昭和歌謡大全集 (テレビ番組)
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初回放送分は、テレビ東京開局25周年の特別番組の1つとして製作・放送された。1回限りで終了する予定だったが、大反響を呼んだために期首恒例特別番組へと昇格した。番組開始当初は20%近い視聴率を、放送末期においても8% - 9%前後を記録した。2003年3月23日放送の第20弾からはステレオ放送された。
司会は玉置宏と水前寺清子が担当。当初は東京12チャンネル時代のテレビ東京で放送された歌謡番組『なつかしの歌声』に司会者の1人として出演していたコロムビア・トップがご意見番(戦前 - 戦中コーナー担当司会)として出演していたが、第22弾(2004年3月放送)の放送後に病没している。その他には、2003年から司会として参加し、後に「歌のふるさとをたずねて」担当となったうつみ宮土理がいる。2004年にはコロッケも司会の1人として参加していた。
番組内容は、長らく視聴者のリクエストを加味して戦前・戦中・戦後(昭和初期 - 昭和30年代)を年代順に振り返るのを中心に、歌う映画スターの特集を組んだり、回と回の間に逝去した歌手を偲んだりするという構成を取っていたが、マンネリ化を防ぐために様々な試みが為された。その一環として、昭和40年代以降の曲も取り上げたり(山口百恵らが取り上げられたこともあった)、「歌のふるさとをたずねて」「カラオケベスト10」「著名人に聞く思い出の歌」といったコーナーを実施したり、放送時間および放送回数の縮小(1999年 - 2001年は年1回・2時間の放送だった)などを行ったりしていた。
番組中に放送のVTRには、基本的にテレビ東京が過去に放送していた『なつかしの歌声』『演歌の花道』『にっぽんの歌』『夏祭りにっぽんの歌』『年忘れにっぽんの歌』『日本歌手協会歌謡祭』の映像を用いていた。中でも『なつかしの歌声』は東京12チャンネル時代のテレビ東京の看板番組であり、最も多くの映像が使われていた。また、この『昭和歌謡大全集』のテーマ音楽およびオープニングナレーション「老いたる者には過ぎにし青春の郷愁を、若人には呼べど逝にて再び帰り来たらぬ古の幻を、いざ楽しまんかな『昭和歌謡大全集』」は、同番組のテーマを流用したものである。オープニングナレーションはコロムビア・トップが担当し、トップの没後も過去に録音した音源を使用していた。
この番組の最大の売りは、放送時点で既にこの世を去っている歌手や、VTRが残っていなかったり、残っていても放送のチャンスが無く他局では見ることのできない歌手および歌の映像を放送していたことにあり、既に鬼籍に入って久しい戦前から戦後を代表する歌手の映像を観ることのできる数少ない番組であった。また、取り上げた歌を歌った人物(あるいはその子息をはじめとする関係者)をスタジオに集め、当時の思い出やその後の近況を語る姿も番組の大きな特徴であった。ただし、最終回にあたる第29弾(2007年8月15日放送)では、司会の玉置と水前寺のみで進行した。
オープニング・エンディング及び提供クレジット時は片山光俊作曲「なつかしの歌声のテーマ」のインストゥルメンタル(オフヴォーカル)版が流れた。
2008年、司会の玉置が「ラジオ名人寄席不正音源使用事件」の責を負って当番組も降板し、これに際して司会交代ではなく番組そのものをリニューアルすることとなり、15年の歴史に幕を下ろした。
放送リスト
| 回 | 放送日・時間 |
|---|---|
| 1 | 1992年4月1日(水)19:03 - 21:48 |
| 2 | 1992年7月19日(日)19:03 - 21:48 |
| 3 | 1992年9月29日(火)19:03 - 21:48 |
| 4 | 1993年2月8日(月)19:03 - 21:48 |
| 5 | 1993年4月2日(金)19:03 - 21:48 |
| 6 | 1993年10月12日(火)19:03 - 21:48 |
| 7 | 1994年2月7日(月)19:03 - 21:48 |
| 1994年2月8日(火)19:03 - 21:48 | |
| 8 | 1994年10月3日(月)19:03 - 21:48 |
| 1994年10月4日(火)19:03 - 21:48 | |
| 9 | 1995年2月13日(月)19:03 - 21:48 |
| 10 | 1995年10月15日(日)19:00 - 21:48 |
| 11 | 1996年4月14日(日)19:00 - 21:48 |
| 12 | 1997年2月16日(日)19:00 - 21:48 |
| 13 | 1997年8月25日(月)19:00 - 21:48 |
| 14 | 1998年2月23日(月)19:00 - 21:54 |
| 15 | 1998年8月24日(月)19:00 - 21:54 |
| 16 | 1999年8月23日(月)19:00 - 20:54 |
| 17 | 2000年8月21日(月)19:00 - 20:54 |
| 18 | 2001年8月20日(月)19:00 - 20:54 |
| 19 | 2002年9月1日(日)19:00 - 21:54 |
| 20 | 2003年3月23日(日)19:00 - 21:54 |
| 21 | 2003年9月1日(月)19:00 - 21:48 |
| 22 | 2004年3月22日(月)19:00 - 21:54 |
| 23 | 2004年8月30日(月)19:00 - 21:54 |
| 24 | 2005年2月9日(水)20:00 - 22:48 |
| 25 | 2005年8月22日(月)19:00 - 21:48 |
| 26 | 2006年3月27日(月)19:00 - 21:48 |
| 27 | 2006年8月28日(月)19:00 - 21:48 |
| 28 | 2007年3月4日(日)19:00 - 21:48 |
| 29 | 2007年8月15日(水)19:00 - 20:55 |
・1999年8月30日には「月曜特集'99」枠(19:00 - 19:50)にて「懐かしき昭和の名曲戦時歌謡」と題した本番組同様の特集が放送された。司会は山本文郎。
番組が取り上げた歌手・歌
あ行
- 青江三奈
- 青山和子
- 赤坂小梅
- ほんとにそうなら / 黒田節
- 天地真理
- 石川さゆり
- 市丸
- 三味線ブギ / 天竜下れば / ちゃっきり節
- 伊藤咲子
- 伊藤久男
- イヨマンテの夜 / 暁に祈る / あざみの歌 / 高原の旅愁 / 建設の歌 / 山のけむり
- 植木等
- スーダラ節 / ハイそれまでョ
- 海原千里・万里
- エト邦枝
- 榎本健一
- 江利チエミ
- 欧陽菲菲
- 雨の御堂筋 / ラヴ・イズ・オーヴァー
- 大津美子
- 東京アンナ / ここに幸あり / いのちの限り / 東京は恋人
- 岡晴夫
- 憧れのハワイ航路 / 啼くな小鳩よ / 東京の花売り娘 / 逢いたかったぜ/青春のパラダイス
- 岡本敦郎
- 音丸
- 船頭可愛や
- 小畑実
- 勘太郎月夜唄 / 高原の駅よ、さようなら / 湯島の白梅(婦系図の歌) / 星影の小径 / 長崎のザボン売り
か行
- 神楽坂はん子
- ゲイシャワルツ
- 春日八郎
- 金田たつえ
- 花街の母
- 北原謙二
- 若いふたり / ふるさとのはなしをしよう
- 霧島昇
- 誰か故郷を想わざる / 旅の夜風 / 三百六十五夜 / 一杯のコーヒーから(霧島のみ) / 若鷲の歌
- 黒木憲
- 霧にむせぶ夜
- 黒沢明とロス・プリモス
- ラブユー東京 / たそがれの銀座
- 小唄勝太郎
- 島の娘 / 明日はお発ちか(音盤等においては『明日はお立ちか』)
- 小柳ルミ子
さ行
た行
- 高田浩吉
- 大江戸出世小唄 / 白鷺三味線 / 鴛鴦道中(共唱、高田美和)
- 高峰三枝子
- 湖畔の宿 / 宵待草 / 南の花嫁さん / 懐しのブルース / 別れのタンゴ / 情熱のルムバ
- 竹山逸郎
- 異国の丘 / 月よりの使者(共唱、平野愛子)
- 田谷力三
- 恋はやさし野辺の花よ / 美しき天然(共唱、羽衣歌子)
- 千葉紘子
- 折鶴
- 鶴田浩二
- 赤と黒のブルース / 好きだった / 街のサンドイッチマン / 傷だらけの人生
- 鶴田六郎
- 港の恋唄
- ディック・ミネ
- 人生の並木路 / 旅姿三人男 / 夜霧のブルース / 或る雨の午後 / ダイナ
- テレサ・テン
- 空港 / 時の流れに身をまかせ
な行
は行
- 灰田勝彦
- 箱崎晋一郎
- 熱海の夜
- 羽衣歌子
- 女給の唄 / 美しき天然
- 服部富子
- 小雨の丘(台詞無し)
- ヒデとロザンナ
- 愛の奇跡 / 愛は傷つきやすく
- 平野愛子
- 港が見える丘 / 君待てども / 月よりの使者(共唱、竹山逸郎)
- 平山みき
- 伏見信子
- 花言葉の唄(共唱、岡本敦郎)
- 藤山一郎(番組にVTRでコメントを寄せたことがある)
- 藤原亮子
- 月よりの使者(藤原のみ)
- 二葉百合子
- フランク永井
- 有楽町で逢いましょう / 銀座の恋の物語 / 夜霧の第二国道 / 羽田発7時50分 / 東京ナイト・クラブ / 霧子のタンゴ / 西銀座駅前
ま行
- 槇みちる
- 松尾和子
- 東京ナイトクラブ / 誰よりも君を愛す / 再会 / お座敷小唄
- 松山恵子
- だから云ったじゃないの / お別れ公衆電話 / アンコ悲しや / 十九の浮草
- 美空ひばり
- 美ち奴
- あゝそれなのに / うちの女房にゃ髭がある(共唱、杉狂児)
- 三波春夫
- 三善英史
- 雨 / 円山・花町・母の町