ルノー・5 (電気自動車)
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デザイン
メカニズム
ルノー・日産・三菱アライアンスが新規開発したBセグメントEV用プラットフォーム「CMF-B EV」を初めて採用している。ルノーで最も生産量の多い「CMF-B」プラットフォーム(5代目クリオやキャプチャーで採用)と7割のパーツを共通化することで、ゾエと比較して製造コストを30%低減させたという。
搭載される電気モーターは、ゾエやメガーヌ E-TECH エレクトリックに搭載された巻線界磁形同期電動機(EESM)をベースに開発されている。
バッテリーパックは、ゾエに搭載されていた12個の小型モジュールから4個の大型モジュールに変更され、ゾエと比較して15kgの軽量化を実現した。
パワートレインでは、バッテリーの400Vを12Vに変換するDC/DCコンバーター、バッテリー充電器、配電を管理するアクセサリーボックスの3つの主要コンポーネントを集約した内部アーキテクチャが導入される。これによってパワートレインの小型軽量化を図り、ゾエと比較して約20kgの軽量化を実現した。
販売
2023年9月のドイツ国際モーターショーにて、2024年の市販予定である旨がアナウンスされている[2]。
バリエーション
アルピーヌ・A290
ルノーのモータースポーツ部門であるアルピーヌは2023年5月9日、「ドリームガレージ」と称する次世代EV群の第1弾として、5をベースとした電動ホットハッチのコンセプトカー「A290_β」(ベータ)を発表した。
ボディサイズは全長4,050 mm、全幅1,850 mm、全高1,480 mmで、フロントに2基の電気モーターを搭載する。タイヤはミシュランと共同開発した19インチの専用品が装着されている。インテリアは中央に運転席を設けた3シーターレイアウトで、カーボン製のバケットシートとサベルト製のハーネスが搭載されている。
市販モデルのA290は、2024年に欧州と日本で発売される予定である[3]。
関連モデル
オリジナル5の誕生から50周年となる2022年、複数のEVコンセプトカーが発表された。
R5ディアマン
2022年7月4日発表。フランス人デザイナーのピエール・ゴナロンとの協業によるモデルで、「ディアマン」(Diamant)はフランス語でダイヤモンドを意味する。
エクステリアではオリジナル5のボディラインを踏襲し、シンプルさを追求した。前後のライトには宝石を思わせる仕上げが施されている。ボディカラーは3層塗装で、ピンクをベースにゴールドの顔料、つや消しのニスが塗布されている。
インテリアの素材として、金めっきされた真鍮やステンレスが使用されている。独特な形状のステアリング・ホイールはカーボンおよび大理石製[4]。
R5ターボ3E
2022年9月25日発表。世界ラリー選手権(WRC)のホモロゲーションモデルとして開発された「5ターボ」および「5ターボ2」をオマージュし、ドリフト走行を重視したサーキット仕様のモデルとなっている。車名の「3E」はターボ2からの続番となる「3」と、EVであることを示す「E」の組み合わせによる命名。
シャシはフラットフロアとパイプフレームの組み合わせで、国際自動車連盟(FIA)の公認を受けたロールケージが組み込まれている。リアに搭載された2基の電気モーターによって後輪を駆動し、システム最高出力280 kW(380 PS)、最大トルク700 Nmを発生する。0 - 100m加速は3.5秒(ドリフトモードでは3.9秒)で、最高速度は200km/h。バッテリー容量は42 kWh。
エクステリアはオリジナルの5ターボのデザインを踏襲しつつ、全幅はオリジナルモデル比で250 mmワイド化された。ボディパネルはすべてカーボン製で、大型のリアウィングも備わる。前後に設けられたピンク、ブルー、イエローのLEDストリップはドリフト走行中に点滅することで、1980年代から1990年代にかけてのビデオゲームの雰囲気を演出するという[5]。
- フロント
- リアビュー
- インテリア