境界線上のホライゾン
川上稔によるライトノベルシリーズ
From Wikipedia, the free encyclopedia
『境界線上のホライゾン』(きょうかいせんじょうのホライゾン、Horizon on the Middle of Nowhere)は、川上稔による日本のライトノベルおよびそれを原作としたメディアミックス作品。イラストはさとやす。電撃文庫(KADOKAWA)より2008年9月から2018年12月まで刊行された。略称は「境ホラ」[5]。本編完結後、続編『境界線上のホライゾン NEXT BOX』が刊行されている。
| GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン | |
|---|---|
| ジャンル | 学園[1]、SF[2]、ファンタジー[3]、群像劇[2]、バトル[4] |
| 小説 | |
| 著者 | 川上稔 |
| イラスト | さとやす(TENKY) |
| 出版社 | アスキー・メディアワークス→KADOKAWA |
| 掲載誌 | 電撃文庫MAGAZINE |
| レーベル | 電撃文庫 |
| 刊行期間 | 2008年9月10日 - 2018年12月7日 |
| 巻数 | 全32巻(本編29巻+番外編3巻) |
| 小説:GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX | |
| 著者 | 川上稔 |
| イラスト | さとやす(TENKY) |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 掲載サイト | カクヨム |
| レーベル | 電撃の新文芸 |
| 連載期間 | 2018年12月21日 - |
| 刊行期間 | 2020年2月17日 - |
| 巻数 | 既刊12巻(2024年10月現在) |
| 漫画:境界線上のホライゾン | |
| 原作 | 川上稔 |
| 作画 | 武中英雄 |
| キャラクター原案 | さとやす(TENKY) |
| 出版社 | 旧アスキー・メディアワークス →KADOKAWA |
| 掲載誌 | 月刊コミック電撃大王 |
| レーベル | 電撃コミックス |
| 発表号 | 2011年10月号 - 2015年5月号 |
| 発表期間 | 2011年8月27日 - 2015年3月27日 |
| 巻数 | 全6巻 |
| 漫画:境界線上のホラ子さん | |
| 原作 | 川上稔 |
| 作画 | 羽仁倉雲 |
| キャラクター原案 | さとやす(TENKY) |
| 出版社 | アスキー・メディアワークス |
| 掲載誌 | 月刊コミック電撃大王ほか |
| レーベル | 電撃コミックスエクストラ |
| 発表号 | 2011年12月号 - 2012年11月号 |
| 発表期間 | 2011年10月27日 - 2012年9月27日 |
| 巻数 | 全1巻 |
| 話数 | 全12話+番外編7話 |
| アニメ:境界線上のホライゾン(第1期) 境界線上のホライゾンII(第2期) | |
| 原作 | 川上稔 |
| 監督 | 小野学 |
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| 脚本 | 浦畑達彦、砂山蔵澄 水上清資、冨田頼子 |
| キャラクターデザイン | 藤井智之、西澤真也 愛敬由紀子、鈴木勘太 |
| メカニックデザイン | 大河広行、沙倉拓実 川原智弘 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| アニメーション制作 | サンライズ |
| 製作 | 境界線上のホライゾン製作委員会 |
| 放送局 | 放送局参照 |
| 放送期間 | 第1期:2011年10月1日 - 12月24日 第2期:2012年7月7日 - 9月29日 |
| 話数 | 第1期:全13話 第2期:全13話 |
| ゲーム:境界線上のホライゾン PORTABLE | |
| ゲームジャンル | 学園戦国RPG |
| 対応機種 | PlayStation Portable |
| 開発元 | テンキー |
| 発売元 | 角川ゲームス |
| シナリオ | 川上稔 |
| 発売日 | 2013年4月25日 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ |
| ポータル | ライトノベル・漫画・アニメ |
概要
著者が描く世界観「都市世界」における「GENESIS」時代を背景とした作品であり、書名にはそれを示す「GENESISシリーズ」の表記がなされている。ファンタジー、SF、バトル、コメディ、歴史、政治、経済など、多種ジャンルの複合や複雑な設定が見られるシリーズである。2021年12月時点でシリーズ累計発行部数は300万部を記録している[6]。ラノベニュースオンラインによる「みんなで選ぶベストラノベ2011」では総合部門で5位、感動部門で8位をそれぞれ獲得している[7]。『このライトノベルがすごい!』作品部門では2013年版で10位を獲得している[8]。
電撃文庫MAGAZINEに、設定資料や序章が先行して掲載された。本作品の初期設定資料はA4で780ページに渡る旨が、I巻<上>の作者紹介に記載されている。
- メディア展開
- 2011年2月にテレビアニメ化することが発表され[9]、同年10月から12月まで放送された。同年12月に開催されたイベント「オールナイト上映会〜きみとあさまで〜」にて2012年夏より第2期が放送されることが発表され[10]、同年7月から9月まで放送された。
- 電撃文庫MAGAZINE Vol.26では、PlayStation Portable用のゲーム化が発表された。
- その他
- 文庫本の厚みを評して「鈍器」とも呼ぶファンもいる[11]。II巻<下>は全1154ページとなり著者による電撃文庫最厚記録(終わりのクロニクル7巻)を更新した。さらに、本編最終巻のXI巻<下>は全1160ページとなり記録を再度更新した。
- 続編
- 2018年12月7日刊行のXI巻<下>での本編完結後、2018年12月21日よりカクヨムにて新章となる『境界線上のホライゾン NEXT BOX』の連載が開始された。書籍版は電撃の新文芸 (KADOKAWA) より刊行されている。『境界線上のホライゾン NEXT BOX』は、台詞やモノローグにキャラクターの顔が描かれたアイコンを表示するアイコントーク形式で執筆されている。
あらすじ
神代の時代、汚染した地球を修復するため「環境神群」と呼ばれる保全システムに託し、人々が遥かなる天上へ旅立った後。天上での争いに疲弊し、安らぎと復活を賭して再び戻った人類を迎えたのは、環境神群の過剰修復により過酷な環境となった地球だった。黎明の時代、人類は地球上で唯一生活可能な地域…極東の「神州」から、過酷な外界の開拓を試みたものの多くの人と技術が失われ、また争いにより人類は種の存亡の淵に立たされていた。人々は再び天上へ至る力を取り戻し蓄えるため、そして同じ過ちを繰り返さないため、過去の人類の栄光までの軌跡を記した『聖譜』を制定、聖譜に記された過去の歴史を再現する「やり直し」をすることとした。
居住可能な地域が極東のみであったため、人類が天上に旅立つ以前に極東に住んでいた人々は神州で、他の地域に住んでいた人々は環境神群による異層次元技術によって創生された極東のコピーである「重奏世界」で、それぞれの歴史再現をしながら生活することとなった。歴史再現を始めて百余年後…神州での「南北朝動乱」の再現の際、重奏世界を制御していた三種の神器が失われると重奏世界が崩壊、合一した現実世界との間に「重奏統合争乱」が勃発。南北朝動乱の再現によって疲れ果てていた極東側は、最終的に重奏世界側へ敗北。以降は各国の代表と「聖譜連盟」が極東を分割し教導する「暫定支配」体制が確立した。
時は過ぎ聖譜歴1648年、100年ごとに地脈から歴史が自動更新されるはずの聖譜記述が停止、聖譜記述最後の年が訪れ世界は終焉「末世」へと向かっていた。
そのなか、極東に唯一認められた独立領土、巨大航空都市艦「武蔵」では主人公の「教導院の中で最も無能」な葵・トーリが昔死んだはずの少女 ホライゾン・アリアダストに告白すると宣言。しかし翌日に三河が君主 松平・元信による地脈炉の暴走で消滅、同時に自動人形P-01sが極東の所有を禁止されている大量破壊兵器「大罪武装」”焦がれの全域”であること、末世解決のカギであると発表される。
大罪武装の返還と三河消滅の責任として「聖連」から自害を強要されるホライゾンを失わないため、大義名分として挙げた大罪武装の収集による末世解決を行うため、葵・トーリとその仲間たちは世界を相手に戦争を開始した。(第I巻<下>まで)
登場人物
各登場人物は、それを含む項が示す国の「主校」に属す。兼任などの例外は、各項を参照。 人物名は、人物名/“字名”または別名/「通神上の名前」で列記。リンク先は史実上の人物。「声」は、テレビアニメ版の声優。
武蔵
移動都市艦「武蔵」の住人。外道が多い。
「3年梅組」「後輩」は、武蔵アリアダスト教導院の学生を分類する。 総長、及び生徒会長は教導院の中で最も能力の低い者と定められている。
3年梅組
現役職者が集中するクラス。権力者と馬鹿しかいないともっぱらの噂。
転入生・浅間・喜美・ホライゾンを除く全員は、トーリと初等部からの同級生。
- 葵・トーリ(あおい・トーリ)/“不可能男(インポッシブル)”/“湿った手の男(ウェットマン)”/「俺」
- 声 - 福山潤[12]
- 本作の主人公[13]。総長兼生徒会長、武蔵副王。また青雷亭本舗バイト店長。左肩に大きな古傷があり、黒い学生服の上に飾り紐をつけた少年。
- 芸人で持ちネタは全裸と女装。優しく気配り上手でヒロイン体質。馬鹿で賑やかだが、独特の人望の持ち主。梅組のメンバーとは初等部からの幼馴染で、小さいころから「王」になることを望む。ホライゾンが死んでから10年、彼らの「王」となり世界と戦うことを決意し、大罪武装の回収を目的とする。
- 自分の全てを他者に与え伝える術式を用いて、副王として得られる武蔵の流体燃料を仲間に供給する。その対価として「喜」の感情を常時奉納しており、一瞬でも悲しみの感情を得ると奉納が失敗とみなされ、奉納者であるトーリ自身は死んでしまう。つまり泣きゲーができない。
- 馬鹿で非力なこともあり、政治・戦闘は全くできない。交渉の場にも出席はするが、最終的な決断以外は全て正純たち生徒会側に任せている。そのため仲間からの信頼は厚いが「王」としては未熟で、たびたび武蔵を窮地に叩き込んでいる。幾人かから王の在り方を学び、奥州三国会議にて仲間達と再起する。
- 浅間、ミトツダイラに対して、告白ともとれる言動を見せ、2人を動揺させる。
- 『このライトノベルがすごい!』男性キャラクター部門では2016年版で10位を獲得している[14]。
- ホライゾン・アリアダスト/P-01s(ピーゼロワンエス)/「ホラ子」
- 声 - 茅原実里[12]
- 極東当主。また武蔵副王。BLUETHUNDERバイト店員。長い銀髪を持つ自動人形の少女。9つ目の大罪武装そのもの。通称 “全竜の姫”。
- 毒舌で唯我独尊。一人称は「ホライゾン」。
- 元信の庶子。事故死し自動人形として蘇る。外見も異なり生前の記憶もないが、曰く性格は同じらしい。
- 感情を大罪武装の材料として他国に使われている。総括統御OS“焦がれの全域”で大罪武装を使いこなし、また「魂の駆動」を起こすごとに感情を取り戻す。
- 自動人形の分類としては生体型で、高性能。雑貨をしまう二律空間を持つほか、肢体を分離し自動化できる。
- 三河争乱後、武蔵アリアダスト教導院の学生となり、感情の奪還と世界征服を望んでいく。
生徒会
- 本多・正純[注 1](ほんだ・まさずみ)/「副会長」
- 声 - 沢城みゆき[12]
- 副会長。男装をした長髪の少女。あだ名は「セージュン」。
- よく青雷亭の前で行き倒れている。真面目で苦労人だが順応は早く、早々に武蔵色に染まった。ギャグは滑る。
- 武蔵の実質的サブリーダーで、政治家志望の有能な交渉師。ただ最後は戦争になる。また武蔵の頭脳で、他国との交渉の際はトーリの代わりに武蔵代表として出席する。しかしトーリとホライゾンの意見を第一にしており、彼らの意見を何より優先させる。梅組のメンバーとは中等部からの付き合いで関係も浅いが、各国主力との交渉をくり返す中で技量を磨き、内外で確かな立場を築いていく。
- 男性用学生服の上着とスカートを折衷しているのは、かつて襲名を望み、男性化のため胸を削るも元信公の政策転換により襲名を失敗している。つまり、貧乳。
- 母を公主隠しで失っており、二境紋の謎を追っている。
- ツキノワ/「月 輪」
- オオアリクイの走狗。極めて幼いため、まだ「まー」としかしゃべれない。
- 浅間から送られた攻撃術式群で正純を護衛することもある。
- トゥーサン・ネシンバラ/「未熟者」
- 声 - 田村睦心[12]
- 書記・軍師。眼鏡の小柄な少年。
- 一見ドライだが歴史オタクで中二病。悲観主義で解説好きだが、話が長い。
- 三征西班牙は第十三無津乞令教導院の出身で、シェイクスピアの幼馴染み。
- トゥーサンは当時の名「No.13」を、ネシンバラは「榊原[注 2]」の名前をもじったもの。
- 情報統制と自軍の指揮を担当し、また自身も神奏術「幾重言葉」で戦闘可能。
- 英国前襲撃でシェイクスピアに敗北するが、第二次英国相対戦にて“拒絶の強欲”奪還で挽回、シェイクスピアとも和解する。
- ミチザネ
- 文官風の走狗。業務や術式を補佐する。
- シロジロ・ベルトーニ/“冷面(レーメン)”/「守銭奴」
- 声 - 子安武人[12]
- 会計・商工会幹部。仏頂面な金髪の少年。ハイディからのあだ名は「シロ君」。
- この上ない守銭奴。金のためなら裏切りや独断専行も辞さない。だが実力は他の教導院の副長クラスで武蔵でも実力派の一人。
- 武蔵の運用に巨大な商業価値を見出しており、トーリに協力する。
- ハイディは公私のパートナーで、同棲している。没落した豪商の息子。
- 土下座の達人で経済系の交渉担当。金銭で他者の力を借りる術式を使い、身体強化や硬貨の指弾を放つ。
- 武蔵運行の重鎮だが、金を独占すべく幾度も造反、直後に戻ってきたりする。
- ハイディ・オーゲザヴァラー/「〇べ屋」
- 声 - 名塚佳織[12]
- 会計補佐。長い金髪の少女。トーリからのあだ名は「オゲちゃん」。
- にこやかで快活だが、シロジロ並みの守銭奴。彼にベタ惚れしている。
- 没落した豪商の娘で、先代まるべ屋店主にシロジロとともに救われた。
- 戦時はエリマキとともにシロジロの術式を補佐する。
- 交渉時はシロジロの補佐で同席、やはりシロジロについて造反をくり返す。
- エリマキ
- 白い狐の走狗。シロジロとハイディで共有している。
- 普段はハイディといるが、戦時はシロジロの補佐として同伴する。
総長連合
- 本多・二代(ほんだ・ふたよ)/「蜻蛉切」
- 声 - 小林ゆう[12]
- 副長。身も心も育ちがいいポニーテールの少女。天然だが我侭なうっかり者で、基本的に脳筋。本多・忠勝の娘で鹿角の弟子。現東国無双。
- 正純の三河時代の同級生。一人称は「拙者」、語尾は「御座る」。
- 近接武術師で、神格武装「蜻蛉切」を持ち、また神奏術「翔翼」で独学の八艘飛びを起こす。速度と蜻蛉切にての割断で一騎当千を誇る。
- 武蔵相対戦で喜美に敗北し、武蔵アリアダスト教導院に学生として編入。三河争乱では立花・宗茂と戦い、悪戦苦闘を強いられるも勝利し“悲嘆の怠惰”を奪還する。英国以降は武蔵の最大の攻撃として活躍する。
- 忠勝亡き後は、二代目忠勝襲名という夢を持つ。
- 点蔵・クロスユナイト(てんぞう・クロスユナイト)/「十ZO」
- 声 - 小野大輔[12]
- 第一特務(諜報)。忍者装束の少年。
- 親切で気さくだが、梅組内ではパシリ扱い。一人称は「自分」、語尾は「御座る」。
- 際立った特徴は無いが基礎能力が高く、様々な技術と知識を持つ極めて有能な万能型。
- 好みの女性は金髪巨乳を信条にしており、トーリやウルキアガたちと同じエロゲ好き。英国にて、第二次英国相対戦を経て見事メアリを娶る。
- 現場のまとめ役として、トーリ奪還任務の長や上越露西亜外交官を担う。
- キヨナリ・ウルキアガ/「ウキー」
- 声 - 黒田崇矢[12]
- 第二特務(裁判)。航空系半竜の少年。通称「ウッキー」。
- 豪毅かつマイペースで、悪びれない。好きな敵は異端者。
- 今は寝具屋を営む元異端審問官の家系で、本人もそれを志望する。
- 強靭な体と、異端審問官の術式や拷問器具で戦うが、異端者としか戦わない。それ故、旧派を信仰するM.H.R.R.、三征西班牙とは戦うことができない。
- 自称「姉好き」。その定義は「強い女性」で、“年上”という意味の「姉」も有効。
- 伊達・成実に一目惚れし、政宗攻略と偽って接近、青竜戦直前に告白し嫁にする。
- マルゴット・ナイト/「金マル」
- 声 - 東山奈央[12]
- 第三特務(実働)。金髪金翼の墜天の少女。肉食系。
- 場の空気を保とうとする性格で、常に笑顔で暢気。ただし性欲に忠実。自他を愛称で呼ぶ。
- ナルゼの同性の恋人。飛行系の運送業を営む。M.H.R.R.出身。メアリと同じく金髪巨乳属性。
- 対空防衛の主力。黒魔術を使う遠隔魔術師で、強化機殻「黒嬢」を用いる。
- 武神や航空艦攻撃の迎撃を為すほか、六護式仏蘭西ではトーリ奪還任務につく。
- マルガ・ナルゼ/「● 画」
- 声 - 新田恵海[12]
- 第四特務(実働)・漫研部部長(同人誌作家)。黒髪黒翼の匪堕天の少女。肉食系。
- 皮肉屋でひねくれ者だが、マルゴットを第一に考える。失敗すると思い詰める質。
- 飛行系運送業を営む。父は元M.H.R.R.対魔術部隊所属で、何らかの咎がある。鈴よりは胸がある。
- 白魔術の遠隔魔術師で、マルゴットと同じく対空防衛の要。強化機殻「白嬢」を使う。
- 英国にて連敗に思い詰めるが、喜美に激励されて再起、新装備をもって戦線復帰する。
- P.A.odaの光秀と「明智・光秀」の二重襲名について交渉し、無事に「明智・光秀」の襲名権を得る。
- ネイト・ミトツダイラ/“銀狼(アルジョント・ルウ)”/「銀 狼」
- 声 - 井上麻里奈[12]
- 第五特務(実働)・武蔵騎士代表。豊富な銀髪の少女。あだ名は「ミト」。
- 騎士道に忠実だがアドリブと柑橘類に弱い。トーリを「王」と慕う。母に似ず貧乳。
- 水戸松平の襲名者。六護式仏蘭西出身の半人狼。母である人狼女王には帰郷を禁じられている。
- 獣変調できないが強靭な体を持ち、力を伝播する術式で神格武装「銀鎖」を操る。
- 戦闘力に伸び悩むがルドルフや人狼女王との連戦で成長しスランプを脱出、武蔵一の戦力に数えられる。
- ケルベロス
- 三つの首を持つ走狗風の狼。軽微な妖物で、土地神の使いにあたる。
- 本編の1年前に発生し、ネイトの預かりとなった。
- 直政(なおまさ)/「煙草女」
- 声 - 真堂圭[12]
- 第六特務(実働)・機関部会代表。右腕が義腕の少女。あだ名は「マサ」。
- はすっぱな口調の姉御肌で、気怠い言動だが頼りがいがある。罵倒が具体的。
- 煙管[注 3]をくわえるが、中身はメンソール系。戦地である関東南部出身。長身で梅組第3位の巨乳。
- 四聖「地摺朱雀」を操る武神戦力。また武蔵の運行や機構に精通し、意見ができる。
- 連戦の中で地摺朱雀の変化に気付く。基本的に裏方で訓練相手や内輪のまとめ役が主。
- 直政の走狗
- 地摺朱雀の操作を行う走狗。直政曰く「特殊」。単体での登場は無い。
- 立花・宗茂[注 4](たちばな・むねしげ)/「立花夫」
- 声 - 杉田智和[12]
- 臨時副長補佐。金の短髪の青年で誾の夫。
- 紳士的で爽やかだが、天然で無抵抗主義。純粋な熱血漢で向上心が強い。元“悲嘆”の八大竜王。 立花・道雪の後を継ぐ、現西国無双。
- 大罪武装「悲嘆の怠惰」を持ち「神速」ガルシア・デ・セヴァリョスと二重襲名だったが、三河争乱の敗北で解除され、同時にアルカラ・デ・エナレス第一特務の地位を失した。
- 三河争乱時、元東国無双の本多・忠勝と東西無双の戦いをし、一時は戦闘不能になるものの回復した。しかし、本多・二代と戦い敗北した。
- 創作術式「駆爪」と準神格武装「瓶貫」による高速白兵戦を開発しつつある。
- アルマダ海戦後、誾を追って武蔵アリアダスト教導院に編入し、副長補佐として二代と共に武蔵最大の攻撃を誇る。
- メアリ・スチュアート/傷有り(スカード)/“重双血塗れ(ダブルブラッディ)”/「傷有り」
- 声 - 堀江由衣[12]
- 第一特務補佐・英国王女。体前面に無数の古傷を持つ金髪巨乳の少女。点蔵の恋人。
- 純粋無垢でおしとやかだが天然で、無自覚に火種をばらまく。主な被害者は点蔵。
- メアリ・チューダーとメアリ・スチュワートの二重襲名者。4巻下での本多二代の見立てではなんと葵喜美より胸がデカいらしい。
- 優れた精霊術師にして戦士300人を斬り伏せる実力者。「王賜剣一型」を持つ。
- エリザベスの双子の姉で、そのイメージを守るため公の場には出ないようにされていた。
- 故に正確な歴史再現として、旧派奏者300人の処刑を実行させられた。体の傷はその時のもの。
- 英国強化の犠牲となる諦めを得るが、点蔵に救われ、次期英国王を産むという歴史再現を条件に武蔵へ亡命し幸いを得る。
一般生徒
- 葵・喜美(あおい・きみ)/「賢姉様」
- 声 - 斎藤千和[12]
- トーリの姉。長髪に帯を巻いた露出過多の少女。図書室バイト司書。
- プライドが高く独自の理念を持つ、アグレッシブな気分屋。怪談話が苦手。基本的に狂人。
- 自分を「賢姉」、トーリを「愚弟」と呼ぶ。長身で梅組第二位の巨乳。幼少以来、泣かない。
- 大椿系の上位契約者で「高嶺舞」などの演舞系術式を使う。実は何でもできる極めて有能な人材。
- 叱ったりビンタしたり投げ飛ばしたりして活を入れる、トーリとは異なる「不可能の担い手」。
- ウズィ
- 踊子風の走狗。のんびり屋でおっとりとした性格。
- 浅間・智(あさま・とも)/「あさま」
- 声 - 小清水亜美[12]
- 武蔵神道代表第二位[注 5]・茶道部部長・風紀委員。義眼のためオッドアイの長身な少女。
- 基本的に母性的で世話焼きだが、保守的で臆病な面も。特にトーリに対しては自分の感情や関係を明確にする事を恐れ、感情に蓋をしている。
- 葵姉弟とホライゾンの幼馴染み。酒好きで射撃好きで諸事情によりエロゲソムリエ。梅組最大の巨乳だがノーブラ。
- 通信統括や除霊、流体の整調化、対艦級の射撃など、多彩過ぎる高度技能を持つ武蔵の主砲。曰く「ズドン巫女」「射殺巫女」。
- 迎撃や対術式担当として度々参戦、奥州では神道にまつわる禁忌に触れることとなる。
- ハナミ
- 巫女風の走狗。気の回る性格で、最近は浅間のヨゴレメーターの隠蔽に必死。
- 向井・鈴(むかい・すず)/「ベ ル」
- 声 - 悠木碧[12]
- 武蔵艦長代理・生活委員。目元を髪で隠す盲目の少女で武蔵の前髪枠。トーリからのあだ名は「ベルさん」。
- 辿々しい口調で気弱だが、純粋で良心的な性格で、狂人の多い梅組のストッパー。でも時々アクセル。トーリとホライゾンを慕っている。
- 家業は銭湯。吊柵型補聴器「音鳴りさん」を使う。アデーレに次ぐ貧乳だが成長途上。
- 優れた聴覚を持ち、武蔵との連動で周囲約30km、単独でも生物を生理現象レベルで知覚する。
- 外交官として派遣されることが多く、優れた察知能力と純朴な性格で様々な情報を得る。
- アデーレ・バルフェット/「貧従士」
- 声 - 大橋歩夕[12]
- 従士・代表委員。ぶかぶかの制服を着た眼鏡の少女。
- 常に敬語で礼儀正しいが、暴走が多い。バストサイズは梅組最下位。
- 毎朝武蔵を3周しており、点蔵並みに足が速い。犬好き。義康といることが多い。
- 六護式仏蘭西のヨシナオ領に住んでいた亡父から受け継いだ機動殻「奔獣」を使う。
- 要人警護や外交官で外国に出ることが多い。戦略にも通じるため、臨時で軍師を務めることも。
- ノリキ/「労働者」
- 声 - 平川大輔[12]
- 蓬髪の痩せぎすな少年。
- 無口で無愛想だが、友人付き合いは守る質。たくさんの弟妹をバイトで養う苦学生。
- 相模の重臣の子。氏直の許嫁で督姫襲名を望まれたが、男ゆえに政争に敗れ、追放された。
- 近接格闘師だが打撃力が弱く、創作術式「弥生月」「睦月」「如月」で補う。
- 一般生徒だが、限定条件下では特務並みの力を持ち、相対戦に出ることが多い。
- 小田原攻めではかつての許嫁である北条・氏直と相対し、嫁にする。
- 立花・誾(たちばな・ぎん)/「立花嫁」
- 声 - 寿美菜子[12]
- 宗茂の妻。両腕が義腕の少女。
- 完璧主義だが世間知らずで誤解が多く、自他ともに認める「面倒な女」。宗茂を熱愛する。
- かつては宗茂を嫌ったが、両腕を断たれたことで視野を広げられ、考えを改める。
- トランジスターグラマー。二代とは喧嘩友達のような間柄で、マイペースな彼女によく怒る。
- 武術に通じ、様々な武装で身をかためる。後に宗茂に合わせ神奏術駆詞を得る。
- 三征西班牙、アルカラ・デ・エナレス第三特務だったが、常に宗茂とともにあるために自身も襲名解除を申請する。
- 解除は保留となり留学生扱いとなったが、後に武蔵へ正式編入する。編入後は宗茂の嫁として武蔵に馴染んでいく。
- 伊達・成実(だて・しげざね/なるみ)/「不退転」
- 伊達教導院副長。四肢が義体の長髪な少女。ウルキアガの嫁。伊達成実は襲名上は男ではあるが、襲名者は女のためか名前の読み替えで周囲からはなるみと呼ばれる。
- 余裕ある年長者然とした振舞いだが、駆引きが苦手で、言葉に呑まれやすい質。
- 過去の失敗で四肢を失い、政宗の力を損なった。以来、伊達と正宗を支えることを自らに課す。
- 機動殻「不転百足」を使う全方位機殻師。義肢の換装による独特の戦術を用いる。威力の受流しが特技。
- ウルキアガと共闘して青竜を鎮め、出奔の歴史再現として武蔵へと行く。伊達が関わる歴史再現では伊達の者として動く。
- 東(あずま)/「あずま」
- 声 - 森永理科[12]
- 元皇族。黒い長髪の小柄な少年。
- やや気弱で世間知らずだが、穏健で真面目。一人称は「余」。
- トーリ達が中等部の頃の転入生。本編直前に還俗、「東宮」から改名した。
- 還俗時に半神の力を封じたが、帝の子として極東社会に未だ強い影響力があるが、本人の自覚は薄い。
- 幽霊祓いで幽霊の少女を連れ帰り、以来ミリアムと3人で同居している。
- ミリアム・ポークウ
- 声 - 又吉愛[12]
- 車椅子に乗った少女。東のルームメイト。
- 冷静かつ理知的で、歯に衣を着せない言動が目立つ。が、(東曰く)基本的に優しい。
- 在宅就学をしているため、交流の幅は狭い。本編でも幽霊の少女と留守番することが多い。
- 東や幽霊の少女と同居する新生活を送る中、攻略難度が下がり気味で困っている。
- 御広敷・銀二(おひろしき・ぎんじ)/「礼賛者」
- 声 - 白石稔[12]
- 調理部部長。豊満で大柄な少年。
- 調理部で「生命礼賛」の信仰者。一人称は「小生」。
- 家は飲食店系の富豪で、武蔵の食料事情に詳しい。調理にも長けている。
- 料理や生産関係の情報提供など、正純の助けになることも多いが、今一報われない。
- ペルソナ君(ペルソナくん)/「ばけつ」
- バケツ型ヘルムを被った筋骨隆々の巨漢。
- 無口だが気は優しくて力持ち。見た目に反してインドア派でゲーマー。
- 輝元曰く、毛利・元清と(隠れて見えない)顔以外は瓜二つらしいが正体不明。戦時は奔獣などの運搬担当。
- ハッサン・フルブシ/「83」
- 声 - 小野大輔[12]
- カルピスマーク系インド人。カレー崇拝者。語尾は「〜ですネー」。
- 常備するカレーは霊を強制的に成仏させる。地味に役職者の撃退率が高い。
- 伊藤・健児(いとう・けんじ)/「いんび」
- 声 - 宮下栄治[12]
- 全裸・ハゲ・マッスルで快活なインキュバス。通称「イトケン」。
- 実はガス状生物で、種族で一芸入学できるほどの希少異族。ネンジとは仲良し。
- ネンジ/「粘着王」
- 声 - 平川大輔[12]
- HP3ぐらいの赤いスライム。
- 飛び散っても再生し、ある程度は変形できる。イトケン同様、希少種族で一芸入学した。
後輩
- 里見・義康(さとみ・よしやす)/「義」
- 里見教導院生徒会長。小柄な長寿族の少女。2年。あだ名は「ヨッシー」。
- 実直で生真面目だが、やや短気で思い詰める所があり、いじられ気質。
- 先代義頼の妹。姉を殺しつつもその事情を話さない義頼に頑な態度を取る。幼児体型。
- 重武神「義」を操る武神乗り。三方ヶ原の戦いにて「八房」と「村雨丸」を受け継ぐ。
- 最上へ外交官として出向、三国会議で最上・義康の襲名を提案し、最上・義光の協力をとりつける。
- 大久保・忠隣/長安(おおくぼ・ただちか/ながやす)/「長安定」
- 代表委員長。眼鏡をかけた小柄な少女。2年。
- 穏健な理論派で数少ない常識人だが、口調はインチキ臭い関西弁。
- 元信の元同僚の娘で、極東では珍しい二重襲名者。自動人形の加納を連れる。並乳代表。
- 正純に続く弁論の技を持ち、政治的辣腕も然ることながら、剣術にも覚えがある。
- 戦火で左腕が義肢となり、戦争を繰り返す"武蔵"の方針にクーデターを試みるも正純に敗れ失脚する。先輩の無茶ぶりに振り回される毎日。
- 加納(かのう)/「CAN」
- 風紀委員長・大久保付き侍女。褐色の肌をした自動人形の少女。2年。
- ドライで冷静、大久保を重んじるが諫言も辞さない。彼女を「御嬢様」と呼ぶ。
- 三河にいた頃から大久保に仕え、武蔵へ渡った今も随伴している。
- 正確に相手を捕捉できる、特注の義腕を重力制御で射出して攻撃する。
- クーデターを起こした大久保を補佐、失脚後も追随して機関部で働くことを選ぶ。
- 柳生・宗矩(やぎゅう・むねのり)
- 大久保と加納の部下。暫定襲名者。小柄な愛らしい風貌の少年。1年。
- 軽快で若々しい言動だが、実直で忠義に厚い。掛け声は「ハンターチャンス!」。
- 柳生に恥じぬ隠密技能と武芸の持主で、神格武装「金槌」を用いる。
- 大久保の命令で密かに武蔵主力を警護、襲撃された二代を安全圏まで運んでいた。。
- 三科・大(みしな・ひろ)/「347」
- 声 - 豊口めぐみ[12]
- IZUMOからの転校生。ボロボロの白衣を着たポニーテールの小柄な少女。
- 気楽な口調ののんびり屋だが、探究心の強い技術者気質。
- 泰造の孫。直政の清武田時代の後輩。清武田所属でIZUMOへは留学していた。
- 武蔵転校後は機関部に勤め、地摺朱雀や義を整備する他、武蔵改修の指揮も行う。
- 長岡・忠興(ながおか・ただおき)/「岡──」
- 中等部2年。元M.H.R.Rの七将の少年。稲富・祐直との二重襲名者。複数の銃を鎖で繋いだ銃鎖刀「三十六歌仙」を用いる狙撃手。
- 襲名上の妻であるクリスティーナに一目惚れし、彼女を死の運命から救うために武蔵に亡命する。
- 武蔵への来訪が極秘であったために名前を呼ぶことができず、武蔵勢から「長太」というあだ名をつけられる。
先輩
- 鳥居・元忠(とりい・もとただ)
- 47期総長兼生徒会長。やや小柄な少女。
- 陽気で喜楽な性格だが破天荒で、笑いながら人を高所から突き落としたりする。
- 大椿系の上位巫女で、浅間神社を介さず大椿本拠と直接契約している。芸人系。胸は湯船で浮く側。
- 大須賀・康高(おおすが・やすたか)
- 47期副長。体格のいい少年。あだ名は「スガ」。
- のんびり系で冷静な性格。そのぶん面倒事を押し付けられることが多い。鳥居いわく「乙女脳」。
- 鳥居のバンド「鏡」では恋歌の作詞を担当、だがそこに「恥は無い」と即答できる“本物”。
- 大久保・忠世(おおくぼ・ただよ)
- 47期副会長・武蔵騎士第5位。黒髪の少女。鳥居からのあだ名は「タダヨン」。
- 落ち着き払った性格だが、体育会系で意見は明朗快活。
- 総長連合ではネイトより上位だが、騎士では下位。アデーレら従士隊を指導していた。
- 渡辺・守綱(わたなべ・もりつな)
- 47期第一特務。鉄槍を携えた金髪の少女。あだ名は「ナベ」。
- 礼儀正しく大人しい性格で、苦労性らしい。調理器具専門店“なべ式”の娘。
教員
- オリオトライ・真喜子(オリオトライ・まきこ)
- 声 - 白石涼子[12]
- 梅組の担任。ジャージを着た女性。
- 短気で我侭だが、教師として生徒間でない限り必ず生徒に味方すると公言する。
- 肉食系の大酒飲み。授業では必罰主義で、名物は「御高説」。バストは大きめ。
- 長剣を片手で振り回すド級の武闘派。学生ではない為、訓練や審判役に徹する。経歴不詳。
- 酒井・忠次(さかい・ただつぐ)/「左遷男」
- 声 - 楠大典[12]
- 学長。煙管をくわえた初老の男。
- 適当で飄々としているが、洞察力があり、昼行灯とは言い切れない。
- 元は大総長(グランヘッド)と称された松平四天王の長だが、左遷され現職につく。
- 腰の短刀を用い、かつての実力を垣間見せることもあるが、忠勝によると衰えている。
- ホライゾンの入学や宗茂に瓶貫を与えるなど、折々に学生達に助力する。
- 三要・光紀(さんよう・みつき)/「三 要」
- 声 - 清水愛[12]
- 梅組の隣のクラスの担任。
- 本編の2年前に赴任しており、真喜子とは先輩後輩の付き合いがある。
- 婚活がうまくいかないらしく、結婚という言葉で動揺する。
- ヨシナオ/「武蔵王」
- 声 - 真殿光昭[12]
- 教頭・武蔵王。痩せたトランプのキングのような風貌の初老。
- 高圧的だが使命感が強く、弱者の味方であろうとする性格。一人称は「麻呂」。
- 元は六護式仏蘭西の地方領主。東を「東宮の君」と敬う。農業に詳しい。妻帯者。
その他
- “武蔵”(むさし)/「武 蔵」
- 声 - 中原麻衣[12]
- 武蔵総艦長。黒い長髪をヘッドドレスで結わえた艦長型自動人形。
- ドライでセメント系な性格で、辛辣な物言いが特徴。
- 総括的な武蔵の統制を行うほか、酒井の世話をしていることが多い。改修後は0歳を主張する。
- 戦時は武蔵の防衛が主だが、改修後は主砲「兼定」の設定・準備も担当する。
- “浅草”(あさくさ)/「浅 草」
- 浅草艦長。特徴は左側のみ下げた前髪。対の“品川”と同型のボディ。
- 瓶貫の貸与を賭けて宗茂と模擬戦を行った。
- 前回の大改修の際に武蔵に加わったため、比較的若い。
- “品川”(しながわ)
- 品川艦長。特徴は右側のみ下げた前髪。対の“浅草”と同型のボディ。
- “浅草”が宗茂と模擬戦を行った際、同型機として“浅草”の補佐を勤めた。
- 前回の大改修の際に武蔵に加わったため、比較的若い。
- “村山”(むらやま)
- 村山艦長。特徴はウェーブの茶髪と、左側のみ晒した額。対の“多摩”と同型のボディ。
- “武蔵野”(むさしの)/「武蔵野」
- 武蔵野艦長。特徴は茶色の不揃いな短髪。
- 指揮艦の艦長なので、軍師のネシンバラや艦長代理の鈴の世話役になることが多い。
- “多摩”(たま)
- 多摩艦長。特徴はウェーブの黒髪と、右側のみ晒した額。対の“村山”と同型のボディ。
- “青梅”(おうめ)
- 青梅艦長。特徴は胸元まで伸ばしたウェーブの黒髪。対の“高尾”とは同型のボディ。
- “奥多摩”(おくたま)
- 奥多摩艦長。特徴は黒いボブヘア、あだ名は「タマ子」。前後の対となる“武蔵野”とは同型のボディ。
- 酒井の世話をすることが多く、よく無計画に溜めた黒盤を代わりに見る係にされる。
- “高尾”(たかお)
- 高尾艦長。特徴は胸元まで伸ばしたウェーブの茶髪。対の“青梅”とは同型のボディ。
- 葵・善鬼(あおい・よしき)/女店主(おんなてんしゅ)
- 声 - 山田みほ[12]
- 青雷亭店主。葵姉弟の母。頭巾に前掛けをした中年の女性。
- のんびりとした口調で快活だが、冗談が通じないセメントなところがある。
- 元侍で元襲名者。かつてホライゾンの母の護衛で極東を一周、その功績で葵[注 6]姓を得た。
- 戦闘における優れた眼力と知識を持ち、実技も長けるが、本人によると教練は苦手。
- 腑抜けた二代に師事を乞われるが拒否、代わりに喜美と模擬戦をさせて再起を促した。
- 幽霊の少女(ゆうれいのしょうじょ)
- 声 - 清水愛
- 幼い少女の幽霊。東いわく名前の発音は「???」。
- 幽霊祓いの折に現れ、東とミリアムに懐き同居する。東を「ぱぱ」、ミリアムを「まま」と呼ぶ。
- 本多・正信[注 1](ほんだ・まさのぶ)/「ノブ誕」
- 声 - 高田裕司[12]
- 暫定議会議員。非襲名者。白髪の混じった髪を撫付けた初老の男。
- 娘の正純を愛するが、表現が歪んでいる。実は隠れオタクで愛称は「ノブたん」。
- 小西(こにし)/「コニ誕」
- 声 - こぶしのぶゆき[12]
- 正信と取引する商人。関西弁の小太りな男。
- 正信同様、正純を愛する隠れオタクで、愛称は「コニたん」。
- 泰造(たいぞう)/「メカ夫」
- 機関部の重鎮。やや猫背の痩せぎすな老人。
- 口は悪いが職人気質で、芯の通った意思と人生観の持主。
- 孫の大を可愛がるが、義子の翔一の扱いは適当で喧嘩してばかりいる。
- “山椿”(ヴィルトカメリー)
- 声 - 高橋美佳子
- 飛行系の運送屋。眼鏡をかけた女性。
- 気の強い姉御肌で、ナルゼとは軽口を交わす仲。
- 元M.H.R.R.所属で対上越露西亜派遣魔女旅団の副団長。先代“見下し魔山”のテスター。
- ナルゼとマルゴットの先輩として、たびたび激励や情報を渡してくる。
- “提督”(アルミランテ)
- 声 - こぶしのぶゆき
- 飛行系の運送屋。禿頭にサングラスの厳つい初老。
- 豪快で男気のある性格。三河争乱では負けかけたマルゴットを激励し再起させた。
- 元三征西班牙武神隊エース。マルゴットらの台頭以前は最強の飛行技能の持主だった。
三河
新名古屋城暴発により事実上の壊滅状態にある。
- 松平・元信(まつだいら・もとのぶ)/“傀儡男(イエスマン)”
- 声 - 速水奨[12]
- 君主。元学長・永世生徒会長。眼鏡をかけた白衣の60から70歳くらいの男。
- 物知り顔で飄々とした捕らえ所のない性格。会話を授業に見立てて話す。
- ホライゾンの実父。かつて人払いを行い、ホライゾンを犠牲に大罪武装を造った。
- 戦闘力は皆無。最終的な極東の統治者という歴史再現の権力で策謀を巡らせる。
- 創世計画の一端として三河消滅を図り、地脈炉の爆発により消滅。
- 本多・忠勝(ほんだ・ただかつ)
- 声 - 楠見尚己[12]
- 元信の側近。猛々しい風貌の60から70歳くらいの男。元東国無双。
- 豪快で子供っぽいが、主君に忠を尽くす義の人で、確固とした信念の持主。
- 鹿角の主。二代の実父。学生時代は副長を勤めた松平四天王で、今は特殊予備役副長。
- 神格武装「蜻蛉切」を持つ武闘派で、「戦において負傷無し」の歴史再現を守る豪傑。
- 鹿角や三河自動人形を率いて三河消滅を遂行、亡き妻を走馬灯に見つつ消滅。
- 鹿角(かづの)
- 声 - 新谷良子[12]
- 本多家付自動人形・三河自動人形頭。角型感覚器を生やす侍女。
- ドライで毒舌。自分以外が忠勝を悪く言うのを許さない鬼ルールを施行する。
- 二代の基本的な師匠で母代わり。忠勝の妻の遺品を核とし、風貌を似せている。
- 規格を逸した出力を持ち、重力制御を駆使して武神とも対等に渡り合う武闘派。
- 忠勝と三河消滅を遂行、新名古屋城を狙う“悲嘆の怠惰”の砲撃を止めるため大破。
- 榊原・康政(さかきばら・やすまさ)/“檄文”
- 声 - 宮下栄治
- 元信の側近。眼鏡をかけた糸目の初老。
- 元・松平四天王で書記。忠勝や酒井に比べ温和なため苦労人。公主隠しで蒸発。
- 井伊・直政(いい・なおまさ)
- 元・松平四天王で副生徒会長。酒井の帰郷以前に公主隠しで蒸発。
- 本多・二代
- 三河警護隊総隊長。上記を参照。
- 松平・信康(まつだいら・のぶやす)
- 元信の弟。かつて自害し、酒井が左遷される原因となった。
- 元信から真田の遺跡を預かり、別で末世や公主に関係していたらしい。
- 実は公主隠しで蒸発していた。その際、酒井に真田の遺跡を破壊させる“遺言”を残した。
IZUMO
- ミツ
- 葵姉弟の祖母。流体研究の顧問。
- 元高等部教員で、ホライゾンの母やオリオトライを教育した。
- 出雲・邑(いずも・ゆう)
- IZUMO全座長。初対面相手にも旧友のように接する老人。
- 三科・翔一(みしな・しょういち)
- 有明責任者。大の父で泰造の義理の息子。
- 礼儀正しく穏健だが、いまいち報われない人。
- “有明”(ありあけ)
- 有明艦長。薄茶の長髪に目をやや伏せた細面の艦長型自動人形。
三征西班牙
- フェリペ・セグンド
- 声 - 白鳥哲[12]
- 総長兼生徒会長。大内・義長の二重襲名者。眼鏡のくたびれた中年。
- 自分を「失う人」と称し、無気力で気弱に振る舞うが、本質はお人好しで義に厚い。
- 「レパントの海戦の英雄」。だがそれは解釈上のもので、仲間や妻子を喪った後悔を抱く。
- その戦場で助けた長寿族の娘を「唯一の戦果」として大事にし、文通している。
- 有能な全方位軍師で、優れた戦術眼と解析力を持つが、それを表に出したがらない。
- 実質的勝利のため、かつての仲間達と決死でアルマダの海戦で挑むが、フアナに救われ和解する。
- フアナ
- 声 - 田中理恵[12]
- 副会長兼会計。“嫌気”の八大竜王。怜悧で肉感的な女性。長寿族(半寿族)。
- 理知的で冷徹だが、天然で幼い性格。セグンドを「あの人」「おじさん」と呼ぶ。
- 衰退を支持するセグンドに反し、また叱ることが多いが、なぜかセグンドを支持し続ける。
- 非戦闘員の全方位経営師だが、大罪武装「嫌気の怠惰」で支援に出ることもある。
- 実はセグンドが救った少女で、疑心でついた嘘を引け目に思い、素性を隠し助けようとしていた。
- ディエゴ・ベラスケス
- 声 - 三宅健太[12]
- 書記であり画家。黒髭に糸目な山岳系長寿族の中年。
- マイペースだが事情通で世話焼き。セグンドやフアナの過去を知っており、慮る。
- セグンドの元部下でレパントの海戦の経験者。エロゲのグラフィッカーでも知られる。
- 風景画への描き込みを現実化する術式と聖譜顕装「身堅き節制・新代」を操る。
- アルマダの海戦前後は、夫の復権で躍起になる誾や、終わりを自らに課すセグンドやフアナを支える。
- 弘中・隆包(ひろなか・たかかね)/「野球男」
- 声 - 安元洋貴[12]
- 副長。野球部部長で小柄で無骨な男の幽霊。房栄の夫。房栄からのあだ名は「タカさん」。
- 外見相応に無骨な性格で口下手。仲間を支える盤石さを自らの副長の在り方とする。
- アロンソ・ペレス・デ・グスマンとの二重襲名者。レパントの海戦で房栄と刺し違えた。
- 聖譜顕装「身堅き節制・旧代」を持つ。バントと見切りの達人で、いかなる攻撃も正確に打ち返す。
- 房栄らと二度武蔵を襲撃。アルマダの海戦ではシロジロと相対し、シロジロの迎撃に任務を為損じる。
- 江良・房栄(えら・ふさえ)/「陸上女」
- 声 - 浅野真澄[12]
- 第二特務。陸上部部長・航空隊指揮官。長身な長寿族の女の幽霊。隆包の妻。
- 包容力があるが、賢しく悪戯好き。意外と寂しがりで羞恥に弱い。語尾は「〜、と」。
- アルバロ・デ・バサーンとの二重襲名者。襲名の期限切れを間近にしている。
- 三征西班牙の軍略・指揮担当で、自らも四聖「道往き白虎」を操る戦闘員。
- アルマダの海戦前後で武蔵の武神戦力である直政と相対、地摺朱雀の素性を明らかにする。
- ペデロ・バルデス/「妹の兄」
- 声 - 川原慶久[12]
- 第四特務・野球部部員。金髪を流した青年。フローレスの兄。
- 尊大だが熱血漢で妹思い。通称「バルデス兄」。フローレスといることが多い。
- 妹と合同の聖術で「炎の消える魔球」を放つ。
- “導き焔”(エル・フエゴ)
- 合同聖術を放つ際に呼び出す走徒。兄妹で共有している。
- アルマダの海戦では、妹のフローレスと共にノリキと戦った。
- “聖エルモの火”に基づくもので、迎受中は体の節々に青白い火が灯る。
- フローレス・バルデス/「えるも」
- 声 - 三瓶由布子[12]
- 第五特務・野球部員。ショートカットにした金髪の少女。ペデロの妹。
- 奔放だがペデロによれば弱気で責任感が強い。兄共々「四死球」の通称で知られる。
- 兄と合同の聖術では、最終的に飛ぶ方の球を投げる。
- アルマダの海戦では、兄と共にノリキと戦った。
- 立花・宗茂
- 立花・誾
- 元第一特務と第三特務。前者は総長連合、後者は3年梅組を参照。
- ラス・カサス
- 新大陸現地会計。かつて新大陸に出向した立花夫妻の世話をした。
- カルロス一世(カルロスいっせい)
- 先代総長・M.H.R.R.先代皇帝総長。カール五世との二重襲名者。
- 西班牙弁がしゃべれなかったため、ほとんどをM.H.R.R.で過ごした。
- 密かに英国と協力し、末世を研究していた。
K.P.A.Italia
- インノケンティウス/「教 皇」
- 声 - 中田譲治[12]
- 教皇総長・旧派首長。“淫蕩”の八大竜王。大柄で逞しい中年の男。
- 厳格で威厳ある風だが、素は短気な若者気質。ツンデレ。敬語が下手。
- かつて酒井に敗れた因縁がある。ホライゾンを自害させ「焦がれの全域」獲得を狙った。
- 大罪武装「淫蕩の御身」に加え、優れた身体能力と術式技能を持つ。
- 厳島の戦いで羽柴の正体不明な大規模破壊を受け敗北、消息不明となる。
- オリンピア/「教皇妹」
- 暫定教皇総長。インノケンティウスの義妹。赤い服をきた老女。
- 夢見がちだが明るく若々しい。マティアス曰く「自分以上の傀儡の素養の持主」。
- 異族「逆齢の民」で、インノケンティウスの義姉ともいえる。
- 夢を現実化する能力を持つ。現れたものが斬撃などを受けると、影響を及ぶ。
- 残された国の民を守るため、M.H.R.R.の傀儡となるが、マティアスらとは友好的。
- ガリレオ/「教授」
- 声 - 小山剛志[12]
- 元副長、現第二特務。元パドヴァ教導院学長の魔神族の老人。
- 冷静だが探究心の強い学者肌。インノケンティウスの元担任。
- 末世対策で学生に戻り、K.P.S.Aの副長を就任。三河争乱までは副長だったが、道雪を招聘した後は第二特務となる。
- 異端の術式「天動説」「地動説」を操る。厳島の戦いにて消息を絶つ。
- 立花・道雪(たちばな・どうせつ)/「雷切」
- 副長。立花・誾の実父。元西国無双。
- 口数が少ない武人気質な性格。語尾は「〜かと」。
- 半身不随の後に西国無双となった傑物で、「四脚の重武神」を操る。
- 村上・元吉(むらかみ・もとよし)
- 第一特務・村上水軍の長。眼鏡をかけた中年の男。六護式仏蘭西からの傭兵。
- 普段は冷静だが場の空気に酔いやすいところがある。厳島の戦いでP.A.Odaを迎撃するが敗北。
英国
- 女王の盾符(トランプ)
- 総長連合・生徒会に相当する組織。該当者は14人。トランプに準えるが、13に王賜剣二型をあて、11を省いて10を二度数え、5を三人一組とする。特務が無いが、多くはそれに匹敵する能力を持つ。
“女王の盾符”
- エリザベス/「女王」
- 声 - 田村ゆかり[12]
- “女王の盾符”12・総長・生徒会長・妖精女王。豪奢な衣装の少女。全方位精霊術師。
- 常に自信満々で唯我独尊だが、天然で無自覚に無茶振りする。ややシスコン。
- 人と妖精のハーフ。メアリの双子の妹。金髪巨乳だがメアリより若干小さい。
- 姉を超える精霊術師で、術式剣「王賜剣二型」を持つ対空防衛の担い手。
- メアリを奪われたものの、武蔵とは友好関係を維持する。ただし点蔵は嫌い。
- ウイリアム・セシル/「せしる」
- 声 - 桑谷夏子[12]
- “女王の盾符”両10・副会長。卵の様に太った女。
- のんびり屋でマイペース。賢さに代わる純朴さの持主で、先入観や気後れが無い。
- 英国一のフードファイター。襲名希望者ではなかったため、執務能力は無い。
- 聖術「“分け与え”の術式」を使う。また純朴な判断力は仲間内でも頼られている。
- 戦闘時は主にダッドリーと組む。メアリ奪還戦では、喜美と戦う。学園祭では二代とフードファイトを繰り広げた様子。
- ロバート・ダッドリー/「副 長」
- 声 - 山田みほ[12]
- “女王の盾符”両10・副長。足に囚人用の重しをつけた痩身の女。
- せっかちで言葉の頭がどもる癖がある。望まぬ襲名による投獄を救ったエリザベスを敬愛する。
- スキャンダルの歴史再現を避けるため、投獄中の生活を続けている。高血圧。
- 英国前襲撃・メアリ奪還戦では、ナルゼと相対した。
- 指揮系で戦闘力は低いが、聖譜顕装「巨きなる正義・旧代」と聖術「“打ち払い”の術式」を使う。
- ベン・ジョンソン/「薬詩人」
- 声 - 小野坂昌也[12]
- “女王の盾符”9・書記・文芸部部長。アスリートの黒人男性。
- 鷹揚で理性的だが、ドーピング好きでポエマー(正しくは「ポエット(poet)」)。二人称に英語を使う。
- “女王の盾符”発案者で、サブリーダー。シェイクスピアをスカウトした。
- 靴裏の活版式詠唱器で精霊術を操る他、薬物で一時的に身体能力を強化する。
- 英国前襲撃で武蔵と相対し主にノリキと戦い、以降はオブザーバーなどの裏方に徹している。
- ニコラス・ベーコン/「印鑑子」
- 声 - 三瓶由布子[12]
- “女王の盾符”8・書記補佐・国璽尚書。金髪の歳若い少年。
- 非常に快活で、野方図に陽気な性格。
- 神格武装「英国認印」の使い手にして、その守護を担う人工の精霊であり、体に性別がない。
- 第一次英国相対戦ではウルキアガと相対した
- チャールズ・ハワード (en) /「地味商」
- 声 - 成田剣[12]
- “女王の盾符”7・会計・海戦長。眼鏡をかけた金髪の青年。全英国艦隊の所有者。
- 常識的だが苦労人で、昂奮すると猛烈な勢いで鼻血を吹く。
- 莫大な財産と運用に長けた大商人。恐妻家。
- 戦闘技能は無く、艦隊管理や負傷兵の保証に徹し、指揮はドレイクに一任している。
- 英国文化祭を巡りシロジロと舌戦を繰り広げ、第一次英国相対戦ではシロジロ・ハイディと相対した。
- トマス・シェイクスピア/「眼 鏡」
- 声 - 斎藤桃子[12]
- “女王の盾符”6・ 文芸部副部長。元“強欲”の八大竜王。眼鏡をかけた半寿族の少女。
- 毒舌で冷淡だがヤンデレ。元二重人格者で、今がどちらの人格なのかは不明。
- 第十三無津乞令教導院出身者で、ネシンバラの幼馴染み。トマスは当時の名「No.14」のもじり。
- 聖術「宮内大臣一座」を大罪武装「拒絶の強欲」で用いる。
- 英国前襲撃・第一次英国相対戦・メアリ奪還戦ではネシンバラと相対した。
- 英国にてネシンバラと和解、「拒絶の強欲」を譲り渡す。以後、ネシンバラのストーカーと化す。
- フランシス・ドレイク
- 声 - 竹内良太[12]
- “女王の盾符”5-1・海戦副長。半狼の男。
- やや気怠い口ぶりだが野性的な性格。語尾に主観に依る語句をつける。
- 妻は再生力と殺人習性の強い異族。自称「聖譜越境部の騎士」の祖父を持つ。
- 実質的な英国艦隊の指揮官。聖譜顕装「巨きなる正義・新代」と強靭で再生力の高い肉体で戦う。
- 祖父の過去を巡ってネイトを探る。第一次英国相対戦ではナルゼと相対した。
- ジョン・ホーキンス
- 声 - 千葉進歩[12]
- “女王の盾符”5-2・船舶部主将・水泳班班長。常に海パン・水中ゴーグル・水泳帽の男。
- 自らをドライと称するクールガイだが、意欲を模索する熱血漢なところもある。
- ドレイクの相棒で、襲名上の従兄弟。水中白兵戦のプロ。
- 第一次英国相対戦ではマルゴットと相対した
- トマス・キャベンディッシュ/「琴人魚」
- 声 - 柚木涼香[12]
- “女王の盾符”5-3・船舶部マネージャー。長髪でたれ目の人魚。
- 礼儀正しく温和だが、ややセコい。自称「“女王の盾符”で最も常識人なので影が薄い存在」。
- ドレイクとホーキンスの後輩。ほとんど船艦に常駐しているため、オマリとは茶飲み友達。
- 前田・利家の術式“加賀百万G”を最後まで言えずに吹き出す程度には常識人。
- 自身が使えるほぼ全ての術式を艦隊指揮に費やす。相対戦ではホーキンスの支援に回る事も。
- 第一次英国相対戦では、ホーキンスと共にマルゴットと相対した
- グレイス・オマリ/「御 鞠」
- 声 - 豊口めぐみ[12]
- “女王の盾符”4。長髪に蔓をからめた木霊の女性。
- 歯に衣を着せない質で、遠慮のない毒舌をかます。優しさとは別の意味で母性的。
- スコットランドの女海賊で、エリザベスの友人。夫持ちで子だくさん。
- 植物による治癒系精霊術を使う他、操船技術に長け、仲間の運搬をすることも多い。
- 英国前襲撃でジョンソンらを武蔵へ運搬、奥州でもウオルターやウオルシンガムを運ぶ。
- クリストファー・ハットン/「デス夫」
- 声 - 大川透
- “女王の盾符”3。神父風の衣装に髑髏の首飾りをした動白骨。
- 常にハイテンションでロックな口調で喋る。語尾は「ーーデス」。
- 英国教のトップで、死刑判決と術式「踊り成仏」を使う。
- 第一次英国相対戦・メアリ奪還戦では正純と相対した
- F・ウオルシンガム/「番犬」
- 声 - 桑谷夏子[12]
- “女王の盾符”2・風紀委員長。肢体を浮かす関節のない自動人形。
- 冷静かつ無表情、常に英語でしゃべる。本体の方は割と愛嬌がある感じ。
- O.S.本体による広範囲認識と、武装「千本薔薇十字」で戦う。
- 第一次英国相対戦・メアリ奪還戦ではネイトと相対した
- 奥州ではウオルターとともに上越露西亜の助力に参戦。
- 本体O.S.
- ウオルシンガムの本体。機体の方の姿をデフォルメしたような姿。
- 機体の髪の中に隠れている。独立した視界を持つ為、周囲のほとんどを確認できる。
- ウオルター・ローリー/“トライデント”/「山|」
- 声 - 大川透
- “女王の盾符”1・戦時補佐官。目元を髪で隠した極東人の巨漢。英国のエース的存在。
- 非常に寡黙で全くしゃべらない。恩義より大義を優先する質で、エリザベスに仕える。
- 尼子十勇士の生き残りで、山中鹿介の元襲名者。かつてメアリに救われた。
- 携帯する大小無数の重力刀を使いこなす他、高度な忍術の使い手。
- 第一次英国相対戦では二代と相対し、メアリ奪還戦では点蔵と相対した。
その他の英国関係者
- メアリ/傷有り(スカード)/“重双血塗れ(ダブルブラッディ)”/「傷有り」
- 第四階層代表・王女。詳細は上記を参照。
- ミルトン
- 声 - 川原慶久[12]
- 第四階層代表補佐。走狗八咫烏のオス。
- 基本的に真面目だが気が早く、また言うほど頼りにならない。メアリに仕える。
- 元横道・兵庫助の襲名者でウオルターの元同僚。恩人であるメアリを密かに慕っていた。
- メアリの為に点蔵に助力、思慕を諦め、ウオルターとともに武蔵へ去るのを見送る。
- ヘンリー八世
- 元オクスフォード教導院総長。エリザベスとメアリの実父。
- 王賜剣を抜けると豪語した。カルロス一世と協力し末世を研究していたが、公主隠しで蒸発。
- キャサリン
- 王妃。襲名上のメアリの母。
- 「メアリ」の襲名者を産むことを望まれたが、病弱で子を授からぬまま亡くなった。
- アン・ブーリン
- キャサリンの次の王妃。メアリとエリザベスの実母。
- 双子を授かったため、力の弱い姉にメアリ、強い妹にエリザベスが襲名された。
- だが「歴史再現と違う流れを作った」ため、恭順の意を示すべく、正確な歴史再現として実際に処刑された。
P.A.Oda
- 織田・信長(おだ・のぶなが)/P-01m(ピーゼロワンエム)
- 総長兼生徒会長。歴史再現による暗殺を警戒し姿を見せない。
- 部下からは「御館様」「大御館様」と呼ばれ、慕われている。
- その正体はホライゾン・アリアダストの実体(事故で損壊した体)に自動人形のOSを流し込んだもの。黒髪以外はホライゾンと瓜二つとなっている。
- 創世計画の要であるのだが、無理矢理ホライゾンの実体を動かしている状態なので日に二時間程度しか活動できない。
- 父 元信の命令で武蔵勢との接触は禁止されていたが、10年前までのホライゾンの記憶から梅組勢のほとんどのことを知っており、嘗ての友人達に会えることを楽しみにしていた。
- 性格や言動はさすがにホライゾン本人には届かないが、いたずらっぽく、若干小悪魔的に振る舞う。
- 大罪武装統括OS「焦がれの全域」を保有している。
五大頂
- 柴田・勝家(しばた・かついえ)/“鬼柴田(おにしばた)”/「大先輩」
- 一番・P.A.O.M.所属A.H.R.R.S.副長。小柄な鬼型長寿族の男。お市の夫。
- 豪放磊落で体育会系、昔は一匹狼だったらしいが、結婚以来うっとうしくなった。
- ティリー将軍の二重襲名者。成政との共同が多い。お市とはお互いに熱愛している。
- 内向の強い加護で頑強な体を持ち、神格武装「瓶割」と聖譜顕装「意欲の慈愛・新代」を奮う。
- マクデブルグや奥州で武蔵勢と相対、たびたび重傷を負うが、聖譜記述の通り圧倒的実力を見せつける。
- 丹羽・長秀(にわ・ながひで)
- 二番・P.A.Oda第3特務。髪を結った長身の女性。
- 朗らかだがスタンスの切替が激しく、戦場や示威の場面では冷徹かつ高慢に振る舞う。
- 安土城の築城役。秀次と駒姫の世話役。音楽や舞踊に精通している。
- 精霊を力を借りる近接依代士。主に走狗を用いるが、植物の精霊を宿し肉体再生も可能。
- 秀次と駒姫の公表がてら、武蔵と奥州列強の牽制に現れ、相対。ネルトリンゲンの戦いでは三千人のバックダンサーを連れ、武蔵勢と対決する。
- 明智・光秀(あけち・みつひで)
- 三番・P.A.Oda副会長兼代表委員長。ターバンを巻いた長身痩躯の男性。帝のいる京を管轄する。
- 有明で行われた同人誌即売会に参加した際に、正純達と「明智・光秀の襲名権」についての交渉を行う。
- その後、内裏で帝の公開謁見にて帝の正体を暴露。武蔵に襲名権を譲渡した直後に公主隠しによって消えた。
- 前田・利家(まえだ・としいえ)/「お前田」
- 声 - 豊永利行[12]
- 四番の片割・P.A.O.M.所属A.H.R.R.S.会計・M.H.R.R.旧派代表。棒金を携えた幽霊の青年。
- 爽やかだが腹黒。まつにベタ惚れしている。身内の外道には諦めが良い。ハッサンが天敵。
- 織田家臣で最も長く生きる利家襲名のため、死ぬことがない幽霊の身となった。
- 傭兵王ヴァレンシュタインの二重襲名は、その力を惜しむM.H.R.R.が与えたもので、「傭兵王の亡霊」という扱い。
- 多能で、専用武装「癒使」で強化した術式「加賀百万G」の汎用性もあり、様々な現場に対応できる。
- 武蔵と相対することが多く、その度に武蔵側の外道ぶりに振り回される苦労人。
- お松(おまつ)
- 声 - 寿美菜子[12]
- P.A.O.M.所属A.H.R.R.S.会計補佐。小型の幽霊の女性。前田・利家の妻。
- 術式化による弊害なのか片言な口調であり、また正直で子供っぽい。
- 利家の補佐で術式「癒使」と化しており、常に流体を消費するので多大な出費を要す。
- 佐々・成政(さっさ・なりまさ)/「百合花」
- 四番の片割・P.A.Oda特務。ヤンキー風の青年。
- 粗野で短慮だが几帳面で序列には従う質。そのため勝家には顎で使われがち。
- 利家の相方。元反織田派だが、スレイマンとの確執から離反した。妹がいたらしい。
- 専用武装「癒使」を転用した術式装「百合花」を使う。
- IZUMOで武蔵を単身襲撃するも、以降は元上司の勝家と組んで組織的に武蔵と戦う。
- 羽柴・藤吉郎(はしば・とうきちろう)/P-02m(ピーゼロツーエム)/「さるこ[15]」「848[16]」
- 五番・P.A.O.M.所属A.H.R.R.S.副会長。猿の仮面をした自動人形の少女。
- 一見気弱だが頑な信念を持ち、ひたすら自分を責めて成果をあげる人物と評される。
- 司教メルキオールやハプスブルク家の同時襲名者。 優れた人材発掘の才能を持つ。
- 十本槍を従える軍師だが、大罪武装に酷似した謎の武装を持っている。
- 「戦争終結の為には恐怖政治も辞さぬ」と豪語し、様々な軍略で国々や戦場を操る。
- ルドルフ2世失踪後はマティアスを使い、M.H.R.R.の全権を握る。
- その正体は体が日に二時間程度しか動かせない信長の半自動干渉パーツであり、仮面の下の素顔は信長同様、ホライゾンと瓜二つの顔を持つ。但し、体格は幼い。
関東方面
- 松永・久秀(まつなが・ひさひで)/「自爆男」
- 領内南部統括・ムラサイ諸派連合総長・「シギサン」艦長。痩身の老人。
- 訛った口調の剽軽ものだが、真意を悟らせず、常識を覆す所行を繰返す梟雄。トーリとはエロゲつながりで知己の中。
- 将軍暗殺と東大寺焼討を実行した歌舞伎者だが、武蔵建造に貢献した文化人でもある。
- IZUMOで武蔵に接触、敵でありながら各反織田勢力と会議できるよう誘導した。
- 武蔵を信長が成長するための最大の敵とすべく、謀反の歴史再現で援護した後、シギサンと自爆。
- 滝川・一益(たきがわ・いちます)/「三立甲」
- 「白鷺・改」艦長。鉢金を巻いた忍者装束の女。
- クールな姉御肌で、仲間内の共食いにもドライな対応。仲間はあだ名で呼ぶ質。
- 艦隊指揮と城塞建築に秀でる。印度諸国連合と相対する北条の宿敵。
- マクデブルク前襲撃にて勝家と成政を運搬、奥州では聚楽第の警護で現れる。
- その後、神流川の戦い後、小田原城の相対戦などを得てから、自身の歴史再現を全て終え、最期を迎えた。
安芸方面
- 九鬼・嘉隆(くき・よしたか)/「九本角」
- P.A.Oda守護委員会水戦係代表。魚類系魔神族の男。
- 冷静で思慮深いが、「念入り過ぎて無駄が多い」とも。意外と私利私欲するタイプ。
- 鉄甲船団を率いる司令官。襲名に合わせ、元々十本あった角を一本折っている。
- 戦艦の指揮や建造に秀でるが、魔神族の強靭な身体能力で武神に相対することも。
- 厳島の戦いにて侵攻、勝利するも武神に乗った道雪と正面対決して角の一本と右腕を失う。
- 鈴木・孫一(すずき・まごいち)/「三本足」
- P.A.Oda守護委員会特戦係。右目を布で隠した魔神族の女性。
- 冷静で礼儀正しいが、時に毒舌が混じる。「平凡に生きたい」と鈴木姓を名乗る。
- 傭兵隊「雑賀衆」を率いる隊長の1人だったが、裏切ってP.A.Odaについた。
- 長銃「ヤタガラス」を、右目の鳥を模した義眼と連動させ操る砲撃手。
- 鳥居・元忠とは旧知。
奥州方面
- 不破・光治(ふわ・みつはる)/「ふわあ」
- 対上越露西亜現地会計。眼鏡をかけたヘアバンドの少女。
- 明るく生意気だがヘタレでもらす。しかし仲間と在ることを望む強い仲間意識の持主。
- 利家や成政とで「三人衆」と呼ばれる。制服コレクター。運動音痴だが超健康優良。
- 完全なデスクワーク派で戦闘力は皆無。奥州に絡む計算は利家以上の正確さを誇る。
- 本人の知らぬ内に対ノヴゴロドの囮にされた後、主力らと合流して七尾城の戦いに参戦する。
- 御市(おいち)/「お12」
- 勝家の妻。首もとをスカーフで隠す黒い長髪の女性。
- おっとりした風だが自らを悲観し、幸せが終わる時に殺される約束を勝家としている。
- もと浅井・長政の妻。造反の歴史再現の折、彼とその教導院をほぼ殲滅した。
- かつて武闘派を襲名すべく強化改造し、五大頂に比肩するも、相手を区別できない狂戦士と化す。
- 後に彼女以上の適格者が現れ目的を失い、その生涯に価値を見出して御市の方を襲名する。
- 動き続ける間は異常な身体能力を発揮する。またオリンピアから“天渡りの信仰・旧代”を預かる。
- 勝家の右腕喪失に暴走するが、自らも宗茂に右腕を断たれ、安堵を取り戻した。
- 佐久間・信盛(さくま・のぶもり)
- 艦隊司令。小柄な少女。
- のんびり屋で包容力のある性格。発言を疑問形にして繰返す癖がある。飴好き。
- 佐久間・盛政との二重襲名者。防御陣形を得意とし、攻勢は不得手と称する。
- 七尾城の戦いで艦隊指揮を担当、直江艦隊との交戦に敗れる。
- 森・長可(もり・ながよし)/「モリー」
- 武神戦力。ウールキャップを被った3m超過の触手。
- 真面目で純情、礼儀正しい好青年。けど何かいやらしい。純愛路線だが巨乳好き。
- 羽柴がスカウトした新参者。暗黒大陸の邪神教に薬物で操られ、犯し続けたハードな過去の持主。
- 武神をまとう「人間無骨」で戦う。現状12本まで分裂可能で、それらも武神で覆い操る。
- 七尾城の戦いで相対した直政に一目惚れする。その後魚津城の戦いの契機となる。
- 羽柴・秀次(はしば・ひでつぐ)
- 羽柴の襲名上の甥。左側頭部に角を生やした少年の幽霊。駒姫の夫。
- 弱い残念で幽霊化した為、意識が薄い。しかし本来は温和で大人びた性格。
- 政宗の双子、伊達・小次郎。竜神の力で自害しきれず政宗の介錯で死去、だが利家の術で幽霊となる。
- 四聖「青竜」を政宗と共有しており、死後は同じく霊体化した青竜の半身を操る。
- 青竜が政宗側で調伏されたのを期に復活。駒姫を助け、互いの残念を知り成仏する。
- 最上・駒姫(もがみ・こまひめ)
- 秀次の側室・聚楽第艦長代理。狐耳をしたショートカットの少女。秀次当人の妻。
- 自信を持てない気弱な所もあるが、穏健で思慮があり、人を嫌いになれない質。
- 義光が流体により単身で産んだ半狐。羽柴から最上を守るために自害した。
- 戦闘力は皆無。丹羽らに操船技術を教わり、未熟ながら聚楽第を操るに至る。
- ノヴゴロド墜落の被害を抑えようと単身奮闘、救いに来た秀次と互いの残念を確認し、成仏する。
一向宗
M.H.R.R.
旧派
- ルドルフ二世(ルドルフにせい)/“狂人(ヴァージンニンガー)”
- 皇帝総長。普段は筋骨隆々な女装の男。
- ハイテンションな悲観主義者。曰く「誰に対しても優しすぎる人」。オネエ口調。
- アンヌに対する人質として、マクデブルク郊外の塔に幽閉されている。
- ハプスブルク家の傑作で、無痛覚と高度な再生・変態能力、それを活用する人体の知識を持つ。
- 末世の研究データを巡りネイトと交戦、敗北後は自身を慕う女性達に連れられ消息を絶つ。
- マティアス
- 生徒会長兼ボヘミア教導院副総長・M.H.R.R.旧派代表。元“暴食”の八大竜王。白髪まみれの中背な男。
- 一見のんきだが、傀儡として育てられ、自らもそれを楽しむ独特の観念を持つ。
- ルドルフの実弟。今は羽柴の傀儡で、聖連との窓口。ナイフを胸に刺して携帯している。
- 大罪武装「飽食の一撃」を有し、また兄には及ばないが再生と無痛覚の加護を持つ。
- 厳島の戦いに勝利し聖連を掌握、またルドルフが失踪後は総長を追加任命した。
- [副長]柴田・勝家
- [副会長]羽柴・藤吉郎
- [会計]前田・利家
- [会計補佐]お松
- P.A.O.M.所属及びA.H.R.R.S.所属。上記を参照。
十本槍
- 福島・正則(ふくしま・まさのり)/「しとお」
- ナンバー1。長身なポニーテールの少女。羽柴曰く「ノリちゃん」。
- 実直だが騙され易く、空回りも多い。一人称は「拙者」、語尾は「御座ります」。
- 実質的な実働のリーダー格。二代とは個性が色々と被ったライバル関係。巨乳一歩手前。
- 術式「逆落とし」と神格武装「一ノ谷」を用いた白兵戦を得意とする。
- 羽柴のため清正と独断で水戸を襲撃、その後ノヴゴロドで二代と2度目の相対戦を行う。
- 加藤・清正(かとう・きよまさ)/「巨 正」
- ナンバー2。烏帽子に重装甲を着た少女。福島からのあだ名は「キヨ殿」。
- 丁寧口調で礼儀正しい常識人。やや年上ぶるところがあり、片桐にはガードが甘い。
- 福島の相方として行動を共にする事が多い。英国出身の金髪巨乳。スタイルが変わりやすい。
- 神格武装「カレトヴルッフ」と自動離脱具足を用い、広域に対応した白兵戦が可能。
- 福島と水戸を襲撃するも惨敗、帰還の為に赴いたノヴゴロドを破壊し墜落に追いやる。
- 石田・三成(いしだ・みつなり)/「成成成」
- ナンバー3。羽柴の補佐役。体を持たないAI。
- 理性的な口ぶりだが羽柴を大事にしており、彼女に関してはやや情緒的。
- 初登場時は未襲名者で、正式襲名は人格形成がもう少し進んだ後に行う予定となっており、6巻下で完成。吉継を友人と想っている。
- 加藤・嘉明(かとう・よしあき)/「きめえ」
- ナンバー4。金髪金翼の少女。脇坂からのあだ名は「キメちゃん」。
- 冷静かつ実直、鋭い口調だが仲間内のまとめ役。脇坂とは仲睦まじい。
- 脇坂とは姉妹関係で、“双鉄”と並び称される。強化機殻“白姫”を持つ白魔術師。
- 脇坂・安治(わきさか・やすはる)/「AnG」
- ナンバー5。黒髪黒翼の少女。あだ名は「アンジー」。
- ゆるい口調でのんびりした風があるが、意外と言動は直接的。
- 喜明の姉妹で“双鉄”の片割。強化機殻“黒姫”を持つ黒魔術師で、武装は調整し易いらしい。
- 平野・長泰(ひらの・ながやす)/「つるぎ」
- ナンバー6。劔神社に連なる巫女。巨乳らしい。
- 丁寧口調だがかなりアグレッシブ。片桐に対しては極めてアグレッシブ。
- 十本槍の因縁を話そうとした“元”佐助を、対竜用の巨大な剣状矢で狙撃した。
- 蜂須賀・小六(はちすが・ころく)/「6」
- ナンバー7。飛び級で高等部に所属しているが、年齢的には小学生。冷静沈着。
- 四聖武神の一体である「日溜玄武」を操る。
- 糟屋・武則(かすや・たけのり)/「黒 狼」
- ナンバー8。黒髪の人狼。前衛役。ネイトと違い胸はある。
- 武器は「銀釘」(アルジョント・クルウ)。滝川・一益と一戦を交え、これを下す。
- 竹中・半兵衛(たけなか・はんべえ)/「黒 竹」
- ナンバー9。眼鏡をかけた長寿族の女。
- マイペースなのんびり屋だが、極めて容赦のない合理主義者。実利のための損害を望む。
- 黒田・勘兵衛の二重襲名者。羽柴とは似た者同士。よく食いよく吐きよく薬を飲むえろえろ系(嘔吐)。
- 聖譜顕装「聖骸の勇気・旧代」で自軍を補佐し、“三千世界”で戦況を予測する軍師。
- 片桐・且元(かたぎり・かつもと)/「□□凸」
- ナンバー10・渉外委員会国外係長。長髪の小柄な少年。
- 礼儀正しく生真面目だが苦労性。男気が弱いことを気にしている。羽柴を信奉する。
- 非戦闘系で他の十本槍とは管轄が違うが、武蔵との交渉後は成長目覚ましく、意見を交換し合う。
- 羽柴の代理人として他国との交渉を任ずるが、術式“百紋検地”で戦略立案に協力することもある。
- 女装するトーリのカウンセリングで成長、その正体を知らぬまま淡い慕情を抱いてしまう。
- 可児・才蔵(かに・さいぞう)/「カニ玉」
- 副官候補。何事にもひたむきで真っ直ぐな女子。8本の機殻槍“笹群”を武器とする。
- 小田原征伐では羽柴代表として参戦し、最上・義光や里見・義康と相対する。
改派
- 巴御前[注 4](ともえごぜん)/「午前様」
- A.H.R.R.S.書記・改派代表。鬼型長寿族の女性の幽霊。
- 鷹揚で気前が良いが抜け目無い。年齢ネタに敏感。ルターの襲名者。夫を殺した義経を恨む。
- 改派聖術に長ける他、戦槌とした聖譜と聖譜顕装「意欲の慈愛・旧代」を用いる。
- マクデブルグ到達に前後して武蔵に助力、対織田会議でも武蔵との共同を約す。
- ゲーリケ/「半球男」
- マクデブルグ暫定市長・ザクセン教導院会計。両腕を半球を装備した義腕にした男。
- 一見すると冗談の通じない堅実な人柄だが、実は隠れオタクでナルゼのファン。
- 市の印刷業務を統括する。巴に無茶振りされリュイヌにいびられ、かなり不遇。
- 義腕の半球が作る指向性の真空を用いた秘技、垂直土下座の使い手。
- 対末世術式「マクデブルグの半球」と対P.A.Odaを巡り、武蔵と交渉する。
その他M.H.R.R.の人物
六護式仏蘭西
- ルイ・エクシブ/“太陽王(ロワ・ソレイユ)”
- 総長。元“驕り”の八大竜王。全裸の美青年。輝元の夫。
- 尊大な自信家だが爽やかで天然。一人称は「朕」。輝元にベタ惚れで、素で惚気る。
- 六護式仏蘭西史上最大最強の王。アンヌの実兄。神の血筋。体の幼少期が長い体質。
- 大罪武装、聖譜顕装、常時加護「太陽の光」の連携で「無敵」の能力を発揮する。
- 歴史的敗者である輝元を救うため、襲名独占による世界征服を掲げる。
- 毛利・輝元(もうり・てるもと)/「元ヤン」
- 生徒会長。元“虚栄”の八大竜王。スケバン風の少女。エクシブの妻。
- 粗野で乱暴な口調だが、面倒見が良く気張った所がある。自称「表見ばかりの女」。
- ダルタニヤンの二重襲名者。歴史的敗者でなり手がなかった毛利・輝元を自主的に襲名した。
- 大罪武装により「護られる」事で自軍を強める非戦闘員。他に聖譜顕装で敵軍を制限する。
- エクシブの全愛人を襲名すべく勉強する傍ら、鳥取城の歴史再現を指揮する。
- 鳥取城の戦いの後、毛利勢を率い小田原へとやってくる。
- 人狼女王(レーネ・デ・ガルウ)/「現役娘」
- 副長。非常に豊満な胸をした人狼の女性。ネイトの実母。
- 気まぐれで自由奔放、時に極めて冷酷かつ傲慢に振る舞う。自称「現役」。
- テュレンヌの襲名者。家族を護った恩人アンヌのため副長になった。
- 規格外の筋力を持つ強靭な体に加え、神格武装「戦乙女の神鉄槌」を用いる。
- マクデブルクにてミトツダイラと相対した。後の鳥取城の戦いにて増田・元祥を二重襲名。
- リュイヌ/「竜 犬」
- 副会長兼会計。重武神「パレ・カルディナル」と化した自動人形。
- 真面目な完璧主義だが、隠し事は苦手。アンヌを「御嬢様」と呼び敬愛している。
- マザランの二重襲名者。元々は毛利側の自動人形だった。
- アンヌと合流すべく武蔵へ亡命、マクデブルグの略奪で彼女と竜脈炉を遠ざけ消滅。
- 本体O.S.
- リュイヌの人格を投影したインターフェース。
- 機構的な合一以前の姿なのか、セミロングの茶髪をした女性が二頭身で表れる。
- ベルンハルト
- 番外特務。元欧州統治機構副将軍である天竜。
- 群竜であり、流体で作られた小竜に分裂することができる。
三銃士
- アンリ/「杏里」
- 特務・三銃士リーダー格。凛々しい面立ちの女性型自動人形。
- 自動人形らしく生真面目だが、輝元にベタ付きで、どこか人間の女性的。
- 人を区別し優先度を定める、自動人形としては珍しい感性の持主。
- 普段は二律空間に収める、四本の巨大な刀を重力制御で操り戦う。
- アルマン/「有る男」
- 特務・三銃士。巨躯の男性型自動人形。
- くだけた口調の人間臭い性格。人を区別せず、共にいる時間を長くとる。
- 自動人形としては規格外の広域重力制御が可能。
- イザック
- 特務・三銃士。平たく太い五体を有した武神型自動人形。
- 寡黙で漢字のみの片言でしゃべる。機械が自我を持つことに否定的。
- 両腕を艦載砲以上の長大なマケット式大砲に変形させる砲撃手。
Mouriシリーズ
- Mouri-01(モウリ-ゼロワン)
- 第四特務・書記・Mouriシリーズリーダー格。金の長髪をした女性自動人形。
- 包容力とリーダーシップのある年長者的な性格。
- 毛利・元清の襲名者。三姉妹の長女で巨乳担当。リュイヌの後継で副会長への昇格を申請中。
- アルマンほどではないが、広範囲への重力制御が可能。
- Mouri-02(モウリ-ゼロツー)
- 第五特務。短髪で長身の女性型自動人形。
- 寡黙で共通記憶でも滅多にしゃべらないが、姉思い。
- 毛利・元春の襲名者。三姉妹の次女でスレンダー担当。
- 精密な重力制御を得意とする。
- Mouri-03(モウリ-ゼロスリー)
- 第六特務。ツインテールの小柄な少女型自動人形。
- 純粋で天真爛漫、自動人形でありながら情緒豊か。
- 毛利・隆景の襲名者。三姉妹の三女で幼女担当。
- 一時的な主人設定で人間を重力制御の対象にする固有技能を持つ。
その他の六護式仏蘭西関係者
- 世鬼・政定(せき・まささだ)
- 魂にズレを抱えている自動人形。対武神、自動人形戦においては非常に強い。
- アンヌ・ドートリッシュ/「ANA」
- 前臨時総長・生徒会長。パレ・カルディナルと合一した小柄な少女。
- 瀟洒で大人びた言動だが、存外に攻撃的な姉御肌で、世話焼きな「保護者」。
- エクシブの実妹。神と人の血を引いているが、神の血が強く現れ過ぎているため体が消える病を患っている。ミトツダイラの両親の恩人。
- 引退後に人質としてマクデブルグで軟禁、死の間際に竜脈炉を遠ざけリュイヌと消滅。
- ミトツダイラの父
- 人間の地方領主。アンヌの同窓生で人狼女王の夫。言動が恐ろしく若々しい。周囲によるとかわいい系。
- 性的な意味で被害者。曰く「攻め込まれ派」。現在、第二子のため日夜励まされる。
- コンデ公ルイ二世と清水景治の二重襲名者。料理が得意でトーリと意気投合する。
- リシュリュー
- 先代会計。極東から帰化した初老の男。
- 立場上アンヌと対立し、嫌みも嘘を交わしたが、不仲ではなかった様子。
- リュイヌへの引継手続きの最中に公主隠しで蒸発。「公主には親がいる」とメッセージを残した。
- 毛利・元清(もうり・もときよ)
- 輝元本人の叔父。ユスターシュ・ドジェとの二重襲名を予定していた。
- 重責に耐えかね初等部を前に失踪した。輝元によると、ペルソナ君と体格がそっくりだが、背中に入れ墨があるという。
- “聖なる小娘”(ジャンヌ・デ・アーク)
- 100年戦争の英雄。天使。火刑に処されたとされるが、生存説もある。
- “青髭”(ジルドレ)
- “聖なる小娘”の部下。食人鬼(オーガ)で、六護式仏蘭西に多い食人習性異族の代表例。
上越露西亜
- 上杉・景勝(うえすぎ・かげかつ)/「雷帝」/「かげV」
- 総長・生徒会長。青白い肌の人型に近しい魔神族の男。
- 冷酷で厳格、を装う虫も殺せぬ温和な性格。動物と戯れ園芸に勤しむのが夢。
- イヴァン4世の二重襲名者で、元上杉・謙信の襲名者。世の流れで望まぬ「暴君」を演じる。
- 鉄の錫杖と雷を操る。特技は、雷と杖の打撃に罵倒を合わせた悪霊祓いの治療術。
- 春日山宮殿にてトーリの説得を受け成長、ノヴゴロドにて旧友マルファと和解する。
- 本庄・繁長(ほんじょう・しげなが)/「繁 子」
- 第三特務・南東部防衛担当。灰色の長髪をした魔神族の女性。
- 勤勉で仲間意識が強く、大仰な言葉遣いをする。口調は「〜である」系。
- 奥州内闘争の末期を担う勇士で知られる。談合により伊達姉弟や駒姫とは旧知。
- 神格術式「本庄盾」を攻防に用い、“挨拶”などの艦上白兵戦の指揮も行う。
- 外交官のトーリらを迎えマルファの襲撃から護るが、三国会議ではネイトと相対する。
- 直江・兼続(なおえ・かねつぐ)/“愛染の人”(あいぜんのひと)/「愛人」
- 副長・副会長。Tシャツ半ズボンに“愛”の紋章がついたヘルメットを被った男。
- 親和的でポジティブだが、変質者レベルの博愛主義者。やや粘着質な口調。
- 体制改新で上杉四天王に代わる新幹部となった。景勝の本心の理解者。
- 術式「愛の体罰」で動力を補完する艦隊司令で、景勝をして魔神族に匹敵する実力者と称される。
- ノヴゴロドの対応を任じ一度は敗れるも、魚津城の戦いでは佐久間撃墜の功を上げる。
- 斎藤・朝信(さいとう・とものぶ)/「朝の部」
- 第一特務。禿頭の老人。
- 知的で配慮があり、経験値を活かしたフォローが得意。
- 人間としての年季と経験値を持つ“鍾馗”で知られ、景勝を支え、仲間達を諌める。
- 主に地上の前線指揮を担い、“鍾馗”の正確な攻撃予想と屏風刀を用いて行軍する。
- 三国会議で成長した景勝に喜び、またそれを仲間とより「王」にしていく決意を抱く。
ノヴゴロド
清武田
- 源・義経[注 4](みなもと・よしつね)
- 総長・生徒会長。幼い風貌をした純系長寿族の女性。
- 適当で好々爺な風だが、圧倒的経験値で達観しており、独自の帝王学で動く。
- 武田・信玄とヌルハチの二重襲名者。帝を除けば現存最高齢。
- 実兄源・頼朝が二重襲名した源・実朝を歴史再現に則り暗殺した。
- 七部一仙派の他、「八艘跳び」などの純粋な体術にも通じる近接武術師。
- 長篠の戦いにてP.A.Odaと交戦、正体不明の攻撃を受け弁慶とともに敗れる。
- 静(しずか)
- 巫女型の走狗。義経に古くから仕えている。
- 弁慶(べんけい)
- 副長・都市艦「躑躅」。身長3kmほどの人型移動都市。
- 純粋で愛嬌のある性格。たどたどしい口調で、言葉の間に「・」を挟む。
- 普段は四つん這いの都市艦形態をとる。インターフェースとして僧兵走狗を出せる。
- 打撃型対空武装とも称され、仙道術により人間と大差無い速度で格闘戦を行う。
- 長篠の戦いにてP.A.Oda艦隊に格闘戦を展開、しかし謎の大破壊攻撃を受け大破。
- 佐藤兄弟(さとうきょうだい)/「さと右」「さと左」
- 副会長を兼任する双子の老人。大刀を杖代わりにした森林系長寿族。
- 老獪に振舞うが予想外の反応に弱く、義経に「怯えたようなやり方」と称される。
- どちらが兄かでいつも喧嘩している。純系ではないため、義経より短命。
真田
- 真田・信之(さだな・のぶゆき)
- 総長・生徒会長・アリアダスト教導院予備講師。兜を被った体格のいい男。
- 真面目で自らを騙さず退かない、武人の誇りを持つ。ただしヘタレ気味で小物っぽい。
- 真田の前線に立てる実力はあるが、主力には見劣りする。長生きする質。二代に求婚する。
- 名目だけの地位をあてがわれる逆境の中、誇りを損なわぬため、単身で武蔵に協力を取り付ける。
- 真田・昌幸(さなだ・まさゆき)
- 学長。伸之と信繁の父。小柄な白髪の老人。厳格で古風な性格。
- 酒井と面識があり、彼にはひどく畏まって応じる。老身だが中々の身体能力を持つ。
副長派
- 真田・信繁(さなだ・のぶしげ)
- 副長。信之の弟。
- 真田の主体派で、信之・昌幸らとは対立している。
- “元”猿飛・佐助(“もと”さるとび・さすけ)
- 真田近辺の竜属の長・元ガリア方面制圧軍軍団長。老いた白い天竜。
- 冷静で誇り高い性格。2度の敗北により、“元”才蔵ともども性格がやや丸くなったらしい。
- 光竜として光速の機動力を持ち、全身から竜砲を撃てる。また体質的に蜻蛉切を無効化できる。
- 第一次上田合戦として武蔵勢と交戦、東西無双に連なる2人に敗れ、長い生涯に幕を下ろす。
- “元”霧隠・才蔵(“もと”きりがくれ・さいぞう)
- 老いた黒い天竜。
- “元”佐助と違い、フランクで若々しい口調。意外とにのんびり屋で日向好き。
- かつて竜の王を討ち、現役時の軍をほぼ壊滅させた聖譜越境隊に勝つ事を望む。
- 人化と隠形術の併用で身を隠し、更に竜の力を人の精度で放つ刃で攻撃する戦術を使う。
- 第一次上田合戦にてミトツダイラらに敗れるが、最後に聖譜越境隊に連なる浅間の攻撃を避け、満足して死す。
- 筧・虎秀(かけい・とらひで)
- 斥候。リンドヴルム氏族の地竜系飛竜。
- やや短絡的だが竜の誇りを持ち、また意外と人間好きだと評される。
- “元”佐助らの部下で、彼等よりは若い。真田の地竜では最強で、強力な突進を放つ。
- 武蔵を強襲し幾らかの被害を残すも、人的被害は出せず、武蔵勢総出で撃退された。
- 加藤・段蔵(かとう・だんぞう)/トビー
- 第一特務・元マルファ補佐役。人の姿をした翁。
- 一見すると好々爺だが、底知れない不気味さがある。情に厚く、身内への義で動く。
- 上杉家に仕えた歴史再現で上越露西亜に一時在籍、マルファの補佐をしていた。
- 戦国最強の忍者の1人、幻術使い“飛び加藤”の襲名者に相応の、奇怪で圧倒的な戦闘力を持つ。
- 十勇士を指導し、「大先生」と呼ばれる。十本槍に遺恨があり、六護式仏蘭西に加勢する。
- 巴里での戦いで福島・正則と対戦。自身の全ての力を使いきり、消滅した。
真田十勇士
- 猿飛・佐助(さるとび・さすけ)
- 要らずの一番・十勇士のリーダー格。浅黒い肌をした男。
- 適当で怠慢だが友誼に厚く、任務に私情を考慮しようとするタイプ。
- 公私に渡る才蔵の相方。才蔵の補助による加速戦法の他、変装や動体模写に長ける。
- 奥州では青竜の暴走を目撃し伊達に潜入、鈴が伊達の内情を知るきっかけとなる。
- 霧隠・才蔵(きりがくれ・さいぞう)
- 要らずの二番。白い髪と肌をした風精の女性。
- はすっぱな口調の男勝りで、佐助とは憎まれ口が絶えない。
- 佐助の女房役。風になる能力を持ち、追風による補助やカマイタチによる攻撃を行う。
- 三好・清海(みよし・せいかい)
- 要らずの三番。鬼型長寿族の中年。
- 丁寧口調で一見理知的だが、自分勝手で図太い。繊細な文学が好み。
- 元三好・政康の襲名者で、松永・久秀の旧知。流体砲の術式を使う。
- 三好・伊佐(みよし・いさ)
- 要らずの四番。童顔で小柄な女性。
- 明るく陽気な技術者気質。メカに恍惚とする質で、武蔵がお気に入り。
- 種族は人間だが、“要らず”で2番目の年長者には見えないほどの若作り。
- 術式糸車による器物の遠隔操作を得意とし、主に二律空間に収めた重武神の腕で戦う。
- 武蔵の破壊工作を失するが、その力を証明した事で仲間を“本物”にし、致命傷のまま闇に消える。
- 穴山・小介(あなやま・こすけ)
- 要らずの五番。布袋を下げた糸目の青年。
- 常に敬語でリーダーシップもあるが、やや押しが弱い。
- 十勇士のサブリーダー格で、佐助がいない現場では連絡や統率を担当する。
- 奥州では伊佐らを率いて潜入、破壊工作に失敗するも成果を確信し、撤退した。
- 由利・鎌之介(ゆり・かまのすけ)
- 要らずの六番。鋭い目つきをした少女。
- 口数が少なく、開いたとしても端的で容赦のない物言いをする。
- 二刀流の使い手で、太刀筋に真空を起こして切断力を上げる忍術を使う。
- 海野・六郎(うんの・ろくろう)
- 要らずの七番・山家神社の巫女。厚い化粧をした踊子姿の女。
- ノリの良い口調でしゃべる勝ち気な性格。大きな鉄扇で戦う。
- 真田近辺に限り、「黄泉」による術式的な水で敵を沈める術式が使える。
- 根津・陣八 (ねづ・じんぱち)
- 要らずの八番。少年。
- 真面目で礼儀正しいが、ネガティブで疑い深く、過去の失敗を引き摺る質。
- かつて仲間が“要らず”になる原因を作ったとし、仲間や成果に一際固執する。
- 周囲の小物を、遠隔操作可能な弾丸として撃ち出す狙撃の術式を使う。
- 武蔵へ潜入、“有明”に穴山と伊佐の手引きをする。伊佐の死に悲観的な反応をした。
- 望月・幸忠(もちづき・ゆきただ)
- 要らずの九番。侍女式自動人形。
- 自動人形らしい冷静で配慮のある性格。頭髪を元にした爆砕術式を使う。
- 筧・十蔵(かけい・じゅうぞう)
- 要らずの十番。火縄をくわえた長身痩躯の青年。
- 無精な口下手だが、意外と説教が多い。人前が苦手。その素養ゆえ「神」に対してシニカル。
- 独特の素養により、射撃術式は「死角にある物を死角に送る」転送系のものしか使えない。
- 滝川と共に蟹江城の戦いと共有で再現された第二次上田合戦に出陣、戦闘後、遺跡の水を抜くために力を使い生を終えた。
里見
- 里見・義頼(さとみ・よしより)/“家臣殺し”/「八房」
- 総長。目元を髪で隠した青年。元正木・憲時の襲名者。
- 穏健で落ち着いているが、真意を胸に秘め、負担を一身に背負おうとする苦労人。
- 歴史再現で先代里見・義頼を殺め襲名を交換した。トーリにかつての自分を重ね、また行動に救われる。
- 重武神「八房」と神格武装「村雨丸」に認められた優秀な武神乗り。
- 三方ヶ原の戦いでP.A.Odaから武蔵を護るため成瀬・正義を臨時襲名、「忠」で特攻し死亡。
- 里見・義康
- 生徒会長。上記を参照。
- 先代里見・義頼
- 故人。先代生徒会長。義康の実姉。胸は大きかったらしい。
- 現里見・義頼(当時の正木・憲時)の謀反の歴史再現の折、手違いで彼に殺された。
- 実情は里見の戦意を保ちつつP.A.Odaの侵攻を止める為、現義頼と密かに図った死だった。
- 真相は民の反発を避けるべく隠されたが、民は自分達の為の秘密があると悟っており、その上で仕えていた。
- 正木・時茂(まさき・ときしげ)
- 元第三特務。武神「信」を操る武神乗り。
- 文禄の役で羽柴に占拠された後はM.H.R.Rに所属し、直政と相対。
- 関東解放後、義康から副長兼副会長を打診され、なんやかんやで就任。
印度諸国連合
- 北条・氏直(ほうじょう・うじなお)
- 総長・生徒会長。目を伏せた牛角の自動人形の女性。生来は鬼型長寿族。
- 毒舌かつ高慢で理屈っぽいが、私事では未練がましい執着や年長者的な気遣いを見せる。
- 幼い頃から病弱なため肉体を自動人形に置き換えている。許嫁になるはずだったノリキに執着する。褐色巨乳枠。
- 4本の大刀を常備し、刀群「天下険山」を持つ。その実力は群雄割拠だった自国を統一したほど。
- IZUMOにて反P.A.Odaとして武蔵と接触、一方で私事としてノリキに帰郷を促した。
- 小田原の戦い終了後、ノリキと相対。ノリキに敗れてからは結婚を申し込まれ、これを受諾。
- その後は襲名を解除して一般市民となり、武蔵上でノリキと新婚生活を開始した模様。
- 風魔・小太郎(ふうま・こたろう)
- 忍者装束の少女型走狗。控えめな性格で、自分に自信が無い。
- 最新型の走狗だが、かつて捨てられ、氏直に拾われた。
- 北条・時頼(ほうじょう・ときより)
- 400年前の極東統治者・聖譜越境隊の長。
- 全国を巡り民の声を聞いた初めての長とされ、真田の竜属を北条へ誘った事もある。
- 北条の領地に、完全な形で残る天津乞神令教導院がある事を仄めかしていたらしい。
- 北条・氏照(ほうじょう・うじてる)
- 氏直の歴史再現上の叔父。自動人形だが、生来は魔神族。やたらとハイテンションな喋り方をする男。
- 小田原征伐にて北条家代表として参戦。本庄・繁長と相対。
- 北条・幻庵(ほうじょう・げんあん)/「超叔父」
- 北条の機鳳隊のトップである長寿族の男性。北条・氏邦の二重襲名者。
- 小田原征伐にて北条家代表として参戦。里見・義康と相対。その後、安土の足止めの為に出撃するが撃墜され、その生を終えた。
伊達
- 伊達・政宗(だて・まさむね)/“独眼竜”(どくがんりゅう)
- 総長・生徒会長。左側頭部に角を生やした少女。竜神と人のハーフ。全方位武術師。
- 穏健で紳士的だが、意外とずけずけした物言いで遠慮無い。男性的な口調で話す。
- 小次郎の双子の姉。幼少に誤って成実の四肢を砕いて以来、青竜を呼び出せない。
- 後の搭乗機として加護役を任じられた四聖「青竜」を持つが、その暴走に侵されている。
- 小次郎を殺めた後悔で逃避するも鈴に説得され、右目を潰して青竜を御し、武蔵との共同を選ぶ。
- 伊達・成実(だて・しげざね)/「不退転」
- 副長。3年梅組を参照。
- 片倉・景綱(かたくら・かげつな)/「景綱君」
- 会計。眼鏡をかけた軽装の少年。
- 意図的にテンションを二極化して会話する。基本的にダメだが、肝心な所は外さない。
- 伊達のブレーンで、青竜に侵された政宗に代わり、仲間をまとめ統率する。
- 度を超えた情報処理能力を持ち、高速な指示で詳細かつ的確に前線を指揮する。
- 政宗に隠しているが、指揮は彼女に基づくもので、奥州三国会議では武蔵に難題をもたらす。
- 鬼庭・綱元(おににわ・つなもと)/「牙 」
- 第二特務。鬼型長寿族の男。
- 厳格で部下からは鬼教官と恐れられるが、それ故に鬼切を免れた時は落ち込む一面も見せた。
- 武神「左月」を操る武神乗り。部下の武神隊とともに幾度も青竜と戦う。
- 留守・政景(るす・まさかげ)「留守居」
- 第一特務。拠点「仙台城」の管理システム。表示枠では老人の姿で現れる。
- 敬語で礼儀正しいが、機械であるためか情緒が薄い。
- 主に仲間の連絡役だが、仙台城内で起きた最後の青竜戦では、構造を操り調伏に貢献した。
- 義姫(よしひめ)
- 学長。額の右側に角を生やした女性。鬼型長寿族と人のハーフ。
- 出産の経験談も露骨に語るマッシブ入った性格で、仲間にも気を抜かせない。
- 義光の旧友で妹分。彼女によると「うっかり者」。竜神との間に政宗と小次郎をもうける。
- 武蔵の面々に政宗や青竜の出自を語る。
- 竜神(りゅうじん)
- 義姫の夫。奥州に棲む“奉ろわぬ神”。
- 伊達・輝宗の歴史再現で封じられた。
最上
その他の勢力
- 藤原・泰衡(ふじわら・やすひら)
- 平泉頭領。長身な長寿族の老女。
- 穏やかで平静だが、立場や血筋もあって、極東や神道の者には頑なで距離を置く。
- 三方ヶ原の戦いで疲弊した武蔵を擁護した。黎明の時代に関する知識を多く知る。
- 旧式の霧状ステルス術式を持つ。異常に早い論述展開による議論を行う。
- 奥州三国会議を前に突如来訪、正純や浅間との討論を経て黎明の時代の知識を伝える。
- オラニエ公ウィレム(オラニエこうウィレム)/“抵抗総長”
- 独立阿蘭陀教導院の総長・生徒会長。通称「オラニエ」。牧師風の服を着た男。
- 理性的で冷静。礼儀を通すため不慣れな極東弁を使い、片言外国人ネタを披露。
- 元信の元同志で、創世計画の内容を知る。かつて公主と友人になろうとした。
- ノヴゴロドにて武蔵に創世計画の正体を伝えようとするが、公主隠しで蒸発する。
- クリスティーナ/「自爆女」
- 瑞典総長。28歳。長身の巨乳美女。オラニエ公ウィレムの姪で、長岡・玉の二重襲名者。
- 歴史再現に従い、屋敷ごと自爆して死ぬ運命にあったが、襲名上の夫である忠興に救われる。
- その後、武蔵上で忠興と新婚生活を開始するが、混乱すると手持ちの爆弾で自爆したがる癖は抜けていない。
- 公主(こうしゅ)
- かつて元信らが友人になろうとした存在。末世解決の鍵を握るとされる。
- 公主隠しの実行犯と目される。
- 帝(みかど)
- 京の内裏で、三種の神器を用いて地脈を制御しているといわれる存在。東は息子に当たる。
- その正体は、環境神群をその体に下ろして対話をするための、もっとも古い自動人形の1体。そのため、東は直接の子ではない。
- 8巻にて、一度地脈に戻したほうが作業が進むとして解体され、消滅した。
作中設定
世界
作中は、遠未来の地球で、流体というエネルギーを用い、歴史再現という世界規模の共同作業を行う世界である。
物理
作中の世界は、「流体」からなる「現実世界」に基づいている。
- 地球(ちきゅう)
- 人々が住む星。かつて荒廃し、環境神群が苛烈な自然環境へ強化回復した。そのため、ほとんどの土地が開拓し難い強靭な環境となっている。今の人々は、環境神群の拠点で回復が遅れた極東の地でしか生活できない。
- 天上(てんじょう)
- 地球外の世界。そこに至れれば、人々は神となる至高の世界。
- 流体(りゅうたい)
- 空間の構成要素。どんな矛盾も許容する。流体が物質やエネルギーの“性質”に変化・密集し、万物は在る。無も「無」という性質の流体の密集で、世界に流体がない場所は無いとされる。
- 地脈(ちみゃく)
- 特に太い流体の経路。一国に約1本の割合。中は精霊系異族の世界。また空間に影響力があり、歴史に通じている。聖譜はここから歴史を読み取り、また聖譜顕装の動力に転化している。
- 怪異(かいい)
- 流体の変調で生じる現象。基本的に有害。程度もあるが、怪異を解決・発生させる技術もある。
- “型”(かた)
- 流体系生物の“鋳型”。流体や澱みが流入・凝結することで、精霊系異族や妖物が生じる。土地ごとに傾向があり、当地の神々や神話上の獣を象ることが多い。
歴史
かつて人々は天上に住み、だが疲弊し地球に戻り、再び天上に戻ろうとしている。
- 前地球時代(ぜんちきゅうじだい)
- 創世から地球を離れるまでの年代。繁栄と引換に環境が荒廃し、人々は環境神群に回復を任せて天上へ昇った。作中において、記録も絶えた太古の昔であり、聖譜以外に出来事を知る術は無い。
- 川上作品で言う連射王(FORTH)や終わりのクロニクル(AHEAD)の時代のことを言う。
- 神代(かみよ)
- 天上に昇ってから墜ちるまでの年代。「神々の時代」とも。人々が神となり、宗教は地位を失った。惑星や種族の開発が多く行われた。しかし神同士の争いで疲弊し力を失い、人となって地に戻ることとなる。
- 川上作品で言うEDGEの時代に当たり、「EDGEシリーズ 神々のいない星で」が2019年8月以来刊行中である。
- 黎明の時代(れいめいのじだい)
- 地球に戻ってから歴史再現が始まるまでの年代。
- 初期
- ほとんどの土地が過剰回復で生活できないため、神州の地に人口が集中する。多くの技術を失い、それでも種族や出生を問わない大共同体が築かれた。外界に開拓団を送る際に先祖を鑑定、人々は神州の末裔と世界各国の末裔に分かれる。
- 中期
- 続く開拓失敗で、人々は神州中央部と世界各国+神州地方勢力に分かれ争う。少数の神州中央部は帝を造り、環境神群とのアクセスにより拮抗へ持ち込んだ。中央部西側は休戦したが、関東や奥州の東側は徹底抗戦し、制圧戦の様相を呈した。
- 終期
- 争って半月、人口半減と技術の更なる喪失で、人々は神州の生活すら危うくなる。危機感を得た人々は争いを止め、聖連の前身となる会議を行った。ここで非衰退調律進行計画が制定、聖譜や重奏世界が造られ、歴史再現が始まった。
- 歴史再現初期(れきしさいげんしょき)
- 歴史再現の始まりから重奏世界崩壊までの年代。
- 前期
- 神州の末裔は現実世界、世界各国の末裔は重奏世界へ渡り、歴史再現を始める。神州側は歴史再現を為す技術を開発すべく、聖譜の抄本で歴史再現を先行した。また奥州勢は帝勢力が造った天津乞神令教導院とで、重奏世界北部を支援した。
- 後期
- 紀元前10000年から紀元前1000年までを100倍、紀元前1000年から紀元元年までを10倍解釈で手早く終わらせる。紀元元年からは倍速解釈をせずに歴史再現を進行、近世まで平穏に進められた。なお当時は神州でも未だ生存に難く、生存力が強かった長寿族が歴史再現を主導した。
- 近世
- 重奏世界が崩壊してからの年代。南北朝戦争から重奏統合争乱が起き、乗り込んだ世界各国勢に神州は制圧された。だが世界各国の完全支配は歴史に無いため、政軍を教導院として教導の形式をとった暫定支配が行われた。それまで「神州」と呼ばれた地域は、ここで「極東」と改名される。
- 現代
- 作中で展開する年代。戦国時代と三十年戦争が再現される中、1648年で聖譜記述が停止、末世が噂される。
組織
国家である「教導院」と、技術・信仰の体系である「教譜」に大別される。また、国家に基づく商業組織「ブランド」も存在する。
教導院
本項目は教導院の共通事項を記す。各国の教導院は後述を参照。
- 総長連合(そうちょうれんごう)
- 実働を担う部署。軍部に相当する。基本的に戦闘員のため、総長以外に省略や欠番がある国も多い。
- 総長(そうちょう)
- 総長連合の長。各国の武力の象徴。生徒会長との兼任者も多い。
- 副長(ふくちょう)
- 総長に次ぐ役職。実質的な最強戦力が就く場合も多い。
- 特務(とくむ)
- 総長連合の幹部。人員枠は第一 - 六まで。第一は情報、第二は司法を統べる場合が多い。
- 生徒会(せいとかい)
- 政経を担う部署。政府に相当する。国務を仕切る性質上、兼任はあっても欠員することはまず無い。
- 生徒会長(せいとかいちょう)
- 生徒会の長。各国の権力の象徴。総長との兼任者も多い。
- 副生徒会長(ふくせいとかいちょう)
- 生徒会長に次ぐ役職。略称「副会長」。実質的な最高能力者が就く場合も多い。
- 会計(かいけい)
- 経済を統括する役職。その他、国勢の推移予測をたてるのも仕事。
- 書記(しょき)
- 記録・文芸を統括する役職。会計とは同列。
- 委員会(いいんかい)
- 総長連合・生徒会の下で担当する職務に従事する組織の総称。相対権限は低く、委員長でも普段は特務レベルとの相対権限しかない。
- 代表委員会(だいひょういいんかい)
- 委員会間や総長連合・生徒会との情報伝達を行う委員会。
- 風紀委員会(ふうきいいんかい)
- 教導院・国内の風紀の保持を行う委員会。他国からの諜報員を殲滅したりする。
- 部活(ぶかつ)
- 特定の技能に特化した部隊の総称。部長には役職者が多い。名称そのままで戦闘を想定しない部活もある。
- 聖連(せいれん)
- 歴史再現の円滑化を目的とした組織。正式名称「聖譜連盟(せいふれんめい)」。各国教導院を束ねる。Tsirhc教譜が主体で、K.P.A.Italiaの教皇総長が代表格。
- 学生間抗争(がくせいかんこうそう)
- 学生間の抗争。相対戦も含まれる。多くは教導院間の戦闘で、事実上の国家間戦争。
- 相対戦(あいたいせん)
- 役職者間の試合。通称「相対」。勝敗が明確になるものなら手段は問わず、一般的に教導院間の戦いに決着をつける手段。挑まれれば断れないが、挑める相手は自身の相対権で限定される。
- 相対権(あいたいけん)
- 相対戦を行う権利。基本的には、同等かそれ以下の位階にある役職者と、相対戦を行う権利。近似位階の役職者との相対戦に勝利すれば、一時的に上位役職者への相対権に繰り上げできる。
- 校則法(こうそくほう)
- 各教導院に共通して適用される規則。相対や役職について定める。
- 臨時生徒総会(りんじせいとそうかい)
- 役職者以外が教導院の方針を決める会議。その校の全役職者が機能しない状態のみ開けるが、不信任決議のみは例外。
教譜
宗教団体、術式体系の総称。正式名称「教譜教団(きょうふきょうだん)」。多くの教譜は「原型と異なる」「天上へ帰るための願掛け」として、本来の名を逆読みする。
各教譜の具体的な術式は後述を参照。
- 聖譜(せいふ/テスタメント)
- 前地球時代の歴史を集約した本。旧・新代の7組と抄本の計15冊。歴史を動かす大国が持ち、対応する聖譜顕装の動力源。歴史を再現すれば繁栄が取り戻せる、という理念で作られた。先読みの利権獲得を阻止するため、自動更新で100年先までしか示さない。
- 旧代(ウェトゥス)
- 紀元前の歴史を示す聖譜。
- 新代(ノウム)
- 西暦以降の歴史を示す聖譜。
- 抄本(しょうほん)
- 奈良時代前後からを示す聖譜。帝勢力に預けられた。
- 聖譜記述(せいふきじゅつ)
- 聖譜の表示内容。歴史再現の基軸。同年代を描く創作や人物の後世の扱いも傍論として記す。
- 歴史再現(れきしさいげん)
- 聖譜記述に従い歴史を再現する行為(事例は後述)。現代における信仰行為。歴史を繰り返し、過去の繁栄を取り戻すために行う。
- 八大竜王(はちだいりゅうおう)
- 大罪武装を持つ者の名称。大罪武装は全部で8つあり(ホライゾンを含め9つ)、三河・P.A.Odaによって各国(K.P.A.Italia、英国、M.H.R.R.、上越露西亜には各1つずつ、三征西班牙、六護式仏蘭西には2つずつ)に配られた。
- 襲名(しゅうめい)
- 適格者が史実の人物の歴史再現を専任すること。人に限らず、史実の物・技術は武装や術式などが襲名する。史実と性別が異なる場合、読みを変える者もいる。あやかりや同名を名乗る者も多い。
- 襲名者(しゅうめいしゃ)
- 襲名している人物の総称。広義には物・技術も含む。「襲名者の子」という出自も適性となるため、家系化しやすい。そうした家系は「名家」であり、家系自体が襲名することも多い。
- 非衰退調律進行計画(ひすいたいちょうりつしんこうけいかく)
- 現代社会の根幹を定めた規定。黎明の時代の領土争いに疲弊した人々が、安全に力を取り戻すため制定した。略称「非衰退調律進行」、正式名称「非衰退のための世界調律化の進行と計画」。
- 第一条:人類の保全
- 計画全体の趣旨を定めたもの。人類を存続するための要素として、聖連や聖譜などの開発を定めた。
- 第二条:生活環境の維持
- 「環境の激化を止める」という総意。探検隊「七百人隊」が環境神群と交渉、犠牲となることで果たされた。
- 第三条:領土・人口問題の対応
- 重奏世界の開発・移住を定めたもの。極東の地形に世界各地の環境を再現し、世界各国の末裔が移住した。
- 第四条:技術発展の確約
- 聖譜による安全な発展を定めたもの。「再興まで無用に争わないこと」を定めたもので、歴史再現の正確さを重視しない。歴史再現の後回しや解釈が容認されるのは、ここに起因する。
- 聖譜越境隊(せいふえっきょうたい)
- 歴史再現が困難な状況を解決するための部隊。聖譜にないので公にならず、各国に部署はあるが有名無実となっている。時々で実際に行動する者達が現れ、二度に渡り竜属勢力を壊滅させたとされる。かつて元信は自分達で結成するため、各地から有能な人材を集めていた。
- 七百人隊(ななひゃくにんたい)
- 黎明の時代に環境神群と交渉した探検隊。聖譜越境部隊の前身。わずか数十人しか生還しなかったとされている。
- 聖譜Tsirhc系(テスタメントツァークけい)
- 聖譜を信仰する。現代の最大勢力だが、内部分裂が激しい。
- 聖譜派生ムラサイ系(テスタメントはせいムラサイけい)
- 主に中東圏が信仰。唯一協奏派(ムラサイ)」の同義語。Tsirhc系と対立中。
- 非聖譜系(ひテスタメントけい)
- 聖譜を直接信仰しない教譜の総称。
- 奏者(そうしゃ)
- 教譜の信徒、およびその術式を用いる者の正式な総称。
- 巫女(みこ)
- 神社に属す女性神道奏者の職業。属す神社の業務・広報なども担う。職務上、能動的・対人的な戦闘を禁じられている。
- 異端審問官(いたんしんもんかん)
- 異端者を狩る旧派奏者の職業。特有の処刑具・術式を持つ。職務上、異端者以外を攻撃してはならない。
- 魔女(まじょ)
- 魔術を使う女性奏者の総称。Tsirhc教譜における迫害対象。
ブランド
企業体の総称。武装や部品の開発・販売を行い、歴史再現を支援する。
- 出雲産業座(いずもさんぎょうざ)
- 極東全域に展開。武蔵の建造や通神関係に関わっている。
- IZUMO(いずも)
- メインブランド。いろいろと新規新鋭。地名の方は後述。
- 白砂台座(しらさごだいざ)
- 神道系機材のブランド。製品は安定志向。浅間神社のスポンサー。
- “清らか大市”(サン・メルカド)
- 三征西班牙の国営ブランド。
- 武装主体だが、技術が未熟でK.P.A.Italia製品を流用する。
- “機械仕掛けの明星”(フィーノ・アルバ)
- 教皇総長と密接なブランド。発条式機構を売りに、小規模だが広い展開を見せる。
- “大属の芸術”(アークス・アート)
- 英国の国営ブランド。術式や日用品が主体で、出雲産業座と連動中。
- “黒金侍”(アイゼンリッター)
- M.H.R.R.の小組合。品質重視で、主に機動殻や武装を改派向けで開発。
- “見下し魔山”(エーデルブロッケン)
- M.H.R.R.の小企業。魔女を支援し、製品も女性向けの魔術関係が多い。
- “女神万歳”(エウロパ)
- 六護式仏蘭西の国営ブランド。欧州最大手で、王の認可を誇りとして生産する。
用語
共通の用語
技術
- 重奏神州(じゅうそうしんしゅう)
- 人工の異空間。重奏世界(じゅうそうせかい)とも。土地不足を補うべく造られたが、極東(当時の神州)の過失とされる事件で崩壊した。神州の地形を模し、世界各国の末裔は世界地図に見立てて領土を分けていた。
- 重奏領域(じゅうそうりょういき)
- 現実世界を上書きした重奏世界の断片。内部は重奏世界の環境を残し、外からは柱状に景色が異なる地域に見える。
- ハードポイント
- 首・脇・腰を囲う“コ”の字型の端末。衣服の留金でもある。術式管理や走狗格納を行い、また常に生命維持の加護を展開する。ハードポイントパーツとも。
- 地脈炉(ちみゃくろ)
- 地脈から流体を抽出する炉。ハイリスクだが利益も大きい。怪異を呼び、暴発時の危険が大きいため、Tsirhc教譜圏では運用を禁じている。
- 流体炉(りゅうたいろ)
- 地脈炉と同質の機関。出力は小さいが比較的安全。
- 航空艦(こうくうかん)
- 飛行する船艦。戦艦の多くは城を襲名する。仮想の海を作り航行するため、航行中は船体中程に波状の光が出現する。神々の時代のものを模倣し量産したため、その艦名が規模を表す区分となった。
- 術符(じゅつふ)
- 術式を仕込んだ符。拝気を受けると作動する。利便性はあるが消耗品。
- 流体燃料(りゅうたいねんりょう)
- 流体を精製した燃料。航空艦や武装など動力源。人工的なもののほか、賢水や賢鉱石などの天然ものもある。
- 使用拝気量(アウスプッフ)
- 魔術を伴う術式における拝気の消費量。
種族
- 人間(にんげん)
- 最も個体数が多い種族。
- 極東人(きょくとうじん)
- 極東在住者を祖先とする人間の総称。現代は罪人の末裔扱い。
- 世界各国の末裔
- 極東以外に住んでいた者を祖先とする人間の総称。現代の主体。
異族
知性ある人間以外の種族の総称。総じて流体に近しい。これらも極東か世界各国の因子を持つため、先祖の区別も可能。
- 精霊系(せいれいけい)
- 流体により体をなす異族の総称。特に流体に近しい。死んでも遺骸は残らず、全てが本流である地脈に還元される。分派として精霊系にあたるものも多く、総じて高位な種族として扱われる。“型”から生じるので基本的に親族がなく、社会的概念として見る傾向がある。
- 自動人形(じどうにんぎょう)
- 人形に魂を宿す人工異族。感情が無い。本体の「魂が宿る器物」を体のどこかに持ち、後天的には移せないとされる。重力を御し、奉仕を本能とする。随時機能を最適化するため、言動がかなり唐突。
- 生体式(せいたいしき)
- 有機物を部品とする種。生理的な反応・活動ができる。要人の自動人形化に用いることが多い。
- 艦長式(かんちょうしき)
- 航空艦を管理する種。航空艦が本体で、自動人形はインターフェース。語尾は「――以上」。
- 共通記憶(きょうつうきおく)
- 同式の自動人形間で共有できる記憶。計算処理や情報交換に優れる反面、干渉を受けると自動人形全体に被害が及ぶ。
- 重力制御(じゅうりょくせいぎょ)
- 重力を介し周囲に働きかける能力。多くは運動・業務補助程度だが、戦力に足る出力を設定された個体もある。自動人形は奉仕を本能とするため、主人以外の生物を対象に発動できない。
- 長寿族(ちょうじゅぞく)
- 長命な異族。人型と鬼型に大別される。心身の成長が遅く、急な変化を厭う傾向がある。歴史再現初期は源氏を襲名。生存率をあげるため、一定の年齢までは人間と同様の早さで成長する。
- 人型(ひとがた)
- 主体派。人間に酷似するが、耳は長く鋭い。関東・奥州では未だに強い権力を持つ。山岳系、森林系、純系などに分かれる。
- 鬼型(おにがた)
- 額から角を生やす。女性は人型に近い。戦闘系は大柄で固い外殻に覆われ、強靭な加護と身体能力を持つ。
- 半寿族(はんじゅぞく)
- 人間と長寿族のハーフ。体は人間、精神は長寿族の早さで成長するため、心身の年齢がズレやすい。三征西班牙では、人間と長寿族の双方から迫害される。
- 獣人(じゅうじん/ベトドウペルソンネ)
- 人と獣の特徴を併せ持つ種族の総称。総じてカロリーの消費が多いため健啖家。
- 人狼(じんろう/ルウガルウ)
- 人と狼の性質を併せ持つ異族。六護式仏蘭西異族の最高峰。普段は人型だが、嗅覚に優れ肉食で健康を維持する。
- 半人狼(デミ・ルウガルウ)
- 人狼と人間のハーフ。基本的な身体能力は、血統に左右されるが、人狼に劣る。
- 獣変調(じゅうへんちょう/ベト・デ・モデュレシオン)
- 狼に変身する能力。部分的な変身も可能。満月の夜のみ使える。半人狼には使えない者もいる。
- 人狼女王(じんろうじょおう/レーネ・デ・ガルウ)
- 人狼社会の頂点。現在位者はこちらを参照。本来人狼は人に憑いた狼霊が増力し独立した異族で、社会階級は実力に比例する。
- 人狐(じんこ)
- 人と狐の性質を併せ持つ異族。人狼と同じ変調型だが、変身条件が緩く本性が狐寄りで、狐の形態が出やすい。
- 魔神族(まじんぞく)
- 角と外殻を持つ巨躯の異族。強い身体能力と内燃総拝気量を持ち、その王は人狼女王に比肩する。
- 不死系(ふしけい)
- 自然崩壊でのみ死ぬ部族。外傷は修復するが全身を砕かれると死者化し、人格の型である“魂の骸”が生じる。
- 竜属(りゅうぞく)
- 総じて大柄な獣型異族の総称。種で生態は大きく異なるが、条件を満たせば人間の姿になる能力を持つ。かつてゲルマン侵攻で世を席巻したが敗れ、今は各地に散らばっている。
- 天竜(てんりゅう)
- 高位種。地脈から生まれる精霊。6枚の翼と高度な知性を持ち、固有に特殊能力を有している。
- 地竜(ちりゅう)
- 下位種。生命体としての種族。天竜とは違って親や子を持ち、遺骸も残る。氏族で知能や生態が違う。
- リンドヴルム
- 英国に多い氏族。後ろ足はないが巨大な翼を持つ、高速飛行型の飛竜。
- 半竜(はんりゅう)
- 人型の竜属。発生は前地球時代にまで遡り、詳細な出自は不明とされる。
- 航空系(こうくうけい)
- 飛行に特化した派生種。固い外殻に翼と天然の噴射口を備え、擬態として背面は白く前面が青い。神代に高重力に適応すべく、種族改造をした部族の末裔。
- 堕天/墜天(だてん/ついてん)
- 翼を持つ人型の異族。前者は神に反した者、後者は神を離れ人と生きることを選んだ者をいう。6枚の翼で飛行が可能。消費カロリーが多いため種族的に健啖家。
- 巨人族(きょじんぞく)
- 歴史再現初期に平家を襲名した種族。
- 半狼(ハードウルフ)
- 人型の狼。人狼に近しい。強靭な体と再生力を持ち、銀製品以外では滅多に傷つかず、治癒も早い。食人習性が強く、犯罪者は「狼藉者(ライカンスロープ)」と呼ばれる。
- 逆齢の民(ぎゃくれいのたみ)
- 老体から胎児へと“歳をとる”異族。夢を見るほどに成長(若返り)し、見る間は周囲にその内容が具現化される。
- 変態野郎(シェイプシフター)
- 自在に容姿を変える異族。
- 機獣(きじゅう)
- 生まれついて機械の体を持つ獣。形態により「機馬」「機鳳」「機竜」などに分類される。
- “赤鷲”(ロジョ・アゾゥル)
- 航空戦に特化した機鳳。三征西班牙新大陸派遣団が10機を所有。
- 黒藻の獣(くろものけもの)
- 汚物を食べて浄化する植物の獣。武蔵で下水処理担当として飼われている。
- 苔の獣(こけのけもの)
- 黒藻の獣によく似ているが、少々緑色が入っている。六護式仏蘭西の森に住む。
- 犬鬼(コボルド)
- 声 - 安元洋貴
- 労働を食う半使役精霊。鉱床を流れる地脈を巣とする。価値ある物を対価に、依頼内容に従事する。
- ユニコーン
- 六護式仏蘭西の森に生息する獣。女好きで処女しか乗せない。語尾は「〜です――ン」。重奏世界の崩壊以来、体の情報量を削っているため体型や姿があまりにも適当。
- 妖物(ようぶつ)
- 生物型として現出した怪異の総称。
- 非神刀(かみざりとう)
- 比較的メジャーな妖物。人を象る刀の集合体のような姿をとる。“刀”の性質しか持てず、空間を走る力場刀で周囲を攻撃する。
- 非竜刀(たつざりとう)
- 竜の姿をした妖物。武蔵影響下でのみ出現する強力な希少種“隠竜”がある。
神
現世に存在しない高位種族。神性が強いと、「神は現世にいない」という摂理で、体が消える病を患う。
- 環境神群(かんきょうしんぐん)
- 地球環境を司る神々。環境を二度と変容できぬよう強化回復した。強大な反面、人格などの個性が無い。
- 極東系の神
- 神道に則する神々。天津神・国津神のこと。極東地方勢力が分類した。国津神とは、確立時に恭順した“奉ろわぬ神”のこと。
- “奉ろわぬ神”(まつろわぬかみ)
- 神道に反し続けた神々。土着神のこと。極東中央部が信仰し、神道確立後は名を残さず神社で鎮められた。厳密には自然の大精霊に分類され、他の神々よりも交渉や助力を得やすい。
その他
- 応答
- 教譜や経歴で異なる応答の言葉。
- Jud.(ジャッジ/ジャッジメント)
- 罪人用。主に武蔵や三河の住人が用いる。
- Tes.(テス/テスタメント)
- Tsirhc教譜用。一般的に用いられる。
- Shaja(シャージャー)
- ムラサイ教譜用。元は「勇気」を意味する語Shajaaの表音。
- 字名(アーバンネーム)
- 二つ名。姓と名の間に挟んで名乗ることが多い。組織が与える公的なものが主だが、仲間内の俗称などもある。
- 戦種(スタイル)
- 戦闘技法の分類。戦時の名乗りの一種。英国発祥で、「主な射程距離+戦闘技術の体系」で種名とする。
- 通し道歌(とおしどうか)
- 極東のメジャーな童謡。
- 外道(げどう)
- 内外に容赦しない人々。武蔵に多い。
極東の用語
- 極東(きょくとう)
- 担当する国史: 松平
- 主教導院:武蔵アリアダスト教導院
- 制服:黒が基調の中量級
- 旧「神州」。南北朝戦争以来、世界各国の暫定支配を受ける。独立領土「武蔵」「三河」のみ、自治が認められている。各国に居留地がある。
- 帝(みかど)
- 極東社会の精神的な統治者。神社組織の長。不老の現人神。俗世不干渉で、環境神群を介し地脈を制御しているとされる。
- その正体は環境神群を降ろした古式自動人形003であり、介しているわけではなく直接コントロール出来るコントローラー。8の下にてすでに役割を終えていると明智・光秀によって環境神群の元へ返された。
- 003の魂自体はすでにもうない。
- 京(きょう)
- 帝が住むとされる要塞「御所」がある場所。P.A.ODAの明智・光秀が管理・自治を認めている。
- 神社(じんじゃ)
- 人と神道系の神々を仲介する組織。信仰のほかに神奏術や通神の管理など担い、その役目はプロバイダに近い。
- 天津乞神令教導院(あまつごいしんれいきょうどういん)
- 最初期の教導院。歴史再現初期に帝が世界各地に作ったとされる。
- IZUMO(いずも)
- 六護式仏蘭西領の浮遊島。出雲産業座の本拠地。
武蔵の用語
- 武蔵(むさし)
- 独立領土の1つ。地名を八重襲名した準バハムート級の航空都市艦群。8艦同士は無数の太縄で連結しており、それらは重力床による通路でもある。事情で故郷にいられなかった者が多く、自ら言わない限り過去を問わないのが暗黙の了解。自給率が低いため連戦や長期戦闘が難しく、また個々人は強いが集団戦に弱い。三河争乱後は極東の中心となり、大罪武装と世界征服による末世解決を目指す。
- 浅草(あさくさ)
- 左舷一番艦。貨物船。4本のデリックがある。
- 品川(しながわ)
- 右舷一番艦。浅草と同上。
- 村山
- 左舷二番艦。行政の中心部。観光・外交など対外的活動も担う。正純の家がある。
- 武蔵野(むさしの)
- 中央前艦。武蔵の旗艦で、全体の指揮や運用を担う。
- 多摩(たま)
- 右舷二番艦。村山と同上。
- 青梅
- 左舷三番艦。主な居住区が集中し、また生産区画も多い。
- 奥多摩(おくたま)
- 中央後艦。教導院を中心に学生主体の施設が集中している。浅間神社もここにある。
- 高尾(たかお)
- 右舷三番艦。青梅と同上。
- 武蔵改(むさしかい)
- 改装後の正式名称。全体的に強化され、また武装も積んだ。
- 兼定(かねさだ)
- 武蔵改が搭載する重力制御砲。低出力の“小兼定”と大出力の“大兼定”がある。
- 武蔵アリアダスト教導院(むさしアリアダストきょうどういん)
- 極東主校。奥多摩にある。聖連により「18歳で卒業」「総長・生徒会長は“最も能力が低い者”」と定められている。
- アリアダスト
- 松平(MATSUDAIRA)のアナグラム。元信が三河君主に就任した際、恭順の意として名乗った。後に意思が認められ名も戻ったが、その名残でいくつかのものに使われている。
- 後悔通り(こうかいどおり)
- 奥多摩表層・右舷中央通りの俗称。入り口にホライゾンの死を弔う石碑がある。
- 青雷亭(せいらいてい)
- 葵家が経営するパン屋兼軽食屋。多摩表層部と別所とで、2つの店舗がある。
- BLUETHUNDER(ブルーサンダー)
- 多摩側の店舗。店長は葵・善鬼。元々は別の店だったが空家となり、善鬼が二号店として用いている。
- 青雷亭本舗(せいらいていほんぽ)
- 青雷亭の一号店。店長(バイト)は葵・トーリ。葵姉弟の現住所。一時閉店したが、葵姉弟が中等部頃に再度開店した。元々はホライゾンの母親がやろうとしていた店である。
- ◯べ屋(まるべや)
- 武蔵野表層部にある商店。先代店主に拾われて以来、シロジロとハイディが勤めている。
- 浅間神社(あさまじんじゃ)
- 武蔵主社。浅間・智の実家。解約率が2%を下回るしつこさで有名。
- 暫定議会(ざんていぎかい)
- 教導院卒業生の政治組織。実質的権限は無く、公的には「発言力のある意見」という扱い。実は正純を愛するアニメオタク集団。
- 機関部会(きかんぶかい)
- 武蔵航空機関の整備員がなす組織。通称「機関部」。
- 領主部会(りょうしゅぶかい)
- 武蔵の各地を治める領主がなす組織。その多くは騎士。
- 武蔵王(むさしおう)
- 聖連が派遣した武蔵の監督役。進路や行政の最終決定権を持つ。ヨシナオのこと。
- 有明(ありあけ)
- 武蔵専用の浮上ドック。水戸上空にて武蔵の改装を行う。
- “きみとあさまで”
- 喜美、ミトツダイラ、浅間のトリオバンド。本編の1年前、K.P.A.Italiaの雅楽祭に際し結成した。
- “愛繕”(あいぜん)
- ナルゼとマルゴットのデュエットバンド。“夢見”の魔術でコードを導き出し、作曲している。
三河の用語
- 三河(みかわ)
- 独立領土の1つ。後の極東代表国。P.A.Odaとの同盟で中立化し、聖連・P.A.Odaの何れにも半鎖国を敷く。大罪武装を開発し、各国に預け恭順の意を示す。城下では怪異が多発している。元信による新名古屋城の暴走で消滅、現在は復旧作業が行われている。
- 新名古屋城(しんなごやじょう)
- 5器からなる大型地脈炉を要した工房。元信により暴走、城下町とともに消滅。
- 三河警護隊(みかわけいごたい)
- 極東唯一の武装部隊。三河の防衛や周囲での要人警護を任じる。三河争乱で武蔵と合流、「極東警護隊」となった今は二代の私的戦士団のような扱い。
- 家臣払い(かしんばらい)
- ほぼ全ての家臣を自動人形に襲名させた人事。10年前に行われた。一部を除く旧家臣は任を解かれ、多くの人材が三河を去っていった。
- 松平四天王(まつだいらしてんのう)
- かつて元信を支えた4人の役職者の俗称。当時の総長・酒井、副長・忠勝、副会長・井伊、書記・榊原のこと。
三征西班牙の用語
- 三征西班牙(トレス・エスパニア)
- 担当する国史: 大内・大友+スペイン
- 支配地域:下関
- 主教導院:アルカラ・デ・エナレス
- 制服:騎士の様相を残す重量級、紅色の基調が特徴
- 白兵・戦艦戦に優れる大国。現役が先代総長との関係が薄く、二重襲名で権力を補強している。三征葡萄牙(トレス・ポルトガル)を支配する。人間純血主義で、異族を迫害する。歴史再現で金欠や破産を強いられ、特にアルマダの海戦後は没落を示唆されている。大罪武装「悲嘆の怠惰」「嫌気の怠惰」を所有する。
- サン・ロレンソ
- 房栄が艦長を務める戦艦。
- 超祝福艦隊(グランデ・フェリシズマ・アルマダ)
- 大規模な航空戦艦隊。アルマダの海戦の歴史再現で建造されている。
- サン・マルティン
- 旗艦。高度なステルス機能を持つ同型の3艦からなる。アルマダの海戦にて用いられるが、2・3番艦は全損、1番艦も大破に追い込まれた。
- 第十三無津乞令教導院(だいじゅうさんむつごいれいきょうどういん)
- 襲名者を育てる孤児院施設。過酷な修練が問題となり解体された。一部の在学生が脱走し、生き残っている。
- 西国無双(さいごくむそう)
- 襲名「立花・宗茂」の二つ名。深刻な経済危機にある三征西班牙にとって、融資や信用を得る重要要素。三河争乱の敗北後、襲名者交代で印象を補正し、商業や広報の一新を図った。
- 門(もん)
- 九州西部と新大陸東岸の空間を繋ぐもの。かつて環境神が無数に造ったが、重奏世界の崩壊時に多くが失われた。三征西班牙はこれを用い、新大陸開発の歴史再現を行っている。
- 審問艦(しんもんかん)
- “刑場”を搭載した航空艦。
- “刑場”(アンダミオ・デラ・エジェクシオン)
- 分解力場壁を発生する処刑施設。分解力場壁とは、触れた者の「罪の記憶」に反応して当人を流体レベルで分解する障壁のこと。
K.P.A.Italiaの用語
- K.P.A.Italia(ケーピーエーイタリア)
- 旧派と聖連の首長国。旧派首長国として三征西班牙に対する命令権があり、強い協同関係にある。教義で直接の金銭取引が出来ず、かつて三河に敗れて以来、資金繰りに労する。第二次木津川口の戦いでP.A.Odaに敗北、M.H.R.R.の傀儡となる。大罪武装「淫蕩の御身」を所有する。
- 教皇総長(きょうこうそうちょう)
- 旧派首長を兼任する総長。聖連の代表。第二次木津川口の戦い後に代替わりが行われ、現在は10代目。
- 厳島(いつくしま)
- 本陣にあたる浮遊島。安芸の主社、厳島神社がある。第二次木津川口の戦いで大破。
- 栄光丸(レーニョ・ユニート)
- インノケンティウス所有のヨルムンガンド級航空艦。三河来訪時に用い、三河争乱で撤退する武蔵を追撃、悲嘆の怠惰により大破。
- パドヴァ教導院(パドヴァきょうどういん)
- ガリレオが学長を務めていた教導院。
英国の用語
- 英国(イングランド)
- 担当する国史:イギリス
- 支配地域:対馬
- 主教導院:オクスフォード教導院
- 制服:種で異なる体型を考慮した重量級、紺色の基調が特徴
- 極東を暫定支配しない中立国。異族中心。手狭な対馬ではなく浮遊島を領土とする。アルマダの海戦後の大国。P.A.Odaにも中立的だが、友好国・上越露西亜のために敵対することもある。大罪武装「拒絶の強欲」を所有する。
- 浮遊島(ふゆうとう)
- 重奏領域の海底を浮上させた領土。イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズの4領邦で成る。外縁から中央に向かう地層の四層構造で、中央から第一〜四階層と呼ばれる。第四階層は罪人や非学生が住むスラムだが、地殻同様に浮上した海に唯一接する地でもある。
- 女王の盾符(トランプ)
- 総長連合・生徒会に相当する組織。該当者は14人。トランプに準えるが、13に王賜剣二型をあて、11を省いて10を二度数え、5を三人一組とする。特務が無いが、多くはそれに匹敵する能力を持つ。
- 妖精女王(ようせいじょおう)
- 現オクスフォード教導院総長の異称。エリザベスのこと。
- 倫敦塔(ロンドンとう)
- 城塞型の塔。頂上部には“刑場”と同様の施設がある。
- 花園(アヴァロン)
- 壁内部にある1キロ四方の異空間。内部は常に夜空で、平地に草原や森があり、小川が流れている。末世研究用に造られたもので、協同していたマクデブルグにもある。
- 尼子家(あまこけ)
- かつて出雲地方を治めた一族。六護式仏蘭西に滅ぼされ、残党は英国やIZUMOに流れた。反抗を続ける少数派もいる。
- 尼子十勇士(あまこじゅうゆうし)
- 尼子家に属した10人の武将襲名者。多くは戦死し、生き残りも他の残党同様散り散りとなり、消息不明。
P.A.Odaの用語
- P.A.Oda(ピーエーオーディーエー)
- 各国へ同時侵攻する大国。信長の襲名者が主導、実力主義で役職者は異族が多く、聖連から半脱退している。M.H.R.R.と協同している。三河と同盟しているため、大罪武装が預けられていない。世界の勢力図を塗り替える大侵攻の反面、信長暗殺の歴史再現を間近にしつつある。
- 五大頂(ごだいちょう)
- 主力。通称「六天魔軍」。四番の人員枠が二人一組なので、該当者は6人いる。大罪武装に代わり、独自開発された専用武装を信長から与えられている。
- P.A.O.M.(ピーエーオーエム)
- P.A.Oda・M.H.R.R.間の連携を図る部署。五大頂の半数が属し、M.H.R.R.の役職の大半を兼任している。歴史再現により、信長の死後はM.H.R.R.こと羽柴勢としてP.A.Odaと対立する。
- 創世計画(そうせいけいかく)
- 末世に対抗する計画。実体は不明。元々は三河が発案し、P.A.Odaに持ちかけた。大罪武装開発も計画の一環。
- 琵琶湖(びわこ)
- 大規模ステルス空間で隠蔽された地域。内部は造船所になっているらしく、安土城が建造された。
- 竜脈炉(りゅうみゃくろ)
- 弾頭型の地脈炉。故意に暴走させ広域を破壊するが、地脈を狂わせるため後世まで被害が残る。
- 航空艦攻撃(こうくうかんこうげき)
- 無人航空艦を直上から敵にぶつける戦術。羽柴考案でマクデブルクの略奪にて初採用、大威力の奇襲として他国も模倣する。
- 劔神社(つるぎじんじゃ)
- P.A.Odaの主社。
戦艦
- 鉄甲艦(てっこうかん)
- 黒塗りの重装甲戦艦。主力級として多く造られ、特に九鬼・嘉隆が建造に長ける。
- 安土城
- 旗艦。6艦が連動した戦闘用航空艦群で、武蔵に似る。
- 白鷺・改(しらさぎ・かい)
- ジズ級打撃型戦艦。艦長は滝川・一益。かつて羽柴が高空用に改修したもので、高速機動が売り。印度諸国連合が打倒を狙っている。
- シギサン
- ヨルムンガンド級1艦とクラーケン級8艦の戦艦群。艦長は松永・久秀。円盤形の中央艦に連動する8艦の戦艦で、平蜘蛛を模す。
- 清洲(きよす)
- 信長直轄の主力航空艦。長篠の戦いにて弁慶と交戦し大破。
- 墨俣(すのまた)
- 羽柴が建造した高速艦。“一夜城”の歴史再現で建造された。訓練艦として用いられていたが、戦艦に改装され長篠の戦いに参戦。
- 長浜(ながはま)
- 輸送艦から改造した軽打撃艦。
- 聚楽第(じゅらくだい)
- 戦闘外交艦。所有者は羽柴・秀次だが、昏睡中のため駒姫が艦長代理。ノヴゴロド墜落の際、被害を止めるために用いられ大破。
M.H.R.R.の用語
- M.H.R.R.(神聖ローマ帝国)
- 無数の領邦からなる国。旧派主体だが改派を信仰する領邦も多く、対立している。旧派がP.A.Odaを後援とし、改派は英国と協同して末世研究を進めている。大罪武装「飽食の一撃」を所有する。
- 副総長(ふくそうちょう)
- 各領邦の統治者。M.H.R.R.限定の制度。総長を輩出した領邦の後任副総長は、生徒会長を兼任して上位化するのが習わし。
- マクデブルク
- 改派の領邦都市。印刷・出版業に長ける。英国と協同で末世研究を進めており、花園を持つ。虐殺の歴史再現を持ち、それを防ぐ人質としてアンヌやルドルフを近辺に囲う。
- マクデブルクの半球(マクデブルクのはんきゅう)
- 人工的な末世を障壁として展開する装置。対末世用に造られた。出力に正比例した防御力を得られるが、末世の根本的な解決策にはならない。
- ハーメルンの笛吹男(ハーメルンのふえふきおとこ)
- 大量の児童が行方不明になる昔話。公主隠しとの近似性が示唆される。
- ハプスブルク家(ハプスブルクけ)
- M.H.R.R.の王族。多産の歴史再現のため、家系的な肉体改造を行っている。変身能力、交配の自由化、無痛覚を目的とし、これは男性にも現れる。
- 独逸傭兵団(ランツクネヒト)
- 戦闘系の部活。公的には「現金報酬で助力する留学生集団」。長は前田・利家。団員は戦地で募集するため、学生を辞した者が国土防衛に参加する門戸でもある。
- 十本槍(じっぽんやり)
- 羽柴藤吉郎の対武蔵用部隊。羽柴がスカウトした若手集団で、該当者10人中9人は女性。現真田十勇士の面々が属す筈が、今の10人がそれを打ち破り、席を奪った。
六護式仏蘭西の用語
- 六護式仏蘭西(エグザゴンフランセーズ)
- 担当する国史 毛利+フランス
- 支配地域:中国地方
- 主教導院:Ecole de paris
- 制服:瀟洒なデザインの重量級、青色の基調が特徴
- 後の欧州最強国。騎士が武力を担い、武神を“騎馬”に解釈した強大な陸戦力を持つことで有名。世界各国側は繁栄を得るのに対し、極東側は大敗と没落の歴史再現を有する。太陽王ルイ・エクシブによる絶対王政の下、襲名独占による世界征服をかかげる。大罪武装「傲慢の光臨」「虚栄の降臨」を所有する。
- 狩猟館(パンション・ヴェルサイユ)
- 旗艦。多数の武神や戦士団を載せる大戦艦。
- 御菓子の家(おかしのいえ)
- 人狼女王の実家・セーフハウス。洋菓子を建材にした家屋。魔女製で、部品は「子供」にしか取り外せず、取られても自己修復する。
- 三銃士(さんじゅうし)
- 近衛銃士隊の主力。3体の戦闘用自動人形。リュイヌの武神化などで出来た欠員を埋めるため、創作の歴史再現で急ぎ造られた。
- 鳥取城(とっとりじょう)
- 対M.H.R.R.輸送艦。自動人形で歴史再現をしのいだ後、交換条件の下でM.H.R.R.に譲渡される。
- 武神砲弾(ぶしんほうだん)
- 中武神を縦列で突進させる戦術。地位や伝統に囚われない、機能性と合理性に基づく次世代の戦術。
- 衝撃砲弾(しょうげきほうだん)
- 純粋に衝撃だけを放つ非貫通弾。対艦特化の新型弾。超高速だが貫通しない。航空艦に撃ち込めば、それを散弾のように破裂させられる。
- 時間差砲弾(じかんさほうだん)
- 発射後に速度差が生じる砲弾。一般的に航空艦の障壁は、敵艦の砲撃タイミングから着弾時を計算し、自動で発生する。ゆえに同時砲撃でありながら着弾時がズレるこの砲弾は、航空艦での防御が難しい。
- プラットフォーム
- 武神射出用の空母型施設。未確認だが、実在は確定視されている。高度なステルス技術を備え、全貌は不明だが全長110m前後と見られている。これにより航空用武神を新造せずに済み、また武神2機で戦艦2艦を中破しうる。
関東勢力の用語
- 関東勢(かんとうぜい)
- 関東にある国々の総称。「関東諸家」とも。黎明の時代における極東中央部東側の末裔で、長寿族が威光を色濃く残す。世界各国側も非聖譜系が主で聖連の影響力が弱く、荒っぽい武闘派が多いことで有名。
- 里見(さとみ)
- 関東東端に位置する小国。少数精鋭で有名。鎌倉幕府滅亡後に一部の長寿族が起こした。豊かな領地を守るため、物語の歴史再現で強力な武装を造った。奥州西部の海上交通を押さえる位置にあり、印度諸国連合とは江戸湾の制海権を争う仲。安土城の出現によりP.A.Odaに敗北、事実上の属国となる。
- 印度諸国連合(インドしょこくれんごう)
- 多数の異族勢力からなる連合国。自動人形技術の本場。ムラサイ教譜のP.A.Oda傘下だが、反P.A.Odaを掲げる。主権を確立するため、先代頭首と重臣が互いの子を国主とする政策があったが、失敗した。それでも先代頭首は娘の氏直を後継とし、それは成功したが、代償に重臣や許婚の子は追放された。
- 小田原城(おだわらじょう)
- 印度諸国連合の旗艦。平たい稜角型の戦闘艦。
- 光臨弾(こうりんだん)
- 着弾時に放つ光で照らした物を融解する砲弾。「指導者によって覚醒する支持者」を示す術式で、光ではなく、それを浴びた物が効果を起こす。融解は光を浴びる角度や反射率による。また人体に融解は生じない模様。
- 清武田(しんたけだ)
- 関東最大の強国。P.A.ODAの東北進出を止める防波堤を担う。移動都市を用いた遊牧文化。長篠の戦いでP.A.Odaに敗北し、総長・義経を失う。
- 躑躅(つつじ)
- 旗艦・首都。都市としての弁慶の異称。
- 真田(さなだ)
- 主教導院:真田教導院
- 制服:覚羅教導院と同じ
- 山間の小国。清武田の傘下だった。歴史再現の末に流れ着いた者達が多く、忍者や竜属が多く属している。関ヶ原以後を見据え、勢力を二分する歴史再現で内部派閥が二分している。
- 副長派(ふくちょうは)
- 現在の主体派。長は副長の信繁。竜属と十勇士を味方とする。羽柴内での優遇を得るため、武蔵に幾度も挑む。
- 真田十勇士(さなだじゅうゆうし)
- 主力。「要らず」を自称する忍者集団。現役は元P.A.Oda所属で、本来十本槍となる筈が競争に敗れ、国を去った者達。後に真田に流れ着き、老いた竜属である先代達の後継者として迎えられた。
- 山家神社(やまがじんじゃ)
- 真田の主社。イザナミとククリヒメを奉る。
- 真田の遺跡(さなだのいせき)
- 天津乞神令教導院の1つと見られる遺跡。元信や信康が研究に用い、信康の遺言で酒井がほとんどを破壊した。30年前に島原の乱の残党が再反乱を起こした地だが、そこには幾らかの謎がある。
奥州勢力の用語
- 奥州勢(おうしゅうぜい)
- 奥州にある国々の総称。事実上、上越露西亜も含む。極寒を生きるため談合と中央集権を重視し、魔神族などの異族が多い。関東同様の出自だが、相互補助の精神を色濃く残し、同胞意識が極めて強い。
- 多重重奏領域(たじゅうじゅうそうりょうき)
- 重奏領域の密集地域。奥州の場合、本州北部にロシアの気候が上書きされる極寒地帯となった。ゆえに欧州の国々は自給自足を重視し、敢えて重奏領域内に生活の場を持った。
- 上越露西亜(スヴィエートルーシ)
- 現在の北部最強国で欧州7大国の一つ。P.A.ODAの一向一揆衆も合わせた魔神戦士団と、“挨拶”に長けた艦隊を擁する。校舎周辺に植物園や動物園が多い。短期な夏を尊び、夏祭りが客人への最大の歓迎。大罪武装「憤怒の閃撃」を所有する。
- “挨拶”(プリヴェート)
- 短期の艦上戦。自艦と敵艦の甲板をすれ違わせ、交差する間にお互いの戦士団をぶつけ合う。甲板の積雪・氷結防止の重力制御を用いたもので、中世に流行した決闘祭を真似たのが発祥。
- ノヴゴロド
- 上越露西亜最古の都市。半球状の都市艦。市長はマルファ。マルファの一族が市長で守護を勤め、最奥には最古の天津乞神令教導院がある。歴史再現で全市民が死者化し、不休の大商業都市となった。後に七尾城を二重襲名。
- 死者戦士団(ししゃせんしだん)
- マルファが率いる部隊。現ノブゴロド住人のほぼ全てが該当。粛正の「人口が1/4になる」歴史再現を利用し、4人分の遺体を1体にまとめた強化戦士で構成される。ゆえに体は奇形かつ不揃い、魂も不完全で自我も迷いも無い。
- 平泉(ひらいずみ)
- 奥州藤原氏を存続させる長寿族の隠れ里。黎明の時代の記録を持ち、その出自もあって三国の談合では中心を担った。
- 水戸(みと)
- 江戸湾に面するミトツダイラの領地。領主が不在がちで土地の管理は甘いが、領民には愛されている。名産品は納豆と肉。
- 大共同体(だいきょうどうたい)
- 様々な種族・出自がともに暮らす場。黎明の時代に失われ、後の争いは「これを破った者達=裏切り者との戦い」の意味もあった。奥州勢の強い同胞意識や、平泉が聖連と距離をとりつつも助力するのは、ここに起因する。
- “約束”(やくそく)
- 三国の談合会、正確にはそこで交わされた約束のこと。幼少の政宗と小次郎、駒姫、繁長を主に、後見人で義姫、義光、景勝(当時の謙信)とマルファが参加した。ここで政宗らは「いずれ失われる小次郎と駒姫を守り、自由にする」という誓いをたてた。
- 奥州シビル(おうしゅうシビル)
- 地域:東北
- 極寒の氷雪地帯。「シベリア未踏地域」とも。歴史再現で暫定支配できない地域の1つ。東部を伊達、西部を最上が統べる。
- 伊達(だて)
- 担当する国史: 伊達
- 主教導院:仙台伊達教導院
- 制服:J.M.K.と同じ
- 松平の治世で奥州覇者となる国。竜をシンボルとして掲げ、機竜を参考にした竜頭の武神部隊を擁する。拠点「仙台城」には農園や広大な庭があり、豊かな自然が作られている。松平治世を前提にしていたため、三方ヶ原の戦いの敗戦に最も過敏に反応した。
- 最上(もがみ)
- 担当する国史: 最上
- 主教導院:山形城
- 制服:J.M.K.と同型だがメインカラーは黄色
- 一代で台頭した大国。義光のワンマン体制で、総長連合がほぼ存在しないのが特徴。領土は奥州最大で、鬼切で上越露西亜・伊達を同時に相手取る。雪を最大活用した町づくりや農業を行っており、米所としても知られる。
- 山形城(やまがたじょう)
- 旗艦・教導院。三胴式の大型艦。砲撃制御が義光の持つ大型扇子と直結しており、機敏な統制が可能。
その他の用語
事件
- 重奏統合争乱(じゅうそうとうごうそうらん)
- 交戦戦力:極東中央部vs世界各国+極東地方勢力
- 重奏世界崩壊で再発した土地不足をめぐる戦い。約160年前に勃発、南北朝戦争に疲弊した神州側は早期降伏し、極東と改名した。こののち極東は世界各国側に暫定支配され、日本史と世界史の重複再現が始まる。
- 公主隠し(こうしゅかくし)
- 被害者の足跡が完全に絶える神隠し。被害者は襲名者やその近親者が多く、過去に一度消息を絶っている。帰還した時、当事者は「どこにもない教導院にいた」と語っていたという。
- 二境紋(にきょうもん)
- 公主隠しの現場に残る紋章。円の中央に横一線を引いた形。
- 末世(まっせ)
- 聖譜の更新停止を「この世の終わり」とする推測。流体消滅という「本当の無」が、怪異を起こしながら蔓延する現象とされる。単語自体は「この世が終わるという推測」全般を指し、幾度か「末世」は起きている。
- 三河消滅(みかわしょうめつ)
- 交戦戦力:三河首脳部vs三征西班牙+K.P.A.Italia
- 新名古屋城の暴発をめぐる戦い。創世計画の始まりとして暴発を望む元信を、2国が鎮圧しようとする。なお暴発を望んだのは元信とそれに従う側近で、三河警護隊は無関係。
- 武蔵相対戦(むさしあいたいせん)
- 交戦戦力:ホライゾン救出派vs生徒会+領主部会+機関部会
- 武蔵の方針を決めるための生徒総会。ホライゾン救出を望む一派に、救出後を案じる各部署の代表が応じた。方針確定のため代表戦が行われ、2回先勝の確定もありの3回戦方式がとられた。
- 三河争乱(みかわそうらん)
- 交戦戦力:武蔵vsK.P.A.Italia+三征西班牙
- ホライゾン救出を賭けた戦い。武蔵用陸港から審問艦が停留する一般陸港へ進軍する武蔵勢を、2国が防衛する。
- 英国前襲撃(えいこくまえしゅうげき)
- 交戦戦力:武蔵vs三征西班牙/武蔵vs英国
- 聖連への忠誠証明で断続的に行われた襲撃戦。三征西班牙は「敵国・英国への物資援助の阻止」を名目に役職者総出で襲撃。英国は「立場不透明かつ戦闘中の武蔵の国領侵入阻止」で“女王の盾符”が出場した。
- 英国との通商会談(えいこくとのつうしょうかいだん)
- 交戦戦力:武蔵生徒会会計vs英国“女王の盾符”会計
- 輸入品「食肉」をめぐる交渉。武蔵の目的は、三河からの航行で賞味期限寸前の食肉を、消費率の高い英国で売り切ること。英国の目的は、間近に迫るアルマダの海戦に備え、出来るだけ安く多く仕入れること。英国に望むまま買い叩かれた場合、武蔵は向こう2年分の損失となる。
- 春期学園祭(しゅんきがくえんさい)
- 武蔵・英国間の祭り。食肉の短期消費と戦前の鼓舞を目的とし、開催期間の設定が会談の要となった。開催期間が11日間を下回る場合、武蔵側は利益を得られない。
- 英国相対戦(えいこくあいたいせん)
- 交戦戦力:武蔵vs“女王の盾符”
- 対英会議を挟み、1度目と2度目に分けられる。
- 英国相対戦1
- 武蔵総長との交渉権を賭けた相対戦。“女王の盾符”は武蔵の吸収を図るが、相対権が特務級で直接総長と相対できない。ゆえに相対戦の勝利で権利の繰り上げを目論み、武蔵の役職者数名を襲った。
- 英国相対戦2
- メアリの身柄をめぐる戦い。英国が国防強化のため行う処刑を、武蔵は点蔵の告白と大義貫徹のため強襲した。アルマダの海戦前半と同期し、戦線に出なかった武蔵と英国の役職者や戦士団が争った。
- 対英会議(たいえいかいぎ)
- 交戦戦力:武蔵vs英国vs三征西班牙vsP.A.Oda
- 武蔵・英国間の同盟をめぐる会議。武蔵は英国の貿易拠点化をもって同盟を求めた。そこへ三征西班牙やM.H.R.R.を代表した利家が介入、経済問題や三河での大義不貫徹を指摘した。
歴史再現の事例
概要は前述を参照。
- 戦国時代(せんごくじだい)
- 群雄割拠の大名が争う極東側の大戦争。P.A.Oda優勢、M.H.R.R.(羽柴)制覇、極東の治世という3段階に分けられる。歴史再現の前倒しや後回しが続発し、進行が遅延している。
- 三十年戦争(さんじゅうねんせんそう)
- M.H.R.R.の内乱に始まる各国を巻き込んだ大戦争。ヴェストファーレン会議をもって終結する。
- ヴェストファーレン会議(ヴェストファーレンかいぎ)
- 更新停止した聖譜が最後に示す歴史再現。M.H.R.R.敗北、阿蘭陀とスイスの独立などを取り決めた。現状、公に開ける唯一の国際会議で、武蔵はこれに向けた活動を行っている。武蔵は大坂の陣をヴェストファーレン会議内で行うことを決め、本来は出場できない国や勢力も参加させた全世界国際会議を実現する。
- 南北朝戦争(なんぼくちょうせんそう)
- 南北の朝が帝位を求めた争い。争う中で神器が紛失、地脈の制御が乱れて重奏世界は崩壊した。
- レパントの戦い(レパントのたたかい)
- 厳島の合戦との二重襲名となった多重戦。
- レパントの海戦側交戦戦力:三征西班牙vsP.A.Oda
- 厳島の戦い側交戦戦力:三征西班牙vs六護式仏蘭西
- 当時の三征西班牙は英国、M.H.R.R.、K.P.A.Italiaと親しく、六護式仏蘭西は包囲打開のため猛攻した。さらにP.A.ODAは事実上の勝利を得るため、歴史再現以上の侵攻を仕掛けた上で自ら敗北宣言をした。かたや激戦、かたや殺戮の様相を呈した戦場は、三征西班牙の多大な損害となった。
- アルマダの海戦(アルマダのかいせん)
- 交戦戦力:英国+武蔵vs三征西班牙
- 超祝福艦隊が英国本土を一周する戦い。7つの戦場に分けられる。三征西班牙は史実の惨敗を実質的勝利の解釈で済ませ、後の没落回避を目論む。武蔵は英国に傭兵として助力、三征西班牙はセグンドが決死の艦隊代行を行った。後に超祝福艦隊が復帰するのを境に、前半戦と後半戦に大別される。
- 第二次木津川口の戦い(だいにじきづかわぐちのたたかい)
- 交戦戦力:K.P.A.ItaliavsP.A.Oda
- 厳島をかけた艦隊戦。現代でP.A.OdaがK.P.A.Italiaを攻め込める唯一の歴史再現。九鬼率いる鉄甲艦隊と孫一に対し、K.P.A.Italiaは村上水軍と道雪の防衛戦を展開した。
- マクデブルクの掠奪(マクデブルクのりゃくだつ)
- 交戦戦力:改派+武蔵+六護式仏蘭西vsM.H.R.R.旧派+P.A.Oda
- マクデブルク市で起きたM.H.R.R.内の内乱。旧派が改派への見せしめで行った虐殺と暴行だが、三十年戦争敗北の契機となる。アンヌとルドルフを人質に先送りにしていたが、アンヌの寿命を契機に断行された。改派は傭兵として武蔵、アンヌの母国の六護式仏蘭西の助力を得るが、旧派はP.A.ODAの新兵器を多用した。
- 三方ヶ原の戦い(みかたはらのたたかい)
- 交戦戦力:武蔵vs清武田+P.A.Oda
- 武蔵こと水戸松平が喫する大敗戦。清武田の国力が落ちる契機。武蔵は談合で実戦の回避を図る。結果、武蔵が寄港地・江戸に着くまで、清武田が雇った独逸傭兵団とP.A.Oda艦隊が行う追撃戦となる。
- 長篠の戦い(ながしののたたかい)
- 交戦戦力:清武田vsP.A.Oda
- 清武田の武田側戦力が滅ぶ戦い。三方ヶ原の戦いに向かうP.A.Oda艦隊の一部を、義経と弁慶が迎え撃つ形となった。
- 御館の乱(おたてのらん)
- 交戦戦力:上杉・謙信(イヴァン4世)勢力vs上杉・景虎(ノヴゴロド)勢力
- 「ノヴゴロドの大粛正」との二重襲名となった大虐殺。総長の襲名を謙信から景勝へ乗り換えることを初め、体制を一新のために行われた。結果、兼続と繁長の起用で後世を見据えた体制を築き、ノヴゴロドも商業・武力の面で力を増した。だが全ノヴゴロド市民は自害で動死体となり、部下を失い孤立したマルファは景勝と道を分かった。
- 秀次事件(ひでつぐじけん)
- M.H.R.R.(羽柴)内の歴史再現。羽柴・藤吉郎の寵愛を得る秀次が、側室の駒姫ともども突如自害させられる事件。奥州勢で続いた自害もあり、幽霊化した小次郎に秀次襲名がなされた。
- 鳥取城の戦い(とっとりじょうのたたかい)
- 交戦戦力:六護式仏蘭西vsM.H.R.R.
- 羽柴軍に包囲された毛利軍の篭城戦。史実では毛利軍は全滅するが、六護式仏蘭西は自動人形により解釈で済ませた。さらに降伏の条件で人狼女王の二重襲名を認めさせ、彼女の極東側歴史再現の参戦権を得た。
- 手取川の戦い(てどりがわのたたかい)
- 交戦戦力:上越露西亜+武蔵+英国vsP.A.Oda
- 後半で「魚津城の戦い」に変更されるノヴゴロド攻略戦。いずれも信長暗殺と織田勢内乱を助長する歴史再現で、P.A.Odaへの抑止力とされた。だがP.A.Odaは、創世計画と本能寺の変に助勢となる解釈を入れるため、敢えて行った。
- 朝廷の東征(ちょうていのとうせい)
- 黎明の時代の争いのこと。歴史再現開始時、当時の争いを後付けで歴史再現に当てはめた。
武装
- 機動殻(きどうかく)
- 搭乗型のパワードスーツ。現代は、飛行機能も備えた高速機動重視の設計が主流。
- 奔獣(ほんじゅう)
- 丸々とした青い機動殻。所有者はアデーレ・バルフェット。速度も可動性も無いが、常軌を逸した耐久力を誇り、緊急脱出用の大跳躍も可能。戦時はペルソナ君で機動力を補った盾役が主。
- 不転百足(ふてんむかで)
- 百足を模す黒緑と朱色の機動殻。所有者は伊達・成実。百足の顎を模した剣を武器に、四肢の高速換装など成実の義肢を活かす機能を有す。
- 鬼武丸(おにたけまる)
- OSとして源・頼朝を搭載している機動殻。所有者は島・左近。攻撃を面として展開できる。
- 駒王丸(こまおうまる)
- OSとして源・義仲を搭載している機動殻。鬼武丸と違い、義仲本人の遺骨を部品として使っており、中に人が入る必要はない。
- 型の損傷が激しいために生前の記憶はないが、戦闘能力は受け継いでおり、口からビームを出せる。
- “黒嬢”(シュバルツ・フローレン)
- 黒い強化機殻。使用者はマルゴット・ナイト。後に新型が開発され、アルマダの海戦の折に持ち替えた。機動力は向上し、また魔術式の準対艦砲により単独で武神を撃破せしめる。
- “白嬢”(ヴァイス・フローレン)
- 白い強化機殻。使用者はマルガ・ナルゼ。旧型は三河争乱にて大破、アルマダの海戦から新型を用いる。空間描写による射線誘導が可能。また新型“黒嬢”との合体も可能だが、燃費が悪い。
- 立花・誾の武装一式
- 下記の他、戦闘も想定した大型義椀を常備している。
- 十字双剣(じゅうじそうけん)
- 2本の剣を繋いだコの字型の双剣。分解も可能。元々は四つ角十字の制御器も兼ねていた。
- 十字砲火(アルカブス・クルス)
- 十字架型の浮遊砲。普段は義椀の二律空間に収める。
- 四つ角十字(クアトロ・クロス)
- 大型の十字砲火。短期決戦用の最強武装。現在は誾の生来の腕を改造した義腕の二律空間に収めている。
- カレー
- 神の国の食べ物。使用者はハッサン・フルブシ。武蔵の対艦兵器の1つ。神聖な力で霊を即成仏させる加賀百万Gの天敵。
- 千本薔薇十字(Wars of the roses)
- 1対の十字ハンドル型の武装。使用者はF・ウォルシンガム。単体でもブレードとして使えるが、計128枚に分解するナイフも搭載している。さらに鉄管4本を用いて十字槍、狙撃可能な十字砲にもできる汎用性の高い武装。
- 重力刀(じゅうりょくとう)
- 刀身の無い刀。使用者はウオルター・ローリー。起動すると重力帯による不可視の刃が伸びる。
- “霧拓き”(きりひらき)
- 三河製の自動人形専用重力刀。使用者は“浅草”。自動人形の重力制御と併用し、より長大な刀身を形成する。“武蔵の武装禁止”に抵触しかねないため、身内相手の訓練などにしか使えない。
- ヤタガラス
- 3丁の浮遊長銃。使用者は鈴木・孫一。それぞれは一つの自我で動く。連携により対艦用の巨大砲撃も撃てる。
- 天下険山(てんかけんざん)
- 約千本の大刀を収めた巨大コンテナ。使用者は北条・氏直。大刀は術式火薬の自動抜刀式で、射出により放たれ、重力制御によって振り斬る。
- 明星(みょうじょう)
- 約15mの大刀。天下険山の主力。
- 自動離脱具足(リアクティブアーマー)
- 危機的状況下では装甲の自動パージで所有者を退避させる鎧。
- 影虎(かげとら)
- 巨大な腕部の遺骸群。使用者はマルファ・ボレツカヤ。ノヴゴロド死守を望む歴代市長の護衛の腕で、保存の仕方で黄か黒に変色する。影虎はマルファによる俗称で、正式名称は「虎翼(こよく)」。
体術
術式を用いない身体技能。ただし流体や武装による補正を含む場合もある。
- 西班牙方陣(テルシオ)
- 槍隊を銃隊で囲んだ密集陣形。現代のメジャー。鈍重だが防衛力に長ける。三隊以上、約千人での運用が一般的。
- 車輪陣(しゃりんじん)
- 円陣を回転させる高機動陣形。戦艦用。回転中に相手と向き合った艦のみが攻撃し、他は準備を行うローテーション形式。
- 忍術(にんじゅつ)
- 忍者が鍛錬で成す技能の総称。隠密行動や要人警護を範疇とし、一環として自然環境の熟知や活用も要す。
- 壁面走行
- 垂直の壁を助走無しで走る技術。熟練者は壁面での静止、胡座も可能。
- 八艘飛び(はっそうとび)
- 100mを超える跳躍術。使用者は義経。後に二代は、独学でこれに相似する跳躍術を編み出した。
- 土下座(どげざ)
- 相手の正面で為せばどんな陳情も通せる交渉術。極東の歴史再現が保証するもので、菓子折り付きだとなお有効。各国会計が様々なバリエーションを開発している。
- トリプルアクセル土下座(トリプルアクセルどげざ)
- 跳躍中に横三回転してから行う土下座。シロジロが中等部のインターハイ以来使うことが無かったほどの大技。
- 真空土下座(しんくうどげざ)
- 真空発生術式で到達速度を上げた土下座。使用者はゲーリケ。
- 垂直土下座(すいちょくどげざ)
- 直立させた床や天井の面上で行う土下座。逃げ回る相手にも土下座を成立させるべく編み出された、前人未到の新技。
- 疾走の土下座
- 遠くから滑走してくる土下座。術式でドリフトなど車のような駆動が可能。
- 巨乳防御(きょにゅうぼうぎょ)
- 重厚な胸部体積を緩衝剤にした恒常性の防御技能。能力値が高い人狼女王の場合、半狼による王賜剣一型の袈裟切りにも耐えられる。
- 貧乳回避(ひんにゅうかいひ)
- 軽量な胸部体積を活用した恒常性の回避技能。相手の攻撃を避けやすいのは勿論、相手の固技が発動しにくいという利点がある。
武神
- 武神(ぶしん)
- 人が同化し操る人型機械の総称。ほぼ重武神の同義語。軽、中、重の分類があり、後者ほど巨大で人型に近く、性能も優れる。
四聖
- 四聖(しせい)
- 三征西班牙の歴史再現で造られた神格武装級の重武神。計4体。白虎は三征西班牙が接収したが、青龍は外国で発見、残りは行方不明となった。専用の術式OSを持ち、各々が山川道澤の何れかの術式を持つ。
- 地摺朱雀(じずりすざく)
- 能力:澤…空中の性質により無限に落下加速する平面空間「矛盾の湖沼」を作る
- 赤と黒の女性型。所有者は直政。失った多くの初期装備を通常武神の部品で補っており、元来の性能を失っている。直政の走狗が制御し、瀕死状態の直政の妹が、動作に要す部品として搭乗する。三河騒乱で猛鷲の翼、英国で戦艦砲を流用した狙撃銃を獲得、次第に武装を増やしていく。
- 道征白虎(みちゆきびゃっこ)
- 能力:道…どんな場所も足場として回避を行う「大道」を作る。
- 白い女性型。所有者は江良・房栄。左肩の超振動破砕砲「咆哮列化」は射程約5mだが、射程内では強大な威力を有す。
- 青竜(せいりゅう)
- 能力:川…千差万別の軌道を描く「落雷の水流」を降らせる
- 青い竜型。所有者は伊達・政宗と羽柴・秀次(伊達・小次郎)。伊達姉弟が持て余す龍神の力を動力源として解消すべく、共有設定で与えられた。だが秀次の死で暴走、毎夜毎に政宗の力を削って暴走するようになったが、成実達の尽力で政宗が制御出来るようになる。
- 日溜玄武(ひだまりげんぶ)
- 能力:山
- 黒い亀型の竜。所有者は蜂須賀・小六。防御障壁の応用「過多突け」を使用する。また、亀型に見えるのは外殻であり、内殻は細身の黒のドレスを纏った女性型である。
里見製
- “八房”(やつふさ)
- 総長専用の神格武装級武神。現所有者は里見・義康。高出力の駆動機「八玉駆動機」を持ち、世界的にトップクラスの性能を誇る。乗り手には八徳が求められ、また制御には村雨丸の連動を要する。
- “八犬”(はっけん)
- 先代義頼が造った神格武装級の重武神。計8体。国土防衛を目的とし、“八房”の下に位置づけられる。「八犬」は操縦に要する八徳のいずれかと同名を冠する。
その他の武神
- 猛鷲(エル・アゾゥル)
- 三征西班牙の量産型武神。十字架の意匠が特徴。飛行専用で足首が無い。武蔵を監視する艦には、3体が搭載されていた。
- 四脚の重武神
- 立花・道雪の専用機。文字通り4本足の特殊な武神。K.P.A.Italia所属。道雪の「御輿に乗り戦った」という逸話の歴史再現で造られた。
- 雷切(かみなりぎり)
- 武神用の太刀。所有者は立花・道雪。空間を雷に変換して叩き斬る。連発すると空間が変換に慣れて威力が落ち、慣れが消えるまで発動できなくなる。
- パレ・カルディナル
- 六護式仏蘭西の旗武神。銀色の女性型。アンヌの専用機で、今はリュイヌが機体そのものとなって制御している。マクデブルグの略奪で投下された竜脈炉を安全圏まで運び、アンヌらとともに消滅。
- 左月(さげつ)
- 鬼庭・綱元の専用機。頭部に鬼角が特徴。伊達所属。
- 人間無骨(にんげんぶこつ)
- 森・長可の専用機。P.A.Oda所属。森が内部機構を代行し、骨格の無い筋繊維を活かした俊敏な格闘戦が可能。最大の特徴は、強い弾性と再生力による防御力。分離体12本も同装備だが、やや制御が甘い。
神格武装
流体で固有機能を起こす武装の総称。武装の襲名をしていることが多い。
- 蜻蛉切(とんぼきり)
- 和槍型。現所有者は本多・二代。刃に映すものの名を介して対象を割断する。自我があり、意思を文字表記する。三河製で、悲嘆の怠惰の試作品。伸縮機能があり、後にバネ仕掛けに改造された。不確かな名称や対象が複数あると効果が減衰し、刃を障害物で覆われると発動しない。
- 通常駆動:対象は物体や術式に限定される。
- 上位駆動:方角などの事象も割断できる。
- 蜻蛉スペア(とんぼスペア)
- 蜻蛉切の模倣品。オリジナルに劣り、その機能は「割打」と表現される。マクデブルクの略奪で大破したオリジナルが、修復するまでの代用品とされた。
- 銀鎖(ぎんさ/アルジョント・シェイナ)
- 先端に爪形の宝石飾りがある鎖。所有者はネイト・ミトツダイラ。4本1組で自我を持ち自立もできるが、ネイトは自らの力を伝播する術式も用いる。処刑時に“聖なる小娘”を縛った鎖を、人狼女王の母らが回収・改造したもの。天使の聖別と不死系異族の特性を持ち、満月の光を受けると自己修復する。
- 王賜剣(エクスカリバー)
- 英国の本土防衛用術式剣。現在2本が存在する。かつて折れ、倫敦塔で地殻塊に刺さる形で安置されている。これを抜く者は王の資格者であり、いかなる罪も許される。
- 王賜剣一型(E.X.コールブランド)
- 王賜剣の本体。実体で双剣型。縦にくっつければ一本の大剣となる。所有者はメアリ。流体砲の機能も持つが、英国の流体でしか燃料を充填できない。犬っぽい性格。
- 王賜剣二型(E.X.カリバーン)
- 王賜剣の力だけを抜き出した術式の塊。光の大剣型。所有者はエリザベス。「対象を英国外へ斬り飛ばす」加護を持った衝撃波を放つが、連発できない。一型を抜くための鍵で、抜けた後は実体化してエリザベスの所持品となる。抜けた後は連射可能となった。
- 鞘
- 所有者が「流血しなくなる」効果を持つ。紛失している。英国の王、ひいては英国の不死を約束する武装とされる。
- “英国認印”(シールオブクイーン)
- 槌型。所有者はニコラス・ベーコン。対象と対義する「英国の全て」を一瞬だけ展開する。地を打てば英国領土の全重量、空を英国の全大気を打込める。
- 村雨丸(むらさめまる)
- 剣砲型。武神用と個人用の一対。現所有者は里見・義康。大小双方が連動すれば“八房”を操れる。八徳を持つ者にしか抜けない。由来は、あまりの威力に大気が爆ぜ、水蒸気が集まり雨が降ることから。
- 銀十字(アルジェント・クロワ)
- 十字架型。所有者は人狼女王。内部に封じた打撃力を放つ。“聖なる小娘”を拘束した磔刑台を、人狼女王の母等が回収・改造したもの。
- 戦乙女の神鉄槌(ワルキューレ・マルトー)
- 銀十字の攻撃形態。クロスボウの機構で打撃力を放つショートレンジ砲。
- 瓶割(かめわり)
- 太刀型。所有者は柴田・勝家。刃に映した対象を割砕する。蜻蛉切の兄弟武器。圧縮燃料を専用に展開して放つため、タイムラグが大きい。
- 瓶貫(かめぬき)
- 長巻に似た槍型の準神格武装。現所有者は立花・宗茂。穂先を向けた対象に向けて進む自動突撃槍。武装程度の大きさしか起点にできない不良品。
- 一ノ谷(いちのたに)
- 長方形の刃をした和槍型。所有者は福島・正則。流体攻撃を取り込み保存する機能と、それを放出する機能を持つ防御用武装。
- カレトヴルッフ
- “レ”字型刃を持つ1対の槍。所有者は加藤・清正。王賜剣二型に酷似した大規模攻撃を放ち、また弱出力で石突きから放つ加速器の機能も持つ。
- 鬼切(おにきり)
- 日本刀型。所有者は最上・義光。斬った対象の記憶から「対象の支援者」を読み取り、不可避の切断を叩き込む。複数への同時攻撃が可能。威力は、媒体となる対象が支援者を意識する度合いに比例する。
- 金槌(かなづち)
- 大きな鉄槌型。所有者は柳生・宗距。空間を打撃して、範囲内にあるものを破裂させる。
- 本庄盾(ほんじょうたて)
- 盾を形成する神格術式。使用者は本庄・繁長。木製の盾で大砲の弾を防いだことに由来。同時に複数を形成可能で、シールドアタックなどの攻撃転用も想定している。
大罪武装
- 大罪武装(たいざいぶそう/ロイズモイ・オプロ)
- 大罪を模した神格武装の総称。運用の自由度が高く、単体で都市を破壊できるため、各国が重要視する。小消費低出力の「通常駆動」と大消費大出力の「超過駆動」の、2つの機能を持つ。元信がホライゾンの感情で造り、各国に預けた。揃えた者は末世を左右するとされる。流体燃料がとてもよくかかる。
- 使用者の大罪に対する忌避の感情トリガーに流体燃料を消費し、発動する武装であり、『説教武装』とも取れるが、これは松平・元信が末世を発動させている人格を持った運命を消すために作った武装。しかし、運命自体は大罪を忌避しているためそのまま使っても同意されるだけで効かないと言うことが判明した。
- ホライゾンの感情で出来ているが二種類あり、一つはホライゾンが持っているもの。もう一つは馬車に轢かれるまでの幼少期のホライゾンの記憶を反芻し、客観的に抽出した安定している方である。後者の方は織田・信長が仕様。
- 悲嘆の怠惰(リピ・カタスリプシ)
- モチーフ:悲嘆(怠惰の原型の片割)
- 通常駆動:刃に映す名を介した対象の割断
- 超過駆動:約3キロに渡る「掻き毟り」の砲撃
- 剣砲型。所有者は立花・宗茂。元々は三征西班牙に預けられていたが、極東に回収された。通称「宗茂砲」。不発が多く、戦力のインフレに悩まされ気味。
- 淫蕩の御身(ステイソス・ポルネイア)
- モチーフ:淫蕩
- 通常駆動:触れた個人の攻撃を無力化、武器を解体する
- 超過駆動:半径約3キロで認識した敵軍の攻撃を無力化、武装を解体する
- 戦槌型。所有者はインノケンティウス。K.P.A.Italiaに預けられている。
- 嫌気の怠惰(アーケディア・カタスリプシ)
- モチーフ:嫌気(怠惰の原型の片割)
- 通常駆動:不明
- 超過駆動:敵が「自分の欠点」と思う部位を“嫌気”の力で束縛する
- “悲嘆の怠惰”に酷似した長剣型。所有者はフアナ。三征西班牙に預けられている。
- 拒絶の強欲(アスピザ・フィラルジア)
- モチーフ:強欲
- 通常駆動:防御力の発生
- 超過駆動:所有者が得た「痛み」を流体に変換する
- 盾型。所有者はトマス・シェイクスピア。元々は英国に預けられていたが、極東に回収された。
- 傲慢の光臨(フォス・ハイペリファニア)
- モチーフ:傲慢(「驕り」から二分した片方)
- 通常駆動:不明
- 超過駆動:所有者が誇りを保つ限り、当人の力を無敵にする
- 打撃棍型。所有者はルイ・エクシブ。元々は六護式仏蘭西に預けられていたが、極東に回収された。「驕り」を分化したモチーフのため、効果は個人限定で出力は低く造られている。
- 虚栄の降臨(フォス・ケノドクシア)
- モチーフ:虚栄(傲慢から二分した片方)
- 通常駆動:不明
- 超過駆動:所有者が虚栄を保つ限り、護衛の力を無敵にする
- 刀型。所有者は毛利・輝元。元々は六護式仏蘭西に預けられていたが、極東に回収された。「驕り」を分化したモチーフのため、効果は個人限定で出力は低く造られている。
- 飽食の一撃(フィオゴス・ガストリマルジア)
- モチーフ:暴食
- 通常駆動:不明
- 超過駆動:砲弾が弾けた周囲にいる敵の武装を、出力過剰にして自爆させる
- 石弓型。所有者はマティアス。元々はM.H.R.R.に預けられていたが、極東に回収された。
- 憤怒の閃撃(マスカ・オルジィ)
- モチーフ:憤怒
- 通常駆動:不明
- 超過駆動:所有者の怒りで強化する矢状の打撃を、視認した対象の胸部へ与える
- 弓型。所有者はマルファ・ボレツカヤ。元々は上越露西亜に預けられていたが、極東が回収した。
- 焦がれの全域(オロス・フトノース)
- モチーフ:嫉妬
- 機能:他の大罪武装の出力を操り、使いこなす
- OS「大罪武装統括OS:Phtonos-01s」。所有者はホライゾン・アリアダスト。最大の悪徳とされ、三河消滅まで隠されていた。
聖譜顕装
- 聖譜顕装(せいふけんそう/テスタメンタ・アルマ)
- 聖譜の力を転用した神格武装の総称。旧代と新代に対応し、7組14個が存在する。運用は戒律に縛られ、出力源である聖譜の保有国領土内でしか使えない。正確な出自が不明で、30年前に各国総長がどこからともなく持ち込んだ。欧州7大大国が所有している。
- 身堅き節制(クルース・テンペランティア)
- 枢要徳:第七聖譜「節制」
- 旧代:効果範囲にいる敵の時間を倍に引き延ばす
- 新代:敵が発動した能力を使用回数分だけ分割減する
- 三征西班牙が持つ。いずれも大剣型。旧代は弘中・隆包、新代はディエゴ・ベラスケスが所有。
- 巨きなる正義(ブラキウム・ジャスティア)
- 枢要徳:第五聖譜「正義」
- 旧代(左腕用):効果範囲にある武装を使用者ごと遠隔操作する
- 旧代(右腕用):英国の正義を乱す行動を失敗させる。穴をついても順次適応していく
- 英国が持つ。大きな篭手型。旧代の左腕用はロバート・ダッドリー、右腕用はフランシス・ドレイクが所有。
- 聖骸の賢明(コルプス・プルデンティア)
- 枢要徳:第四聖譜「賢明」
- 旧代:光に対し光量に比例した破壊力を与える
- 新代:敵は行動時に宣言を要し、無理が出来なくなる
- 六護式仏蘭西が持つ。いずれも円盤に似た翼型。旧代はルイ・エクシブ、新代は毛利・輝元が所有。
- 意欲の慈愛(アニムス・カリタス)
- 枢要徳:第三聖譜「慈愛」
- 旧代:味方の傷と疲労の全回復。1人には一日一回のみ、出血などの消費は適用外
- 新代:敵の戦闘行動を躊躇わせ一瞬停止させる
- M.H.R.R.が持つ。いずれも盾型。旧代は巴御前、新代は柴田・勝家が所有。
- 天渡の信仰(カプトファイデス)
- 枢要徳:第一聖譜「信仰」
- 旧代:使用者が信心を持つ限り、負傷を瞬時修復する不死の体となる。
- K.P.A.Italiaが持つ。輪型。旧代の正規所有者はオリンピアだが、今は御市に貸し出されている。
- 聖骸の勇気(クルース・フォーティチュード)
- 枢要徳:第六聖譜「勇気」
- 旧代:所有者が勇気を示す限り、麾下の者は勇気ある行動に、日に1回だけ無限の防御力を得る
- P.A.Odaが持つ。鎧の一部を先端に掲げた鉄棒型。
- 希望の聖譜顕装
- 枢要徳:第二聖譜「希望」
- 上越露西亜が持つ。
術式
流体を加工し奇跡を起こす技術の総称。様々な体系がある。
- 加護(かご)
- 具体的な効果のこと。神との契約や天性の附随など、術式無しで加護のみを持つ者もいる。
- ATELL(エーテル)
- 流体の最小単位。
- 拝気(はいき)
- 術式に使う流体の単位。1拝気は人が一時間存在するのに使う流体消費量(3600ATELL)と同量。
- 内燃拝気(ないねんはいき)
- 個人の体内に溜めた排気。1拝気に数時間の労力を要す。瞑想などで溜まる。
- 内燃総拝気量(ないねんそうはいきりょう)
- 内燃拝気の許容量。年齢に比例する傾向があるが、才能や修行が作用し、個人差がある。十代後半で内燃総排気量36は多め、40 - 50は極めて膨大な許容量にあたる。
- 外燃拝気(がいねんはいき)
- 貯蔵層に蓄積した排気。内燃拝気を体外へ抽出したもの。教譜内の共有財産で売買も可能。術式使用時はこちらを用いる場合が多い。
- 二律空間(にりつくうかん)
- 人や物に設定された異空間。主に武装の出し入れに用いられる。
- 通神(つうしん)
- 通信技術の総称。中継経路を「通神帯(ネット)」という。出力媒体に「神肖筐体(モニタ)」「神啓筐体(レディオ)」などがある。
- 走狗(マウス)
- 主の術式を補佐する霊獣型デバイス。走狗は神道仕様で、Tsirhc系は「走徒」、ムラサイは「精徒(ジン)」という。
- 創作術式(そうさくじゅつしき)
- 奏者側が制作する術式。既存術式をアレンジする。違法な機能を防止するため、調整や登録を担当する神社関係者を要す。
神道術式
- 神奏術(しんそうじゅつ)
- 神道教譜の術式。神社を介し神と契約して得る。効果は契約した神の権能に準じるが、仲介手数料を払えば他の神のものも使える。シンボルは鳥居。概要は上記を参照。
- 禊ぎ(みそぎ)
- 使用者の阻害要素を除外する効果。主に神奏術は禊ぎで加護を成すため、使用者以外を対象とする術式には不向き。
- 奉納(ほうのう)
- 神の喜ぶものや内燃拝気を納めること。「献納(けんのう)」とも。
- 代演(だいえん)
- 神が喜ぶものを拝気の代用品にできる制度。
神奏術
登場した神奏術のうち銘があるものを示す。銘が無いものは各登場人物の項を参照。
- 翔翼(しょうよく)
- 動く限り加速し続ける神奏術。使用者は本多・二代。移動を妨げる要素を禊ぐため、最終的には体重や疲労も無効化できる。反面、最高速度まで時間がかかり、「武装」と「動作で生じる風」の代演を要す。
- 葵・喜美の術式一式
- 高嶺舞(たかねまい)
- 干渉を無効化する神奏術。舞などの「芸能行為」を代演する限り、使用者が認めた相手しか干渉できない。干渉が代演の価値を上回れば無効化出来るが、逆に下回れば弾かれる。
- 転機編(てんきあめ)
- 舞台演出を行う神奏術。登録した楽曲や照明効果を最適に提供する。負担や消費が非常に少なく、高嶺舞などの基礎として併用する。
- ノリキの術式一式
- 打撃力の低さを克服するための3つの術式。認知さえ出来れば、物質・術式に限らず殴ることが可能なため、対象を正確に認知するためか、殴る前に「三発殴って-」の口上を唱える。順番に打撃を奉納する必要があるが、奉納の時間が開いてもその効果は持続しているようである。
- 幾重言葉(いくえことば)
- 奉納した文章の内容を現実化する神奏術。使用者はトゥーサン・ネシンバラ。可用性は高いが、奉納文は神が喜ぶレベルの小説形式の文章でなければならない。ネシンバラは準上位契約のため、書き溜めた文章を使用できる。
- 駆爪(かけづめ)
- 足場を禊いで確実に反発力を得る創作術式。使用者は立花・宗茂。建築用術式を参考にしたもので、空気中の塵も足場にできる。踏み込み時の加速を好む宗茂が、対外的効果に向かない神奏術で為すべく作った。
- 駆詞(かけことば)
- 補足した相手に近づいていく術式。使用者は立花・誾。瓶貫のシステムを模倣したものだが、加速度は使用者の速度の累積となる。瓶貫のスペアで作られ、また駆爪を使う宗茂と平行するために用いられている。
- ボケ術式(ボケじゅつしき)
- 安全にボケる神奏術。使用者は葵・トーリ。使用者への攻撃を「ツッコミ」とし、結果を「観客にウケるリアクション」に矯正する。具体的には、強力な攻撃で吹っ飛んでも無傷だったり、弾幕が当たらなかったりする。
- ゴッドモザイク
- モザイクを発生させる神奏術。使用者は葵トーリ。アマテラス系の光学系術式に分類される。符式で自動展開も可能、他にもバリエーションがあるらしい。
Tsirhc術式
- 聖術(せいじゅつ/テスタメントサイン)
- Tsirhc教譜の術式。旧派式一般聖術とほぼ同義。概要は上記を参照。
- 旧派式一般聖術(クラシカルフィルマ)
- 旧派の術式。術式契約書を消費して発動する。効果は術式契約書が示す聖人の性質に由来する。
- 改派式一般聖術(モダンクンスト)
- 効果そのものは旧派式一般聖術とほぼ同じ。
- 術式契約書(じゅつしきけいやくしょ)
- 聖堂などで奉納するともらえる。消耗品だが効果は強く、拝気を消費しない。
聖術
登場した聖術のうち銘があるものを示す。銘が無いものは各登場人物の項を参照。
- “宮内大臣一座”(ロード・チェンバレンズ・メン)
- 演劇脚本の内容を現実化する聖術。使用者はトマス・シェイクスピア。効果範囲の人物に「配役」し、範囲外に出ても脚本通りの行動を強制できる。莫大な拝気を要し、シェイクスピアは“拒絶の強欲”の超過駆動で補っていた。
- “分け与え”の術式(わけあたえのじゅつしき)
- 自分の体重を対象に分ける聖術。使用者はウィリアム・セシル。対象は目視したもの、加重する部位は対象の天に向いた面に限定される。
- “打ち払い”の術式(うちはらいのじゅつしき)
- 平手打ちしたものを外側に弾く聖術。使用者はロバート・ダッドリー。投獄時のダッドリーの自傷に惹かれた牢獄の精霊による能力で、正確には精霊術に分類される。
- 踊り成仏(ダンスレボリューション)
- 自動化した体が相手と自爆する聖術。使用者はクリストファー・ハットン。
ムラサイ術式
- 預術(インファングナーア)
- ムラサイ教譜の術式。精徒を自身や武装に憑依させ恩恵を得るものが多い。概要は上記を参照。
預術
登場した預術のうち銘があるものを示す。主に五大頂が使用する。銘が無いものは各登場人物の項を参照。
- “癒使”(イスラフィル)
- 五大頂4番の専用武装。治癒の力を得る。前田・利家と佐々・成政は、それぞれ異なる運用で別の術式に昇華している。
- “蒼雷囲い”(そうらいがこい)
- 継続して落雷を起こす創作術式。使用者は丹羽・長秀。雷獣憑依時に発動できる。「都市制圧用舞踏」とされ、範囲がとても広い。
- “二枚目”(にまいめ)
- 雷の速度で行う格闘術。ある程度“蒼雷囲い”を演じた後、術符を消費して発動する。
その他の術式
- 魔術(テクノ・マギ)
- 欧州の民間術式。Tsirhc教譜の迫害で姿を隠した。自然や流体を数学的に捉え、加減算的に変質させる術式を主とする。
- 白魔術(しろまじゅつ)
- 生成と回復を司る。加熱や強化など加算的な術式が主体。
- 黒魔術(くろまじゅつ)
- 消滅・減衰を司る。冷却や阻害要素の弱体化など、減算的な術式が主体。
- 強化機殻(フェアシュテルケンシャーレ)
- 魔術を使うための媒体。
- 貨幣弾(かへいだん)
- 硬貨を弾丸化する白黒共通の魔術。威力は弾丸化した硬貨の総額に比例する。
- 異端の術式(いたんのじゅつしき)
- 歴史再現により「異端」とされる術式。宗教が常識の年代を歴史再現する現代では、科学を再現した術式などが分類される。
- 精霊術(せいれいじゅつ)
- 精霊と交渉して力を借りる術式。
- 逆落とし(さかおとし)
- 落下するように加速する術式。使用者は福島・正則。慣性を模倣するため初速は遅く、だが加速時の制御がしやすい。
- 愛の体罰(あいのたいばつ)
- 受けた打撃力を動力に変換する術式。使用者は直江・兼続。変換した動力で放つ術式弾はハート形。砲撃されて爆散する時もハート形。
- 三千世界(さんぜんせかい)
- 百枚30組の表示枠からなる戦術計測術式。使用者は竹中・半兵衛。
- 百紋検地(ひゃくもんけんち)
- 音声中心の高感度検査術式。使用者は片桐・且元。ステルス航行や策敵に有効的。水を用いた立体物の構成も可能。
既刊一覧
本編
- 川上稔(著)・さとやす(イラスト)、アスキー・メディアワークス→KADOKAWA〈電撃文庫〉、全29巻
| タイトル | 初版発行日(発売日) | ISBN | ページ数 | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンI<上> | 2008年9月10日(同日[17]) | 978-4-04-867218-4 | 543P |
| 2 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンI<下> | 2008年10月10日(同日[18]) | 978-4-04-867270-2 | 771P |
| 3 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンII<上> | 2009年6月10日(同日[19]) | 978-4-04-867848-3 | 905P |
| 4 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンII<下> | 2009年7月10日(同日[20]) | 978-4-04-867901-5 | 1153P |
| 5 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIII<上> | 2010年6月10日(同日[21]) | 978-4-04-868600-6 | 737P |
| 6 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIII<中> | 2010年7月10日(同日[22]) | 978-4-04-868647-1 | 833P |
| 7 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIII<下> | 2010年9月10日(同日[23]) | 978-4-04-868735-5 | 897P |
| 8 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIV<上> | 2011年9月10日(同日[24]) | 978-4-04-870805-0 | 673P |
| 9 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIV<中> | 2011年10月10日(同日[25]) | 978-4-04-870806-7 | 737P |
| 10 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIV<下> | 2011年12月10日(同日[26]) | 978-4-04-870807-4 | 993P |
| 11 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<上> | 2012年8月10日(同日[27]) | 978-4-04-886854-9 | 712P |
| 12 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<下> | 2012年10月10日(同日[28]) | 978-4-04-886855-6 | 1000P |
| 13 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVI<上> | 2013年5月10日(同日[29]) | 978-4-04-891623-3 | 711P |
| 14 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVI<中> | 2013年7月10日(同日[30]) | 978-4-04-891820-6 | 840P |
| 15 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVI<下> | 2013年9月10日(同日[31]) | 978-4-04-891624-0 | 1057P |
| 16 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVII<上> | 2014年2月8日(同日[32]) | 978-4-04-866311-3 | 799P |
| 17 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVII<中> | 2014年4月10日(同日[33]) | 978-4-04-866475-2 | 824P |
| 18 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVII<下> | 2014年6月10日(同日[34]) | 978-4-04-866564-3 | 1016P |
| 19 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVIII<上> | 2015年2月10日(同日[35]) | 978-4-04-869255-7 | 737P |
| 20 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVIII<中> | 2015年4月10日(同日[36]) | 978-4-04-865071-7 | 817P |
| 21 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVIII<下> | 2015年6月10日(同日[37]) | 978-4-04-869263-2 | 993P |
| 22 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIX<上> | 2016年4月9日(同日[38]) | 978-4-04-865886-7 | 801P |
| 23 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIX<下> | 2016年6月10日(同日[39]) | 978-4-04-892120-6 | 993P |
| 24 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンX<上> | 2017年10月7日(同日[40]) | 978-4-04-893403-9 | 792P |
| 25 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンX<中> | 2017年12月9日(同日[41]) | 978-4-04-893520-3 | 913P |
| 26 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンX<下> | 2018年3月10日(同日[42]) | 978-4-04-893683-5 | 1055P |
| 27 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI<上> | 2018年7月10日(同日[43]) | 978-4-04-893874-7 | 888P |
| 28 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI<中> | 2018年9月7日(同日[44]) | 978-4-04-893969-0 | 968P |
| 29 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI<下> | 2018年12月7日(同日[45]) | 978-4-04-912210-7 | 1160P |
サイドストーリー
- 川上稔(著)・さとやす(イラスト)、KADOKAWA〈電撃文庫〉、全3巻
| タイトル | 初版発行日(発売日) | ISBN | ページ数 | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 狼と魂 | 2014年11月8日(同日[46]) | 978-4-04-869039-3 | 369P |
| 2 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 祭と夢 | 2015年11月10日(同日[47]) | 978-4-04-865545-3 | 488P |
| 3 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 縁と花 | 2017年7月7日(同日[48]) | 978-4-04-893237-0 | 392P |
NEXT BOX
『GTA … 』の7巻は「Born Digital」として電子書籍のみで刊行。『GTA狼と魂』『GTA祭と夢』『GTA縁と花』は上記の『ガールズトーク』3巻を、『GTAきみとあさまでI - IV』はアニメBlu-ray Disc特典小説を、それぞれアイコントーク形式に改稿したものである。
- 川上稔(著)・さとやす(イラスト)、KADOKAWA〈電撃の新文芸〉、既刊12巻(2024年10月17日現在)
| タイトル | 初版発行日(発売日) | ISBN | ページ数 | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX 序章編 | 2020年2月17日(同日[49]) | 978-4-04-913003-4 | 536P |
| 2 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX HDDD英国編〈上〉 | 2020年12月17日(同日[50]) | 978-4-04-912743-0 | 488P |
| 3 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX HDDD英国編〈中〉 | 2021年2月17日(同日[51]) | 978-4-04-913004-1 | 488P |
| 4 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX HDDD英国編〈下〉 | 2021年3月17日(同日[52]) | 978-4-04-912744-7 | 472P |
| 5 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTA狼と魂 | 2021年12月10日(同日[53]) | [注 7] | [注 8] |
| 6 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTA祭と夢 | 2021年12月10日(同日[54]) | ||
| 7 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTA縁と花 | 2021年12月10日(同日[55]) | ||
| 8 | GENSISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTA喧嘩と花火 | 2021年12月17日(同日[56]) | 978-4-04-914052-1 | 552P |
| 9 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTAきみとあさまでI | 2024年10月17日(同日[57]) | [注 7] | [注 8] |
| 10 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTAきみとあさまでII | 2024年10月17日(同日[58]) | ||
| 11 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTAきみとあさまでIII | 2024年10月17日(同日[59]) | ||
| 12 | GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン NEXT BOX GTAきみとあさまでIV | 2024年10月17日(同日[60]) | ||
漫画
以下の2作品が連載されていた。
- 境界線上のホライゾン
- 月刊コミック電撃大王2011年10月号より2015年3月号まで連載。作画は武中英雄。原作小説本編I<下>巻までのコミカライズ。
- 単行本
| タイトル | 初版発行日(発売日) | ISBN | |
|---|---|---|---|
| 1 | 境界線上のホライゾンI | 2012年3月27日(同日[61]) | 978-4-04-886493-0 |
| 2 | 境界線上のホライゾンII | 2012年9月27日(同日[62]) | 978-4-04-891019-4 |
| 3 | 境界線上のホライゾンIII | 2013年5月27日(同日[63]) | 978-4-04-891686-8 |
| 4 | 境界線上のホライゾンIV | 2013年12月21日(同日[64]) | 978-4-04-866154-6 |
| 5 | 境界線上のホライゾンV | 2014年8月27日(同日[65]) | 978-4-04-866842-2 |
| 6 | 境界線上のホライゾンVI | 2015年5月27日(同日[66]) | 978-4-04-865169-1 |
- 境界線上のホラ子さん
- 月刊コミック電撃大王(2011年12月号から2012年11月号まで)や電撃G's magazine(2012年1月号から同年11月号まで)などで連載されていた。作画は羽仁倉雲。こちらは原作やアニメを題材とした4コマ漫画となっている。
- 原作サイドから与えられた「原作ファンやアニメだけを見ている人でも楽しめる作品」という要望に基づき、主にキャラクターの紹介を兼ねたストーリーに仕上げられた[67]。
- 単行本
- 『境界線上のホラ子さん』、2012年10月27日発売[68]、ISBN 978-4-04-891110-8
テレビアニメ
2011年10月より第1期として小説本編I<下>巻までの内容が製作、毎日放送ほかにて放送された。サンライズがライトノベル原作のアニメを手がけるのはこの作品が初めてとなる[注 9]。
第2期は『境界線上のホライゾンII』のタイトルで小説本編II<下>巻までの内容が製作、2012年7月から9月まで毎日放送ほかにて放送された。
スタッフ
- 原作 - 川上稔[69]
- キャラクターデザイン原案 - さとやす[69]
- 監督 - 小野学[69]
- シリーズ構成 - 浦畑達彦[69]
- キャラクターデザイン - 藤井智之[12]、西澤真也[12]、愛敬由紀子[12]、鈴木勘太[12]
- アニメーションディレクター - 藤井智之[70]
- メカデザイン - 大河広行[12]、沙倉拓実[12]、川原智弘[12]
- セットデザイン - 青木智由紀[12]、森岡賢一[12]、イノセユキエ[12]、宮本崇(第2期)
- プロップデザイン - 木村智[12]
- 助監督 - 田辺泰裕[70]
- 特技監督 - 川原智弘[12]
- 美術監督 - 永井一男[12]
- CGプロデューサー - 松浦裕暁[12]
- 色彩設計 - 横山さよ子[12]
- 撮影監督 - 北岡正[12]
- 編集 - 今井大介[12]
- 音響監督 - 鶴岡陽太[12]
- 音楽 - 加藤達也[12]
- 音楽プロデューサー - 伊藤善之[70]、斎藤滋[70]
- プロデューサー - 平山理志[70]、槙本裕紀[70]
- 企画協力 - 毎日放送[注 10]
- アニメーション制作 - サンライズ[69]
- 製作 - 境界線上のホライゾン製作委員会[69](サンライズ、バンダイビジュアル、アスキー・メディアワークス、ランティス、ソニーPCL)
主題歌
- 第1期
- オープニングテーマ
- 「TERMINATED」(第1話 - 第4話、第6話 - 第12話、XXI)
- 作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 茅原実里
- ※第13話では挿入歌として使用。
- エンディングテーマ
- 挿入歌
- 「通し道歌」(第13話)
- 歌 - 茅原実里
- 「星祭り」(第13話)
- 歌 - 葵・喜美(斎藤千和)
- 第2期
- オープニングテーマ
- 「ZONE//ALONE」
- 作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 茅原実里
- エンディングテーマ
- -Side SunSet-「悲しみは誰の願いでもない」(第1話、第4話 - 第5話、第9話、第12話)
- 作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 原田篤、fandelmale(Arte Refact) / 編曲 - 矢鴇つかさ(Arte Refact) / 歌 - 結城アイラ
- -Side SunRise-「ソラノウタ」(第2話 - 第3話、第6話 - 第8話、第10話 - 第11話、第13話)
- 歌・作詞・作曲 - 奥井雅美 / 編曲 - 東タカゴー
評価
BD第1期第1巻(初回限定版)の初週売上は16,349枚[71]、BD第2期第1巻(同)の初週売上は17,825枚をそれぞれ記録している[72]。
「読者が選ぶ2012年好きキャラ大賞」では葵・トーリが2部門でトップ10入り(「明るかったで賞」6位、「マヌケだったで賞」3位)、「暗かったで賞」でホライゾン・アリアダストが6位をそれぞれ獲得している[73]。
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1期 | |||||||
| 第1話 | 境界線前の整列者達 | 浦畑達彦 | 小野学 | イシグロキョウヘイ | 藤井智之(キャラクター) 川原智弘(メカ) | ||
| 第2話 | 食事場の清純者 | 田辺泰裕 | 西澤真也 | ||||
| 第3話 | 町中の遊撃手 | 渡邊哲哉 | 渡邊哲哉 井端義秀 | 愛敬由紀子 | |||
| 第4話 | 夜天下の暗躍者 | 田中孝行 | 高橋健司 | 鈴木勘太 | |||
| 第5話 | 月下の卒業者 | 砂山蔵澄 | 稲井仁 | 安藤正臣 | 木村智(キャラクター) 大塚健(メカ) | ||
| 第6話 | 告白場の代弁手 | 今泉賢一 | 三好正人 | 小倉典子 しんぼたくろう | |||
| 第7話 | 武蔵の騎士 | 水上清資 | 京極尚彦 | 北條史也 | 江上夏樹(キャラクター) 川原智弘(メカ) 市川敬三(アクション) | ||
| 第8話 | 全域の支持者 | 浦畑達彦 | 今泉賢一 | 松本剛 | 尾崎正幸、豊田暁子 | ||
| 第9話 | 高嶺の花 | 冨田頼子 | 田辺泰裕 | 江島泰男 | 齋藤雅和、大杉尚広 | ||
| 第10話 | スタートラインのラッパ吹き | 渡邊哲哉 | 渡邊哲哉 井端義秀 | 鈴木勘太 | |||
| 第11話 | 武蔵の不可能男 | 砂山蔵澄 | 宅野誠起 | 西澤真也(キャラクター) 尾崎正幸(キャラクター) 大塚健(メカ) | |||
| 第12話 | 平行線上への相対者 | 今泉賢一 | 青井小夜 | 小倉典子 しんぼたくろう 島袋智和 | |||
| 第13話 | 境界線上の整列者達 | 浦畑達彦 | 渡邊哲哉 | 曽我準 安藤正臣 | 江上夏樹(キャラクター) 木村智(キャラクター) 川原智弘(メカ) | ||
| 第2期 | |||||||
| 第1話 | 朱の場の部員達 | 浦畑達彦 | 小野学 | 高橋健司 | 鈴木勘太 | ||
| 第2話 | 舞台上の宣告者 | 冨田頼子 | 渡邊哲哉 | 大嶋博之 井端義秀 | 西澤真也(キャラクター) 尾崎正幸(キャラクター) 川原智弘(メカ) | ||
| 第3話 | 土上の下り者 | 砂山蔵澄 | 今泉賢一 | 宅野誠起 臼井文明 | 江上夏樹 島袋智和 しんぼたくろう | ||
| 第4話 | 劇場の支配者 | 鳥羽聡 | 高部光章 牛尾優衣 飯田恵理子 | ||||
| 第5話 | 猟場の人道主義者 | 浦畑達彦 | 田辺泰裕 | 安藤正臣 | 木村智(キャラクター) 大塚健(メカ) | ||
| 第6話 | 広場の男女 | 冨田頼子 | 宅野誠起 | 宅野誠起 臼井文明 | 吉田雄一 寺尾憲治 鈴木勘太(アクション) | ||
| 第7話 | 広間の語り部 | 今泉賢一 | 三好正人 | 小倉典子 山下英美 豊田暁子 | |||
| 第8話 | 高所の決定者 | 砂山蔵澄 | 北條史也 | 江上夏樹 尾崎正幸 | |||
| 第9話 | 夜空の別離者 | 田辺泰裕 | 小野学 高橋健司 宅野誠起 臼井文明 | 宮井加奈 佐野誉幸(メカ) | |||
| 第10話 | 劇場の咆吼者 | 浦畑達彦 | 渡邊哲哉 | 大嶋博之 井端義秀 | 吉井弘幸 しんぼたくろう 鈴木勘太(アクション) | ||
| 第11話 | 花畑の合格者 | 冨田頼子 | 田辺泰裕 | 小野学 田辺泰裕 安藤正臣 | 西澤真也 橋口隼人 高部光章 牛尾優衣 | ||
| 第12話 | 居場所の刃傷持ち | 砂山蔵澄 | 渡邊哲哉 | 渡邊哲哉 井端義秀 | 木村智(キャラクター) 江上夏樹(キャラクター) 尾崎正幸(キャラクター) 大塚健(メカ) | ||
| 第13話 | 境渡りの欲深き者達 | 浦畑達彦 | 小野学 | 小野学 宅野誠起 臼井文明 | 藤井智之(キャラクター) 鈴木勘太(キャラクター) 吉田雄一(キャラクター) 川原智弘(メカ) | ||
| Blu-rayBOX 映像特典 | 境界線上のホライゾンXXI-PV | 川上稔 浦畑達彦 | 小野学 | 藤井智之(キャラクター) | |||
放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1期 | |||||
| 近畿広域圏 | 毎日放送 | 2011年10月1日 - 12月24日 | 土曜 26:58 - 27:28 | TBS系列 | 企画協力 アニメシャワー 第3部 |
| 千葉県 | チバテレビ | 2011年10月2日 - 12月25日 | 日曜 24:30 - 25:00 | 独立局 | |
| 神奈川県 | tvk | 日曜 26:00 - 26:30 | |||
| 埼玉県 | テレ玉 | 2011年10月3日 - 12月26日 | 月曜 25:05 - 25:35 | ||
| 東京都 | TOKYO MX | 月曜 25:30 - 26:00 | |||
| 愛知県 | テレビ愛知 | テレビ東京系列 | |||
| 韓国全域 | ANIPLUS | 2011年10月7日 - 12月30日 | 金曜 23:00 - 23:30 | CS放送 ネット配信 | リピート放送あり 韓国語字幕あり |
| 日本全域 | アニマックス | 2012年1月16日 - 4月9日 | 月曜 22:00 - 22:30 | アニメ専門BS/CS放送 | リピート放送あり 1月8日に第1話を先行放送[74] |
| BS11 | 2012年4月3日 - 6月26日 | 火曜 24:00 - 24:30 | BS放送 | ANIME+枠 | |
| 京都府 | KBS京都 | 2016年10月4日 - 12月27日 | 火曜 1:30 - 2:00(月曜深夜) | 独立局 | |
| 第2期 | |||||
| 近畿広域圏 | 毎日放送 | 2012年7月7日 - 9月29日 | 土曜 26:28 - 26:58 | TBS系列 | 企画協力 アニメシャワー 第2部 |
| 東京都 | TOKYO MX | 2012年7月8日 - 9月30日 | 日曜 22:30 - 23:00 | 独立局 | |
| 神奈川県 | tvk | 日曜 25:00 - 25:30 | |||
| 埼玉県 | テレ玉 | 2012年7月9日 - 10月1日 | 月曜 25:00 - 25:30 | ||
| 千葉県 | チバテレビ | ||||
| 愛知県 | テレビ愛知 | 月曜 25:30 - 26:00 | テレビ東京系列 | ||
| 京都府 | KBS京都 | 2017年1月7日 - 3月25日 | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | 独立局 | |
| 日本全域 | BS11 | 2012年7月10日 - 10月2日 | 火曜 24:00 - 24:30 | BS放送 | ANIME+枠 |
| バンダイチャンネル | ネット配信 | ||||
| 韓国全域 | ANIPLUS | 2012年7月13日 - 10月5日 | 金曜 23:30 - 24:00 | CS放送 ネット配信 | リピート放送あり 韓国語字幕あり 8月17日は第5話のリピート放送 |
| 日本全域 | アニマックス | 2012年8月13日 - 11月5日 | 月曜 22:00 - 22:30 | アニメ専門BS/CS放送 | リピート放送あり |
関連商品
Blu-ray Disc
2011年12月22日から発売。Blu-ray Discのみのリリースで、各巻初回版、通常版の2種リリース。奇数巻には原作者の川上稔書き下ろし小説が同梱されている。パッケージはキャラクターデザインを手掛けた藤井智之による描き下ろし特殊パッケージであり、三方背クリアケース仕様である。封入特典として各巻に特製ブックレットが同梱されている。
初回版、通常版共通の映像特典として第1巻にPV、CM、第1巻からのシリーズ映像としてキャラクター紹介、極東なるほど講座が収録されている。音声特典として川上稔書き下ろしのキャラクターコメンタリーが収録されている。
| 巻数 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
|---|---|---|---|---|
| 初回版 | 通常版 | |||
| 1 | 2011年12月22日 | 第1話 | BCXA-0404 | BCXA-0390 |
| 2 | 2012年1月27日 | 第2話 - 第3話 | BCXA-0405 | BCXA-0391 |
| 3 | 2012年2月24日 | 第4話 - 第5話 | BCXA-0406 | BCXA-0392 |
| 4 | 2012年3月23日 | 第6話 - 第7話 | BCXA-0407 | BCXA-0393 |
| 5 | 2012年4月20日 | 第8話 - 第9話 | BCXA-0408 | BCXA-0394 |
| 6 | 2012年5月25日 | 第10話 - 第11話 | BCXA-0409 | BCXA-0395 |
| 7 | 2012年6月22日 | 第12話 - 第13話 | BCXA-0410 | BCXA-0396 |
| 巻数 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
|---|---|---|---|---|
| 初回版 | 通常版 | |||
| 1 | 2012年9月21日 | 第1話 | BCXA-0411 | BCXA-0397 |
| 2 | 2012年10月26日 | 第2話 - 第3話 | BCXA-0412 | BCXA-0398 |
| 3 | 2012年11月22日 | 第4話 - 第5話 | BCXA-0413 | BCXA-0399 |
| 4 | 2012年12月21日 | 第6話 - 第7話 | BCXA-0414 | BCXA-0400 |
| 5 | 2013年1月29日 | 第8話 - 第9話 | BCXA-0415 | BCXA-0401 |
| 6 | 2013年2月22日 | 第10話 - 第11話 | BCXA-0416 | BCXA-0402 |
| 7 | 2013年3月22日 | 第12話 - 第13話 | BCXA-0417 | BCXA-0403 |
| 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
|---|---|---|---|
| 2018年12月21日 | 第1期・第2期の全話 境界線上のホライゾンXXI-PV | BCXA-1394 | |
CD
| 発売日 | タイトル | 規格品番 |
|---|---|---|
| 2012年1月25日 | 境界線上のホライゾン ORIGINAL SOUND TRACK | LACA-9227/8 |
| 2012年4月18日 | 境界線上のホライゾン 演目披露 第1弾 ネイト・ミトツダイラ | LACM-4878 |
| 2012年5月23日 | 境界線上のホライゾン 演目披露 第2弾 葵・喜美 | LACM-4879 |
| 2012年6月27日 | 境界線上のホライゾン 演目披露 第3弾 浅間・智 | LACM-4898 |
| 2012年7月25日 | 境界線上のホライゾン 演目披露 第4弾 マルゴット・ナイト | LACM-4899 |
| 2012年8月22日 | 境界線上のホライゾン 演目披露 第5弾 マルガ・ナルゼ | LACM-4933 |
| 2012年9月26日 | 境界線上のホライゾンHR | LACA-15218 |
| 2012年10月10日 | 境界線上のホライゾン ORIGINAL SOUND TRACK Vol.2 | LACA-9250/1 |
イベント
コンサート
『『境界線上のホライゾン』フィルムコンサート』が、2024年7月27日に森のホール21 大ホールにて昼夜に公演開催された[77]。吉田行地の指揮のもと、Heartbeat Symphonyによる演奏が行われる。茅原実里も出演した。
アプリ
Android用に電撃モバイルNEO(アスキー・メディアワークス)により配信[78][79]。現在は配信終了。
ゲームアプリ『OO-FORMATION 王と八人の仲間達』は下記の#ゲームの節を参照。
- 原作版
- 「境界線上のホライゾン(原作)」電モバ Wallpaper(待受セット)
- 「境界線上のホライゾン(原作)」ふわふわライブ壁紙
- アニメ版
- 「境界線上のホライゾン(アニメ)」Wallpaper(待受セット)
- 「境界線上のホライゾン(アニメ)」波紋ライブ壁紙
- 「境界線上のホライゾン(アニメ)」スライドライブ壁紙
- 「境界線上のホライゾン(アニメ)」マーキーライブ壁紙
- 「境界線上のホライゾンII」ダイヤモンド(ライブ壁紙)
ゲーム
- 境界線上のホライゾン PORTABLE
- PSP専用ゲームソフト。2013年4月25日に発売された。原作者の川上稔が企画原案・シナリオ・総監修を担当。
- 初回限定版には、ねんどろいど「浅間・智」(制服ver.)と、ゲームのスペシャルファンブックが特典として同梱される。
- ファミ通の40点満点のクロスレビューでは24点だった[80]。
- OO-FORMATION 王と八人の仲間達
- 原作者の川上稔と原作イラストレーターのさとやすの関わるスマートフォン専用ゲームアプリ『OO-FORMATION(ダブルオー・フォーメーション)』に『境界線上のホライゾン』の世界が追加された。元々は2010年9月に配信開始されたフィーチャーフォン用ゲームアプリ『Obstacle Overture mobile』という作品があり[81]、『OO-FORMATION』はそのスマートフォン版として2016年8月に開始された作品だったが[81]、2017年8月25日に(当初より予定されていた)大型アップデートを実施し『境界線上のホライゾン』の世界を追加したのが本作である[82]。
- 基本無料のアイテム課金制。