ノストイ

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ノストイ』(ギリシャ語 Νόστοι (Nóstoi), ラテン語Nosti, 英語Returns)は、古代ギリシア叙事詩で、トロイア戦争を描いた叙事詩環の1つ。話の年代順にいうと『イーリオスの陥落』の直後の話になる。作者は不明だが、古代の著作家たちはトロイゼーンのアギアス、ホメーロス、エウメロスなどさまざまな名前を挙げていた。全部で5巻から成り、ダクテュロスヘクサメトロス(長短短六歩格)で書かれている。しかし、わずかに断片が残っているだけである。

題名の「ノストイ」は「帰郷」を意味するギリシャ語「ノストス(νόστος)」の複数形である。日本語では『帰国譚[1]帰国物語』などとも訳される。

『ノストイ』は紀元前7世紀か紀元前6世紀に作られたと言われるが、確かではない。

テキスト

『ノストイ』のオリジナルのテキストは5行半だけが残っているだけである。内容については、プロクロスの『Chrestomathy』の書いた「叙事詩の環」の散文のあらすじに頼るしかない状況である。

内容

『ノストイ』の最後で唯一消息がわからないのはオデュッセウスだけで、その帰郷の話は『オデュッセイア』で語られる。

脚注

参考文献

外部リンク

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