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杉沢 (横手市)

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杉沢(すぎさわ)は、秋田県横手市の大字。郵便番号013-0001[3]。人口は1,083人、世帯数は269世帯(2020年10月1日現在)[1]。住居表示は全域で未実施[5]。旧平鹿郡横手町杉沢、旧平鹿郡朝倉村大字杉沢、旧平鹿郡杉沢村・見入野新田村に相当する。

小字

横手地域の北東部に位置しており、東側で山内地域と隣接する[6]。西端を国道13号とその旧道である県道272号御所野安田線が南北に縦貫し、中央部で接続している[6]。横手盆地の東端、奥羽山脈の山麓部に位置しており、東部の大部分は山地である[6]。西部は、南西に向かって流れる杉沢川および吉沢川によって形成された扇状地であり、これらの河川や天狗沢・一の坂の溜池などを利用して水田が開かれている[6]。山間部には弥勒、扇頂部に当たる山裾には上台・中島・見入野・吉沢、西端には谷地中・中杉沢の各集落が散在している[6]。式内小社と伝えられる塩湯彦神社の参道登山口に当たる[7]。

全域が都市計画区域に含まれるが、区域区分非設定区域となっている[8]。都市計画法上の用途地域では工業団地の全域が工業専用地域に指定されており、それ以外は未指定[9]。

2024年(令和6年)10月5日時点での「横手市(秋田地方法務局大曲支局)登記所備付地図データ」[10]、デジタル庁公表の「アドレス・ベース・レジストリ」の「秋田県 横手市 町字マスター(フルセット) データセット」[11]、横手市公表のオープンデータ[12]によれば、杉沢の小字は以下の通りである。

町・字 出典
大字 小字 登記[10] 町字マスター[11] 行政区一覧[12]
杉沢 字市ノ沢 ○ ○ ○
字ガケ下 ○ ○ ○
字角代沢 ○ ○ ○
字館泉 ○ ○ ×
字吉沢 ○ ○ ○
字見入野 ○ ○ ○
字見入野天狗沢 ○ ○ ○
字糠塚 ○ ○ ○
字才ノ神 ○ ○ ○
字獅ケ本 ○ ○ ○
字七曲 ○ ○ ×
字女夫沢 ○ ○ ×
字焼止 ○ ○ ×
字上台 ○ ○ ○
字千刈田 ○ ○ ×
字大巻 ○ ○ ×
字沢田 ○ ○ ○
字谷地中 ○ ○ ○
字誕生下 ○ ○ ○
字中杉沢 ○ ○ ○
字中島 ○ ○ ×
字鶴ケ首 ○ ○ ○
字鶴谷地 ○ ○ ○
字天狗沢 ○ ○ ○
字東杉沢 ○ ○ ○
字内清水ケ台 ○ ○ ○
字南杉沢 ○ ○ ○
字野杉沢 ○ ○ ○
字弥勒 ○ ○ ○
字狼ケ沢 ○ ○ ○
字狼ノ沢 ○ ○ ○

歴史

正保4年(1647年)の『出羽国知行高目録 下』では、杉之沢村として村名が見える[13]。 享保15年(1730年)の『六郡郡邑記』では本村が無く、支郷を総称した村名として記載があり、弥勒村(家数16軒)・上台村(同8軒)・館泉村(同8軒)・谷地中村(同10軒)・御所野村(同7軒)・中杉沢村(同11軒)・中嶋村(同14軒)・見入野村(同7軒)・吉沢村(同7軒)の9支郷が見える[13]。御所野村は、寛文4年(1664年)に茂木弥三郎および横手給人の上遠野監物・上遠野小左衛門・小貫次右左衛門によって開墾され、杉沢村から農民が移住して成立した村だった[13]が、享保年間に安本村の枝郷となった[14]。また、見入野村は延宝9年(1681年)に杉沢村の南部で[15]開墾された村であり、菅江真澄の『雪の出羽路 平鹿郡』によれば、その後見入野村が分出し、見入野新田村となったと記されている[13]。また、御所野村についても宝永から延宝年間に安本村に分属したとされている[7]。

沿革

世帯数と人口

2020年(令和2年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。

大字小字世帯数人口
杉沢 字鶴谷地 47世帯 117人
字見入野 50世帯 146人
字市ノ沢 38世帯 112人
字谷地中 34世帯 102人
字内清水ケ台 25世帯 73人
字狼ヶ沢 6世帯 19人
字糠塚 27世帯 78人
字中杉沢 54世帯 333人
字吉沢 38世帯 103人
計 319世帯 1,083人

人口・世帯数の推移

以下は国勢調査による1995年(平成7年)以降の人口の推移。

杉沢の人口推移
年 人口
1995年(平成7年)[21]
1,156
2000年(平成12年)[22]
1,191
2005年(平成17年)[23]
1,170
2010年(平成22年)[24]
1,270
2015年(平成27年)[25]
1,031
2020年(令和2年)[1]
1,083

以下は国勢調査による1995年(平成7年)以降の世帯数の推移。

杉沢の世帯数推移
年 世帯数
1995年(平成7年)[21]
282
2000年(平成12年)[22]
280
2005年(平成17年)[23]
295
2010年(平成22年)[24]
341
2015年(平成27年)[25]
277
2020年(令和2年)[1]
319

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[26]。

小字小学校中学校
全域横手市立朝倉小学校横手市立横手北中学校

交通

鉄道

域内に駅はない。最寄り駅は■奥羽本線、■北上線の横手駅。

バス

羽後交通[27]
  • 上台(上台線)
  • 杉沢(上台線、横手・大曲線)
  • 鶴巻町(上台線、横手・本荘線、横手・大曲線、横手・小安線)
  • 中島(上台線)
  • 中島会館前(上台線)
  • 見入野(上台線)
  • 谷地中(上台線)
  • 谷地中会館前(上台線)
  • 吉沢(上台線)

道路

施設

  • 吉沢神社(字吉沢2番地)[28]
    祭神:豊受姫大神・厳島比咩大神、祭日:9月11日[28]
    社伝によると、寛弘2年(1005年)9月9日に、ト部大連の末流満徳長者致尚による建立だと言われている[29]。
  • 誕生神社(字狼沢25番地)[29]
    祭神:手力雄大神・宇賀之御魂大神[29]、祭日:5月8日[29]
    開創年代は不明であるが、社名の通り神仏習合時代の神社であると考えられる。杉沢には誕生下という字名があり、誕生のお釈迦さまと言われ崇拝されていた[29]。
  • 中杉沢簡易郵便局(字中杉沢569番地)[30]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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