ヨハン・クリスティアン・バッハの肖像
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 英語: Portrait of Johann Christian Bach | |
| 作者 | トマス・ゲインズバラ |
|---|---|
| 製作年 | 1776年ごろ |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 75.5 cm × 62 cm (29.7 in × 24 in) |
| 所蔵 | ナショナル・ポートレート・ギャラリー、ロンドン |
『ヨハン・クリスティアン・バッハの肖像』(ヨハン・クリスティアン・バッハのしょうぞう、英: Portrait of Johann Christian Bach)は、18世紀イギリスの巨匠トマス・ゲインズバラが1776年ごろ、キャンバス上に油彩で制作した絵画である[1][2]。1983年以来、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーに所蔵されている[3]。
ゲインズバラは1759年から1774年まで洒落た温泉の町バース (イングランド) に滞在し、上流階級の人物、代表的芸術家や音楽家の肖像を描いた。それは、1774年に彼がロンドンに移ってからも同様であった。ゲインズバラはヨハン・クリスティアン・バッハの友人であったが、バッハの教師ジョヴァンニ・マルティーニのためにボローニャにあった著名な音楽家のギャラリー用として彼の肖像が求められた時、彼はゲインズバラに肖像を描いてもらうことを決めた[3]。バッハはまた、自身のために肖像画の別ヴァージョンもゲインズバラに依頼したが、それが本作である[3]。
モデルのヨハン・クリスティアン・バッハはドイツ生まれの作曲家で、彼の父ヨハン・セバスティアン・バッハを含む著名な音楽一家バッハ家出身の人物である。彼は1762年にロンドンに居を定め、長い間イギリスに滞在していたため、「イギリスのバッハ」として知られるようになった[3][4]。バッハは王妃シャーロット・オブ・メクレンバーグ=ストレリッツ王妃の音楽教師で、イギリス王家の人々にハープシコードを教えた[3]。 本作で、バッハは座った姿で表されており、右手に楽譜を持ち、左側を見ている。