交響曲第43番 (ハイドン)
From Wikipedia, the free encyclopedia
愛称の由来
第44番『悲しみ』と同様に、1772年のブライトコプフ・ウント・ヘルテル社のカタログに記載されており[2]、1771年前後に作曲されたと考えられている。激しい第44番とは対照的な、明るく爽やかな調子の曲である。
『マーキュリー』という愛称はハイドン自身によるものではなく、1839年にアロイス・フックスによって書かれた手書きの目録に初めて現れるが、由来は不明である[3][4]。
ジャン・パン(Jean Pang)[5]は、この愛称が第50番との混同であったのではないかと推測しており、それは第50番の最初の2楽章が、ハイドン自身が作曲した人形劇『フィレモンとバウキス』(Philemon und Baucis, Hob. XXIXa:1)の序曲を引用しており、この劇の登場人物として「メルクール」(マーキュリー)が登場するためである。
