マイケル・ワカ

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生年月日 (1991-07-01) 1991年7月1日(34歳)
身長
体重
6' 6" =約198.1 cm
210 lb =約95.3 kg
マイケル・ワカ
Michael Wacha
カンザスシティ・ロイヤルズ #52
カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2025年7月26日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アイオワ州アイオワシティ
生年月日 (1991-07-01) 1991年7月1日(34歳)
身長
体重
6' 6" =約198.1 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 MLBドラフト1巡目
初出場 2013年5月30日
年俸 $18,000,000(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2026年

マイケル・ジョセフ・ワカMichael Joseph Wacha, 1991年7月1日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州アイオワシティ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBカンザスシティ・ロイヤルズ所属。愛称はワッチWach[2]

プロ入りとカージナルス時代

2012年MLBドラフト1巡目(全体19位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り。同年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルス、A+級パームビーチ・カージナルス英語版、AA級スプリングフィールド・カージナルスの3球団合計で防御率0.86、21イニングで40奪三振を記録した[3]

2013年はAAA級メンフィス・レッドバーズに昇格。好成績を記録してメジャーに昇格し、5月30日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビューを果たし、7イニングを2安打、無四球、1失点と好投した[4][5]。その後一旦マイナーに降格するが、8月に再昇格。9月からは先発に定着し[6]、9月24日のワシントン・ナショナルズ戦で9回二死まで無安打に抑えるなど[7]、4勝1敗、防御率2.78、64.2イニングで65奪三振を記録し、チームの地区優勝に貢献[8]ピッツバーグ・パイレーツとのディビジョンシリーズでは、王手をかけられた後の第4戦に先発登板し5回までパーフェクト、8回一死からペドロ・アルバレスに本塁打を浴びるまで無安打に抑えて勝利投手[9]ロサンゼルス・ドジャースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第2戦で7イニング途中を無失点、3勝2敗と王手をかけて迎えた第6戦でも7イニングを2安打、無失点でいずれも勝利投手[10]となり、チームの2年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し、シリーズMVPを受賞した。ボストン・レッドソックスとのワールドシリーズでは第2戦に先発登板し、デビッド・オルティーズに本塁打を浴びるものの6イニングを2失点で勝利投手[11]。王手をかけられて迎えた第6戦では4イニング途中を6失点の乱調で敗戦投手となり[10]、チームは2勝4敗で敗退した。

2014年スプリングトレーニング中のプレシーズン・ゲームで5試合に登板し、3勝0敗、防御率1.77と好投。開幕ロースター入りを果たした[12]。そして、先発ローテーションに入っていたが、5月頃から肩に違和感や疲労感を生じるようになった[13]。その状態が解消されないため、6月中旬に精密検査を受け、肩(肩甲骨)に異常が発生している事が判明したため、手術を受けるために故障者リスト入りした[13]。その後9月に復帰し、4試合に投げた。この年は戦線離脱があったため、19試合の先発登板で5勝6敗、防御率3.20、WHIP1.20という成績に留まった[8]

2015年は、前年の故障の影響もなく先発ローテーションに定着し、30試合に先発登板した。規定投球回に達し、シーズン終盤はやや打ち込まれたが、17勝(ナショナルリーグ5位)7敗、防御率3.38、勝率.708(同3位)、153奪三振を記録[8]。エース格の存在で、チームの地区優勝に貢献した。シカゴ・カブスとのディビジョンシリーズでは第3戦に先発登板したが、5イニング途中で6安打、3四球、4失点と荒れ、敗戦投手になった[14]

2016年は、27試合中24試合に先発登板したが、不調と8月に離脱する原因となった肩の炎症が重なり、7勝7敗、防御率5.09、WHIP1.48という成績に留まった[8]

セントルイス・カージナルス時代
(2017年4月25日)

2017年は30試合全てで先発登板し2年ぶりの2桁勝利となる12勝を記録。投球内容も防御率4.13、WHIP1.36と前年から若干改善が見られた[8]

2018年は7月3日のパイレーツ戦で8回まで無安打に抑えるなど好調だったが、7月下旬に左腹斜筋の張りで故障者リスト入りすると[15]、そのままシーズンを終了した。同年は前述の離脱までに15試合に先発登板。8勝2敗と勝ち越したものの、惜しくも2桁には届かなかった[8]。その他の成績は防御率3.20、71奪三振を記録した[8]

2019年シーズンは29試合(先発24試合)に登板。6勝7敗、防御率4.76、104奪三振を記録した[8]。オフの10月31日にFAとなった[8]

メッツ時代

2019年12月13日にニューヨーク・メッツと300万ドル(出来高あり)の1年契約を結んだ[16]

2020年シーズンはCOVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなる中で8試合(先発7試合)に登板。1勝4敗、防御率6.62、37奪三振と軒並み過去最低水準の成績に終わった[8]。オフの10月28日にFAとなった[17]

レイズ時代

2020年12月18日にタンパベイ・レイズと300万ドルの1年契約を結んだ[18]

2021年シーズンは29試合(先発23試合)に登板。3勝5敗2ホールド、防御率5.05、121奪三振を記録した[8]。オフの11月3日にFAとなった[19]。また、チームが地区優勝を果たしたため、6年ぶりにポストシーズンのロースターに入った。迎えたポストシーズンではレイズとの地区シリーズ第2戦(トロピカーナ・フィールド)にデビッド・ロバートソンの後を受けて4番手として登板するも2.2イニングを投げて被安打9、ラファエル・デバースにソロ本塁打を浴びるなど6失点、防御率20.25と散々な内容だった[20]。チームもレイズに1勝3敗で敗れて敗退した。

レッドソックス時代

2021年11月27日にレッドソックスと700万ドルの1年契約を結んだ[21][22]

2022年シーズンは4年ぶりに23試合に先発登板。メジャー初完投を含む11勝(2敗)、防御率も3.32、104奪三振を記録した[8]。なお、2桁勝利を記録したのは実に5年ぶりとなり、奪三振数も前年よりは減少したものの3年連続で100奪三振を上回る結果となった[8]。オフの11月6日にFAとなった[23]

パドレス時代

2023年2月16日にサンディエゴ・パドレスと1年契約を結んだ[24]。オフの11月3日にプレイヤーオプションを破棄し、FAとなった[25]。この年は24試合に先発登板。2年連続の2桁勝利かつ前年を上回る14勝(4敗)、防御率3.22、124奪三振を記録した[8]

ロイヤルズ時代

2023年12月18日にカンザスシティ・ロイヤルズと2年総額3200万ドルの契約を結んだ[26]。2年目の契約はプレイヤーオプションとなる[27]

2024年は29試合に先発登板して166.2イニングを投げ、7年ぶりに規定投球回をクリアし、3年連続の2桁勝利となる13勝(8敗)、防御率3.35、145奪三振を記録した[28]。オフにはオプトアウトする可能性もあったが、3年総額5100万ドル+球団オプション1年(総額7200万ドル)の内容でロイヤルズとの契約を延長した[28]。また、チームはこの年ワイルドカードでポストシーズンに進出した。自身もワイルドカードシリーズから2021年以来3年ぶりとなるポストシーズンのロースター入りを果たしたものの、チームがボルチモア・オリオールズ戦(オリオール・パーク)で2連勝してシリーズ突破を決めたため登板機会は無く、自身は最低でも地区シリーズからの出場となった。迎えた地区シリーズではニューヨーク・ヤンキースとの第1戦(ヤンキー・スタジアム)と第4戦(カウフマン・スタジアム)に先発登板。第1戦では4イニングを投げてグレイバー・トーレスにソロ本塁打を浴びるなど3失点の内容だったが勝敗は付かなかった[29]。また、第4戦では4.2イニングを投げて被安打6、2失点に抑えながらも打線の援護が無く敗戦投手となった[30]。チームもこの試合に敗れたことで1勝3敗となり、シリーズ敗退となった。

2025年はキャリアハイを更新する31試合に先発登板。シーズン終盤の9月9日には脳震盪による特例措置で7日間の故障者リストに入り、16日に復帰した[8][31]。同年は前述の離脱がありながらも4年連続の2桁勝利となる10勝を記録したが、同時に自身初の2桁敗戦となる13敗を記録した[8]

2026年はシーズン開幕前の2月5日にMLBネットワークから3月に開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ合衆国への選出が発表された[32]。準々決勝前に代表を途中離脱した[33]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2013 STL 1590004100.80026064.25251900653020202.781.10
2014 19190005600.455447107.09563305942041383.201.20
2015 303000017700.708762181.11621958461534174683.381.21
2016 24230007700.500606138.01591545611146086785.091.48
2017 303011012900.571701165.21701755331585082764.131.36
2018 15150008200.80035584.16893602712136303.201.23
2019 29240006700.462562126.21432655431042071674.761.56
2020 NYM 870001400.20015634.0469702372026256.621.56
2021 TB 29230003502.375528124.21322331041215073705.051.31
2022 BOS 232311011200.846515127.11111831041044049473.321.12
2023 SD 242400014400.778553134.11131543031243149483.221.16
2024 KC 292900013800.619685166.21541745151453065623.351.19
2025 3131000101300.435716172.21661545041262074743.861.22
MLB:13年 3092882201117502.59768461627.11571194503184214164337467033.891.27
  • 2025年度シーズン終了時

ポストシーズン投手成績













































2013 STL NLDS 11100257.111200900111.23
NLCS 222004913.2702101300000.00
WS 22110459.2828211100887.45
2014 NLCS 1001040.1211000003381.00
2015 NLDS 11010214.163310500448.31
2021 TB ALDS 10000162.2910004106620.25
2024 KC ALDS 22010388.2101400500555.19
出場:5回 10844019846.24392041471027275.21
  • 2025年度シーズン終了時
  • 太字はMVP受賞

年度別守備成績



投手(P)












2013 STL 153610.900
2014 191213011.000
2015 30182930.940
2016 27212212.977
2017 301320021.000
2018 152810.909
2019 29111212.958
2020 NYM 823001.000
2021 TB 2978021.000
2022 BOS 23813001.000
2023 SD 2435011.000
2024 KC 29920031.000
2025 311011011.000
MLB 309119170714.976
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

背番号

  • 52(2013年 - 2019年、2021年 - )
  • 45(2020年)

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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