらに見る 代, 氏名 ...
代 氏名 在任期間 前職 後職
1 安座間喜徳 
1972年5月15日-1973年5月31日   
琉球警察本部長 辞職
2 神川誠太郎 1973年6月1日-1975年2月20日 大阪府警察本部警備部長 警察庁警務局首席監察官
3 加藤晶 1975年2月21日-1977年2月17日 警察庁刑事局付 警察庁刑事局
捜査第二課長
4 斎藤隆 1977年2月18日-1979年2月1日 愛知県警察本部交通部長 警察庁警務局付
5 福島静雄 1979年2月2日-1981年2月19日 警察庁警務局付 警察庁長官官房総務課長
6 宮崎喬 1981年2月20日-1983年2月2日 警察庁警務局付 四国管区警察局総務部長
7 石田慧史 1983年2月3日-1985年2月17日 大阪府警察本部刑事部長 内閣情報調査室
8 山田晋作 1985年2月18日-1986年8月17日 警察庁刑事局保安部少年課長   
警察庁警務局教養課長
9 菅沼清高 1986年8月18日-1988年1月30日 警察庁警備局公安第二課長 警察庁長官官房総務課長
10 原田勝弘 1988年1月31日-1989年8月17日 愛知県警察本部警務部長 警察庁長官官房総務課長
11 浅川章 1989年8月18日-1991年7月28日 警察庁交通局交通指導課長 警察大学校警務教養部長兼教授
12 佐野智則 1991年7月29日-1993年8月27日 警察庁警務局付 警察庁警備局警備課長
13 吉川幸夫 1993年8月24日-1995年8月27日 警察庁警務局付 警察庁生活安全局
生活環境課長
14 片桐裕 1995年8月28日-1997年8月5日 警察庁長官官房付 警察庁生活安全局
生活環境課長
15 井上美昭 1997年8月6日-1999年7月25日 警察庁生活安全局
銃器対策課長
警察庁刑事局
捜査第二課長
16 西村泰彦 1999年7月26日-2001年1月25日 警視庁警務部参事官 警察庁警備局警備課長
17 太田裕之 2001年1月26日-2002年8月22日 大阪府警察本部刑事部長 中部管区警察局
総務監察部長
18 髙橋清孝 2002年8月23日-2004年8月19日 大阪府警察本部警備部長 警察庁警備局警備課長
19 三浦正充 2004年8月20日-2006年1月22日 警察庁刑事局組織犯罪対策部

暴力団対策課長

警察庁刑事局
組織犯罪対策部
国際捜査管理官
20 大平修 2006年1月23日-2007年8月23日 大阪府警察本部刑事部長 警察庁刑事局
組織犯罪対策部
企画分析課長
21 得津八郎 2007年8月24日-2009年3月30日 警察庁長官官房付 警察庁生活安全局
情報技術犯罪対策課長
22 黒木慶英 2009年3月31日-2011年2月7日 警察庁長官官房付 警視庁警備部長
23 村田隆 2011年2月8日-2013年4月4日 大阪府警察本部刑事部長 警察庁警備局
警備企画課長
24 笠原俊彦 2013年4月5日-2014年8月25日 警察庁警備局公安課長 警察庁長官官房付
25 加藤達也 2014年8月26日-2016年5月9日 警察庁警備局外事情報部
外事課長
警察庁長官官房付
26 池田克史 2016年5月10日-2018年1月15日 警察庁長官官房会計課長 警視庁総務部長
27 筒井洋樹 2018年1月16日-2019年12月24日   
警視庁警務部参事官 警察庁長官官房人事課長
28 宮沢忠孝 2019年12月24日-2021年1月14日 警察庁長官官房総務課長 警察庁長官官房審議官
(警備局担当)
29 日下真一 2021年1月15日-2022年8月4日 警察庁交通局運転免許課長 警察庁交通局
交通企画課長
30 鎌谷陽之 2022年8月5日-2024年11月17日 警察庁警備局外事情報部
外事課長
警察大学校
組織犯罪対策教養部長
31 小堀龍一郎 2024年1月18日-2025年1月22日 警察庁長官官房企画課長 警察庁長官官房人事課長
32 井澤和生 2025年1月22日- 警察庁交通局交通企画課長 (現職)
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不祥事

  • 2017年5月 - 宜野湾警察署警務課の男性巡査部長(33歳)が2014~2016年、職場での地位を利用して、後輩の警察官6人に「仕事の授業料だ」「甘えていいか」などと言って、キャバクラの飲食代など計109万円を払わせていた。また県警のデータベースで交際女性の前科前歴などを不正に照会したり、「仲間の印だ」として後輩7人に3万円前後の自分と同じ時計を買わせたりしていた。さらに2016年12月に公用パソコンの液晶画面を殴って壊したとして、5月18日、県警は器物損壊の疑いで那覇地方検察庁に書類送検し、男性巡査部長を停職6か月の懲戒処分とした。男性巡査部長は同日付で依願退職[5]。
  • 2017年5月 - 糸満警察署地域課の男性巡査部長(30歳)が飲み会で後輩4人に計8万円を払わせていた。また2014年から2016年の間に後輩2人の顔を殴ったとして暴行の疑いで5月18日、県警は男性巡査部長を那覇地方検察庁に書類送検し、停職1か月の懲戒処分とした、男性巡査部長は同日付で依願退職[5]。
  • 2017年6月 - 糸満警察署警備課の男性巡査長(26歳)が那覇市内のホテルで18歳未満と知りながら県内に住む女子高校生(16歳)にみだらな行為をしたとして、県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕された[6]。また2016年12月に女子中学生(14歳)に現金を渡す約束をしてみだらな行為をした疑いで県警は児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反(児童買春)の容疑で男性巡査長を再逮捕[7]。
  • 2017年6月 - 宮古島警察署の男性巡査長(26歳)が宮古島市内のアパートで、未成年と知りながら17歳の少女にみだらな行為をした疑いで、県警は男性巡査長を県青少年保護育成条例違反(みだらな性行為の禁止)の疑いで書類送検。男性巡査長は略式起訴され、罰金30万円を納付。男性巡査は6月16日付で停職1か月の懲戒処分を受け、依願退職[8]。
  • 2020年1月 - 機動隊の男性巡査(26歳)がうるま市の機動隊独身寮の同僚の部屋に侵入し、現金6,000円を盗んだとして県警は17日、住居侵入と窃盗の容疑で男性巡査を那覇地方検察庁沖縄支部に書類送検し、停職3か月の懲戒処分とした。男性巡査は同日付で依願退職。男性巡査は2019年9月ごろから11月30日にかけ、計9万円を盗んだことを認めている[9]。
  • 2020年5月 - 警備部機動隊長の男性警視(50代)が飲み会後に酒に酔った状態で、「女の車に拉致された」と虚偽の110番通報を複数回行った。男性警視は29日付で警務部付に異動。県警内では新型コロナウイルス感染防止のため、飲み会の自粛中とされていた。県警は事実関係について非公表としつつ、「多量飲酒によって不適切な行為はあった」とコメントした[10]。
  • 2022年1月27日未明、沖縄警察署に出向中の宮崎県警察の警察官が、バイクで走行中の高校生を暴走族と誤認し、職務質問を行おうとした際、当該警官の警棒を持った右手と高校生が接触し、右目を失明させた可能性がある事案が発生したが、これを事故扱いで処理した。この事件がSNSを中心に広まり、同日深夜から翌28日未明に同署前に被害者の仲間と見られる若者約300人が集まり、施設や車両の窓ガラスが破壊されるなどの大規模な襲撃を受けた[11][12][13]。11月2日、バイクを止めようとつかみかかり警棒をぶつけたとして、この警察官(巡査)を特別公務員暴行陵虐致傷の疑いで書類送検した[14]。2023年6月29日、那覇地方検察庁は巡査を業務上過失傷害罪で在宅起訴した。客観的証拠が乏しく、故意の立証は困難で、法定刑の軽い業務上過失傷害に切り替えたとみられる[15]。7月14日、県警は巡査を停職1カ月の懲戒処分にした[16]。12月4日、巡査の初公判が那覇地方裁判所で開かれた。検察側は「一生涯にわたって重大な変化を及ぼす取り返しのつかない傷害を負わせた」と指摘する一方、「偶発的、不慮の結果の側面は否定できない」などとして罰金100万円を求刑した[17]。同月25日、那覇地方裁判所は「とっさの出来事とはいえ、警察官に課せられた基本的な注意義務に反する重大な過失だった」として求刑通り罰金100万円の判決を言い渡した。「過失や結果の重大性に照らすと(身体を拘束する)自由刑を選択することも十分考えられる」と言及する一方、「被害者が衝突回避などの措置を取れた可能性は否定できない」とも述べた[18]。2026年7月13日、沖縄県議会は県が高校生(当時)側に計約9100万円の賠償金を支払う和解案を可決した[19]。
  • 2023年3月2日 - 県警警備2課調査官の警視 (45)が18歳未満と知りながら13歳の女子中学生に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕された[20]。同月17日、那覇区検は警視を略式起訴した。那覇簡裁は罰金50万円の略式命令を出し、県警は同日付で懲戒免職処分とした[21]。

脚注

関連項目

外部リンク

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