小林泉美 (棋士)
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2001年、女流棋士初の女流三大タイトル(女流棋聖・女流本因坊・女流名人)の同時二冠(棋聖以外)を成し遂げる。また三大タイトル経験者となる。
2003年に張栩と結婚。当時張栩が本因坊を、泉美が女流本因坊のタイトルを持っていたため「本因坊カップル」と呼ばれた。
2005年に女流最強戦に優勝し、女流棋士初のグランドスラム(女流五タイトル中三冠(女流名人・女流最強・女流早碁)を達成し、史上初の女流五タイトル経験者となる。またタイトル獲得数が10となり、母・禮子と並ぶ[1]。
また、2003年と2004年に2年連続で十段戦の本戦入り、NHK杯で2勝を挙げ3回戦に進出するなど、女流棋戦だけでなく、一般棋戦での実績もある。
2004年の第43期十段戦では父・小林光一九段との公式戦初対戦が実現[2]。
2015年5月15日、夫の張栩が成績不振から日本を離れることとなり、子どもと共に台湾に生活の場を移すため、日本棋院に休場を申し出た[3]。台湾で子育て中心の生活を送る。
2016年7月、日本帰国。9月1日、日本棋院に復帰届を出した。
2006年3月24日に長女[4]、2009年11月10日に次女[5] を出産した。長女の張心澄は2020年4月1日付で日本棋院所属のプロ囲碁棋士となり、泉美の祖父である木谷實から数えて4代目となった[6]。また2022年4月1日付で次女の張心治も日本棋院4番目の年少記録で、日本棋院所属のプロ棋士となっており、一家4人がプロ棋士となっている。
2022年の博多カマチ杯女流名人戦で久々のリーグ復帰を果たす。
2022年に45歳となりテイケイグループ杯女流レジェンド戦の参加資格を得ると初出場から3連覇。
棋戦成績
獲得タイトル
登場は挑戦手合か決勝。他の棋士との比較は、囲碁の女流タイトル在位者一覧 を参照。
| タイトル | 番勝負 | 獲得年度 | 登場 | 獲得期数 | 連覇 |
| 女流本因坊 | 五番勝負 10‐11月 |
2001-03 | 5 | 3期 | 3 |
| 女流名人 | 三番勝負 4月 |
2001・03-04 | 5 | 3期 | 2 |
| 女流棋聖 | 三番勝負 1-2月 |
1998-99 | 3 | 2期 | 2 |
| 獲得合計13期[7] | |||||
- JAL女流早碁戦 1期(2004年)
- 東京精密杯女流プロ最強戦 1期(2005年)
- テイケイグループ杯女流レジェンド戦 3期(2023-25年)
(挑戦手合及び決勝戦 総登場回数 21[8])
| 女流棋士タイトル獲得数ランキング | ||
|---|---|---|
| (2026年1月11日時点) | ||
| 順位 | 獲得回数 | 棋士名 |
| 1位 | 27期 | 謝依旻七段* |
| 1位タイ | 27期 | 藤沢里菜女流本因坊* |
| 3位 | 17期 | 上野愛咲美女流名人・女流立葵杯* |
| 4位 | 13期 | 小林泉美七段* |
| 5位 | 12期 | 青木喜久代八段* |
| 6位 | 10期 | 杉内寿子九段 |
| 6位タイ | 10期 | 小林禮子七段 |
| 8位 | 9期 | 知念かおり六段* |
| 9位 | 8期 | 伊藤友恵七段 |
| 10位 | 7期 | 本田幸子八段 |
| 10位タイ | 7期 | 楠光子八段 |
| ・獲得回数には男女混合棋戦、参加資格限定棋戦も含む。 *は現役棋士。 | ||
その他良績
- 女流鶴聖戦 準優勝3回(1996年、1999年、2001年)
- 大和証券杯ネット囲碁レディース 1期(2007年/非公式棋戦)
- リコー杯ペア碁選手権戦(1996年[小林光一九段とのペア]、2004年[山下敬吾九段とのペア])