バディ・ヒールド
バハマのバスケットボール選手 (1992 - )
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チャバノ・レイニア・ヒールド(Chavano Rainier "Buddy" Hield, 1992年12月17日 - )は、バハマのグランド・バハマ島フリーポート出身のプロバスケットボール選手。NBAのアトランタ・ホークスに所属している。ポジションはシューティングガード。
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バハマ代表でのヒールド (2023年) | |
| アトランタ・ホークス No.8 | |
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| ポジション | SG |
| 所属リーグ | NBA |
| 基本情報 | |
| 愛称 | Buddy |
| 国籍 |
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| 生年月日 | 1992年12月17日(33歳) |
| 出身地 | グランド・バハマ島フリーポート |
| 身長 | 193cm (6 ft 4 in) |
| 体重 | 100kg (220 lb) |
| ウィングスパン | 206cm (6 ft 9 in)[1] |
| キャリア情報 | |
| 高校 | サンライズ・クリスチャン・アカデミー |
| 大学 | オクラホマ大学 |
| NBAドラフト | 2016年 / 1巡目 / 全体6位 |
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ニューオーリンズ・ペリカンズから指名 | |
| プロ選手期間 | 2016年–現在 |
| 経歴 | |
| 2016–2017 | ニューオーリンズ・ペリカンズ |
| 2017–2022 | サクラメント・キングス |
| 2022–2024 | インディアナ・ペイサーズ |
| 2024 | フィラデルフィア・76ers |
| 2024–2026 | ゴールデンステート・ウォリアーズ |
| 2026– | アトランタ・ホークス |
| 受賞歴 | |
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Stats NBA.com | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
| 代表歴 | |
| キャップ |
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経歴
バハマのグランド・バハマ島で生まれ育ち、高校でも国内チャンピオンになるなど活躍する[2]。その後、NBA選手を目指すために渡米し、カンザス州ウィチタのサンライズ・クリスチャン・アカデミー高校に入学する[3]。最終学年のシーズンで平均22.7得点を記録するなど注目されたことでカンザス大学やオクラホマ大学などの誘いを受け、最終的にオクラホマ大学に進学した[4]。
2年生の2013-14シーズンから頭角を表して平均16.5得点、4.4アシストを記録し、オールビッグ12セカンドチームに選出される[5]。翌2014-15シーズンも17.4得点、5.4アシストと数字を記録し、ビッグ12最優秀選手に選出され、2015年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明する予定だったが、撤回する[6]。最終学年となった2015-16シーズンはさらに数字を伸ばして平均25得点、5.7アシストを記録し、オスカー・ロバートソン賞やジョン・ウッデン賞、ジェリー・ウェスト賞を受賞するなど、充実したシーズンとなった。
ニューオーリンズ・ペリカンズ
2016年のNBAドラフトにて1巡目全体6位でニューオーリンズ・ペリカンズから指名された[7]。しかし、新人王候補にも挙げられながらもNBAでの対応に苦しみ、良い結果を残すことはできなかった。
サクラメント・キングス
2017年2月19日にデマーカス・カズンズ、オムリ・カスピとのトレードで、タイリーク・エバンス、ラングストン・ギャロウェイ、同年のドラフト1巡目指名権、同年のドラフト2巡目指名権と共にサクラメント・キングスへ移籍した[8]。サクラメント移籍以降の25試合でMPG29.1、FG%.480、3P%.428、PPG15.1と移籍以前と比べて大きく数字を伸ばし、新人選手で1位となる148本の3ポイントシュートを成功させルーキーシーズンを終えた。
2018-19シーズンは大きく飛躍し、レギュラーシーズン全試合に先発出場。自己最多の平均20.7得点を記録した。
オフにキングスと4年総額8600万ドルの延長契約を結んだ[9]。
2019-20シーズン、11月26日のボストン・セルティックス戦で11本のスリーポイントショットを成功させるなど、キャリアハイとなる41得点を記録した[10]。2月9日のサンアントニオ・スパーズ戦で9本の3ポイントシュートを決め、NBA通算800本目の3ポイントシュートを達成。デビューから296試合目での達成となり、305試合で達成したステフィン・カリーを抜き史上最速での達成となった。2020-21シーズン、2月28日のシャーロット・ホーネッツとの対戦で、3ポイントショット成功通算1000本を記録、こちらもステフィン・カリーの369試合を抜いてリーグ最速記録となった[11]。
NBAオールスターウィークエンドのスリーポイントコンテストにも出場し、デビン・ブッカーとの決勝を制し優勝した。
インディアナ・ペイサーズ
2022年2月8日にドマンタス・サボニス、ジェレミー・ラム、ジャスティン・ホリデーとのトレードで、タイリース・ハリバートン、トリスタン・トンプソンと共にインディアナ・ペイサーズへ移籍した[12]。
フィラデルフィア・76ers
2024年2月8日に3チームが絡むトレードでフィラデルフィア・76ersへ移籍した[13]。
ゴールデンステート・ウォリアーズ
2024年7月6日に6チームが絡むサイン・アンド・トレードでゴールデンステート・ウォリアーズへ移籍し、ウォリアーズと2年総額2100万ドルの契約を結んだ[14]。10月23日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦でウォリアーズデビューを果たし、ベンチ出場ながら5本の3ポイントシュートを含む22得点を記録し、チームは139-104で勝利した[15]。2日後のユタ・ジャズ戦では7本の3ポイントシュートを含む27得点を記録し、チームは127-86で勝利した。なお、ヒールドはチームデビューから2試合で合計12本の3ポイントシュートを沈めており、これはNBA記録となった[16]。12月12日のヒューストン・ロケッツ戦で通算3ポイントシュート成功数2000本を記録した[17]。このシーズン、ヒールドは全82試合(22試合先発)に出場し、平均11.1得点、3.2リバウンド、1.6アシスト、3P成功率37.0%を記録した[18]。
2025年5月4日に行われたヒューストン・ロケッツとのプレーオフ第1回戦の第7戦で、ダンテ・ディヴィンチェンゾが保持するプレーオフ第7戦における3ポイントシュート成功数のNBA記録に並ぶ9本の3ポイントシュートを沈め、チームは103-89で勝利した[19][20]。
アトランタ・ホークス
2026年2月5日にクリスタプス・ポルジンギスとのトレードで、ジョナサン・クミンガと共にアトランタ・ホークスへ移籍した[21]。
代表歴
個人成績
NBA
レギュラーシーズン
| シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016–17 | NOP | 57 | 37 | 20.4 | .393 | .369 | .879 | 2.9 | 1.4 | .3 | .1 | 8.6 |
| SAC | 25 | 18 | 29.1 | .480 | .428 | .814 | 4.1 | 1.8 | .8 | .1 | 15.1 | |
| 2016-17計 | 82 | 55 | 23.0 | .426 | .391 | .842 | 3.3 | 1.5 | .5 | .1 | 10.6 | |
| 2017–18 | 80 | 12 | 25.3 | .446 | .431 | .877 | 3.8 | 1.9 | 1.1 | .3 | 13.5 | |
| 2018–19 | 82 | 82 | 31.9 | .458 | .427 | .886 | 5.0 | 2.5 | .7 | .4 | 20.7 | |
| 2019–20 | 72 | 44 | 30.8 | .429 | .394 | .846 | 4.6 | 3.0 | .9 | .2 | 19.2 | |
| 2020–21 | 71 | 71 | 34.3 | .406 | .391 | .846 | 4.7 | 3.6 | .9 | .4 | 16.6 | |
| 2021–22 | 55 | 6 | 28.6 | .382 | .368 | .870 | 4.0 | 1.9 | .9 | .3 | 14.4 | |
| IND | 26 | 26 | 35.6 | .447 | .362 | .886 | 5.1 | 4.8 | 1.0 | .4 | 18.2 | |
| 2021-22計 | 81 | 32 | 35.6 | .406 | .366 | .874 | 4.4 | 2.8 | .9 | .3 | 15.6 | |
| 2022–23 | 80 | 73 | 31.0 | .458 | .425 | .822 | 5.0 | 2.8 | 1.2 | .3 | 16.8 | |
| 2023–24 | 52 | 28 | 25.7 | .443 | .384 | .848 | 3.2 | 2.7 | .8 | .6 | 12.0 | |
| PHI | 32 | 14 | 25.8 | .426 | .389 | .923 | 3.2 | 3.0 | .8 | .3 | 12.2 | |
| 2023-24計 | 84 | 42 | 25.7 | .436 | .386 | .881 | 3.2 | 2.8 | .8 | .5 | 12.1 | |
| 2024–25 | GSW | 82 | 22 | 22.7 | .417 | .370 | .828 | 3.2 | 1.6 | .8 | .3 | 11.1 |
| 通算 | 714 | 436 | 28.3 | .433 | .397 | .858 | 4.1 | 2.5 | .9 | .3 | 15.0 | |
プレーオフ
カレッジ
| シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012-13 | オクラホマ | 27 | 13 | 25.1 | .388 | .238 | .833 | 4.2 | 1.9 | 1.2 | .3 | 7.8 |
| 2013-14 | 33 | 33 | 32.1 | .445 | .386 | .750 | 4.4 | 1.9 | 1.4 | .2 | 16.5 | |
| 2014-15 | 35 | 35 | 32.4 | .412 | .359 | .823 | 5.4 | 1.9 | 1.3 | .2 | 17.4 | |
| 2015-16 | 37 | 37 | 35.4 | .501 | .457 | .880 | 5.7 | 2.0 | 1.1 | .5 | 25.0 | |
| 通算 | 132 | 118 | 31.7 | .448 | .390 | .836 | 5.0 | 1.9 | 1.3 | .3 | 17.4 | |
人物
- 妻がおり、2017年に第1子となる娘が誕生した[23]。
- 2019年9月初旬にハリケーン・ドリアンの甚大な被害を受けたバハマに対し、同じくバハマ出身のディアンドレ・エイトンと共に10万ドルずつを寄付し、ヒールドはさらにクラウドファンディングプラットフォームであるGoFundMeに100万ドルの寄付を求めるページを作成した[24]。