アジアエクスプレス
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| アジアエクスプレス | |||||||||
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2014年皐月賞 | |||||||||
| 品種 | サラブレッド | ||||||||
| 性別 | 牡 | ||||||||
| 毛色 | 栗毛 | ||||||||
| 生誕 | 2011年2月9日(14歳) | ||||||||
| 抹消日 | 2016年12月9日 | ||||||||
| 父 | ヘニーヒューズ | ||||||||
| 母 | ランニングボブキャッツ | ||||||||
| 母の父 | Running Stag | ||||||||
| 生国 |
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| 生産者 | Ocala Stud | ||||||||
| 馬主 | 馬場幸夫 | ||||||||
| 調教師 | 手塚貴久(美浦) | ||||||||
| 厩務員 | 田中良太(持ち乗り調教助手)[1] | ||||||||
| 競走成績 | |||||||||
| タイトル | JRA賞最優秀2歳牡馬(2013年) | ||||||||
| 生涯成績 |
12戦4勝 (中央)11戦4勝 (地方)1戦0勝 | ||||||||
| 獲得賞金 |
1億7633万6000円 (中央)1億7087万6000円 (地方)546万0000円 | ||||||||
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アジアエクスプレス(欧字名:Asia Express)は、アメリカ合衆国で生産され日本で調教された競走馬(外国産馬)、種牡馬。馬名の意味は『アジアの超特急』。主な勝ち鞍は2013年の朝日杯フューチュリティステークス。
デビュー前
父・ヘニーヒューズは現役時代にアメリカで出走し通算10戦6勝、2006年のキングズビショップステークス(G1)とヴォスバーグステークス(G1)を制した[2]。現役引退後の2007年からアメリカとオーストラリアを往復するシャトル種牡馬となり、アジアエクスプレスはこの時期に生産された産駒である。2013年からは日本の優駿スタリオンステーションに導入された[3]。
母・ランニングボブキャッツは現役時代にアメリカで出走し通算31戦9勝、芝とダート両方の重賞を制した[4]。
本馬は米国のオカラスタッドで生誕した後、2013年2月にフロリダ州で行われたOBSマーチセールで日本のノーザンファームによって23万ドル(当時のレートで約2200万円)で購入される[5]。オーナーとなった馬場幸夫は、この馬に「南満州鉄道で走っていた『あじあ号』のように豪快かつパワフルな走りをして欲しい」という願いを込めて、アジアエクスプレスと命名したという[6]。
2歳(2013年)
2013年11月3日、東京5Rダート1400mの新馬戦で鞍上ウンベルト・リスポリでデビュー。直線で鋭く伸びて2着オータムラヴに5馬身差をつけてデビュー戦を勝利で飾った[7]。
11月23日、鞍上にライアン・ムーアを迎え、東京7Rダート1600mのオキザリス賞(2歳500万下)を7馬身差で圧勝した[8]。
当初は12月18日開催予定の南関東公営競馬交流重賞(JpnI)競走であるダートの全日本2歳優駿(川崎競馬場)に出走を予定していたが、除外となったため12月15日の芝の朝日杯フューチュリティステークスへ出走することになった[9]。
2戦目に引き続き鞍上ライアン・ムーアで挑み、最後の直線で逃げるベルカントをかわして先頭に立つと、後続のショウナンアチーヴ、ウインフルブルームを振り切り優勝、GI初優勝を果たした[10]。鞍上のムーアは「芝でもダートでも勝てるというのは本当に特別な馬」と称えた[11]。1984年のグレード制導入後、芝コース未経験の馬が芝のGI級競走で優勝したのは初めてである[12]。
3歳(2014年)
3月23日のスプリングステークスが初戦として選ばれ、戸崎圭太が手綱を取ることになった。1番人気に支持され、中団から直線脚を伸ばすがロサギガンティアの2着に敗れた[13]。
続く皐月賞では5番人気に推された。積極果敢にウインフルブルームの2番手でレースを進めるが、直線では最後まで食い下がって3着に粘ったウインフルブルームとは対照的に手ごたえが怪しくなりイスラボニータの6着に敗れた[14]。レース後、陣営はダート路線に再転向を示唆した[15]。
ダート再転向の初戦は6月22日のユニコーンステークス。1.3倍の断然人気を背負いながら直線まったく手応えなく12着に沈んだ[16]。
休養を挟んで出走した8月10日のレパードステークスでは、前走大敗ながらも1番人気に押されると、期待に応えて2着のクライスマイルに3馬身1/2差をつけて圧勝し、復活を果たした[17]。
その後左前トウ骨遠位端骨折が判明、復帰まで4か月かかる見通しのため、年内は休養に入った[18][19]。
4歳(2015年)
2015年3月26日の名古屋大賞典で復帰し、逃げたメイショウコロンボを直線で追い込んだが届かず2着に敗れた[20]。
4月18日のアンタレスステークスではハナを奪ったが、直線でクリノスターオーとの競り合いに敗れ2着となった[21]。
5月の平安ステークスはインカンテーションの5着に終わる[22]。休養を挟み、8月のBSN賞に出走するも4着に敗れる[23]。その後、脚部不安で1年3か月休養した。
5歳(2016年)
2016年11月20日の福島民友カップで復帰するも15着としんがり負けを喫した[24]。そして12月9日付けで競走馬登録を抹消し現役を引退、北海道新冠町の優駿スタリオンステーションにて種牡馬となる[25]。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.com[26]およびJBISサーチ[27]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 (馬場) | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ (人気) | 着順 | タイム (上り3F) | 着差 | 騎手 | 斤量 [kg] | 1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2013.11.3 | 東京 | 2歳新馬 | ダ1400m(良) | 16 | 7 | 13 | 1.6(1人) | 1着 | 1:26.5(36.9) | -0.9 | U.リスポリ | 55 | (オータムラヴ) | 534 | |
| 11.23 | 東京 | オキザリス賞 | 500万下 | ダ1600m(良) | 16 | 1 | 2 | 2.3(1人) | 1着 | 1:37.9(37.6) | -1.1 | R.ムーア | 55 | (ペアン) | 536 |
| 12.15 | 中山 | 朝日杯FS | GI | 芝1600m(良) | 16 | 3 | 6 | 8.7(4人) | 1着 | 1:34.7(35.3) | -0.2 | R.ムーア | 55 | (ショウナンアチーヴ) | 528 |
| 2014.3.23 | 中山 | スプリングS | GII | 芝1800m(良) | 15 | 3 | 4 | 2.3(1人) | 2着 | 1:48.6(35.1) | 0.2 | 戸崎圭太 | 56 | ロサギガンティア | 528 |
| 4.20 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m(良) | 18 | 8 | 16 | 7.5(5人) | 6着 | 2:00.0(35.5) | 0.4 | 戸崎圭太 | 57 | イスラボニータ | 524 |
| 6.22 | 東京 | ユニコーンS | GIII | ダ1600m(稍) | 16 | 1 | 2 | 1.3(1人) | 12着 | 1:37.7(37.7) | 1.7 | 戸崎圭太 | 56 | レッドアルヴィス | 526 |
| 8.10 | 新潟 | レパードS | GIII | ダ1800m(稍) | 15 | 7 | 13 | 3.3(1人) | 1着 | 1:50.4(35.6) | -0.6 | 戸崎圭太 | 56 | (クライスマイル) | 534 |
| 2015.3.26 | 名古屋 | 名古屋大賞典 | JpnIII | ダ1900m(良) | 11 | 7 | 10 | 1.5(1人) | 2着 | 2:00.9(38.3) | 0.1 | 戸崎圭太 | 55 | メイショウコロンボ | 538 |
| 4.18 | 阪神 | アンタレスS | GIII | ダ1800m(良) | 16 | 2 | 3 | 3.0(1人) | 2着 | 1:49.7(37.5) | 0.1 | 戸崎圭太 | 57 | クリノスターオー | 538 |
| 5.23 | 京都 | 平安S | GIII | ダ1900m(良) | 16 | 7 | 13 | 3.9(1人) | 5着 | 1:55.6(37.0) | 0.5 | 戸崎圭太 | 57 | インカンテーション | 538 |
| 8.29 | 新潟 | BSN賞 | OP | ダ1800m(不) | 14 | 2 | 2 | 2.5(1人) | 4着 | 1:49.8(37.3) | 0.3 | 北村宏司 | 57.5 | ダノンリバティ | 550 |
| 2016.11.20 | 福島 | 福島民友C | OP | ダ1700m(稍) | 15 | 3 | 4 | 6.1(3人) | 15着 | 1:46.6(39.8) | 2.0 | 津村明秀 | 58 | トラキチシャチョウ | 554 |
種牡馬時代
引退後は種牡馬となり、優駿スタリオンステーションで繋養される[28]。
2020年に初年度産駒がデビュー。6月30日、門別競馬場の2歳未勝利戦でソロユニットが2戦目で勝ち上がり、これが産駒の初勝利となった。8月27日、門別競馬場で行われたリリーカップでソロユニットが勝利し、産駒の重賞初制覇となった[29]。
2024年5月25日、ピューロマジックが葵ステークスを制し、産駒JRA重賞初制覇を果たした。
主な産駒
グレード制重賞及びダートグレード競走優勝馬
- 2018年産
- 2021年産
- ピューロマジック(2024年葵ステークス、北九州記念、2025年アイビスサマーダッシュ)
- 2022年産
地方重賞優勝馬
- 2018年産
- エンテレケイア(2024年習志野きらっとスプリント、アフター5スター賞、船橋記念、2025年川崎スパーキングスプリント、船橋記念)
- ムエックス(2025年川崎マイラーズ、オグリキャップ記念、ゴールドカップ)
- 2019年産
- エンリル(2021年兼六園ジュニアカップ、2022年王冠賞)
- ガリバーストーム(2021年兵庫若駒賞、園田ジュニアカップ)
- タツノエクスプレス(2022年東京湾カップ)
- 2021年産
- 2023年産
- エイシンイワハシル(2025年兵庫ジュベナイルカップ、ネクストスター園田)