フェラーリ・246F1
From Wikipedia, the free encyclopedia
|
246F1(2007年) | |||||||||
| カテゴリー | F1 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| コンストラクター | フェラーリ | ||||||||
| デザイナー |
ヴィットリオ・ヤーノ カルロ・キティ | ||||||||
| 先代 | フェラーリ・801F1 | ||||||||
| 後継 | フェラーリ・156F1 | ||||||||
| 主要諸元 | |||||||||
| エンジン |
フェラーリ Dino 246 フェラーリ Dino 256 | ||||||||
| 主要成績 | |||||||||
| チーム | スクーデリア・フェラーリ | ||||||||
| ドライバー |
マイク・ホーソーン ピーター・コリンズ ルイジ・ムッソ フィル・ヒル ヴォルフガング・フォン・トリップス トニー・ブルックス オリヴィエ・ジャンドビアン ダン・ガーニー クリフ・アリソン ウィリー・メレス | ||||||||
| 出走時期 | 1958 - 1960 | ||||||||
| コンストラクターズタイトル | 0 | ||||||||
| ドライバーズタイトル | 1 | ||||||||
| 初戦 |
1958年アルゼンチンGP (246F1) 1958年イタリアGP(256F1) | ||||||||
| 初勝利 | 1958年フランスGP | ||||||||
| 最終戦 | 1960年イタリアGP | ||||||||
| |||||||||
フェラーリ 246F1(Ferrari 246F1 )は、スクーデリア・フェラーリが1958年から1960年にかけてF1世界選手権で使用したフォーミュラ1カーである。車名の246は「2,400ccの6気筒エンジン」をあらわす。エンジン開発に携わったアルフレード・フェラーリの愛称にちなみディーノ 246F1とも呼ばれる。
当記事では発展型のフェラーリ 256F1(Ferrari 256F1 )についても説明する。
1958年のF1レギュレーション改訂によりアルコール燃料の使用が禁止され、航空機用ガソリン燃料(Avgas)の使用が義務付けられた。また、決勝レースの最低走行距離が500kmから300kmに短縮され、燃料タンクが小さいコンパクトなマシン作りが可能になった。フェラーリはこれらの変更への対応策として、F2用に開発したV型6気筒1.5リットルエンジンを拡大する方法を選んだ。開発はヴィットリオ・ヤーノの指揮下、アルベルト・マッシミーノがシャシー、ルイジ・ベレンターニがエンジンを担当した。
65度のバンク角を持つ「ディーノV6エンジン」は1956年に他界したエンツォ・フェラーリの長男アルフレードの意見を取り入れて設計されたもので、1957年の156F2[1]に始まり、1.9リットル、2.2リットルを経て2.4リットルにまで拡大された。その系譜はロードカーのディーノ・ブランド(フィアット・ディーノ、ディーノ・206/246、ディーノ・208/308GT4)に受け継がれていく。
1958年は開幕戦から246F1で戦い、シーズン終盤には排気量を若干増し、ダンロップ製ディスクブレーキを装備した256F1が登場した。1959年はカルロ・キティの指揮下、ファントゥッツィ製アルミニウムボディの架装、筒型ダンパーへの変更などの改良が施された。1960年にはリアのド・ディオンアクスルが廃され、前後とも独立懸架方式のサスペンションとされた。この年はミッドシップ試作車の246Pも2戦出走した。