カバヤ児童文庫

日本の児童向け文学作品を収めた叢書 From Wikipedia, the free encyclopedia

カバヤ児童文庫(カバヤじどうぶんこ)は、カバヤ食品工業(現・カバヤ食品)が1952年昭和27年)から1954年(昭和29年)にかけて展開した、児童向け文学作品を収めた全174作品[1][注釈 1]から成る叢書である[4]。定価10円のキャラメルにおまけとして付けられていた文庫券を集めてカバヤ食品工業に送付することで好きな児童文庫と交換できる仕組みが採用されていた[4]。戦後の娯楽に飢えていた児童の間で人気を博し、世界中の文学作品を学べるという事で学校組織からの推薦などもあったことから、3年間でおよそ2,500万部が刊行された[5]

1952年8月3日に刊行されたカバヤ児童文庫第1巻『シンデレラひめ』

名称

本の表紙では第1巻の12冊は「カバヤ児童文庫」、第2巻以降は「児童文庫」となっている[6]。これは配送にあたって郵送料の安い第三種郵便物の認可を得るための対策とされている[6]。一方、国文学者の坪内稔典は、「カ」「バ」「ヤ」「文」「庫」という5枚の文庫券を揃えて本と交換する方式から、当時の児童らからは「カバヤ文庫」の名称で親しまれていたと回顧している[6]

歴史

1946年12月24日、水飴の製造販売を生業とする林原(現・ナガセヴィータ)を経営していた林原一郎によって、キャラメルの製造販売を行うカバヤ食品工業が設立された[7]。戦後の昭和20年代は「キャラメルの時代」と呼ばれるほどキャラメルメーカーが乱立し、最盛期にはその数は50に達したとされる[8]。各社はシェア獲得のために熾烈な景品(おまけ)合戦を繰り広げ、カバヤはこれに対抗するために1952年、福武興業に勤務していた原敏を宣伝部長のポジションでヘッドハントし、自社キャラメルの販売促進にあたらせた[9]。原は、景品の収集が子供の射幸心を煽るとして学校や保護者から不評であったことを逆手に取り、「子供の教育に良い景品」であればこうした評価を覆すことが出来るのではないかと考えた[9]。京都の日本写真印刷に勤める知人の山下守の勧めもあり、会長の林原に「キャラメルのおまけとして本をつける」という企画骨子を説明すると、林原は即断し、日本写真印刷の株を買い占めたうえで山下をその社長に据え原が動きやすい環境を整えた[10]。原は日本写真印刷と連携してカバヤ児童文化研究所を設立し、キャラメルの「おまけ」としてハードカバー本を提供する取り組みを本格的に開始した[9]。カバヤ児童文化研究所の初代所長には旧岡山藩主家当主の池田隆政が就任した[11]。対象とする書物の選定や表題については企画者の原によって行われた[12]。こうして、「二千万児童に珠玉のような名作を」というキャッチフレーズのもと、「カバヤ児童文庫」が誕生した[13]

調整の結果、おまけとしたB六判125ページのハードカバー本の原価は1冊30円となり、1箱10円のキャラメルでどのようにこの経費をやり繰りするかが問題となった[14]。生産原価を抑えるためにマイクロメートル単位でキャラメルを小さくしたほか、原稿料を抑えるためにオリジナル作品ではなく、著作権の切れた世界の名作文学のリライトで作品を取り揃えた[14]。作画ともに実際の作者は匿名で「カバヤ児童文化研究所」編集という扱いとし、高等学校の教員や京都に住む大学生、大学院生などがアルバイトとして原稿作成をおこなった[14][15]。同年8月、企画立ち上げから諸準備完了までわずか一か月という期間で最初の『シンデレラひめ』『ピノキオの冒険』が刷り上がった[16]。第1巻第1号となる『シンデレラひめ』には京都大学教授で仏文学者の伊吹武彦による序文(はしがき)が添えられている[17]。各巻の序文の大半は文章原案を原ら編集スタッフが作成し、実際に目を通してもらって直筆署名を貰うという形で制作された[18]

よい童話、物語は、子供に美しい夢、ほのかなあこがれを与えてくれる心の糧です。二千万の日本の少年少女たちは、つぎの時代を背負う、かけがえのない、大切な民族の若芽です。この少年少女たちに、希望と勇気と教養を与えようとするカバヤ児童文庫は、学校の先生がたにも、お父さんお母さんがたにも、きっと御推賞を受けるよい読みものだと信じます。カバヤ児童文庫『シンデレラひめ』はしがき[18]

1箱10円のキャラメルを買うとおまけで本が貰えるという試みは全国で大きな反響を呼び、教育的にもよいという理由から、クラスで協力して文庫券を集めて学級文庫にする等、奨励する学校も現れた[16]。こうした反響について原は、カバヤ文庫の登場によってキャラメルのイメージを変えたと振り返っている[19]。普及・宣伝の一環として全国各地の公会堂や小学校を回って童話の朗読や手品、歌などのショーを見せる「カバヤ子供大会」を開催し、開催校に既刊の「カバヤ児童文庫」を寄贈するなどして認知度の向上を図った[19]。こうした取り組みはまだ図書室の所蔵が少なかった各小学校に受け入れられ、多くの地域を回ることができたという[20]。「カバヤ児童文庫」は一日12,500冊程の発送作業を行っていたと見られ、原は当時について「文庫の時代には十五トン貨車で三十輌くらい、毎日のように出てましたよ。そりゃもう凄い人気でした。」と回想している[21]。あまりの人気に印刷作業が追い付かなくなり、途中からは岡山港の傍に製本工場を整え、『夕刊岡山』の輪転印刷機を借りて大量印刷を行うようになった[21]

しかし、さらなる売り上げを目指した営業部は、「漫画も出して欲しい」という子供たちの要望を汲み上げて原に強く要請するようになり、「カバヤ児童文庫」と並行して「カバヤマンガブック」シリーズを提供することとなった[16]。「カバヤマンガブック」の刊行時期について坪内は「カバヤ児童文庫」の第8巻が出たころとしており、1953年10月ごろと見られる[22]。当時「漫画は教育の敵」という世論が形成されていたため、学校や保護者はカバヤのキャラメルを買い与えることを止め、文庫券の交換率は大きく凋落した[16]。在庫を大きく抱えた「カバヤ児童文庫」は継続が不可能となり、3年という期間でその幕を下ろすこととなった[16]

在庫処分のため、1957年(昭和32年)にはカバヤ食品工業内より歌の得意な女性などから選抜された宣伝班(カバヤ・スイート・シスターズ)が組織され[23]、各地の子供たちに無償で「カバヤ児童文庫」を配ることで大量の在庫を処理した[24]。4人から6人をひと班として3班が組織されたカバヤ・スイート・シスターズは全国各地を回って公演を伴う宣伝活動を実施した[25]。カバヤ・スイート・シスターズの活動は4年ほど行われ、年間およそ6万冊(4年間で24万冊)の「カバヤ児童文庫」を配布したとしている[26][27]

評価と影響

1952年より宣伝のために各地を走らせたカバ型自動車(写真は2006年からの復刻版)

「カバヤ児童文庫」の影響によってカバヤの売り上げは大幅に伸長し、1951年度の売上27億4千万に対し、1952年11月には年間総売り上げが100億円を突破したことが報告されている[28]。これは明治製菓の売り上げを抜き、業界最大手の森永製菓が過去最高売上として叩き出した106億に迫る勢いであり、製菓業界内においても大きく話題となった[29][30]。評論家の鷲田小彌太は、カバヤのキャラメル自体は明治製菓や森永製菓、雪印乳業古谷製菓などと比較して甘さもとろみも無く、特に秀でておいしいものではなかったが、当時最大の顧客を集めたとしており、その主たる理由として、「カバヤ児童文庫」というおまけの秀逸さを挙げている[31]。時代は児童向け文学全集の隆盛期であり、創元社講談社岩波書店など多くの出版社より児童文学全集が刊行されたが、お菓子のおまけである「カバヤ児童文庫」は造本も荒く、内容もダイジェスト版でありながら、一歩もひけを取らず健闘したと評価している[32]。1954年1月1日の『全国菓子飴新聞』においてカバヤ食品工業の売上伸長について分析する記事が掲載されており、その要因として

  1. カバヤキャラメルの発売に当っては、意表に出でて、「ターザン合わせ」なるカードで売拡め。
  2. 河馬の形の珍型自動車の構想で人々をアットいわせ。
  3. 他で真似のできぬカバヤ児童文庫の刊行で既に二千五百万冊を発行するという特異な宣伝を行なう。
  4. 結果から見てそうなったのであるが、カバヤ児童文庫の編纂部門を担当するカバヤ児童文化研究所々長として池田隆政氏(旧岡山藩主)が就任したが、その当時厚子夫人(元内親王)との婚儀が行われたため、カバヤ文庫に特異な宣伝効果が自然的にもたらされた。

という4つを指摘している[33]

「カバヤ児童文庫」の各作品はそれぞれおよそ5万部から50万部が刊行され、総発行部数は2,500万部に達したと言われている[34]。終売後の1955年2月1日発行のカバヤ食品社報『協和』において林原は「わたしはカバヤの春を信じます。日本の二千万の子供たちに、カバヤのキャラメルほど、かつて愛されたキャラメルはありません。津々浦々までカバヤ文庫をすべての子供たちは親しみ愛読してくれました。」と総評している[13]

交換の仕組み

巻末に掲載されている交換の仕組み

カバヤ食品が販売するキャラメルの中に入っている文庫券を貯めて応募することで、好きな本と交換できる仕組みとなっており、キャラメルからは「大当たり/10点」「カバ/8点」「ターザン/2点」「ボーイ/1点」「チータ/1点」のいずれかの文庫券が入手でき、50点を貯めることで必ず好きな本に交換することが可能であった[35]。応募券を貯めて交換する手段の他、本のあとがきには「カードが無くてこの本がほしい人は本代と送料をお送りになれば本をお送りします」の文言も記載されており、定価120円、送料16円を送付すれば現金購入することも可能となっていた[36]。この他にも坪内はカード1枚で本と交換できる「カバの王様」カードがあったと回顧している[36]。また、「カ」「バ」「ヤ」「文」「庫」の5枚のカードを揃えることで好きな本と交換できる方式が採用されていた時期もあった[36]。実家が駄菓子屋を経営していた作家の橋本治は、店内のブリキの空き缶の中に大量の「カバヤ児童文庫」が常備されていたことを回想している他[37]、坪内も近所の菓子店で本を交換したことを記憶しており、サービス開始当初はカバヤに直接応募する方式だったが、どこかのタイミングで景品を小売店が管理する方式に切り替わったのではないかと推察している[38][注釈 2]

参考までに河出書房新社の『わが世代・昭和十三年生まれ』(1978年)に掲載されている『昭和菓子飴新聞』の調査によれば、1953年度の小学6年生平均小遣い額は179円60銭であり、同年代に出版された創元社の『世界少年少女文学全集』は1冊380円、アルスの『日本児童文庫』は1冊220円となっている[38]

保護活動

お菓子のおまけという立ち位置にあった「カバヤ児童文庫」は軽視され、児童文学や児童文化という観点においてまともに取り上げられることはなかった[39]。児童文学分野の研究においてその言及は、「カバヤ児童文庫」の刊行編集に携わった原の他、国文学者の坪内稔典、岡山県立図書館副館長だった岡長平のみとなっている[40]。また、書籍形態のおまけを収集・保管する図書館は存在しておらず、コレクターや篤志家の収集に期待するしかない状況だったとされる[41]

終売からおよそ30年が経過した1984年、岡山県総合文化センターに勤務していた山田茂は、岡山市内のデパートで開催された骨董市で61点の「カバヤ児童文庫」を発見した[42]。「岡山の一企業が出した文化的意義のある作品である」としてこれらを一括購入し、岡山県立図書館にて収集・保管する方針を打ち立てた[42]。同年11月12日、『毎日新聞』の社会面でこの活動が取り上げられ、これを見たカバヤ児童文庫の元編集者の遺族らなどによって「カバヤ児童文庫」88冊、「カバヤマンガブック」24冊、「カバヤにんぎょうえほん」1冊、「カバヤパズルえほん」1冊が寄贈された[42]。さらに1993年に『山陽新聞』のコラム欄に岡山県総合文化センターがこの文庫の収集に努めていることが報じられると、全国紙やNHK、民放などのニュース番組でも取り上げられ、全国各地より13件103冊の寄贈がなされた[43]。1994年までに合計で126冊が収集され、カバヤ食品が所蔵する5冊を含めて計131冊のマイクロフィルム撮影がなされ、『デジタル岡山大百科』の「カバヤ児童文庫」としてインターネット公開が行われる運びとなった[2]。なお、『デジタル岡山大百科』の「カバヤ児童文庫」では213のタイトルが公開されており、131冊の書籍内には表題の他に複数の作品が収録されている作品も存在する[2]

作品一覧

カバヤ児童文庫に収録された作品は世界各国の名作をリライトしたものであるが、これらの作品について、岡山県立図書館副館長を務め、カバヤ児童文庫についての研究書を執筆した岡長平は、原作の雰囲気をうまく伝えており、文学作品として優れているものが数多くあると論評している[44]。また、各巻の巻頭には序文(はしがき)として作品の解説や思い入れなどが寄せられており、寄稿者として東洋史学者の貝塚茂樹、詩人の堀口大學、文化人類学者の今西錦司、フランス文学者の桑原武夫、言語学者の新村出、小説家の野上弥生子といった文化勲章受賞者を始めとした、各分野の碩学者が名を連ねている点もカバヤ児童文庫の特徴のひとつと言える[44]。なお、岡山県立図書館未収蔵の作品については備考欄に「現物未確認」と記載している。

坪内は自著『おまけの名作』の中で総作品数を159冊としているが[45]、これは同著刊行時点では「花の少女」が未発見であり、現物確認が行われておらず「花の少女」に記述された刊行予告15冊をカウントできていないためと岡から指摘されている[46]。ただし、13巻の15冊については刊行予告のタイトルをカウントしたのみであり、実際に刊行されたかどうかについては確証が無く、カバヤ食品のホームページにおいても「1954年の第12巻第15号まで159冊が発行された」としている[46][3]。岡は、現状未発見の作品については刊行・交換自体がなされておらず、岡山県立図書館に収蔵している126点とカバヤが所蔵している5点の計131点が「カバヤ児童文庫」の刊行済全作品ではないかと推論している[46]

下表の通巻、巻、号、書名、原作者、序文寄稿者、刊行年月日については『デジタル岡山大百科』の「カバヤ児童文庫巻号順一覧」を参考としている[1]。また、原作との紐付けについては岡長平の『カバヤ児童文庫の世界』を参照した[47]

さらに見る 通巻, 巻 ...
通巻 書名 原作者 序文 刊行年月日 備考
111シンデレラひめシャルル・ペロー伊吹武彦1952年8月3日
212ピノキオの冒険カルロ・コッローディ重松俊章1952年8月10日
313母をたずねてエドモンド・デ・アミーチス長広敏雄1952年8月17日
414乞食と王子マーク・トウェイン出雲路敬和1952年8月24日
515しらゆきひめグリム兄弟大山定一1952年8月31日
616アラビアンナイト千夜一夜物語』より吉川幸次郎1952年9月7日
717可愛い小公女フランシス・ホジソン・バーネット桜井常之輔1952年10月14日
818宝島探険ロバート・ルイス・スティーヴンソン佐藤一男1952年8月24日
919にんぎょのおひめさまハンス・クリスチャン・アンデルセン村上次男1952年9月28日
10110孫悟空大暴れ呉承恩貝塚茂樹1952年10月5日
11111若草物語 四人の少女ルイーザ・メイ・オルコット中西信太郎1952年10月12日
12112ロビンフッドの冒険ハワード・パイル山本修二1952年10月19日
1321たけとり物語竹取物語』より澤瀉久孝1952年10月26日
1422ジャックと豆の木『イングランド民話集』より深瀬基寛1952年11月2日
1523アルプスの少女ヨハンナ・シュピリ今西錦司1952年11月9日
1624少年探偵トルレモーリス・ルブラン西田直二郎1952年11月16日
1725赤いくつハンス・クリスチャン・アンデルセン井嶋勉1952年11月23日
1826子鹿物語フェーリクス・ザルテン加藤一郎1952年9月14日
1927レ・ミゼラブルヴィクトル・ユーゴー桑原武夫1952年12月7日
2028モンテ・クリストの復讐アレクサンドル・デュマ・ペール生島遼一1952年12月14日
2129おやゆびひめハンス・クリスチャン・アンデルセン三浦アンナ1952年11月23日
22210イソップ物語イソップ西田直二郎1952年11月30日
23211家なき娘エクトール・アンリ・マロ堀正人1953年1月4日
24212ロビンソン漂流記ダニエル・デフォー森鹿三1953年1月11日
2531あかずきんグリム兄弟新村出1953年1月18日
2632イワンのばかレフ・トルストイ前芝確三1953年1月25日
2733安寿姫森鴎外川田順1953年2月1日
2834謎の鉄仮面フォルチュネ・デュ・ボアゴベイ宮本正清1953年3月8日
2935雪の女王ハンス・クリスチャン・アンデルセン田中秀央1953年2月15日
3036水の国のあかちゃんチャールズ・キングズリー黒田正利1953年2月22日
3137悲劇のリヤ王ウィリアム・シェイクスピア野上弥生子1953年3月1日
3238小公子さまフランシス・ホジソン・バーネット服部英次郎1953年2月1日
3339はなの小人英語版ヴィルヘルム・ハウフ古松貞一1953年3月15日
34310ゆうかんなしたてやグリム兄弟村田数之亮1953年3月22日
35311アンクル・トムハリエット・ビーチャー・ストウ岡正雄1953年3月29日
36312隊長ブーリバニコライ・ゴーゴリ中山治一1953年4月5日
3741おおかみと子やぎグリム兄弟呉茂一1953年4月12日
3842ニルスのふしぎな旅セルマ・ラーゲルレーヴ野上素一1953年4月12日
3943人形つかいのポーレ英語版テオドール・シュトルム泉井久之助1953年4月26日
4044ハックルベリー大冒険マーク・トウェイン石田英二1953年5月3日
4145白鳥の王子さまハンス・クリスチャン・アンデルセン江実1953年5月10日
4246トム・ソーヤーの冒険マーク・トウェインJ.K.フェアバンク1953年5月17日
4347クリスマス・キャロルチャールズ・ディケンズ市河三喜1953年5月24日
4448狼少年 ジャングル・ブックラドヤード・キップリング川口篤1953年5月31日
4549ピーターパン物語ジェームス・マシュー・バリー山田忠男1953年6月7日
46410せむしの子馬P.P.エルショーフ英語版八杉貞利1953年6月14日
47411あしながおじさんジーン・ウェブスター市原豊太1953年6月21日
48412十五少年漂流記ジュール・ヴェルヌ福原麟太郎1953年6月28日
4951みつばちマーヤの冒険ワルデマル・ボンゼルス三上次男1953年7月7日
5052腕白小僧いたずら日記ドイツ語版ルートヴィヒ・トーマ英語版岩倉具実1953年7月14日
5153風雲源平合戦平家物語』より池上禎造1953年7月21日
5254魔海の冒険児エドガー・アラン・ポー島田謹二1953年1月27日
5355シンドバットの冒険『千夜一夜物語』より水野清一1953年2月3日
5456ドン・キホーテの冒険旅行ミゲル・デ・セルバンテス恒藤恭1953年2月10日
5557輝く青年剣士英語版ヘンリク・シェンキェヴィチ中島健蔵1953年8月18日
5658快傑ウィリアム・テルフリードリヒ・フォン・シラー若杉光夫1953年2月24日
5759一本足の兵隊ハンス・クリスチャン・アンデルセン藤田亮策1953年3月3日
58510ジャングルの王者エドガー・ライス・バローズ内田智雄1953年3月10日
59511黒覆面の騎士ウォルター・スコット村上至孝1953年3月17日
60512鮮血のモヒカン族ジェイムズ・フェニモア・クーパー岡田謙1953年10月20日
6161ゆかいな六人組英語版グリム兄弟平淨典1953年3月31日
6262里見八犬伝曲亭馬琴野間光辰1953年4月7日
6363火焰の十字架英語版ウォルター・スコット岡田幸一1953年4月14日
6464断頭台の司令官ヴィクトル・ユーゴー新村猛1953年4月21日
6565駅馬車の十二人ハンス・クリスチャン・アンデルセン石濱純太郎1953年4月28日
6666快傑紅はこべバロネス・オルツィ前川貞次郎1953年5月5日
6767人造人間モンスターメアリー・シェリー清水光1953年5月12日
6868黒い矢の秘密英語版ロバート・ルイス・スティーヴンソン工藤好美1953年5月19日
6969秘密の花園フランシス・ホジソン・バーネット池田義一郎1953年5月26日
70610深夜の騎手英語版テオドール・シュトルム谷友幸1953年6月2日
71611ノートルダムの怪人ヴィクトル・ユーゴー落合太郎1953年6月9日
72612地獄の決闘エドワード・ブルワー=リットン宮崎市定1953年6月16日
7371オズの魔法つかいライマン・フランク・ボーム宮西充雄1953年7月12日
7472ホラフキだんしゃくルドルフ・エーリヒ・ラスペ板倉鞆音1953年7月12日
7573巨人ウルススの怒りヘンリク・シェンキェヴィチ井上智勇1953年7月19日
7674怪奇塔の秘密アレクサンドル・デュマ・ペール篠田統1953年7月26日
7775ふしぎの国のアリスルイス・キャロル堀大司1953年8月2日
7876母への讃歌英語版ルイーザ・メイ・オルコット吉田健一1953年8月9日
7977呪われた将軍マクベスウィリアム・シェイクスピア本間久雄1953年8月16日
8078嵐の前夜チャールズ・ディケンズ林礼二郎1953年8月23日
8179きつねのさいばんヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ舟木重信1953年8月20日
82710決死の少年斥候エドモンド・デ・アミーチス坂元彦太郎1953年9月6日
83711愛と冒険アレクサンドル・プーシキン三枝博音1953年9月13日
84712剣豪ダルタニャン 疾風篇アレクサンドル・デュマ・ペール太宰施門1953年9月20日
8581オルレアンの少女英語版フリードリヒ・フォン・シラー堀米庸三1953年9月27日
8682びんの中の小鬼英語版ロバート・ルイス・スティーヴンソン松尾卯一1953年10月4日
8783黒馬のかなしみアンナ・シュウエル川田周雄1953年10月11日
8884戦う狼少年 続ジャングル・ブックラドヤード・キップリング中村健児1953年10月18日
8985コガネ虫の秘密エドガー・アラン・ポー老田三郎1953年10月25日
9086ひきがえるになった娘ハンス・クリスチャン・アンデルセン石田英一郎1953年11月1日
9187魔法のランプ『千夜一夜物語』より江上波夫1953年11月8日
9288まぶたの母いずこエクトール・アンリ・マロ小牧実繁1953年11月15日
9389最後の授業アルフォンス・ドーデオーシュコルヌ1953年11月22日
94810怪人二面相ロバート・ルイス・スティーヴンソン中西昇1953年11月29日
95811タルタラン物語英語版アルフォンス・ドーデ堀口大學1953年12月6日
96812ひとくい鬼ドイツ語版グリム兄弟新村出1953年12月13日
97813フランダースの犬ウィーダ工楽英司1953年12月20日
98814新浦島物語 アービングの奇妙な写生帖ワシントン・アーヴィング岡本昌夫1953年12月27日
99815少年探偵トルレの追跡モーリス・ルブラン金子欣哉1954年1月3日
10091三人一寸法師グリム兄弟田中光之1953年6月23日
10192魔法のなしの木蒲松齢神田喜一郎1953年6月30日
10293みなしごネル英語版チャールズ・ディケンズ上野直昭1953年7月7日
10394剣聖アーサ王トマス・マロリー朱牟田夏雄1953年7月14日
10495ロビン・フッド二世の活躍ハワード・パイル山本修二1953年7月21日
10596黄金の宝ハンス・クリスチャン・アンデルセン藤田亮策1953年7月28日
10697おむすびころりん日本のおとぎ話川田順1953年8月4日
10798怪潜艦Xジュール・ヴェルヌ小牧実繁1953年8月11日
10899オリバーのぼうけんチャールズ・ディケンズ上田勤1953年8月18日
109910月世界探検旅行英語版エドガー・アラン・ポー深瀬基寛1953年8月25日
110911大入道の小僧グリム兄弟小松清1953年9月1日
111912ゆめのはしご旧約聖書』の創世記より有賀鉄太郎1953年9月8日
112913少女ケティ物語英語版スーザン・クーリッジ中野好夫1953年9月15日
113914ルビコンの英雄プルタルコス松平千秋1953年9月22日
114915名探偵トルレ危うしモーリス・ルブラン金子欣哉1953年9月29日
115101鉄のハンスグリム兄弟不明不明現物未確認
116102空とぶカバンハンス・クリスチャン・アンデルセン三浦アンナ1953年11月20日
117103野越え山越えグザヴィエ・ド・メーストル民秋重太郎1953年11月20日
118104オデッセウスの復讐ホメーロス田中秀央1953年10月27日
119105荒野の王者ジャック・ロンドン石田英二1953年11月20日
120106ゆうれい船ドイツ語版ヴィルヘルム・ハウフ斎田喬1953年11月10日
121107ノアの箱船『旧約聖書』の創世記より大下角一1953年11月10日
122108勇猛コザック隊原作未確定不明不明現物未確認
123109セルカークの冒険 恐ろしい漂流の実話アレキサンダー・セルカーク村上至孝1953年12月1日
1241010愛の一家アグネス・ザッパー不明不明現物未確認
1251011よわむしくらべイソップ西田直二郎1953年11月20日
1261012まほうのゆびわリヒャルト・レアンダー英語版藤田亮策1953年11月20日
1271013アマゾンの秘宝ロバート・マイケル・バランタイン藤枝晃1953年11月20日
1281014探偵トルレ対怪人モーリス・ルブラン不明不明現物未確認
1291015三国志演義三国志物語 天の巻羅貫中不明不明現物未確認
130111のんきぼうずの旅グリム兄弟不明不明現物未確認
131112父のかなしみ原作未確定不明不明現物未確認
132113幸福な王子さまオスカー・ワイルド不明不明現物未確認
133114無人島の三少年英語版ロバート・マイケル・バランタイン不明不明現物未確認
134115義人コールハースの最期ハインリヒ・フォン・クライスト古杉貞一1953年11月20日
135116ライオンのめがねシャルル・ヴィルドラック不明不明現物未確認
136117ホラだんしゃく海の冒険ルドルフ・エーリヒ・ラスペ板倉鞆音1954年2月22日
137118ベルと魔物ボーモン夫人宮本正晴1954年2月28日
138119ジル・ブラウスの冒険英語版アラン=ルネ・ルサージュ不明不明現物未確認
1391110三国志物語 地の巻羅貫中不明不明現物未確認
1401111ゴーゴンの首 ワンダ・ブックから英語版ナサニエル・ホーソーン鴫原一穂1954年3月21日
1411112耳なし芳一小泉八雲冨倉徳次郎1954年3月28日
1421113フランス島の嵐英語版ベルナルダン・ド・サン・ピエール不明不明現物未確認
1431114深山の秘宝 ニーベルンゲンの歌不明岩倉具実1954年4月11日
1441115名探偵ホームズアーサー・コナン・ドイル不明不明現物未確認
145121蛙の空中旅行フセーヴォロド・ガルシン不明不明現物未確認
146122くるみわり人形の冒険E.T.A.ホフマン不明不明現物未確認
147123花の少女英語版ルイーザ・メイ・オルコット藤沢桓夫1954年5月9日
148124嵐の中の少年チャールズ・ディケンズ不明不明現物未確認
149125少年探偵トルレの逆襲モーリス・ルブラン不明不明現物未確認
150126なぐられたおばけヨハン・ペーター・ヘーベル不明不明現物未確認
151127蛮地探険一千里フランク・バレット不明不明現物未確認
152128悪魔メヒストヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ不明不明現物未確認
153129剣豪ダルタニヤン 風雲篇アレクサンドル・デュマ・ペール不明不明現物未確認
1541210ふしぎな靴原作未確定不明不明現物未確認
1551211魔境の血闘ロバート・マイケル・バランタイン不明不明現物未確認
1561212ソロモン大王の宝窟英語版ヘンリー・ライダー・ハガード不明不明現物未確認
1571213三国志物語 人の巻羅貫中不明不明現物未確認
1581214無人島漂流記ヨハン・ダビット・ウィース不明不明現物未確認
1591215少女コロンバの復讐英語版プロスペル・メリメ不明不明現物未確認
160131ロバものがたりセギュール夫人不明不明現物未確認
161132こころの花園セギュール夫人不明不明現物未確認
162133少年船長ビクトール原作未確定不明不明現物未確認
163134荒野の少年原作未確定不明不明現物未確認
164135トム・ソーヤの空中冒険英語版マーク・トウェイン不明不明現物未確認
165136南の荒海W.H.G.キングストン英語版不明不明現物未確認
166137悪魔メヒストの敗北ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ不明不明現物未確認
167138深夜の亡霊ウィリアム・シェイクスピア不明不明現物未確認
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1701311探偵ホームズの奮闘アーサー・コナン・ドイル不明不明現物未確認
1711312失われた世界アーサー・コナン・ドイル不明不明現物未確認
1721313地獄船の英雄原作未確定不明不明現物未確認
1731314脱獄囚の秘密 上チャールズ・ディケンズ不明不明現物未確認
1741315脱獄囚の秘密 下チャールズ・ディケンズ不明不明現物未確認
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関連項目

  • グリコ文庫 - 江崎グリコが1936年より刊行していた書籍形態のおまけ[48]

脚注

参考文献

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