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新得町

北海道上川郡の町 From Wikipedia, the free encyclopedia

新得町(しんとくちょう)は、北海道十勝総合振興局管内の上川郡にある町。

概要 しんとくちょう 新得町, 国 ...
しんとくちょう ウィキデータを編集
新得町
新得町旗
1948年2月1日制定
新得町章
1948年2月1日制定
国 日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道(十勝総合振興局)
郡 上川郡
市町村コード 01635-7
法人番号 8000020016357 ウィキデータを編集
面積 1,063.83km2
総人口 5,229人 [編集]
(住民基本台帳人口、2026年8月31日)
人口密度 4.92人/km2
隣接自治体 上川郡清水町
河東郡上士幌町、鹿追町
空知郡南富良野町、上富良野町
上川郡美瑛町、上川町
町の木 エゾヤマザクラ
町の花 エゾムラサキツツジ
町の鳥 エゾライチョウ
新得町役場
町長 湯浅真希
所在地 〒081-8501
北海道上川郡新得町3条南4丁目26番地
北緯43度04分47秒 東経142度50分20秒
外部リンク 公式ウェブサイト

新得町位置図

■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村

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オダッシュ山から望む市街地(2013年6月)

町名の由来

町名はアイヌ語の「シットク」に由来する。肘や山の突出部分を意味し、新得山が佐幌川に向かって肘のように張り出している様子を表したものとされている[1]。

地理

十勝の表玄関として、東に鹿追町、上士幌町、南に清水町、西に上富良野町、南富良野町、北に美瑛町、上川町に接している[2]。北海道の断面一次におけるモーメントの重心に位置している(東経142度49分40・北緯43度28分02)[3]。総面積の約9割が森林であり、北部一帯の約7割が大雪山国立公園の国有林となっているほか、南部は十勝川の流域(屈足地域)、佐幌川の流域(新得地域)、その中間台地(上佐幌地域)に分かれている[2]。十勝川の源流部が「十勝川源流部原生自然環境保全地域」として環境省から「原生自然環境保全地域」に指定されている[4]。

山岳

  • トムラウシ山(2,141 m)
  • 十勝岳(2,077 m)
  • ニペソツ山(2,013 m)
  • オプタテシケ山(2,012 m)
  • 平ヶ岳(2,008 m)
  • 鋸岳(1,980 m)
  • 化雲岳(1,955 m)
  • 上ホロカメットク山 (1,920 m)
  • ニペの耳(1,895 m)
  • 前天狗(1,888 m)
  • 五色岳(1,868 m)
  • 天狗岳(1,868 m)
  • ベベツ岳(1,860 m)
  • 境山(1,837 m)
  • 石垣山(1,822 m)
  • 三川台(1,766 m)
  • ツリガネ山(1,708 m)
  • 丸山(1,692 m)
  • 下ホロカメットク山(1,668 m)
  • 美真岳(1,668 m)
  • 前トムラウシ山(1,649 m)
  • コスマヌプリ(1,626 m)
  • 温泉岳(1,578 m)
  • 沼ノ原山(1,505 m)
  • 上然別山(1,370 m)
  • ポントムラ山(1,336 m)
  • 六ッ沼山(1,314 m)
  • ピシカチナイ山 (1,310 m)
  • ポントムラウシ山(1,247 m)
  • 然別山(1,235 m)
  • 三股山(1,213 m)
  • ニセイ山(1,180 m)
  • 三股山(1,155 m)
  • トノカリシベツ山(1,151 m)
  • オダッシュ山(1,097 m)
  • 臥牛山(1,071 m)
  • 佐幌岳(1,060 m)
  • 前峰(1,042 m)
  • 奥佐幌岳(1,040 m)
  • 串内反射板山(1,022 m)
  • チカベツ山(1,020 m)
  • ニコロ山(1,019 m)
  • 桜山(949 m)
  • 稚空知山(943 m)
  • ペンケ山(794 m) - 下ホロカメットク山と稚空知山の間にあるピークから伸びる尾根上に位置する山で、台地上の地形を成している。山名はペンケニコロ川の旧名「ペンケニコロペッ(アイヌ語:上方の気を持つ川)」に由来するとされる。登山道は存在しない。
  • パンケ山(479 m)- 下ホロカメットク山と稚空知山の間にあるピークから伸びるペンケ山とは別の尾根上に位置する山で、山奥にあるペンケ山と違い南麓・東麓は佐幌・屈足の農地となっている。山名はパンケニコロ川の旧名「パンケニコロペッ(アイヌ語:下方の気を持つ川)」に由来するとされる。なおパンケ・ペンケニコロ川の源頭はニコロ山という山である。山頂に反射板が設置されており、そのための管理道路が整備されている。
  • 沙間樹庵(563 m)
  • 西牛乳山(480 m)
  • 牛乳山(475 m)
  • 新得山(455 m)
  • 増田山(423 m)

河川

ダム・湖沼

人口

新得町と全国の年齢別人口分布(2005年) 新得町の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 新得町
■緑色 ― 日本全国
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
新得町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 11,089人
1975年(昭和50年) 11,537人
1980年(昭和55年) 9,502人
1985年(昭和60年) 9,008人
1990年(平成2年) 8,412人
1995年(平成7年) 7,822人
2000年(平成12年) 7,657人
2005年(平成17年) 7,243人
2010年(平成22年) 6,642人
2015年(平成27年) 6,288人
2020年(令和2年) 5,817人
総務省統計局 国勢調査より

気候

ケッペンの気候区分によると、新得町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、十勝総合振興局管内では唯一、特別豪雪地帯に指定されている[5]。

冬季は-20℃前後の気温が観測されることが珍しくなく、寒さが厳しい。しかし、1月の平均最低気温は-11.1度と、隣接する鹿追町と同じように十勝の中では冷え込みが弱い。

さらに見る 新得(上川郡新得町4条南、標高178m)の気候, 月 ...
新得(上川郡新得町4条南、標高178m)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F) 8.7
(47.7)
15.9
(60.6)
16.6
(61.9)
28.3
(82.9)
35.4
(95.7)
35.9
(96.6)
37.3
(99.1)
36.2
(97.2)
32.7
(90.9)
27.9
(82.2)
20.9
(69.6)
15.1
(59.2)
37.3
(99.1)
平均最高気温 °C (°F) −2.2
(28)
−1.4
(29.5)
3.2
(37.8)
10.6
(51.1)
17.2
(63)
20.7
(69.3)
23.7
(74.7)
24.7
(76.5)
21.0
(69.8)
14.7
(58.5)
7.2
(45)
0.2
(32.4)
11.6
(52.9)
日平均気温 °C (°F) −6.2
(20.8)
−5.6
(21.9)
−1.1
(30)
5.3
(41.5)
11.3
(52.3)
15.2
(59.4)
18.8
(65.8)
19.8
(67.6)
16.0
(60.8)
9.5
(49.1)
3.0
(37.4)
−3.3
(26.1)
6.9
(44.4)
平均最低気温 °C (°F) −11.1
(12)
−10.7
(12.7)
−5.7
(21.7)
0.0
(32)
5.5
(41.9)
10.3
(50.5)
14.7
(58.5)
15.7
(60.3)
11.4
(52.5)
4.5
(40.1)
−1.1
(30)
−7.3
(18.9)
2.2
(36)
最低気温記録 °C (°F) −25.7
(−14.3)
−28.3
(−18.9)
−22.6
(−8.7)
−11.6
(11.1)
−4.5
(23.9)
0.3
(32.5)
4.9
(40.8)
6.7
(44.1)
−0.2
(31.6)
−5.2
(22.6)
−12.4
(9.7)
−20.7
(−5.3)
−28.3
(−18.9)
降水量 mm (inch) 46.4
(1.827)
40.1
(1.579)
54.1
(2.13)
67.3
(2.65)
92.5
(3.642)
93.0
(3.661)
149.6
(5.89)
206.1
(8.114)
168.1
(6.618)
109.3
(4.303)
76.9
(3.028)
58.9
(2.319)
1,162.2
(45.756)
降雪量 cm (inch) 121
(47.6)
112
(44.1)
123
(48.4)
26
(10.2)
3
(1.2)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
26
(10.2)
107
(42.1)
517
(203.5)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 8.7 8.3 10.5 11.2 11.7 11.0 13.9 13.8 13.2 11.8 11.6 9.5 135.3
平均月間日照時間 133.8 127.5 171.8 178.1 184.8 141.4 119.4 129.7 142.1 152.1 118.2 112.8 1,711.6
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1977年 - 現在)[6][7]
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歴史

「新得の歴史」参照[8]。

佐幌高台の東側斜面と十勝川沿いには、縄文時代の遺跡が残っている。ピタラウシ川と佐幌川が合流する付近にある「新内チャシ」は、アイヌ文化期のものである。十勝地方の内陸部にある新得は、近世までの様子は知られていない。江戸時代は松前藩の領地であったが、藩の直接統治は及んでいなかった。

姉妹都市

姉妹都市

姉妹町盟約

行政

かつての新得町役場庁舎(2014年9月)

役場

  • 新得町役場
    • 屈足支所

歴代首長

さらに見る 歴代, 氏名 ...
「町勢要覧(資料編)」参照[20]
歴代氏名就任年月
村長
初代土門玄吾1915年(大正4年)4月
2代佐藤伊久馬1916年(大正5年)8月
3代高山広司1920年(大正9年)2月
4代林理一郎1921年(大正10年)5月
5代妹尾良貫1923年(大正12年)6月
6代柏量策1927年(昭和2年)7月
村長・町長
7代佐藤伊久馬1928年(昭和3年)7月
町長
8代小崎栄吉1936年(昭和11年)9月
9代植村包栄1947年(昭和22年)4月
10代杉本義行1949年(昭和24年)4月
11代山根常太郎1953年(昭和28年)8月
12代平野栄次1957年(昭和32年)8月
13代佐々木忠利1973年(昭和48年)8月
14代斉藤敏雄1993年(平成5年)8月
15代浜田正利2005年(平成17年)8月
16代湯浅真希2025年(令和7年)8月
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議会

かつて議場が設置されていた新得町役場庁舎(2014年9月)

町議会

  • 議員定数:12名
  • 議会
    • 定例会
    • 臨時会
  • 委員会
    • 総務厚生常任委員会
    • 産業文教常任委員会
    • 広報広聴常任委員会
    • 議会運営委員会

官公署

国の機関
道の機関
地方独立行政法人

公共施設

  • 町営浴場(トムラウシ温泉の温泉湯をタンクローリーで運んで使用)[21]
  • 新得町公民館
  • 新得町図書館
  • 新得町保健福祉センター「なごみ」
  • 新得町子どもセンター「なかよし」
  • 新内ホール
  • 佐幌農業会館
  • 屈足総合会館
  • 屈足農村環境改善センター

スポーツ施設

  • 新得運動公園
    • 野球場
    • テニスコート
    • 多目的運動広場
    • 新得町民体育館
    • パークゴルフコース
    • 新得町武道館
    • 新得町営温水プール「ビーバー」
  • 屈足公園
    • テニスコート
    • パークゴルフコース
  • 新得山スキー場
  • 新得町総合体育館(サホロアリーナ)
  • サホロテニスパーク
  • 屈足レイクサイドパークゴルフ場
  • サホロリバーサイド運動広場

公的機関

警察
消防
電力
  • 北海道電力新得営業所・新得水力センター
    • 富村発電所
    • 然別第二発電所
    • 上岩松発電所
    • 十勝発電所
    • 新岩松発電所
  • 電源開発くったり発電所
新聞社

教育機関

義務教育学校

中学校

  • 新得町立新得中学校
  • 新得町立屈足中学校

小学校

  • 新得町立新得小学校
  • 新得町立屈足南小学校

特別支援学校

幼稚園・保育園

  • 新得幼稚園
  • 新得保育所
  • 屈足保育園
  • トムラウシへき地保育所こじか園[24](富村牛小中学校に併設)

経済・産業

農業は畑作・畜産・酪農の大規模農業を展開している[2]。また、林業も盛んであり、製材の出荷量は十勝管内で有数の規模を誇っている[2]。観光では「日本百名山」の1つであるトムラウシ山や麓のトムラウシ温泉、佐幌岳のスキー場を核としたサホロリゾートやクラブメッド北海道サホロなどがあり、資源を生かした観光を展開している[2]。

組合
  • 新得町農業協同組合(JA新得町)[25]
  • 北海道農業共済組合(NOSAI北海道)十勝西部支所新得分室[26]
  • 西十勝森林組合
  • 十勝・新得フレッシュ地鶏事業協同組合
  • 新得町しいたけ生産組合
  • サホロ畜産事業協同組合
スーパーマーケット
ホームセンター
金融機関
郵便局
新得郵便局
  • 新得郵便局(集配局)
  • 屈足郵便局(集配局)
  • 富村牛簡易郵便局
宅配便

交通

新得駅(2013年8月)

鉄道

北海道旅客鉄道(JR北海道)

2024年3月31日までは富良野方面からも根室本線が伸びていた。同線は1966年(昭和41年)まで現在と異なる経路を通っており、その景色は日本三大車窓の一つとされた[30]。町内には新内駅が設置されており、新線切替後も新内駅 - 新得駅間が狩勝実験線として1979年(昭和54年)まで活用された[31]。

バス

「新得駅前」を中心に以下の市町と結ばれる[32]。

新得町コミュニティバス「そばくる」
  • 町内路線
北海道拓殖バス(新得営業所を設置)

タクシー

  • 新得ハイヤー

道路

町の西部を道東自動車道(北海道横断自動車道)が通っている。国土交通省から新得SICの事業許可がNEXCO東日本に出ており、PAとともに整備され、近隣には道の駅が併設される予定となっている[33]。町内を通る幹線道路は、シーニックバイウェイの「十勝平野・山麓ルート」[34]、大雪—富良野—十勝を結ぶ「北海道ガーデン街道」になっている[35]。

農道離着陸場

文化財

観光・レジャー

祭事・催事

  • 新得神社山桜まつり(5月上旬)
  • 狩勝トレイルランニング(5月下旬)
  • GANKE FES(7月上旬)[37]
  • 新得そばの里まつり(7月下旬)
  • くったりふるさと祭り(8月中旬)
  • Shintoku空想の森映画祭(9月中旬)
  • しんとく新そば祭り(9月下旬)
  • 全国フロアカーリング交流大会(9月下旬)
  • うまいっしょ「しんとく」大雪まつり(10月上旬)
  • いらっしゃいしんとくイルミネーション(12月上旬から2月下旬)

競技

名産・特産

新得町はソバの産地であり、「新得そば」が有名となっている。国道38号沿いは通称「そばロード」と呼ばれ、両側にそば畑を見ることができる[38]。

新得町が舞台(ロケ地)となった作品

人物

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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Top Qs

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