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ホンダ・ゼスト

本田技研工業の軽トールワゴン型乗用車 From Wikipedia, the free encyclopedia

ゼスト(ZEST)は、本田技研工業が生産・販売していたトールワゴン型の軽自動車である。

概要 ホンダ・ゼスト JE1/2型, 概要 ...
ホンダ・ゼスト
JE1/2型
標準車(中期型)
スポーツ(2006年3月 - 2008年12月)
スパーク
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2006年3月 - 2012年11月
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドア 軽トールワゴン
駆動方式 前輪駆動 / 四輪駆動
パワートレイン
エンジン P07A型:660cc 直3
SOHC i-DSI NA 52PS
SOHC i-DSI T/C 64PS
変速機 4速AT
サスペンション
前 マクファーソンストラット
後 FF:車軸式
4WD:ド・ディオン式
車両寸法
ホイールベース 2,420mm
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,635 - 1,660mm
車両重量 880 - 990kg
その他
販売期間中の新車登録台数の累計 26万7487台[1]
プラットフォーム共有車種 ホンダ・ライフ(4代目)
系譜
先代 ホンダ・ザッツ
後継 ホンダ・N-ONE
車いす仕様車:ホンダ・N-BOX +
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概要

ボディ・シャーシ

ライフの派生車種であったザッツの後継車として登場。4代目ライフの派生車種であり、同車と共通のプラットフォームを採用する。乗り載り自在なスイッチムーバーをコンセプトにしており、高い室内高と荷物を積みやすいのが特徴。ガラスの下の線を階段のように上げて、ダイナミックボリュームを採用している。

軽自動車初のサイドカーテンエアバッグが装備されており、運転席・助手席ともに最高の衝突安全性能総合評価である6スター(★★★★★★)も、軽自動車で初めて獲得した。

ゼストスパークのFF・ターボ車の上級グレード(Wタイプ TURBO)にはスポーツサスペンションを標準装備しており、操縦性と安定性を高めている。

室内空間や走行性能の高さによって一時はライフを凌ぐ人気ハイトワゴンとなったが、ダイハツ・タントなど、さらに居住性を重視した軽スーパーハイトワゴンが台頭するとともに人気は急落した。

エクステリア

当初は標準車の「ゼスト」と、若者をターゲットとした「ゼストスポーツ」の2種類のラインナップであったが、価格帯が高い(利益率が高い)「ゼストスポーツ」を販売の中心にに据えていたため、幅広い世代でスポーツは売れていた。

2008年(平成20年)12月のマイナーチェンジの際に「ゼストスポーツ」を廃止し、替わって、プロジェクタータイプのディスチャージヘッドランプや専用フロントグリル・バンパーを採用し、よりカスタム色を強めた「ゼストスパーク」が追加された。

インテリア

計器類はタコメーター装備の自発光式で(ライフは透過式)、マルチインフォメーションディスプレイはライフと異なり オド、トリップ(ツイン)、外気温、平均燃費のみとなった。

内装色は標準モデルが暖色系、スポーツモデルが黒系となる。

ステアリングはインターナビ装備車はシビックタイプ、それ以外はゼスト専用となる。

2008年(平成20年)12月のマイナーチェンジより、5代目ライフで装備されているバックモニター付オーディオがオプションで選択可能となった。

エンジン・ミッション

機構はライフとほとんど共通であり、P07A型(NA・ターボ)に4速ATを組み合わせたもののみとなっている。

搭載エンジン

P07A型
  • エンジン種類:水冷直列3気筒横置き
  • 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気1 排気1 i-DSI
  • 排気量:658cc
  • 内径×行程:71.0mm×55.4mm
  • 圧縮比:11.2
  • 最高出力:38kW(52PS)/6,700rpm
  • 最大トルク:61N·m(6.2kgf·m)/3,800rpm
  • 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(PGM-FI)
  • 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量(FF):35L
  • 燃料タンク容量(4WD):31L
P07A型空冷式ICターボ
  • エンジン種類:水冷直列3気筒横置き
  • 弁機構:SOHCベルト駆動 吸気1 排気1 i-DSI
  • 排気量:658cc
  • 内径×行程:71.0mm×55.4mm
  • 圧縮比:8.5
  • 最高出力:47kW(64PS)/6,000rpm
  • 最大トルク:93N·m(9.5kgf·m)/4,000rpm
  • 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(PGM-FI)
  • 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量:P07A型を参照

初代 JE1/2型(2006 - 2012年)

2006年2月23日
発表(発売は3月1日)。グレード構成は、オートエアコンや14インチアルミホイールなどを装備した「W」、ベーシックな「G」、ボディ同色アウタードアハンドル、ドアサッシュのブラックアウト、ホイールカバーなどが省略された廉価グレード「N」の3タイプ。目標月間販売台数は5,000台。
2007年1月18日
マイナーチェンジ。
『ゼスト』を「D」1タイプに集約して、『スポーツ』メインの構成となった。標準装備だったシートバックポケット、コンビニフックが注文装備に変更された。
2007年8月30日
「D」タイプに特別仕様車「スペシャル」が追加された。ベース車両よりも装備を充実させながらも2-3万円程度価格を下げた。
2007年12月6日
『スポーツ』の「W」,「G」タイプに特別仕様車「スペシャル」が追加された。カラードフロントドアグリル等のスポーティ面の他、ハーフシェイドフロントウィンドウ、CDプレイヤー等の実用面での装備が充実され、特別仕様車限定色が追加された。2008年4月1日に販売を終了。
2008年5月15日
『スポーツ』の「G」タイプに特別仕様車「ダイナミック スペシャル」が追加された。ディスチャージヘッドランプ、14inアルミホイールやリアスポイラー等のスポーティアイテムや、ハーフシェイドフロントウィンドウ、CDプレイヤー等が標準装備された。
2008年12月26日
マイナーチェンジ。
「D」タイプはテールレンズのバックランプ部分の色が若干変更された。内装はウォームグレーに変更し、より明るめの印象となったほか、Hondaスマートキーシステム・CDプレーヤー(AM/FMラジオ付)が標準装備された。さらに、エンジンの改良により燃費が向上された。
従来の『スポーツ』に替わり、専用フロントバンパー・グリルなどを採用し、より個性的な印象となった『スパーク』が追加された。
このマイナーチェンジに伴い、リアに装着されている「ZEST」ロゴのエンブレムが前・中期型のリアゲートガーニッシュ右側から、リアゲートガーニッシュ下の左側に移動となった。また、『スパーク』については「ZEST」ロゴではなく、「Spark」ロゴのエンブレムのみが装着される。
2009年6月4日
一部改良。
「D」タイプと『スパーク』の「W」,「G」タイプのFF車の燃費が向上され、「平成22年度燃費基準+15%」を達成すると共に、「環境対応車普及促進税制」に適合した。また、『スパーク』の「G」と「Gターボ」にはカラードサイドシルガーニッシュと大型テールゲートスポイラーをセットにしてお買い得価格に設定した「スタイリッシュパッケージ」が追加された。
2009年11月19日
一部改良。
『スパーク』の内装に常時点灯ブルーイルミネーションメーターを採用し、シルバー加飾を施した。「G」タイプにはスポーツステアリングを、「W」タイプは4スピーカーを追加装備した。さらに、全タイプの4WD車の価格を引き下げた[注釈 1]。
2010年7月1日
『スパーク』の新車装着時用のオプションとして、発売当時からCMに出演している歌手の浜崎あゆみとコラボした「Aスタイルパッケージ」が発売された(12月20日までの期間限定販売)。
なお、このパッケージで装着するインパネガーニッシュ、リヤエンブレムの文字[注釈 2]、専用フロントグリル等といったパーツ類は単品販売が一切許されず、新車納車後にホンダカーズのディーラーで装着される方法が採られた。
2011年2月18日
一部改良。
ナビゲーションを手軽に装着できる「ナビ装着用スペシャルパッケージ」をメーカーオプションに追加設定された。このパッケージを装着した場合、ナビ装着用専用ワイヤーハーネス、リアカメラ、照明付オーディオリモートコントロールスイッチ、リア2スピーカー(『スパーク』の「W」と「Wターボ」は標準装備済)、マイクロアンテナが追加装備された。また、『スパーク』の「W」と「Wターボ」は本革巻ステアリングホイールを標準装備した。
2011年10月13日
「スパーク G」をベースに、大型テールゲートスポイラー、カラードサイドシルガーニッシュ、14インチアルミホイール、フルオート・エアコンディショナーなどを装備し、求めやすい価格に設定した特別仕様車「ダイナミックスペシャル」を発売した。
2012年10月1日
生産終了。以降、在庫車のみの販売となる。
2012年11月1日
後継車のN-ONEが発表された。
2012年11月14日
販売終了。ホームページへの掲載も終了した。

車名の由来

  • Zest - 英語で「ピリッとした刺激・魅力・熱意・楽しみ・風味を添えるモノ」という意味。『刺激的な楽しさで生活を豊かに広げるクルマ』として名付けられた。
  • Spark - 見る人の魂を熱くさせ、圧倒的に煌めく存在になるという思いを込めて名付けられた。

取扱販売店

本来、軽自動車はプリモ店の専売だったが、発売日とホンダ四輪全車種の併売開始日が重なったため、発表当日からクリオ店・ベルノ店でも商談を受け付けていた。

脚注

関連項目

外部リンク

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