デビッド・ダール
アメリカの野球選手 (1994 - )
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デビッド・マーティン・ダール(David Martin Dahl, 1994年4月1日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム出身の元プロ野球選手(外野手)。右投左打。
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コロラド・ロッキーズでの現役時代 (2019年5月18日) | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 |
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| 出身地 | アラバマ州バーミングハム |
| 生年月日 | 1994年4月1日(32歳) |
| 身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 197 lb =約89.4 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投左打 |
| ポジション | 外野手 |
| プロ入り | 2012年 MLBドラフト1巡目(全体10位) |
| 初出場 | 2016年7月26日 |
| 最終出場 | 2024年7月6日 |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
プロ入りとロッキーズ時代
2012年のMLBドラフト1巡目(全体10位)でコロラド・ロッキーズから指名され、プロ入り[1]。
2016年は7月にオールスター・フューチャーズゲームに選出された。7月26日にメジャー初昇格を果たし[2]、メジャーデビューとなった同日のボルチモア・オリオールズ戦ではヨバニ・ガヤルドから初安打を記録した[3]。8月11日のテキサス・レンジャーズ戦で安打を記録し、1941年にシンシナティ・レッズのチャック・アレノ以来となる「デビューから17試合連続安打」のMLBタイ記録を打ち立てた[4]。この年はメジャーでは63試合に出場して打率.318、7本塁打、24打点、出塁率.359を記録した[5]。守備面では左翼手として54試合に出場し、UZR-0.1、DRS-3を記録[6]、中堅手では6試合の出場でUZR+0.2、DRS+1を記録し[7]、右翼手として4試合の出場でUZR+0.1、DRS±0を記録した[8]。
2017年は肋骨の骨折の影響でメジャーでは1試合の出場もなく、マイナーでも19試合出場にとどまった。
2018年は2年ぶりにメジャーへ復帰し、77試合に出場して打率.273、16本塁打、48打点、出塁率.325を記録した[5]。守備面では左翼で34試合の出場でUZR-1.3、DRS-1を記録[9]、中堅では8試合の出場でUZR-0.6、DRS-2を記録し[10]、右翼では30試合の出場でUZR+2.4、DRS+3を記録した[11]。また、同年は結果的に現役時代唯一となるポストシーズンにも出場して地区シリーズまでの3試合、11打席に立ったものの安打を1本も放てずに終わったほか3三振を記録するなど結果を残せなかった[5]。チームも地区シリーズでミルウォーキー・ブルワーズに3連敗を喫して敗退した。
2019年はノーラン・アレナド、トレバー・ストーリー、チャーリー・ブラックモンと共に自身初となるオールスターゲームに選出された。6月19日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦の時点で打率.338と好調だったが[12]、7月の月間打率が.256と落ち込み、8月2日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で守備の際に右足首を痛め故障者リスト入りした[13]。故障以降は出場がないままシーズンを終えたが、最終的に自己最多となる100試合に出場し、打率.302、15本塁打、61打点、出塁率.353を記録した[5]。守備面では左翼で39試合に出場し、UZR-0.8、DRS-2を記録[14]、右翼では24試合の出場でUZR-4.8、DRS-5を記録し[15]、中堅では40試合の出場でUZR+2.6、DRS-4と外野のポジションの中で唯一のプラス指標となった[16]。
2020年は7月22日の開幕戦を「1番・中堅手」で迎えるも、8月19日に腰痛で故障者リスト入りし、治療に約2週間を費やした[17]。9月12日に復帰するも僅か5試合の出場の後、9月23日に右肩を負傷し、60日間の故障者リスト入りしたことでシーズンを終えた[18]。試合数の減少もある中で、自己最少となる24試合の出場で終わり、打率.183、9打点、出塁率.222、本塁打0本は全て自己ワーストとなった[5]。守備面では中堅手として17試合に出場し、UZR-0.4、DRS-3を記録[19]、左翼では4試合でUZR-1.2、DRS-1を記録し[20]、右翼では2試合でUZR-0.1、DRS±0と攻守で成績を落とした[21]。9月29日に前述の怪我で負傷した右肩の手術を行っており、2021年シーズンのスプリングトレーニングに向けてリハビリを続けると語っていたが[22]、球団から2021年シーズンの契約を結ばないことが発表され、12月2日にノンテンダーFAとなった[23]。
レンジャーズ時代
2020年12月15日にテキサス・レンジャーズと270万ドルの単年契約を結んだ[24]。オプションとして最大30万ドルの出来高が含まれる。
ブルワーズ傘下時代
2021年8月17日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[27]。同年は63試合に出場して打率.210、4本塁打、18打点、2盗塁などを記録した[5]。オフの12月1日のブルワーズとマイナー契契約を結び直し、翌2022年のスプリングトレーニングには招待選手として参加したがアピールに失敗して同年の開幕はAAA級ナッシュビル・サウンズで迎えた[28]。マイナーでは67試合の出場で打率.294、9本塁打、41打点の成績を残したもののメジャーに昇格する機会は無く、7月11日に自由契約となった[29]。
ナショナルズ傘下時代
2022年7月22日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結び、ダニエル・ポンセデレオンと共にAAA級ロチェスター・レッドウィングスに配属されると18試合の出場で打率.224、1本塁打、10打点の成績を残したものの、ここでもメジャーでの出場機会が無く8月15日に自らオプトアウトを選択してこの年2度目の自由契約となった[30][31]。
パドレス時代
2022年12月6日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ[32]。
2023年3月30日にメジャー契約を結んだ[33]。6月7日にアドリアン・モレホンのメジャー昇格に伴ってDFAとなり[34]、同月9日にFAとなった[35]。
ドジャース傘下時代
2023年6月20日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだものの[36]、メジャーに昇格する機会が無いままオフの11月6日にFAとなった[5]。結局、この年メジャーでは故障の影響などでわずか4試合の出場に終わった[5]。
フィリーズ時代
2024年2月19日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングには招待選手として参加したが[37]、開幕はAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで迎えた[5]。リーハイバレーでは88試合に出場で打率.667など好成績を残し、6月3日にブランドン・マーシュとコディ・クレメンスの故障者リスト入りに伴いブライス・ウィルソンと共にメジャー昇格を果たした[38]。メジャーに昇格した後は19試合の出場で打率.207、3本塁打、8打点などと結果を残せずに終わり、7月8日にブライス・ハーパーとカイル・シュワーバーの復帰に伴ってDFAとなり[39]、3日後に一度はFAとなったものの同月22日にマイナー契約で契約を結び直したが[40][41]、再昇格する機会は無く、オフの11月4日にFAとなった[5]。
人物
2017年にAA級ハートフォード・ヤードゴーツで骨折したが、その時に脾臓を摘出している。
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | COL | 63 | 237 | 222 | 42 | 70 | 12 | 4 | 7 | 111 | 24 | 5 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 0 | 59 | 3 | .315 | .359 | .500 | .859 |
| 2018 | 77 | 271 | 249 | 31 | 68 | 11 | 3 | 16 | 133 | 48 | 5 | 3 | 0 | 2 | 19 | 4 | 1 | 68 | 4 | .273 | .325 | .534 | .859 | |
| 2019 | 100 | 413 | 374 | 67 | 113 | 28 | 5 | 15 | 196 | 61 | 4 | 4 | 2 | 5 | 28 | 0 | 4 | 110 | 3 | .302 | .353 | .524 | .877 | |
| 2020 | 24 | 99 | 93 | 9 | 17 | 2 | 2 | 0 | 23 | 9 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 1 | 28 | 0 | .183 | .222 | .247 | .470 | |
| 2021 | TEX | 63 | 220 | 205 | 19 | 43 | 11 | 0 | 4 | 66 | 18 | 2 | 1 | 1 | 3 | 10 | 0 | 1 | 59 | 3 | .210 | .247 | .322 | .569 |
| 2023 | SD | 4 | 9 | 9 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .111 | .111 | .444 | .556 |
| 2024 | PHI | 19 | 62 | 58 | 6 | 12 | 2 | 0 | 3 | 23 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 21 | 0 | .207 | .242 | .397 | .638 |
| MLB:7年 | 350 | 1311 | 1210 | 175 | 324 | 66 | 14 | 46 | 556 | 169 | 17 | 8 | 3 | 12 | 79 | 4 | 7 | 347 | 13 | .268 | .313 | .460 | .773 | |
ポストシーズン打撃成績
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 左翼(LF) | 中堅(CF) | 右翼(RF) | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2016 | COL | 54 | 65 | 3 | 2 | 0 | .971 | 6 | 10 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2018 | 34 | 60 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | 8 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 30 | 37 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2019 | 39 | 62 | 0 | 1 | 0 | .984 | 40 | 80 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 24 | 26 | 0 | 1 | 0 | .963 | |
| 2020 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 17 | 43 | 0 | 1 | 0 | .977 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2021 | TEX | 31 | 43 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 12 | 23 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2023 | SD | - | - | 3 | 7 | 1 | 0 | 1 | 1.000 | ||||||||||
| 2024 | PHI | 13 | 16 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | - | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |||||
| MLB | 175 | 250 | 8 | 3 | 2 | .989 | 72 | 148 | 2 | 1 | 0 | .993 | 77 | 102 | 1 | 1 | 1 | .990 | |
表彰
- プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク:1回(2018年9月24日 - 9月30日)
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2016年)
- MLB
- デビューから17試合連続安打(2016年) ※MLBタイ記録[43]
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2019年)
背番号
- 26(2016年、2018年 - 2020年)
- 21(2021年)
- 27(2023年)
- 35(2024年6月3日 - 同年7月6日)