江津市
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| ごうつし 江津市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
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| 国 |
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| 地方 | 中国地方(山陰地方) | ||||
| 都道府県 | 島根県 | ||||
| 市町村コード | 32207-5 | ||||
| 法人番号 | 1000020322075 | ||||
| 面積 |
268.24km2 | ||||
| 総人口 |
20,549人 [編集] (推計人口、2026年3月1日) | ||||
| 人口密度 | 76.6人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 浜田市、大田市、邑智郡邑南町、川本町 | ||||
| 市の木 | クロマツ | ||||
| 市の花 | ツツジ | ||||
| 市の歌 | 江津市歌(1954年制定) | ||||
| 江津市役所 | |||||
| 市長 | 中村中 | ||||
| 所在地 |
〒695-8501 島根県江津市江津町1016番地4 北緯35度00分42秒 東経132度13分04秒 / 北緯35.01178度 東経132.21767度座標: 北緯35度00分42秒 東経132度13分04秒 / 北緯35.01178度 東経132.21767度 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
江津市(ごうつし)は、島根県の西部(石見地域)にある市。山陰地方で最も人口が少なく、また島根県では最も面積が狭い市でもある。
隣接する自治体
気候
| 桜江地域雨量観測所(1991-2020)(桜江)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 降水量 mm (inch) | 153.9 (6.059) |
121.0 (4.764) |
144.8 (5.701) |
125.3 (4.933) |
144.2 (5.677) |
199.6 (7.858) |
255.7 (10.067) |
171.5 (6.752) |
213.7 (8.413) |
128.3 (5.051) |
123.5 (4.862) |
172.2 (6.78) |
1,953.5 (76.909) |
| 平均降水日数 (≥1.0mm) | 17.0 | 14.3 | 14.0 | 10.9 | 10.3 | 12.0 | 12.1 | 10.4 | 11.3 | 9.9 | 12.3 | 16.8 | 151.1 |
| 出典:気象庁[2] | |||||||||||||
歴史

2010年4月25日撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。
略史
「郷田」あるいは「郷津」とも呼ばれ、江の川の渡津集落から発展し、古くから舟運と日本海の海運の要所として繁栄した。近世は幕府領(天領)になり、その中心部を山陰道が貫き、東は大森銀山、西は浜田へと向かっていた。
1671年(寛文11年)に上方への西廻り航路が確立されると、千石船の出入りする物品の集散地として、河岸に廻船問屋や倉庫(蔵屋敷)が立ち並んだ。北前船の寄港地および天領米の積出港として、岸辺には四、五十隻の帆船が並び立ち、浜田で入港を待ち合わせるという混雑状態で、大森銀山につぐ石見国第二の町として賑わいを見せた。江の川流域の邑智郡・那賀郡で生産される鉄・木材・紙・楮なども河川を通じて運ばれ、全国に発送されるとともに、日用雑貨もこの港から移入されていった[3]。
幕末の1866年(慶応2年)には長州軍振武隊(隊長佐々木男也、参謀大村益次郎)の一個大隊450名余りが進駐し、1869年(明治2年)までの3年に渡り本陣が設置された。陣屋新築に際して、近隣15ケ村より壮丁を募り、半年後までに本陣など12棟の建築物の陣営を完成させた。また村々より桜樹千株が献上された。現在でも長州軍の志士5名の墓石が残されている。
明治40年には、東宮殿下(後の大正天皇)山陰路御行啓(東郷平八郎海軍大将同行)に際し、江津本町地区に駐泊することになった。御便殿の新築などが行われ、町全体での歓迎ぶりであったという。
1920年(大正9年)の山陰本線の開通により、舟運は衰え、商業の中心が浜田へ移動した。三江線の開通により、江津本町駅周辺から江津駅周辺に市街地が移動した。
その後、江の川の水資源と砂丘によって、日本レイヨン(現:ユニチカ)、山陽国策パルプ(現:日本製紙)などの工場が誘致され、1942年(昭和17年)以降、砂丘地域に、製糸・化学・パルプの工場が進出した。
年表
- 1920年(大正9年)12月25日 - 石見江津駅(現:江津駅)が開業。
- 1926年(昭和元年)- 片倉製糸(現:片倉工業)が進出、片倉江津製糸(後のユニチカサンシ江津工場)を設立し操業開始。
- 1930年(昭和5年)4月20日 - 三江線の石見江津 - 川戸駅間が開業。
- 1947年(昭和22年)11月30日 - 昭和天皇が島根化学工業江津工場に行幸(昭和天皇の戦後巡幸)[4]。
- 1954年(昭和29年)4月 - 市制施行。「江津市歌」および「江津市音頭」を制定。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 島根県済生会江津病院が開院。
- 1973年(昭和48年)11月8日 - 市民憲章・市の木・市の花を制定。
- 1974年(昭和49年)4月 - 江津市図書館が開館。
- 1975年(昭和50年)
- 5月 - 島根県立少年自然の家が開所。
- 8月31日 - 国鉄三江線が全線開通。
- 1980年(昭和55年)4月 - 江津市民球場が完成。
- 1981年(昭和56年)12月 - 江津市民体育館が完成。
- 1985年(昭和60年)10月 - 島根県石央地域地場産業振興センターが完成。
- 1993年4月1日 - 島根職業能力開発短期大学校(現・中国職業能力開発大学校附属島根職業能力開発短期大学校)が開校。
- 1995年4月21日 - 江津市総合市民センターが完成。
- 2003年9月21日 - 山陰自動車道江津IC - 浜田JCT間が供用開始、江津道路が全線開通。
- 2004年10月1日 - 桜江町との合併に伴い、新市章・市民憲章を制定。
- 2009年2月 - 江津高野山風力発電所が運転開始。
- 2015年7月1日 - 江津バイオマス発電所が営業運転開始。
- 2016年8月1日 - パレットごうつがオープン。
- 2018年
- 2020年7月 - 令和2年7月豪雨により江の川が増水、被害を受ける。
- 2021年5月6日 - 新庁舎へ移転。
行政区域の変遷
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 那賀郡江津町・都野津町・浅利村・跡市村・川波村・川平村・江東村・二宮村・松川村が新設合併し、江津市が発足。島根県下で7番目の市制施行(安来市と同日施行)。
- 1956年(昭和31年)8月1日 - 那賀郡国府町の一部(大字本明・上有福)を編入。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 邑智郡桜江町を編入。
町名・大字
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行政
市長
- 中村中(1期目)
- 任期:2026年7月15日
歴代市長
| 代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 初 | 飯田豊 | 1954年5月1日 | 1958年4月14日 | |
| 2-3 | 千代延定良 | 1958年4月14日 | 1962年6月12日 | 任期中死去 |
| 4 | 藤田龍夫 | 1962年8月1日 | 1966年7月15日 | |
| 5-6 | 岡田信正 | 1966年7月16日 | 1974年7月15日 | |
| 7-8 | 佐々木隆夫 | 1974年7月16日 | 1982年7月15日 | |
| 9-10 | 福原友宏 | 1982年7月16日 | 1990年7月15日 | |
| 11-12 | 牛尾一弘 | 1990年7月16日 | 1998年7月15日 | |
| 13-16 | 田中増次 | 1998年7月16日 | 2014年7月15日 | 桜江町と合併 |
| 17-18 | 山下修 | 2014年7月16日 | 2022年7月15日 | |
| 19 | 中村中 | 2022年7月16日 |
市議会
- 定数:16人(第18期)
- 任期:2026年5月31日
市の機関
- 江津市役所
- 支所 - 桜江支所
財政
財政状況
- 普通会計歳入総額:178億7589万3千円(平成27年度)
- 普通会計歳出総額:171億8095万5千円(平成27年度)
- 民生費:50億793万5千円(構成比:29.1%)
- 総務費:22億8200万4千円(13.3%)
- 公債費:21億5546万4千円(12.5%)
- 地方債現在高:224億3686万円(平成27年度)
- 積立金現在高(平成27年度)
- 財政調整基金:6億3454万3千円
- 減債基金:13億3969万8千円
- その他特定目的基金:28億5777万1千円
財政指標
- 財政力指数:0.33%(平成27年度)
- 経常収支比率:91.7%(平成27年度)
- 健全化判断比率(平成27年度)
- 実質赤字比率 -%
- 連結実質赤字比率 -%
- 実質公債費比率 13.9%
- 将来負担比率 140.2%
政策課題
三江線廃止とバス転換
江津市と広島県三次市の間を結ぶJR三江線(108.1 km)は利用者低迷により年間10億円近くの赤字となっていた[6]。三江線は2018年3月末に廃止されバス転換が決まり、「三江線沿線地域公共交通活性化協議会」で三江線沿線の公共交通の再編が議論されている[7]。
江津市庁舎耐震基準問題

江津市庁舎は建築家の吉阪隆正早稲田大学元教授の研究室が手掛けたもので、橋脚の上に橋桁のような建物が載った特徴的なデザインになっており、1961年にA棟・B棟・C棟が完成した。2015年度には、DOCOMOMO Japanによって「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」として192番目の選定を受けた[8]。
その後、築50年以上が経過し無理に耐震補強を施すと現存する設計上の揺れを逃がすための構造(A棟の梁にピアノ線を張っている構造)に悪影響を及ぼす恐れがあると、当時の施工図面が見つかっていなかったこともあり、その不安が指摘されていた[9]。関係者のヒアリングから施工図面一式が見つかったこともあり、継続的な利用に向けた話し合いが進められた[10]。
改修を前提に市庁舎改修整備検討委員会を設け耐震補強の方法が検討されていたが、耐震補強しても震度6強以上の地震には耐えられないことが判明したほか、2016年4月に熊本地震で市庁舎などが被災したことを受け方針転換され、2016年10月31日に新庁舎を事業費40億円で建設することが発表された(旧庁舎は取り壊さないが使い道は未定である)[11]。
国の行政機関
- 中国地方整備局浜田河川国道事務所 江の川下流出張所
県の行政機関・公共施設
- 島根県企業局西部事務所
- 島根県江津家畜保健衛生所
- 島根県警察江津警察署
- 島根県立少年自然の家
広域連合・一部事務組合
姉妹都市・提携都市
人口
| 江津市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 江津市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 江津市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
江津市(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
地域
教育
小学校
中学校
高等学校
公立
私立
- 石見智翠館高等学校(旧・江の川高等学校)
- キリスト教愛真高等学校
特別支援学校
学校教育以外の施設
医療
主要医療機関
経済・産業
漁業
漁港
製造業
江津市の製造品出荷額等は441億円(平成26年)、従業者数は1,473人(平成26年)、従業者4名以上の製造事業者数は54事業所(平成26年)となっている[12]。
地場産業として古くから石州瓦の生産の中心地と知られており、製造品等出荷額等では窯業(岩見焼)・土石製品が53億円と最も大きくなっている[12]。近年は住宅着工件数の低迷や住宅の洋風化などで石州瓦の需要が減少しており、2007年にはアメックス協販が自己破産を申請するなど厳しい状況が続いている。石見焼においては、生活用品を主として生産され、近年では、タイルや民芸品の商品も開拓し、全国市場を獲得している。
江の川河口には日本製紙ケミカル事業本部の江津工場が立地しており、溶解パルプや機能性化成品が製造されている。2010年にパナソニックエレクトロニックデバイスが撤退したが、近年は江津道路の開通や土地代の安さなどからバイオマス発電所や樹脂加工メーカーなどの企業進出が見られる。
小売業
小売業の事業所数は262事業所、従業員数は1,231人、年間商品販売額は2,036百万円、売場面積は34,016m2となっている[13]。平成19年の商業統計調査では、事業所数は356事業所、従業員数は1,523人、年間商品販売額は2,588百万円、売場面積は38,655m2となっている[14]。人口減少などで小売業の年間販売額は減少しており、事業所数・従業員数も減少している。
2017年1月には中心市街地に立地し、市内最大の商業施設であったショッピングタウン グリーンモールが売上の低迷などで閉店。10月に経営権を取得したイズミがゆめタウン江津としてオープンさせた。
地元購買率(全商品)は旧江津市が75.8%、旧桜江町では25.1%(旧江津市への流出は35.7%)となっている[15]。旧江津市では11.5%、旧桜江町では13.6%が近隣の浜田市に流出している[15]。
ショッピングセンター
スーパーマーケット
コンビニエンスストア
- ローソン - 江津済生会病院前店、都野津駅前店、江津敬川店、江津桜江町店、江津嘉久志町店、ローソン・ポプラ江津渡津町店、ローソン・ポプラ江津舞乃市店
- セブン-イレブン - 江津二宮店、江津浅利店、江津和木店
家電量販店
衣料品店
- しまむら江津店
ホームセンター
- ジュンテンドー江津店
- コメリハード&グリーン江津店
ドラッグストア
- ドラッグストアウェルネス江津店
- ウエルシア江津嘉久志店
- ウエーブ - ごうつ店、江津調剤薬局等
- ディスカウントドラッグコスモス敬川店
- ディスカウントドラッグコスモス嘉久志店
書店
- しんぷう堂
本社を置く主要企業・団体
工場・事業所を置く主要企業・団体
- 日本製紙ケミカル事業本部江津事業所
- 第一稀元素化学工業江津工場
- ツチヨシ産業江津工場
- シティプラスチック島根工場
- 株式会社日本パーカーライジング広島工場江津事業所
発電所
- 島根県企業局 - 江津高野山風力発電所、江津浄化場太陽光発電所、江津地域拠点工業団地太陽光発電所
- 江津ウインドパワー - 江津東ウインドファーム風力発電所
- 合同会社しまね森林発電 - 江津バイオマス発電所
金融機関

銀行
協同組織金融機関
通信
交通
観光

東京都からの移動時間距離が全国で最も遠い市とされ[16][17][注釈 1][18]、高等学校「地理A」の教科書やテレビ番組でも取り上げられた[17]。そのことから「東京から一番遠いまち」とPRしている[16][19]。
江津市の伝統芸能「石見神楽」をVRChat上で楽しめるように、ワールド、アバター用衣装をBOOTHで無料配布するなど、メタバースを生かした観光プロモーションを行っている[20]。大阪万博「大阪・関西万博 地方創生SDGsフェス」にも出店もしている[20]ほか、VRChat利用者でもあるバーチャルYouTuber敷嶋てとらに旅行Vlogの撮影を依頼する[19]など、精力的な広告宣伝が行われている。
また、「黒松まちづくり協議会」が黒松町が舞台の一つとなっている『シノハユ』の「くろまつ聖地巡礼マップ」を作成する[21]など、コンテンツツーリズムの施策もみられる。
観光資源
名所・旧跡
自然
- 千丈渓(島根県立自然公園)
建造物・公園・施設等


- パレットごうつ
- なぎの木テラス
- 江津市総合市民センター
美術館・博物館
- 今井美術館
- 島根県立しまね海洋館 - 浜田市との境界線上に所在。
温泉・温泉施設
海水浴場
- 波子海水浴場
- 浅利海水浴場
- 黒松海水浴場
名物・特産品
イベント・祭事など
- 江の川祭り(8月16日)
- 山辺神宮祇園祭(7月第3日曜日)
- 石見神楽
- 大元神楽
- A1市街地グランプリ




