交響曲第4番 (ハイドン) From Wikipedia, the free encyclopedia ポータル クラシック音楽 交響曲第4番 ニ長調 Hob. I:4 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲した交響曲。 初期の交響曲のひとつであり、自筆楽譜は残っていないが、フュルンベルク・コレクションに信頼性の高い筆写譜が残っていることから、エステルハージ家以前、ボヘミアのモルツィン伯爵に仕えていた時期(1757年から1760年頃)の作品と考えられる[1]。 オーボエ2、ホルン2、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、低音(チェロ、ファゴット、コントラバス)。 曲の構成 演奏時間は約15分[2]。交響曲第1番同様、初期に多く見られる「急-緩-急」の3楽章構成で、やや類型的な作品だが、第2楽章の第2ヴァイオリンの「影のような動き」や第3楽章の に工夫が見られる[3]。 第1楽章 プレスト ニ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。 提示部では型どおりイ長調に転調した後に、9小節にわたるイ短調の部分を経る。 第2楽章 アンダンテ ニ短調、4分の2拍子。 当時のハイドンの他の交響曲と同様、緩徐楽章は弦楽器のみで演奏される。ヴァイオリンは弱音器をつけるが、第2ヴァイオリンがシンコペーションの音型を繰り返す中、第1ヴァイオリンが旋律を演奏する。同様の形式は交響曲第11番のメヌエットのトリオにも見られる[1]。 第3楽章 フィナーレ:テンポ・ディ・メヌエット ニ長調、8分の3拍子、ソナタ形式。 「メヌエットの速さで」(Tempo di Menuetto)と指示されているが、当時の3楽章形式の交響曲のフィナーレと同様に8分の3拍子で書かれている。展開部の後半で同じ音型を繰り返しながら で消え行くように演奏される箇所が印象的である。 脚注 1 2 デッカ・レコードのホグウッドによるハイドン交響曲全集第1巻、ウェブスターによる解説。1993年 ↑ 音楽之友社ミニスコアによる ↑ 音楽之友社ミニスコア、ランドンによる序文 参考文献 『ハイドン 交響曲集I(1-12番, "A", "B") OGT 1589』音楽之友社、1981年。 (ミニスコア、ランドンによる序文の原文は1965年のもの) 外部リンク 交響曲第4番 ニ長調 Hob. I:4の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト 表話編歴フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの交響曲 A - B - 第1番 - 第2番 - 第3番 - 第4番 - 第5番 - 第6番『朝』 - 第7番『昼』 - 第8番『夕』 - 第9番 - 第10番 - 第11番 - 第12番 - 第13番 - 第14番 - 第15番 - 第16番 - 第17番 - 第18番 - 第19番- 第20番 - 第21番 - 第22番『哲学者』 - 第23番 - 第24番 - 第25番 - 第26番『ラメンタチオーネ』 - 第27番 - 第28番 - 第29番 - 第30番『アレルヤ』 - 第31番『ホルン信号』 - 第32番 - 第33番 - 第34番 - 第35番 - 第36番 - 第37番 - 第38番『こだま』 - 第39番 - 第40番 - 第41番 - 第42番 - 第43番『マーキュリー』 - 第44番『悲しみ』 - 第45番『告別』 - 第46番 - 第47番『パリンドローム』 - 第48番『マリア・テレジア』 - 第49番『受難』 - 第50番 - 第51番 - 第52番 - 第53番『帝国』 - 第54番 - 第55番『校長先生』 - 第56番- 第57番 - 第58番 - 第59番『火事』 - 第60番『うかつ者』 - 第61番 - 第62番 - 第63番『ラ・ロクスラーヌ』 - 第64番『時の移ろい』 - 第65番 - 第66番 - 第67番 - 第68番 - 第69番『ラウドン将軍』 - 第70番 - 第71番 - 第72番 - 第73番『狩』 - 第74番 - 第75番 イギリス交響曲 第76番 - 第77番 - 第78番 第79番 - 第80番 - 第81番 パリ交響曲 第82番『熊』 - 第83番『めんどり』 - 第84番 - 第85番『王妃』 - 第86番 - 第87番 トスト交響曲 第88番『V字』 - 第89番 ドーニ交響曲 第90番 - 第91番 - 第92番『オックスフォード』 ロンドン交響曲 第93番 - 第94番『驚愕』 - 第95番 - 第96番『奇蹟』 - 第97番 - 第98番 - 第99番 - 第100番『軍隊』 - 第101番『時計』 - 第102番 - 第103番『太鼓連打』 - 第104番『ロンドン』 一覧 カテゴリ 典拠管理データベース 全般 VIAF 国立図書館 イスラエル アメリカ その他 MusicBrainz作品 Related Articles