阪神501形電車
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車体
主要機器
台車及び電装品は、台車はブリル21-Eを履き、モーターは出力18.7kWのGE-54Aを2個搭載し、制御器は直接制御のGE製のB-18を装備し、ブレーキは電気ブレーキと手ブレーキを使用した。集電装置は、1形同様のダブルポールであったほか、全線併用軌道を走行する関係で前面に救助網を装備した。
車両不足時の余剰車
501形は、1914年8月19日の北大阪線開通に際して、野田駅構内に新設された野田車庫に18両が配属されて予定通り北大阪線運用に充当された。しかし、1916年に8両が廃車となり、他社へ譲渡された[1]。1921年には本線で余剰となった51形が北大阪線に転属して501形と共通使用されるようになった。
1916年9月14日付けで511~518の8両が廃車されたが、阪神の社史にも当初から10両製造とされており、8両に関する資料は残っていない。しかし、そのうちの1両が王子電気軌道に譲渡されて同社の7号になったという話が残っているほか、1926年設計認可で福博電車に1両が譲渡されて同社の169号になったという記録が残っている[3]。
この時期の阪神本線は乗客数が急上昇していたが、車両の増備も第一次世界大戦の影響で台車や電装品などの輸入が困難であり、501形は低速の四輪単車で本線の高速走行に全く不向きなことから、車両不足にもかかわらず501形を廃車せざるを得なかった。