シャイロン・マルティス
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2014年7月18日 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 |
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| 出身地 |
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| 生年月日 | 1987年3月30日(38歳) |
| 身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 225 lb =約102.1 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2004年 アマチュアFA |
| 初出場 |
MLB / 2008年9月4日 CPBL / 2014年4月27日 |
| 最終出場 |
MLB / 2013年9月27日 CPBL / 2014年9月26日 |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム |
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| 五輪 | 2008年 |
| WBC | 2006年、2013年、2017年、2023年 |
| プレミア12 | 2015年、2019年、2024年 |
この表について
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| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 男子 野球 | ||
| 金 | 2016 | 野球 |
| 金 | 2019 | 野球 |
シャイロン・ベンジャミン・マルティス(Shairon Benjamin Martis, 1987年3月30日 - )は、オランダ領アンティルのキュラソー島ウィレムスタッド出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。
台湾球界での登録名は「馬帝斯」。
プロ入りとジャイアンツ傘下時代
2004年2月10日に16歳でサンフランシスコ・ジャイアンツと契約してプロ入りする。
2005年にルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。11試合に登板し、2勝1敗1セーブ、防御率1.85の好成績を残す。
2006年はシーズン開幕前の3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオランダ代表に選出された[1]。10日のパナマ戦に先発登板。味方打線が5回までに10点を奪うと、マルティス自身も大会規定の球数制限65球で7回を投げ切って無安打無失点に抑え、コールドゲームのため参考記録ながらもノーヒットノーランを達成した[2]。
シーズンはA級オーガスタ・グリーンジャケッツで15試合に登板し、6勝4敗、防御率3.64だった。
ナショナルズ時代

(2009年9月7日)
2006年7月28日にマイク・スタントンとのトレードで、ワシントン・ナショナルズへ移籍した。A級サバンナ・サンドナッツで4試合に登板し、1勝1敗、防御率3.80だった。8月にA+級ポトマック・ナショナルズへ昇格した。2試合に登板し、0勝2敗、防御率3.00だった。9月にAA級ハリスバーグ・セネターズへ昇格。1試合に登板し、0勝1敗、防御率12.60だった。
2007年はA+級ポトマックで27試合に登板し、14勝8敗、防御率4.23という成績を収める。
2008年8月には北京オリンピックの野球オランダ代表に選出されている。14日の予選リーグ第2戦のアメリカ合衆国戦ではスティーブン・ストラスバーグと投げ合ったが、4.2回5失点で敗戦投手となった[3]。大会終了後の9月1日にナショナルズとメジャー契約を結び、4日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。9月23日のフロリダ・マーリンズ戦で初勝利を挙げた。
2009年はシーズン開幕前の3月に開催された第2回WBCへの参加を辞退してスプリングトレーニングで首脳陣にアピールした結果、先発ローテーションに4番手として入った[4]。開幕から7試合で5勝0敗としたが、その後3試合16イニングで17失点と崩れ、6月27日のボルチモア・オリオールズ戦を最後にAAA級シラキュース・チーフスへ降格。そのままメジャーでは登板することなくシーズンを終えた。
2010年はスプリングトレーニングで先発ローテーション最後の一枠をストラスバーグやリバン・ヘルナンデスらと争うも[5]、開幕メジャー入りはならず。前年に引き続きAAA級シラキュースで投げ、8勝7敗・防御率4.09を記録したが、メジャーへ昇格することはなかった。オフは、ベネズエラのウィンターリーグであるリーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナルのナベガンテス・デル・マガリャーネスでプレーした。
2011年1月24日にDFAとなり[6]、2月2日にAAA級シラキュースへ降格した。この年はAA級ハリスバーグで過ごす。オフの9月20日に第39回IBAFワールドカップのオランダ代表に選出された[7]。同大会では一次ラウンド初戦のチャイニーズタイペイ戦では7回1失点で勝利投手となり[8]、二次ラウンドのオーストラリア戦でも7安打を浴びながら6.1回1失点と粘りの投球を見せた[9]。最終的にヨーロッパの国としては、1938年大会のイギリス代表以来73年ぶりの優勝を果たした。この栄誉を称えて代表24人全員に「サー」の爵位が贈られ[10]、マルティスにも贈られた。ワールドカップ終了後の11月2日にFAとなった。
パイレーツ傘下時代
2011年11月23日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ[11]。
2012年はAAA級インディアナポリス・インディアンスで4試合に登板し、防御率7.56だった。4月下旬にAA級アルトゥーナ・カーブへ降格。11試合に登板し、6勝2敗、防御率4.56だった。
ツインズ時代
2012年6月27日に金銭トレードでミネソタ・ツインズへ移籍。
2013年はシーズン開幕前の3月に開催された第3回WBCのオランダ代表に選出され[12]、2大会ぶり2度目の選出を果たした。シーズンではAAA級ロチェスター・レッドウイングスで42試合に登板し、2勝4敗11セーブ、防御率4.26だった。9月8日にツインズとメジャー契約を結んだ。この年は6試合に登板し、0勝1敗、防御率5.59だった。10月2日に40人枠を外れ、AAA級ロチェスターへ降格した。10月7日にFAとなった。
台湾球界時代
2014年2月26日、中華職業棒球聯盟の統一セブンイレブン・ライオンズと契約した[13]。同年限りで退団した。
2015年2月17日に「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の欧州代表に選出された[14][15]。3月10日の第1戦に4番手として登板している[16]。
ブルーフィッシュ時代
2015年5月に独立リーグであるアトランティックリーグのブリッジポート・ブルーフィッシュと契約した。しかし、1試合の登板で6月1日に解雇となった。
ソルトドッグス時代
2015年6月5日に独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのリンカーン・ソルトドッグスと契約を結んだ[17]。またこの球団には、オランダ代表として一緒にプレーした事があるクルト・スミスが所属していた。オフの10月12日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手36名に選出され[18]、10月20日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表選手28名に選出された[19]。大会終了後はドミニカ共和国のウィンターリーグでプレー。
2016年はシーズン開幕前の1月18日にキューバ代表との強化試合のオランダ代表に選出された[20]が、同試合は雨天中止となった[21]。オフの9月7日に第34回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表に選出された[22]。同大会で優勝を果たした[23]。また、10月26日に日本代表との強化試合のオランダ代表を辞退し、ウィンターリーグに参加した[24]。
2017年はシーズン開幕前の2月7日に同年のアメリカ遠征のオランダ代表に選出された[25]。2月9日に第4回WBCのオランダ代表に選出され、2大会連続3度目の選出を果たした[26]。
オリオールズ傘下時代
2017年4月2日にオリオールズとマイナー契約を結んだが、7月19日にオリオールズからFAとなった。
ソルトドッグス復帰
2017年7月27日にリンカーン・ソルトドッグスへ復帰し、2019年までプレーした。
オランダリーグ時代
2020年は母国オランダのリーグであるホーフトクラッセのL&Dアムステルダム・パイレーツでプレーした[27]。
投球スタイル
主な持ち球は、92 mph(約148.1 km/h)前後のフォーシーム・ファストボールと80mph(約128.8 km/h)のチェンジアップ、それに75-85 mph(約120.7-136.8 km/h)のスライダーで、特にスライダーは2-3種類の曲がり方をする[28]。2009年にナショナルズGMのマイク・リゾは、マルティスの投球について「目を見張るような球速はない」としつつ「彼は3つの球種を4つのゾーンに投げ分けて打者をアウトにする」と解説している[4]。そのほか、左打者に対してのみ稀にツーシーム・ファストボールを投じることがある[28]。
詳細情報
年度別投球成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2008 | WSH | 5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 92 | 20.2 | 18 | 5 | 12 | 0 | 0 | 23 | 1 | 0 | 14 | 13 | 5.66 | 1.45 |
| 2009 | 15 | 15 | 1 | 0 | 1 | 5 | 3 | 0 | 0 | .625 | 377 | 85.2 | 83 | 11 | 39 | 3 | 4 | 34 | 3 | 0 | 52 | 50 | 5.25 | 1.42 | |
| 2013 | MIN | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 39 | 9.2 | 6 | 3 | 4 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 6 | 6 | 5.59 | 1.03 |
| 2014 | 統一 | 28 | 23 | 0 | 0 | 0 | 8 | 7 | 0 | 2 | .533 | 630 | 151.2 | 142 | 5 | 44 | 1 | 7 | 67 | 4 | 0 | 59 | 53 | 3.15 | 1.23 |
| MLB:3年 | 26 | 19 | 1 | 0 | 1 | 6 | 7 | 0 | 0 | .462 | 508 | 116.0 | 107 | 19 | 55 | 3 | 4 | 64 | 4 | 0 | 72 | 69 | 5.35 | 1.40 | |
| CPBL:1年 | 28 | 23 | 0 | 0 | 0 | 8 | 7 | 0 | 2 | .533 | 630 | 151.2 | 142 | 5 | 44 | 1 | 7 | 67 | 4 | 0 | 59 | 53 | 3.15 | 1.23 | |
- 2025年度シーズン終了時
WBCでの投手成績
| 年 度 | 代 表 | 登 板 | 先 発 | 勝 利 | 敗 戦 | セ | ブ | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ | ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | オランダ | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 22 | 7.0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |
| 2013 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 31 | 7.0 | 7 | 1 | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 7 | 4 | 5.14 | |
| 2017 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 28 | 7.2 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1.17 | |
| 2023 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 15 | 3.1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |
- 太字は大会最高
オリンピックでの投手成績
| 年 度 | 代 表 | 登 板 | 先 発 | 勝 利 | 敗 戦 | セ | ブ | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ | ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2008 | オランダ | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | -- | 10.2 | 10 | 2 | 5 | 0 | 0 | 11 | 0 | 0 | 8 | 8 | 6.75 |
WBSCプレミア12での投手成績
| 年 度 | 代 表 | 登 板 | 先 発 | 勝 利 | 敗 戦 | セ | ブ | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ | ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | オランダ | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 25 | 7.2 | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2.35 |
| 2019 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 1.1 | 7 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 | 40.50 | |
| 2024 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 37 | 6.0 | 17 | 3 | 3 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 15 | 15 | 22.50 |
- 太字は大会最高
記録
MLB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板:2008年9月4日、対アトランタ・ブレーブス15回戦(ターナー・フィールド)、5回2失点で敗戦投手
- 初奪三振:同上、1回裏にグレゴール・ブランコから空振り三振
- 初勝利・初先発勝利:2008年9月23日、対フロリダ・マーリンズ16回戦(ナショナルズ・パーク)、5回1/3を3失点
- 初完投・初完投勝利:2009年5月2日、対セントルイス・カージナルス3回戦(ナショナルズ・パーク)、9回1失点
- 打撃記録
- 初打席:2008年9月4日、対アトランタ・ブレーブス15回戦(ターナー・フィールド)、3回表にジェームズ・パーから四球
- 初安打:2009年4月10日、対アトランタ・ブレーブス1回戦(ターナー・フィールド)、3回表にデレク・ロウから中前安打
- 初打点:2009年4月27日、対フィラデルフィア・フィリーズ3回戦(シチズンズ・バンク・パーク)、2回表にジョー・ブラントンから中前適時打
CPBL
- 初記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2014年3月27日、対Lamigoモンキーズ2回戦(屏東縣立體育棒球場)、6回2失点
- 初奪三振:同上
- 初ホールド:2014年5月10日、対Lamigoモンキーズ12回戦(桃園国際野球場)、0回0/3に2番手で救援登板、5回無失点
背番号
- 51 (2008年 - 同年終了)
- 39 (2009年 - 同年終了)
- 64 (2013年 - 2014年)