交響曲第54番 (ハイドン)
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交響曲第54番 ト長調 Hob. I:54 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1774年に作曲した交響曲。
感情の表現を主体にした「シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)期」を脱し、より単純で娯楽的な方向へと進んだ時期の作品であり、編成や構成の点で作曲者の後期様式に繋がる発展が見られる。
編成
曲の構成
全4楽章、演奏時間は約34分[1]。第2楽章が長大なため、他の交響曲より10分ほど長くなっている。
- 第2楽章 アダージョ・アッサイ
- 第3楽章 メヌエット - トリオ
- ト長調、4分の3拍子。
- 前打音を伴った、軽快で特徴的な主題をもつ。トリオは第1ヴァイオリンとファゴットがユニゾンで歌う。
- 第4楽章 フィナーレ:プレスト
- ト長調、4分の4拍子、ソナタ形式。

- 第1主題は、跳ねるようなシンコペーションのリズムの伴奏の上に軽快に歌われる。第2主題は足踏みするようなヴァイオリンの旋律の裏で伸びる、提示部ではオーボエ、再現部ではファゴットの保続音が特徴的である。通して軽快な気分に貫かれている。