楊志

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楊志

楊 志(よう し)は、中国小説四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。北宋末期に実在した同名の武将がモデルとされる。[1]

史実の楊志の記述は極めて少ないが、中国の歴史学者余嘉錫は、童貫の配下の武将として宋金戦争に従軍した人物であるとしている。[2] 余の説によれば、野史『三朝北盟会編』巻六には遼討伐軍の武将を列記した箇所があり、「宣和四年,六月,童貫河閒府に至り…种師道を以て東路の兵を総べしめ、白溝に屯せしむ…趙明、楊志は将として選鋒たり…」とあり、楊志は童貫の配下として先陣を務めた武将だったようである。余嘉錫は、楊志は宋江の部下として方臘討伐に従軍した後、宋江が陣没したためにその兵を受け継ぎ、方臘制圧の功績によって先陣の将となっていたのであろうとしている。楊志は「招安巨寇」と呼ばれ、种師中の配下となり、1126年の第一次金軍入寇の戦いに従軍し、金を迎撃したが兵糧が支給されなかったために不満を持ち、逃走した。このため种師中は戦死してしまった。楊志のその後の行方は分からない。

『水滸伝』での概要

物語中での活躍

脚注

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