東島丹三郎は仮面ライダーになりたい
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| 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい | |
|---|---|
| ジャンル | 青年漫画 格闘漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 柴田ヨクサル |
| 出版社 | ヒーローズ |
| 掲載誌 | 月刊ヒーローズ コミプレ |
| レーベル | ヒーローズコミックス |
| 発表号 | 月刊ヒーローズ: 2018年6月号 - 2020年12月号 コミプレ: 2020年11月27日 - |
| 発表期間 | 2018年5月1日[1] - |
| 巻数 | 既刊17巻(2025年12月現在) |
| アニメ | |
| 原作 | 柴田ヨクサル |
| 監督 | 池添隆博 |
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | Cindy H.Yamauchi |
| 音楽 | TeddyLoid |
| アニメーション制作 | ライデンフィルム |
| 製作 | アニプレックス クランチロール 木下グループ TOKYO MX |
| 放送局 | TOKYO MXほか |
| 放送期間 | 2025年10月5日 - 2026年3月22日 |
| 話数 | 全24話[2] |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ |
『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』(とうじまたんざぶろうはかめんライダーになりたい)は、作:柴田ヨクサル、協力:石森プロ・東映による日本の漫画。『月刊ヒーローズ』(株式会社ヒーローズ) において、2018年6月号より連載開始[1]。2020年12月号での休刊以降は同社が運営するウェブコミックサイト『コミプレ』に移行している[3]。
『月刊ヒーローズ』2019年1月号では柴田とプロレスラー棚橋弘至による対談が行われ、『仮面ライダー』や本作品についての談義が掲載された[4]。また、2021年にはHERO'S Webにて、同じコミプレで連載の漫画版『仮面ライダークウガ』の脚本を担当している井上敏樹と柴田が双方の作品と仮面ライダーシリーズへの思い入れを語る特別対談が公開されている[5]。
メディアミックスとして、テレビアニメが2025年10月から2026年3月まで放送された[6]。
テレビ特撮番組「仮面ライダーシリーズ」に異常なまでの愛情を注ぐ中年男性・東島丹三郎は、40歳になるまで闘う相手がいないにもかかわらず、ひたすら鍛錬に励んでいた。ある日、悪の組織ショッカーの戦闘員コスプレをして犯罪を行う「ショッカー強盗」と遭遇し、仮面ライダー1号のお面をかぶって戦いに勝利するというコメディタッチの導入で物語が始まる。
しかし、ショッカーは実在していた。コスプレではなく一瞬で変身して常人の倍の身体能力を持つ戦闘員が一般人に多数紛れ込み、動物を模した異形の姿に変身して戦闘員を統率する怪人が暗躍していたのである。東島は自分と同様に仮面ライダーへの行き過ぎた愛情から常軌を逸した仲間たちとともに、殺し合い寸前の力比べや特訓によって力を高め、ショッカーとの戦いに身を投じていく。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
ショッカーと闘う者たち
- 東島 丹三郎(とうじま たんざぶろう)
- 声 - 小西克幸[7]、三瓶由布子(幼少期)
- 本作の主人公[1]。幼いころ父に捨てられ、母子家庭で育った独身フリーターの男性。40歳。仮面ライダー1号に憧れるあまりバイトで稼いでは各地の山を転々として籠っては体を鍛える生活を送り、熊とも互角に渡り合える驚異的な身体能力を身に付ける。ショッカーによって仮面ライダーに改造される日を待ち望んでいたが、現実に仮面ライダーやショッカーが存在しないことは認識していた。そこで、将来自分が孤独死した際に所有する仮面ライダーグッズで埋もれた部屋で、ごみとして他人に無造作に廃棄されるのを思うと耐えられなかったため、自身の手ですべてのグッズを売却してしまった。
- 格闘技経験はなく、いわゆる我流である。技と呼べるものは正拳突き「ライダーパンチ」と飛び蹴り「ライダーキック」のみ。そのほかは力任せの強引な攻撃ながら、ヒットさえすれば怪人がダメージを被る異常なまでの「技の重さ」を誇る。隙だらけだが倒されても即座に起き上がる打たれ強さと、仮に攻撃がかわされてもカウンター技を当てた相手が逆に吹っ飛ぶほどの気迫でカバーしている。縁日の会場でショッカー強盗と遭遇した際に、その場にいた面売りから仮面ライダー新1号のお面を購入、以降はそれを被ることで仮面ライダーへと「変身」し、変身前よりも高い身体能力を発揮するようになる。
- 岡田 ユリコ(おかだ ユリコ)
- 声 - 茅野愛衣[6]
- 高校教師。24歳。『仮面ライダーストロンガー』の大ファンである父(アニメ版では茂太)の影響からストロンガーのパートナー・電波人間タックルに扮して父とのストロンガーごっこに夢中になる。しかし小学1年生のとき、それまで父が観せなかった第30話「さようならタックル!最後の活躍!!」を初観賞し、同話でのタックルの死に1週間寝込むほどのショックを受けた[注釈 1]。その後、お前が代わりのタックルになれという父の励ましで立ち直り、ストロンガーに頼らずとも勝利できるタックルとなるべくさまざまな格闘技を身に付ける。戦闘スタイルはプロレス技のほか、STOなどの投げ技を得意とし、あらゆる投げ技を「電波投げ」と呼称する。
- 自作による、オリジナルより肌の露出面積が広いタックルの衣装を常に携帯し、戦う際は人通りの多い道でも下着姿になり着替え「変身」する。変身に要する時間は15秒。自身の衣装に誇りを持つため、東島がお面1枚で仮面ライダーを名乗ることには否定的。
- 原作では蝙蝠男戦に参加していないが、アニメ版の蝙蝠男決戦編ではメンバーに加わっている。
- 島村 三葉(しまむら みつば)
- 声 - 斉藤壮馬[6]、中村カンナ(幼少期)
- 本物のショッカー戦闘員と初遭遇した直後に東島とユリコが入ったファミレスの店長。27歳。幼いころ兄とともにショッカー戦闘員や蝙蝠男に遭遇しており、それ以降ショッカーの存在を周囲に訴えていたが聞き入れられなかった。
- 戦闘の際はライダーマンのマスクとカセットアームを装着し、合気道をベースとした格闘スタイルで戦う。仮面ライダーV3になりたかったが、幼少期からV3にこだわる兄との対決に負け続けた。中学2年生時にはほぼ互角に渡り合えるようになるものの、最終的には左腕を折られてライダーマンが定着し、現在は「すべての仮面ライダーの中でライダーマンが一番熱い」と言い切るまでになった。
- なお、原典のライダーマンが右腕に装着しているカセットアームを、三葉は上記の理由から左腕に装着している[注釈 2]。
- ユカリス
- 声 - ファイルーズあい[6]
- 三葉の店でウェイトレスとして働く女子高生。ショッカーの存在を知った三葉を監視すべく送り込まれた女戦闘員だったが、彼と付き合ううちに愛情が芽生え、三葉に近づく女性をことごとく始末するなどヤンデレ的な行動を起こしていた。そんな折、三葉の店を訪れたという理由から放課後の校内でユリコの始末を試みるが返り討ちに遭い、三葉にも戦闘員であることを知られてしまう。
- 涙を流して三葉に深謝するがショッカーとしての任務を全うするユカリスは、その場にいた東島・ユリコ・三葉・一葉を始末すべく周辺のショッカー戦闘員十数名をテレパシーで招集し襲撃させるがあっさり全滅してしまう。その場に現れた蜘蛛男の命令により三葉に殴り掛かるが、蜘蛛男による三葉への攻撃を庇った際にショッカーの洗脳が解け、以降は仲間となる。ユカリスの助命を嘆願する三葉に対して一葉は「結婚する」か「しない」かの二択を迫り、急遽彼と結婚することとなった。
- 本人によれば最初の記憶は山奥の山小屋で気が付いたときで、すでにショッカー戦闘員だったという。偶然その山小屋の床にリスがいたことから命名され、そのまま三葉の店に送り込まれたらしく、戦闘員になる以前の身元は不明。アニメ版では蝙蝠男によって戦闘員にされたという設定に変更された。
- 島村 一葉(しまむら いちよう)
- 声 - 鈴村健一[6]、藤原夏海(幼少期)
- 三葉の兄。32歳。弟とともにショッカーの存在を周囲に訴えるも信じてもらえず変人扱いされていた。そんな状況にも動じず自身を鍛え上げ、原典の仮面ライダーV3が劇中で放つ数々の技を特撮なしで再現できるほどの格闘能力を身に付ける。なかでも「V3電熱チョップ」は気を込めた発勁の域に達しており、防御しても身体の内側からダメージを受けるが、本人に自覚はない[注釈 3]。「オレの魂が『V3』だから」との理由で、「変身」にはお面や衣装といった小道具を必要とせず、所作のみで仮面ライダーV3となるが、変身ポーズをとらなければ真の力は発揮できない。電車とバスで3時間かかる山奥にある自宅(かつて祖父母が住んでいた家)に住み、自給自足で暮らしながら収穫した野菜を売って生活しているが、電車やバスを使わず、スマートフォンや車の免許も持っていないため、幼少期に乗っていたV3自転車の仮面を取って移植した自転車(アニメでは「ハリケーン号」)で移動している。
- ユリコの戦いを見て恋心を抱き、告白するも断られる。しかし「片思いでいいからこのまま好きでいたい」という告白は許諾を得られた。
- 島村 二葉(しまむら ふたば)
- 声 - 小清水亜美
- 一葉の妹で三葉の姉。「居酒屋ふたば」を経営する。兄弟と違いショッカーの存在をまったく信じていない。ショッカーの存在を周囲に訴え変人扱いされた兄が原因で、小中高と全校生徒から完全に無視されるいじめを受けたことから兄を極度に憎んでいる。幼少時から格闘技道場「子虎の穴(ことらのあな)」に通い、師範である虎師匠(後述)の指導により足技主体の格闘技を身に付け、「変身」済みの一葉とも互角以上に渡り合う。
- 自分の店で、虎師匠の殺害を殺し屋へ依頼するヤクザに気づき、警告のために師匠宅を訪れる。シャワー中の師匠が外していた覆面をかぶっていたときちょうど殺し屋が現れ師匠の代わりに応戦することとなった。戦いのさなか殺し屋の正体がショッカーの蜘蛛男だったことに衝撃を受ける。糸状の粘液で壁に張り付けられて毒針を撃たれる寸前に、服を脱いで下着姿でビルの屋上から飛び降り、人ごみの中に逃走し難を逃れる。身をもってショッカーの実在を知り、祖父母を殺したのもショッカーであることを三葉から聞かされると、自分もショッカーと戦うことを決意し、東島たちの特訓相手として虎師匠を連れてくるなど協力するようになる。ただし、過去の経緯から兄に対する恨みは捨てていない。
- 中尾 八郎(なかお はちろう)
- 声 - 津田健次郎[9]、朝井彩加(幼少期)
- 武闘派ヤクザ。44歳。腕っぷしは強いが、オレオレ詐欺のようなシノギには適性がなく、組長から「使い道のない盲腸のようなヤクザ」と呼ばれていた。幼いころ、父と自分を救わなかった正義の味方に絶望し、ショッカーへの憧れを抱く。舎弟3名に覆面を被らせ「ショッカー強盗」を行っていたが、それをきっかけに東島とユリコが邂逅し、ふがいない偽ショッカーを嫌がった本物のショッカーの出現に繋がった。
- 蜘蛛男目撃の口封じのため胸を刺される致命傷を負いながらも、ショッカーポーズをとり「俺をショッカーにしてくれ」と叫び意識を失った。気が付くと公園のベンチで血まみれの服のまま無傷で座っており、ショッカー戦闘員への変身能力を身に付けていた。ただし洗脳されていないため組織に関する知識を持たない「はぐれ戦闘員」である。アイドルイベントで警備員のアルバイトをしていた際に、蝙蝠男がアイドルたちを戦闘員にする姿を目撃してショッカーの標的となった舎弟たちを守るべく東島に保護を求め、舎弟3人とともに彼のアパートに匿ってもらう。東島の留守中、蝙蝠男配下の女アイドル戦闘員たち(原作ではコンバットガール、アニメ版ではジュンコたち)にアパートを襲撃されたが、逃げ遅れた舎弟たちが自身の盾となり難を逃れ、仇を取るため戦闘員でありながら打倒ショッカーを決意する。東島・一葉とともに過酷な修業に励み、44年分の人生を拳に乗せた必殺技「44歳の拳(フォーティフォーマグナム)」を習得した。
- 虎師匠(トラマスター)
- 声 - 朴璐美[注釈 4]
- 作者の別作品『エアマスター』の女子プロレス編で、主人公である相川摩季が着用したものと同一デザインの虎マスクをかぶった正体不明の女性格闘家。かつて婦人警官をしていた時期に複数の極道の組に1人でカチコミをかけて一方的に殲滅したため、警官を辞職し、組からもお尋ね者になり素顔を出せなくなったとのこと。作中でもトップクラスの格闘能力を誇り、ショッカー相手ではないため変身を自粛した状態の東島たちが数人で戦っても返り討ちにするほどである。
- 二葉の頼みで東島たちの特訓相手となる。
- 東島 夢三郎
- 丹三郎の腹違いの弟で、8歳。アメリカ人だった母親は夢三郎を産んですぐに一人で帰国したため、父子家庭で育つ。父親を殺害したヤクザがショッカーの関連組織であったため、孤児院を装ったショッカーの英才教育施設に送り込まれそうになるが、逃走中に偶然兄の丹三郎に助けられる。初対面の弟の存在に驚いた丹三郎だったが、形見の腕時計や父の最期を記録した動画を見て弟と認め、以降は同居することに。eスポーツ界では最年少のプロゲーマーとして活動している。
- 肉体的には幼さゆえに非力だが、兄たちの戦いを目の当たりにして自分にできることを模索し、ライダーを支える存在「おやっさん(立花藤兵衛)」になると宣言する。
ショッカー
劇中世界では、怪人やショッカーの戦闘員が多数、人間の姿に擬態して一般人に紛れて社会に潜伏しており、警察組織の幹部にもショッカーが存在している描写がある。そのため、ショッカー絡みの事件が発生しても、もみ消されるほどの影響力を持っていることが示唆されている。
一方で、東島たちは遭遇したショッカーとの直接対決には積極的だが、「組織の背後関係を調査する」「一般人にショッカーの存在を警告する」といった行動は一切取らない。そのため、物語が進行してもショッカーの全貌はほとんど明かされず、読者にも謎のまま残されている。そもそも、仮面ライダーシリーズに登場するフィクションの存在であるはずのショッカーが、なぜ現実に実在しているのかという根本的な疑問すら、作中で誰も口にしない。現実と虚構の境界が曖昧なまま、ショッカーはそこにいるものとして受け入れられている。
作中に登場するのは「戦闘員」と「怪人」のみであり、その上位に「幹部」や「首領」が存在するかどうかは不明。
怪人
人間の姿に擬態することも可能だが、基本的に食事や睡眠はとらない。体躯は人間態の状態では等身大だが、怪人態では人間の倍以上となる。
- 蜘蛛男
- 声 - 内山昂輝
- ショッカーの怪人。変身した姿は『仮面ライダー』第1話に登場した蜘蛛男そのもの。原典同様に口から蜘蛛糸や人体を溶かして泡と化す毒針を吐く。蝙蝠男と比較して慎重派であり、東島らに倒された戦闘員を消すなど証拠隠滅を図る一方で、一般人を消しすぎると目立つという理由から必要以上の殺しは避けている。東島たちや八郎との戦いを経て人間が秘めた何らかの力を実感し、自分もそれを身に着けようと人間の姿のままで八郎相手に拳法修行に励むようになる。
- 人間の姿ではヤクザの用心棒・殺し屋をしている。原作では「雲田」と呼ばれているが、アニメ版ではフルネームが「雲田巣」と設定された。普段はセナのアパートで同棲している。
- 蝙蝠男
- 声 - 吉野裕行
- ショッカーの怪人。変身した姿は『仮面ライダー』第2話に登場した蝙蝠男そのもの。吸血鬼のように女性の血を吸うことで戦闘員化させる能力を持ち、その戦闘員たちも噛みつくことでネズミ算式に戦闘員を増やすことができる。また自分の血を分け与えた戦闘員を強化することも可能。アイドルイベントの楽屋を襲って多数のアイドルを戦闘員に変え、さらに男性客も殺すか戦闘員化を繰り返して世界征服を成し遂げると豪語。蜘蛛男からは「中二病」と指摘されている。戦闘時はコンクリートを切り裂く翼を武器に戦う。島村兄弟の祖父・祖母を殺害した犯人でもある。東島たちとの死闘で半殺しにされて以降は、蜘蛛男のいるアパートに合流した。
- 原作では、蝙蝠男がアイドルイベント(名称不明)の楽屋に警備を強引に突破して乗り込み、その場にいた大勢の女アイドルを戦闘員部隊として配下に置く、というシンプルな流れで描かれている。一方アニメ版では、彼が芸能界を支配するに至る経緯が大幅に深掘りされている。インディーズ時代のコンバットガールズのステージを偶然目にした蝙蝠男は、人間たちが推しのアイドルに執着する姿に興味を抱き、コンバットガールズを戦闘員化。その後、彼女たちの事務所社長も戦闘員化して「行田森男」と名乗り、新社長に就任する。さらに、大手芸能事務所の幹部を次々と戦闘員化して事務所を拡大し、コンバットガールズを急速に人気アイドルへと押し上げた。そして、ついにコンバットガールズの初のドーム公演にこぎつけた蝙蝠男は、既に戦闘員化していたコンバットガールズとジュンコたち(瀬田セナの元所属グループ)を引き連れ、「アイドルごった煮フェス」と称するイベントの楽屋を訪れ、他社のアイドルたちを一挙に戦闘員化する。この後のアニメ版の物語は原作の展開へと繋がっていく構成になっている。
- 蝙蝠男によって開催されたイベント会場で「アイドル女戦闘員を彼女に出来る」特典を餌に、観客の男性オタクたちをショッカー戦闘員にする大まかな展開は原作と同様だが、アニメ版ではイベント規模が大幅にスケールアップしており、物語終盤の「蝙蝠男決戦編」[10]では、東島、ユリコ、一葉、三葉、ユカリス、中尾の6名が会場となる東京セントラルドームへ乗り込み、数万人規模の観客を戦闘員化しようとする蝙蝠男との決戦に挑むことになる。
- サラセニアン
- ショッカーの怪人。変身した姿は『仮面ライダー』第4話に登場したサラセニアンそのもの。岡田ユリコと同僚の美術教師の皿田が変身した姿で、美術教師らしく独特の美意識を持つ。腕をツタに変えて人間を捕らえるほか、巨大な食虫植物を育て、生徒を捕食させたりしていた。
- 動画サイトで見たショッカーと戦うタックルの肉体美に芸術性を感じ執着し、捕えたタックルを殺した後に固めて像にしようとする。アサノからタックルの正体がユリコであることを聞き出す。高校で正体を現してタックルに襲い掛かり、食虫植物を暴走させる騒ぎを起こして以降は蜘蛛男たちに合流した。
- 蜂女
- ショッカーの怪人。変身した姿は『仮面ライダー』第8話に登場した蜂女そのもの。飛行能力と、触覚から発する強力な洗脳テレパシー能力を持つ。ベビーフェイス(善玉)女子プロレスラー「天使翔羅(アマツカショウラ)」として、タッグチャンピオンの座にあったが、試合中にショッカーとしての正体を現してしまい、観客席から乱入してきたサンダーライコ&電波人間タックルとの壮絶なプロレス戦を繰り広げた末、衆人環視の場で正体を現したことでリングを去り、それ以降は蜘蛛男たちに合流した。
ショッカー戦闘員
男性戦闘員は肋骨と背骨のペイントが入った全身タイツを着用して額に鷹のマーク入りの覆面を被った、原典『仮面ライダー』における「骨戦闘員」のスタイル。女性戦闘員は、原典の第1話・第3話のみに登場したレオタード姿で覆面の代わりに顔にペイントがされた「女戦闘員」のスタイルとなっている。
右手を挙げて「イー!」と叫ぶことで一瞬で変身し、身体能力は変身前の2倍に向上する。元々の素の強さに依存するため個人差が大きく、一般戦闘員をはるかに上回る者(サンダーライコや、ショッカーマークが入ったダガーを武器としているベレー帽を被った元外人部隊の戦闘員など)も存在するが、それでも怪人の戦闘力には遠く及ばない。
- サンダーライコ
- 声 - 渡辺明乃
- 蝙蝠男配下の元女子プロレスラーの女ショッカー戦闘員。その戦闘力は通常の戦闘員を凌駕し、いきなり怪人になれる逸材だったが、戦闘員から鍛え上げ最強の怪人にするという蝙蝠男の思惑で「裏切者を100人始末すれば怪人になれる」との指令を受け、各地でユカリスと同様に人間を愛したことで洗脳が解けた元ショッカー戦闘員を粛正して回っていた。
- 中尾を追って山奥の一葉の家を襲撃するも、あっさりと東島・一葉・中尾に返り討ちに遭う。その後、なんとなく戦闘の雰囲気が沈静化し彼らと共に山中で修行を行う。彼女に恋をした中尾から告白を受けるが「オッサンすぎ、100パーセント無理嫌い」と全力で拒絶し、山を下りた。ショッカーからの洗脳は解けているため、それ以降は蝙蝠男の指示した裏切り者の抹殺命令には従わず、とはいえショッカーへの明確な敵対もできないというジレンマに陥る。しかし蜂女相手の「女子プロレス」を経て、自分の本分がショッカーではなくプロレスラーであることを再認識することとなった。
- コンバットガール(アニメ版では「コンバットガールズ」)
- 声 - 会沢紗弥(ルンルン)、三浦千幸(RSVP)、秋奈(りゃんこ)
- 中尾の舎弟たちが推している女性アイドルグループ。全員が当初からのショッカー戦闘員であり[注釈 5]、アイドルイベントの楽屋を襲撃した際にショッカー戦闘員の気配を察知した蝙蝠男の呼びかけに応じて名乗り出て、以降は直属として血を与えられ、アイドル戦闘員部隊のリーダー格となる。
- 原作ではメンバー個人の名前は不明。アニメ版ではグループ名が「コンバットガールズ」と修正され、リーダーでしっかり者で頑張り屋さんの健気担当・ルンルン、特攻隊長のクール担当・RSVP、末っ子気質で甘えっ子だがメンバーで1番の力持ち担当・りゃんこの3名となっている。7年前から活動しており、最近メジャーデビューして知名度が上がっている、ルンルンはインディーズ時代にメイド喫茶でアルバイトしていた、と詳細な設定がされた。また、原作とは違い、蝙蝠男によって戦闘員にされたことになっている。
- ジュンコ
- 声 - 山田美鈴
- 瀬田セナの元グループメンバーのアイドル。毎晩抜け出して屋台でラーメンを食べているセナがアイドルよりもラーメンを選んだことで、「このラーメン野郎!」と激高して彼女の顔面に正拳を繰り出し、そのまま決別した。
- 原作では、セナの回想シーンにのみ登場する端役だったが、アニメ版ではセナと決別した直後に事務所ごと蝙蝠男によって戦闘員化される。そして原作におけるコンバットガールと同様、アイドル戦闘員部隊のサブリーダー格として主要キャラクターに昇格している。3人組だが他のメンバーの名前は不明。
- 中尾の舎弟たち
- 声 - 鶴岡聡(さとし)、落合福嗣(ふくし)、阪口大助(だいすけ)[9]
- 中尾の舎弟たち。中尾のショッカーに対する思い入れは理解できないものの、兄貴分として尊敬はしているため嫌々ながらもショッカーのコスプレをして悪事を働いていた。前述のとおり中尾を蝙蝠男配下のコンバットガールズと女アイドル戦闘員の襲撃から庇って逃がした際、中尾からは死んだと思われているが、実際には命乞いをして戦闘員となってショッカー入りしている[注釈 6]。
- 原作では名前がなく、アニメ版ではそれぞれ「伊藤さとし」、「石毛ふくし」、「佐藤だいすけ」と名前が設定された。名前の部分は、担当声優と共通している。原作では戦闘員にされて以降、17巻でコンバットガールのアイドル活動を支える裏方スタッフとしてわずかに登場したのみで、中尾とは再会していない。一方アニメ版では、蝙蝠男決戦編において、イベント会場に潜入した際に蝙蝠男の洗脳を受けた状態で登場し、敵味方として中尾と再会する展開が描かれている。
- 猫耳バッファロー羽依(ウイ)
- 天使翔羅のタッグパートナーとして活動する女子プロレスラーだが、その正体は蜂女直属の戦闘員。
その他の人物
- アサノ
- 声 - 佐藤元
- ユリコが勤めている高校の生徒で、彼女に一途な恋心を抱いている。生真面目な性格だが妄想癖が強く、自分とユリコが付き合う妄想をして悦に浸っている。ひょんなことからユリコやユカリスの正体を知るが、「正体をばらすと脅して自分の言うとおりにエッチな行為をさせる」というシチュエーションの妄想のために、口外しようとはしない(あくまでも妄想なので実行には移さない)。学校ではeスポーツ部に所属。
- 原作ではフルネームが不明だったが、アニメ版では「浅野マサオ」となっている。
- エミリー
- 声 - 沼倉愛美
- 東島が、生徒の過半数がヤンキーだった飛蝗高校に通っていたころのクラスメイト。罰ゲームだと前置きしたうえで東島に告白するが、即座に受け入れられてしまい困惑しながらも断る。校舎内からその様子を見ていたクラスメイトたちの笑い者になった東島に対し、下校時に謝罪し、不良でもなく普通でもない彼のミステリアスな雰囲気に興味を示す。その直後、飛蝗高校と敵対する大根高校のヤンキーに絡まれ、東島があっさり撃退したことで、大根高のヤンキー数十名が飛蝗高に殴り込みをかけてくる。エミリーは人質にされ、呼び出された東島は袋叩きに遭うが、連れ去られそうになった彼女を救うため、上半身裸になり、腹にマジックで描いた変身ベルトを露わにして仮面ライダーへと「変身」。ヤンキー全員を倒してエミリーを救出する。しかし、血まみれで「仮面ライダー」と名乗る東島に対して、エミリーが見せたのは「怖い」という拒絶の反応だった。東島はその一言に深く傷つき、「変身するべきじゃなかった」と強い後悔を抱くことになる。
- 原作では第31話、蝙蝠男との戦いの中で東島が回想する形で登場するが、アニメ版では第1話にて、山中で修行する東島が過去を時系列順に振り返る構成へと変更されている。また、原作にあった「罰ゲームだから」と告白前に断る描写は、アニメでは割愛されている。
- 東島 権三郎
- 声 - 山内健嗣
- 丹三郎の父。ギャンブルに溺れ、丹三郎が8歳の時に妻子を残して失踪。その後も借金を重ね、ヤクザに返済できず海に沈められて死亡する。最低の人間ではあるが、失踪直前に丹三郎へ普段より多めの小遣いを渡したり、夢三郎にハイスペックPCを借金して買い与えるなど、息子への情はわずかに見せていた。
- その見苦しい最期の動画を見た丹三郎は涙を流し夢三郎を抱きしめ、「ぜってーあんな親にはならねェからな!」と号泣。しかしその場にいた一葉から「おまえ結婚もしてないだろう」と呆れられる。
- 瀬田 セナ
- 声 - 稲川英里
- 元アイドル。ラーメンへの食欲を抑えられずぽっちゃり体型となり、ファンからは「トド」や「奥にいるのに手前にいる」と揶揄されている。グループメンバーのジュンコから「アイドルか、ラーメンか」の2択を迫られた末にラーメンを選び、界隈では「ラーメンを選んでやめたアイドル」として伝説的存在となる。現在は覆面アイドル「ヘビーチョップ」として活動し、ダンス動画やゲーム実況を配信して生計を立てている。
- 雲田と同棲しているが、彼や彼の仲間がショッカー怪人であることは知らない。なお、彼女のアパートは住人が全員立ち退かされ、ショッカー戦闘員が入居しているため、事実上ショッカーのアジトとなっている。
- 原作では東島たちと蝙蝠男の戦いが終わった後に登場するが、アニメ版では構成が大幅に変更され、蜘蛛男と二葉の戦いの直後に登場。原作では別々の回想として描かれていた「アイドルを辞めさせられた経緯」と「雲田との出会い」が、アニメでは現在進行形の連続したエピソードとして描かれている。また、原作のセナはショッカーの起こす事件の蚊帳の外にいるためショッカーの存在を知らないが、アニメ版では蝙蝠男が所属事務所を襲撃し、社員やアイドルたちを戦闘員化した際に、蝙蝠男本人こそ見ていないものの、ショッカー戦闘員となったジュンコたちを目撃しており、原作とは立ち位置が変化している。
- 八極 八郎(はっきょく はちろう)
- 声 - 関智一[11]
- 八極拳の使い手で、セナの元恋人。2年前に失踪するが突然戻り、雲田とセナを巡って戦うことになる。雲田が怪人に変身せず人間のまま戦ったことで八郎が勝利するが、セナが選んだのは雲田でも八郎でもなく「八郎の作ったラーメン」であった。その後はセナのアパートに留まり、雲田に八極拳とラーメン作りを教える師匠的存在となる。
- 『エアマスター』『ハチワンダイバー』に登場する八極拳使い「ジョンス・リー」と酷似しているが、関係は不明。また、原作とアニメでは過去の説明やセナと別れた理由が異なっている。
作中テレビ番組のキャラクター
本作では、実際に放送されていた「仮面ライダーシリーズ」のキャラクターが、劇中のテレビ番組の登場人物として描かれている。作中で言及されるのは主に『仮面ライダーストロンガー』以前の昭和ライダーであり、平成ライダーも存在はしているものの、触れられるのは、島村一葉が東島と初対面時に最強の仮面ライダーが誰かを尋ねる際、原作のみ「平成ライダーとか腑抜けたことぬかすなよ」と語っている程度で、扱いはほとんど皆無である。
アニメ版では、登場人物が回想するテレビ番組のキャラクターの一部に、実際の仮面ライダーシリーズでその役を演じた俳優が声を当てている。これら劇中番組の登場人物は、エンディングのキャストクレジットにて、東島丹三郎など漫画本編のキャラクターとは区別され、一段下げて別枠で表記されている。
- 『仮面ライダー』
- アニメでは、第1話にて、『仮面ライダー』第1話を元にした映像がアニメ映像で劇中に流れ、アニメ公式X(旧Twitter)でも公式YouTube無料配信の『仮面ライダー』第1話へのリンク誘導がされていた。
- 本郷猛 / 仮面ライダー1号
- 声 - 藤岡弘、[12]
- 『仮面ライダー』の主人公。東島が憧れるヒーロー。
- 一文字隼人 / 仮面ライダー2号
- 声 - 上田燿司[13]
- 『仮面ライダー』のもう1人の主人公。アニメでは第5話で『仮面ライダーV3』冒頭の回想にて初登場した。
- 蜘蛛男
- 声 - 船木まひと[14]
- 『仮面ライダー』の前半の敵組織ショッカーの怪人。アニメ第1話では『仮面ライダー』第1話の回想シーンにて、アニメ第6話では『仮面ライダー』第13話の回想シーンにて他の怪人ともに描かれている。
- 蝙蝠男、サラセニアン、かまきり男、死神カメレオン、ヤモゲラス、トカゲロン
- アニメ第6話で、第13話の回想シーンにて蜘蛛男とともに描かれている。
- ハエ男
- アニメ第1話の「ショッカー強盗」の報道の際、作品の写真として一枚絵が使用されていた。
- スノーマン
- 声 - 船木まひと[15]
- アニメ第17話でテレビ番組の映像に登場。
- 『仮面ライダーV3』
- アニメ第5話にて、『仮面ライダーV3』第1話・第2話・第43話などを元にした映像がアニメ映像で劇中に流れ、アニメ公式Xでも公式YouTube無料配信の『仮面ライダーV3』第1話と第2話へのリンク誘導がされていた。
- 仮面ライダー1号と仮面ライダー2号については、『仮面ライダー』にてまとめて記載している。
- 風見志郎 / 仮面ライダーV3
- 声 - 宮内洋[16]
- 『仮面ライダーV3』の主人公。ユリコの父親が名乗りのクセの例に挙げたライダー。一葉が憧れるヒーロー。
- 珠純子
- 『仮面ライダーV3』のヒロイン。
- 結城丈二 / ライダーマン
- 声 - 家中宏
- 『仮面ライダーV3』に登場するもう1人の仮面ライダー。三葉が憧れるヒーロー。
- ヨロイ元帥 / ザリガーナ
- デストロンの最後の大幹部にしてライダーマンの宿敵。
- デストロン戦闘員(科学者)
- デストロンの戦闘員の科学者集団。
- 『仮面ライダーストロンガー』
- アニメ第2話にて、『仮面ライダーストロンガー』第1話と第30話などを元にした映像がアニメ映像で劇中に流れ、期間限定でYouTubeにて『仮面ライダーストロンガー』第30話が配信された[8]。
- 城茂 / 仮面ライダーストロンガー
- 声 - 田中秀幸
- 『仮面ライダーストロンガー』の主人公。ユリコの父親の憧れのヒーロー。
- 岬ユリ子 / 電波人間タックル
- 声 - 島本須美
- 『仮面ライダーストロンガー』のヒロイン。ユリコの憧れるヒロイン。ユリコの名前も、父親が岬ユリ子にちなんで名付けたもの。
- 東島たちが自分たちの中で最強を決めるべくトーナメント戦を行った際に、東島の圧倒的身体能力に圧倒されたユリコを彼女のみが聞こえる幻聴で励まして勝利へと導いた。
- ドクターケイト
- 声 - 甲斐田ゆき
- 『仮面ライダーストロンガー』後半の敵組織デルザー軍団第二陣の改造魔人。
- ブラックサタン戦闘員
- 声 - 阿部駿人(A)・金崎隼人(B)・増田海斗(C)
- 『仮面ライダーストロンガー』前半の敵組織ブラックサタンの戦闘員。
評価
2020年6月1日に発売された『BRUTUS』(マガジンハウス)917号では「マンガが好きで好きで好きでたまらない」特集が組まれ、著名人が愛読漫画を紹介[17]。本作品は川島明(麒麟)の愛読書として紹介されている[17]。
2021年3月、「漫画誌の編集長が選ぶ2020年イチオシマンガ」にて『ヒーローズ』編集長の鈴木が本作品を選出している[18]。鈴木によると、「仮面ライダーをずっと描きたかった」という柴田の「長年の想いがたくさん詰まって」いるという[18]。表現力や構成力、個性的なキャラクターが登場する本作品は、仮面ライダーファンだけではなく子供のころなにかのキャラクターに憧れていたという人も必読すべきだと語っている[18]。
書誌情報
- 柴田ヨクサル・石森プロ、東映(協力)『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』ヒーローズ〈ヒーローズコミックス〉、既刊17巻(2025年12月5日現在)
- 2018年12月5日発売[19][20]、ISBN 978-4-86468-604-4
- 2019年5月2日発売[21]、ISBN 978-4-86468-642-6
- 2019年9月5日発売[22]、ISBN 978-4-86468-669-3
- 2019年12月5日発売[23]、ISBN 978-4-86468-684-6
- 2020年5月15日発売[24]、ISBN 978-4-86468-721-8
- 2020年8月5日発売[25]、ISBN 978-4-86468-737-9
- 2021年1月9日発売[26][27]、ISBN 978-4-86468-772-0
- 2021年5月1日発売[28]、ISBN 978-4-86468-802-4
- 2021年9月3日発売[29]、ISBN 978-4-86468-828-4
- 2022年2月4日発売[30]、ISBN 978-4-86468-867-3
- 2022年8月29日発売[31]、ISBN 978-4-86468-121-6
- 2023年2月28日発売[32]、ISBN 978-4-86468-159-9
- 2023年9月5日発売[33]、ISBN 978-4-86468-196-4
- 2024年3月29日発売[34]、ISBN 978-4-86468-246-6
- 2024年9月28日発売[35]、ISBN 978-4-86468-289-3
- 2025年4月4日発売[36]、ISBN 978-4-86805-059-9
- 2025年12月5日発売[37]、ISBN 978-4-86805-131-2
テレビアニメ
2025年3月7日にアニメ化が発表された[38]。2025年10月から2026年3月までTOKYO MXほかにて連続2クールで放送された[39][2]。
放送開始に先駆け、2025年9月26日に新宿バルト9にて『「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」1話-5話 特別編集版 いくぞ、ショッカー!!!!!』の上映会を実施[40]。さらに、10月3日から10日まで、T・ジョイ梅田も加えた2館で追加上映が行われた[41]。さらに同年11月には第8話以降の「トーナメント編」の放送に先駆け、特別編集版の上映会と、有料配信サイトにおける24時間限定のオンライン試写会が開催[42]。
第1話では作中のテレビ番組『仮面ライダー』の本郷猛 / 仮面ライダー1号役の声優として、原典で本郷役を務めた藤岡弘、が特別出演した[12][43]。また、第2話では『仮面ライダーV3』の仮面ライダーV3 / 風見志郎を回想する際にその声優として、原典で風見役を務めた宮内洋が特別出演した[16][注釈 7]。
本放送時の本編の次回予告にはナレーションはないが、YouTube「アニプレックス チャンネル」でのみ限定配信している次回予告映像では神谷浩史がナレーションを担当している。
2025年12月30日、特別番組『「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」特番!お前のライダーを見せてみろSP』がABEMAにて配信された。東島を演じた小西、撮影監督の高津純平、仮面ライダーファンを公言するお笑いコンビドランクドラゴンの塚地武雅、さや香の石井、ものまねタレントのJP、はりけ〜んずの新井義幸らが出演し、“仮面ライダー愛”を熱弁した[45]。
スタッフ
- 原作 - 柴田ヨクサル[7]
- 協力 - 石森プロ、東映[7]
- 監督 - 池添隆博[7]
- シリーズ構成 - 待田堂子[7]
- キャラクターデザイン - Cindy H.Yamauchi[7]
- キーアニメーター - 清水伸太郎[6]
- プロップデザイン - 氏家嘉宏[6]
- 美術監督 - 渋谷幸弘、会津綾乃[6]
- 美術設定 - 谷内優穂[6]
- 色彩設計 - 岡亮子[6]
- 撮影監督 - 髙津純平[6]
- 編集 - 坂本久美子[6]
- 音響監督 - 山口貴之[6]
- 音響効果 - 小山恭正[39]
- 音響制作 - スタジオマウス
- 音楽 - TeddyLoid[7]
- 音楽制作 - アニプレックス
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- プロデューサー - 大登幹一、髙橋佳那子、鈴木緑視、橋本京佳
- アニメーションプロデューサー - 横田幸介[6]
- アニメーション制作 - ライデンフィルム[7]
- 製作 - アニプレックス、クランチロール、木下グループ、TOKYO MX
音楽
主題歌
- 「Wanna be」[46]
- TeddyLoid feat. Shigeru Matsuzaki accelerated by TOPHAMHAT-KYO(FAKE TYPE.)によるオープニングテーマ。作詞はTOPHAMHAT-KYO(FAKE TYPE.)、作曲・編曲はTeddyLoidとEMMEとTOPHAMHAT-KYO(FAKE TYPE.)。
- 「ワンモアタイム」[39]
- TeddyLoid feat. 時任良治によるエンディングテーマ。作詞はTeddyLoidとKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoid。
劇中曲
- 「I am Tackle!」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice)、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoid、歌はDELTA。
- 「Legion of Hell」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) with EMME、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoidとEMME、歌はFoggy-DとJulienと時任良治。
- 「RIDER,RIDER」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice)、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoid、歌はJulien。
- 「Spider Beat」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) with チバニャン、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoidとチバニャン、歌はRXN。
- 「BRAINWASH」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) with TORIENA、作詞はKonnie AokiとTORIENA、作曲・編曲はTeddyLoidとTORIENA、歌はTORIENA。
- 「VICTORY」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) with TOPHAMHAT-KYO、作詞はKonnie AokiとTOPHAMHAT-KYO、作曲はTeddyLoidとTOPHAMHAT-KYO、編曲はTeddyLoid、歌はTOPHAMHAT-KYO。
- 「Fight Within the Light」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) with EMME、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoidとEMME、歌はJulien & Foggy-D。
- 「Shouts of the Soul」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) with JUYENILE、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoidとJUYENILE、歌はAmiia Nectar & Star Consultant。
- 「It's My Justice」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice)、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoid、歌は岳人。
- 「THIRST」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice)、作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲はTeddyLoid、歌はJulien。
- 「Dan Dan Dan」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice)、作詞・作曲はTeddyLoid、編曲はTeddyLoidとEMME、歌はルンルン(会沢紗弥)、RVSP(三浦千幸)、りゃんこ(秋奈)。
- 「マジ、インスパイア!」
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) with T4K、作詞はSekiel Kiriya、作曲はT4K、編曲はTeddyLoidとT4K、歌は瀬田セナ(CV.稲川英里)。
- 「Let's GO!! Rider Kick」(TeddyLoid Edit)
- アーティストはTeddyLoid(Altervoice) 、作詞は石ノ森章太郎、作曲は菊池俊輔、編曲はTeddyLoid、英語詞はKonnie Aoki、歌はJulien。
以下の曲は本放送時の原曲を使用。
- 「レッツゴー!! ライダーキック」
- 作詩は石森章太郎、作曲・編曲は菊池俊輔、歌は藤岡弘とメール・ハーモニー(第1、13、17話)、藤浩一とメール・ハーモニー(24話)。
- 第1、13、17、24話の劇中曲。
- 「仮面ライダーストロンガーのうた」
- 作詩は八手三郎、作曲・編曲は菊池俊輔、歌は水木一郎。
- 第2、22話の劇中曲。
- 「それゆけタックルちゃん」
- 作詩は中瀬当一、作曲・編曲は菊池俊輔、歌は堀江美都子とコロムビアゆりかご会。
- 第2話の劇中曲。
- 「悪魔のショッカー」
- 作詩は伊上勝、作曲・編曲は菊池俊輔、歌はサニー・シンガーズ。
- 第2話の劇中曲。
- 「戦え! 仮面ライダーV3」
- 作詩は石ノ森章太郎、作曲・編曲は菊池俊輔、歌は宮内洋とザ・スウィンガーズ。
- 第5、9話の劇中曲。
- 「ぼくのライダーマン」
- 作詩は田中守、作曲・編曲は菊池俊輔、歌はコロムビアゆりかご会。
- 第9話の劇中曲。
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| #1 | 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい | 待田堂子 | 池添隆博 | えんどうてつや |
|
| 2025年 10月5日 |
| #2 | 私はタックル | 有冨興二 |
|
| 10月12日 | ||
| #3 | 嫌いが好きになるとスゴク好き | 斉藤茉利 | 森田実 |
| 10月19日 | ||
| #4 | 最強の仮面ライダーは誰だ | 久保太郎 |
|
| 10月26日 | ||
| #5 | 僕にもブイスリーやらせてよ | 鈴木孝聡 |
| 11月2日 | |||
| #6 | ツマミを注文しろ | 黒田健司 | 山本隆太 |
| 沼田広 | 11月9日 | |
| #7 | 俺をショッカーにしてくれ | ライデンフィルム |
| 氏家嘉宏 | 11月16日 | ||
| #8 | 強敵が現われた時 仮面ライダーはどうする? | 板井寛樹 | えんどうてつや |
|
| 11月23日 | |
| #9 | お前のライダーを見せてみろ | 板井寛樹 |
| - | 11月30日 | ||
| #10 | 命を懸けるの | 鈴木正男 | 鈴木孝聡 |
|
| 12月7日 | |
| #11 | 一番強いのはタックル | 若野哲也 |
|
| 12月14日 | ||
| #12 | まとめてかかってこいライダー共 | えんどうてつや | 有冨興二 |
|
| 12月21日 | |
| #13 | 俺はショッカーと戦って死ぬ | 鈴木正男 | Kang Tae-Sik |
| - | 12月28日 | |
| #14 | もっと人間を知りたい | 板井寛樹 | Park Si-hu |
|
| 2026年 1月11日 | |
| #15 | 覆面アイドル「ヘビーチョップ」 | 鈴木正男 |
|
| 氏家嘉宏 | 1月18日 | |
| #16 | 偽物は本物には勝てない | 山本秀世 |
|
|
| 1月25日 | |
| #17 | 世界中の人間をショッカーにしてやる |
|
| 氏家嘉宏 | 2月1日 | ||
| #18 | 俺もショッカーと戦う | 樋口香里 |
|
| 2月8日 | ||
| #19 | ライダーとして死ねるなら本望 | 下林渓 | セトウケンジ |
|
|
| 2月15日 |
| #20 | ちょうどショッカーと戦いたかった | 鈴木正男 | Kang Tae-Sik |
|
| 2月22日 | |
| #21 | 最強の怪人になる | セトウケンジ | 奥野倫史 |
| 氏家嘉宏 | 3月1日 | |
| #22 | ショッカーが動き出した |
| ライデンフィルム |
|
|
| 3月8日 |
| #23 | 行くぞ!!ショッカー!!!! | 山本秀世 | Lee Jong-Hyun |
| 沼田広 | 3月15日 | |
| #24 | 俺は今日 死んでも良い | 池添隆博 | 鈴木正男 |
|
|
| 3月22日 |
放送局
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [48] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年10月5日 - 2026年3月22日 | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | 製作局 |
| とちぎテレビ | 栃木県 | |||
| 群馬テレビ | 群馬県 | |||
| BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
| 日曜 2:07 - 2:37(土曜深夜) | CBCテレビ | 中京広域圏 | 『アガルアニメ Type-C』枠 | |
| 日曜 2:28 - 2:58(土曜深夜) | 北海道放送 | 北海道 | ||
| 日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜) | RKB毎日放送 | 福岡県 | ||
| 日曜 2:38 - 3:08(土曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメシャワー』第2部 | |
| 2025年10月7日 - 2026年3月24日 | 火曜 21:00 - 21:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[49] / リピート放送あり[50] |
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2025年10月5日 | 日曜 0:30(土曜深夜) 更新 | 見放題配信 | |
| 2025年10月7日 | 火曜 12:00 更新 | 見放題配信 | |
| 無料配信 | |||
| 火曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送 | 無料配信 | |
| 2025年10月8日 | 水曜 0:00(火曜深夜) 更新 |
| 見放題配信 |
BD / DVD
| 巻 | 発売日[51] | 収録話 | 規格品番 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| BD特装版 | BD限定版 | DVD限定版 | |||
| 1 | 2026年2月25日 | 第1話 - 第6話 | ANZX-18121/3 | ANZX-18124/5 | ANZB-18124/5 |
| 2 | 2026年3月25日 | 第7話 - 第12話 | N/A | ANZX-18126/7 | ANZB-18126/7 |
| 3 | 2026年4月29日 | 第13話 - 第18話 | ANZX-18128/9 | ANZB-18128/9 | |
| 4 | 2026年5月27日予定 | 第19話 - 第24話 | ANZX-18130/31 | ANZB-18130/31 | |