スマートボーイ

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競走馬におけるスマートボーイとは

  1. 日本の、1980年生まれのサラブレッド競走馬。父サーペンフロ、母ベラローズの牡馬で、条件戦時代の武蔵野ステークスを制しているほか、福島記念(勝ち馬スズパレード)、新潟記念(勝ち馬ロシアンブルー)と重賞で2回2着になっている[1]
  2. 日本の、1995年生まれのサラブレッド競走馬、種牡馬。本項にて記述。

欧字表記 Smart Boy[2]
性別 [2]
スマートボーイ
欧字表記 Smart Boy[2]
品種 サラブレッド[2]
性別 [2]
毛色 鹿毛[2]
生誕 1995年5月10日[2]
死没 2016年4月30日(21歳没)
登録日 1997年4月10日
抹消日 2004年1月30日
アサティス[2]
アンラブル[2]
母の父 ノーリュート[2]
生国 日本の旗 日本北海道静内町[2]
生産者 グランド牧場[2]
馬主 (有)グランド牧場[2]
調教師 吉永猛栗東
伊藤圭三美浦
[2]
競走成績
生涯成績 63戦11勝
中央競馬:54戦11勝
地方競馬:9戦0勝
[2]
獲得賞金 4億2539万3000円[2]
勝ち鞍
GIIIアンタレスS2000年・2001年
GIII平安S2002年・2003年
GIIIマーチS2003年
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スマートボーイ(欧字名:Smart Boy1995年5月10日 - 2016年4月30日)は、日本競走馬種牡馬[2]。主な勝ち鞍に2000年2001年アンタレスステークス2002年平安ステークス2003年の平安ステークス、マーチステークス主戦騎手伊藤直人

1997年7月12日小倉競馬場でデビュー。同年8月に3戦めの未勝利戦(ダート1000メートル)をコースレコードを記録して優勝。翌1998年夏にも条件戦を連勝した。1999年2月に管理調教師であった吉永猛が引退したのに伴い、伊藤圭三厩舎へ移籍。同年8月、伊藤はそれまでおもにダートの短距離のレースに出走していた同馬の特性を「中距離の方が持ち味のスピードの持続性が生きる」と判断し、ダート1700メートルのレースに出走させたところ2着馬に0秒7差をつけて逃げ切った。このレース以降、ダート中距離のレースで逃げるスタイルが定着した。

スマートボーイはその後、同年12月と翌2000年1月にダート中距離の条件戦を連勝してオープン入り。オープン特別の仁川ステークスと重賞マーチステークスで続けて2着となり、単勝1番人気に支持されたアンタレスステークスを勝利して重賞初制覇を達成した。その後のスマートボーイは主戦騎手の伊藤直人が「第3コーナーを過ぎるまではどうなるかまったくわからない」と評する気まぐれな性格と、後続馬にマークされると楽なレース運びができないという逃げ馬の宿命から惨敗と好走を繰り返しながら、9歳まで毎年重賞で勝利を挙げた。伊藤直人が「ベストは逃げること」という通り、勝ったレースはいずれも逃げてのものであり、逃げられなかった場合は新馬戦をのぞけばいずれも着外である。また、5つの重賞勝利はすべて中央競馬のダート1800メートル戦で挙げている一方で、地方のダートグレード競走重賞は全く無縁であり、競走中止1回を含めて馬券圏内に来たことはない。

2004年1月の競走を最後に競走馬を引退し[3]、アサティスの2頭目の後継種牡馬として種牡馬入りをした。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[4]およびJBISサーチ[5]に基づく。

年月日競馬場競走名頭数枠番馬番オッズ
(人気)
着順騎手斤量
[kg]
距離(馬場)タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1997.7.12 小倉 3歳新馬 12 6 8 7.1 (2人) 5着 石橋守 53 ダ1000m(不) 1:02.5 (38.0) 2.2 テイエムモンスター
7.27 小倉 3歳新馬 12 8 11 11.1 (4人) 2着 石橋守 53 ダ1000m(不) 1:00.1 (36.5) 0.1 ダンディバーニング
8.31 小倉 3歳未勝利 11 2 2 2.1 (1人) 1着 石橋守 53 ダ1000m(良) 0:59.2 (36.0) -0.7 (ランドホマレ)
10.4 京都 もみじS OP 9 8 9 11.4 (4人) 6着 石橋守 53 芝1200m(良) 1:10.5 (36.9) 1.7 レディステラ
10.19 東京 プラタナス賞 500 14 3 4 17.2 (5人) 8着 橋本広喜 53 ダ1400m(良) 1:27.3 (39.7) 1.0 ヘイアンウインザー
11.30 阪神 3歳500万下 13 1 1 4.5 (2人) 5着 石橋守 54 ダ1200m(重) 1:13.1 (36.7) 0.5 ダンツナイキ
12.20 阪神 3歳500万下 12 5 5 9.7 (5人) 7着 石橋守 54 ダ1800m(稍) 1:55.6 (40.0) 2.1 タマモタクト
1998.1.5 京都 4歳500万下 12 7 10 10.0 (5人) 10着 石橋守 55 ダ1800m(重) 1:52.4 (37.8) 1.1 トウカイパンチ
1.25 京都 寒梅賞 500 16 5 9 83.2 (8人) 9着 秋山真一郎 55 ダ1200m(良) 1:13.4 (36.2) 1.3 タイキレッド
8.29 京都 4歳上500万下 15 6 11 3.0 (1人) 1着 池添謙一 52 ダ1200m(稍) 1:10.6 (36.2) -1.0 (ビッグプロテクター)
9.12 阪神 4歳上900万下 16 5 9 5.8 (3人) 1着 池添謙一 53 ダ1400m(良) 1:23.5 (37.1) -0.8 (オブラマエストラ)
10.11 京都 太秦S 1600 15 8 15 9.4 (4人) 10着 池添謙一 54 ダ1800m(良) 1:51.4 (39.0) 1.5 オースミジェット
11.14 京都 大原S 1600 16 2 3 5.3 (3人) 8着 池添謙一 54 ダ1400m(良) 1:24.3 (37.2) 0.6 ヤマニンリボルバー
12.5 阪神 ゴールデンスパーT 1600 13 6 8 16.8 (7人) 13着 L.V.キャシデイ 56 芝1400m(稍) 1:25.2 (38.9) 2.3 マッケンリーダー
1999.1.5 京都 門松S 1600 16 2 3 8.2 (4人) 2着 和田竜二 56 ダ1400m(良) 1:24.0 (37.8) 0.0 タマモスオード
2.13 京都 橿原S 1600 16 3 6 7.6 (4人) 16着 熊沢重文 56 ダ1400m(重) 1:26.9 (41.4) 4.6 タヤスケーポイント
3.20 中山 ブラッドストーンS 1600 13 7 11 33.2 (8人) 9着 伊藤直人 56 ダ1200m(不) 1:10.9 (37.2) 1.4 チアフルマスター
4.18 中山 京葉S 1600 16 1 1 41.6 (10人) 13着 伊藤直人 56 ダ1200m(良) 1:11.7 (37.7) 1.6 ローランバハムート
8.1 函館 噴火湾特別 900 13 6 8 11.4 (5人) 1着 伊藤直人 57 ダ1700m(良) 1:44.7 (38.0) -0.7 (トシザミカ)
9.26 札幌 UHB賞 1600 13 5 6 3.5 (1人) 12着 伊藤直人 57 ダ1700m(稍) 1:47.3 (40.3) 2.2 マッドマックス
11.13 京都 大原S 1600 16 1 1 15.8 (8人) 3着 池添謙一 56 ダ1400m(稍) 1:23.4 (36.9) 0.2 サンフォードシチー
11.21 東京 テレビ静岡賞 1600 16 1 2 7.7 (2人) 13着 小野次郎 56 ダ1600m(良) 1:37.4 (38.9) 1.8 ゴールドジャパン
12.11 中山 北総S 1600 15 4 7 6.7 (2人) 1着 伊藤直人 57 ダ1800m(良) 1:52.7 (39.0) -0.2 (ユウシャ)
2000.1.8 中山 アレキサンドライトS 1600 16 2 3 11.4 (5人) 1着 伊藤直人 58 ダ1800m(良) 1:33.3 (38.4) -0.1 (ロバノパンヤ)
2.12 京都 すばるS OP 16 7 14 24.7 (8人) 12着 伊藤直人 55 ダ1400m(稍) 1:24.9 (37.4) 1.2 タガノサイレンス
3.5 阪神 仁川S OP 10 8 9 5.7 (3人) 2着 伊藤直人 56 ダ1800m(重) 1:49.9 (36.5) 0.2 タマモストロング
3.25 中山 マーチS GIII 15 3 5 7.6 (2人) 2着 伊藤直人 56 ダ1800m(稍) 1:50.2 (37.9) 0.5 タマモストロング
4.23 京都 アンタレスS GIII 16 4 7 3.9 (1人) 1着 伊藤直人 56.5 ダ1800m(良) 1:49.6 (37.0) -0.5 (ホーマンスピリット)
5.21 中京 東海S GII 16 7 14 5.0 (3人) 2着 伊藤直人 56 ダ2300m(良) 2:24.2 (37.8) 0.0 ファストフレンド
7.20 盛岡 マーキュリーC GIII 11 6 7 (1人) 6着 伊藤直人 57 ダ2000m(良) 2:08.9 2.1 オースミジェット
7.29 函館 マリーンS OP 12 8 12 2.1 (1人) 5着 伊藤直人 58 ダ1700m(良) 1:44.3 (37.5) 0.6 シンコウスプレンダ
9.2 札幌 エルムS GIII 13 7 11 7.1 (5人) 13着 伊藤直人 57 ダ1700m(不) 1:45.3 (37.9) 2.5 シンコウスプレンダ
10.31 上山 さくらんぼ記念 GIII 12 7 10 (3人) 8着 伊藤直人 57 ダ1800m(稍) 1:56.4 2.4 タマモストロング
11.18 京都 トパーズS OP 13 7 11 7.0 (4人) 3着 福永祐一 57 ダ1800m(稍) 1:50.5 (38.3) 0.3 ホクセツキング
12.9 中山 師走S OP 13 4 5 4.6 (2人) 5着 伊藤直人 58 ダ1800m(良) 1:52.0 (38.2) 1.0 ホーマンスピリット
2001.1.21 京都 平安S GIII 16 6 11 4.0 (1人) 8着 伊藤直人 57 ダ1800m(不) 1:50.3 (37.4) 1.6 マンボツイスト
2.12 佐賀 佐賀記念 GIII 11 4 4 (5人) 4着 伊藤直人 56 ダ2000m(稍) 2:09.2 0.5 ミツアキサイレンス
3.14 船橋 ダイオライト記念 GII 13 2 2 (3人) 中止 柴田善臣 55 ダ2400m(良) リージェントブラフ
3.25 中山 マーチS GIII 16 7 13 35.8 (9人) 12着 伊藤直人 56.5 ダ1800m(良) 1:52.5 (40.0) 1.7 アイランドオオジャ
4.22 京都 アンタレスS GIII 16 5 9 13.6 (7人) 1着 伊藤直人 56 ダ1800m(良) 1:50.6 (37.8) -1.0 (リージェントブラフ)
5.20 中京 東海S GII 12 8 11 3.3 (2人) 10着 伊藤直人 57 ダ2300m(良) 2:25.7 (40.3) 2.3 ハギノハイグレイド
6.24 函館 大沼S OP 10 4 4 3.0 (2人) 9着 伊藤直人 58 ダ1700m(良) 1:45.8 (38.9) 1.3 フジヤマハギタケ
9.1 札幌 エルムS GIII 13 7 10 16.1 (5人) 3着 伊藤直人 57 ダ1700m(良) 1:44.2 (38.3) 0.8 エンゲルグレーセ
10.8 金沢 白山大賞典 GIII 12 4 4 (3人) 10着 伊藤直人 57 ダ2100m(良) 2:17.3 3.7 ミラクルオペラ
10.16 上山 さくらんぼ記念 GIII 12 8 12 (5人) 5着 伊藤直人 57 ダ1800m(良) 1:56.5 1.3 セタノキング
11.7 新潟(地) 朱鷺大賞典 GIII 12 7 9 (4人) 6着 武豊 57 ダ1800m(稍) 1:51.5 1.1 トーホウエンペラー
12.5 浦和 彩の国浦和記念 GII 9 8 8 (4人) 4着 伊藤直人 55 ダ2000m(稍) 2:09.3 (41.8) 2.7 レイズスズラン
2002.1.20 京都 平安S GIII 16 8 15 25.5 (7人) 1着 伊藤直人 57 ダ1800m(良) 1:50.9 (37.5) -0.3 マイネルブライアン
3.24 中山 マーチS GIII 16 8 15 9.0 (4人) 2着 伊藤直人 58 ダ1800m(良) 1:51.3 (37.4) 0.0 マンボツイスト
4.21 京都 アンタレスS GIII 16 6 12 6.5 (4人) 15着 伊藤直人 58 ダ1800m(不) 1:51.0 (39.4) 2.3 ハギノハイグレイド
8.31 札幌 エルムS GIII 13 2 2 9.6 (4人) 2着 伊藤直人 57 ダ1700m(良) 1:44.0 (38.0) 0.4 プリエミネンス
10.26 中山 武蔵野S GIII 16 4 7 6.2 (2人) 14着 伊藤直人 57 ダ1800m(稍) 1:55.0 (42.8) 2.8 ダブルハピネス
11.23 中山 JCダート GI 16 8 15 93.7 (12人) 7着 伊藤直人 57 ダ1800m(良) 1:53.2 (37.8) 1.0 イーグルカフェ
2003.1.26 京都 平安S GIII 15 6 12 17.6 (6人) 1着 伊藤直人 57 ダ1800m(重) 1:49.7 (37.3) -0.5 クーリンガー
2.23 中山 フェブラリーS GI 16 5 9 21.5 (8人) 13着 伊藤直人 57 ダ1800m(稍) 1:54.4 (41.6) 3.5 ゴールドアリュール
3.30 中山 マーチS GIII 16 4 7 7.5 (4人) 1着 伊藤直人 58 ダ1800m(良) 1:52.0 (39.5) -0.1 (ワンモアマイライン)
4.27 京都 アンタレスS GIII 16 1 1 7.1 (3人) 10着 伊藤直人 57 ダ1800m(稍) 1:52.7 (40.3) 3.0 ゴールドアリュール
9.6 札幌 エルムS GIII 13 1 1 7.0 (4人) 8着 伊藤直人 57 ダ1700m(良) 1:46.5 (39.5) 2.7 アドマイヤドン
10.14 金沢 白山大賞典 GIII 11 8 11 (3人) 6着 伊藤直人 57 ダ2100m(重) 2:16.8 2.2 イングランディーレ
11.1 東京 武蔵野S GIII 16 5 10 31.8 (9人) 14着 伊藤直人 57 ダ1600m(良) 1:39.0 (40.1) 2.8 サイレントディール
11.29 東京 JCダート GI 16 1 2 97.8 (15人) 16着 伊藤直人 57 ダ2100m(不) 2:16.6 (44.6) 7.4 フリートストリートダンサー
2004.1.25 京都 平安S GIII 15 3 5 8.7 (4人) 5着 伊藤直人 57 ダ1800m(良) 1:52.1 (38.1) 0.8 タイムパラドックス

種牡馬時代

2004年春よりアロースタッドに繋養され20頭に種付けを行った。翌2005年にファーストクロップとなる産駒が誕生し、その後18頭が血統登録された。2008年には種付頭数が4頭に激減したものの、2010年には23頭に回復するなどその後も種牡馬活動を継続していた[6][7]

2007年8月14日福山競馬場で行われたレースで産駒のモナクキララが勝利した。この勝利が地方競馬、中央競馬通じての産駒初勝利となった。12月1日には中山競馬場での2歳未勝利戦でファンタジックキーが勝ち、中央競馬でも初勝利を挙げた。ちなみにこのレース2着のハナヤッコもスマートボーイ産駒だった。2008年には福山チャンピオンシップをモナクキララが制して、産駒が地方、中央通じての重賞競走初勝利を挙げている。

2016年4月30日、繋養先のアロースタッドにおいて、心不全のため死亡した[8]

主な産駒

母の父としての主な産駒

サウスヴィグラス産駒を中心にダートグレード競走優勝馬を含め活躍馬が出ている。

血統表

脚注

参考文献

外部リンク

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