第54番から第57番までの4曲は、残された自筆原稿によって1774年に作曲されたことがわかっているが、そのうち本作は唯一トランペットとティンパニを含んでいる作品である(第54番のトランペットとティンパニは後から追加されたもの)。
エステルハージ家の楽団にはトランペット奏者は常設ではなかったが、1774年前後にハイドンは本作のほか第50番と第60番『うかつ者』(どちらもハ長調で、劇音楽の転用)、およびオペラ『突然の出会い』(L'incontro improvviso, Hob. XXVIII:6)にトランペットを使用している[1]。