収穫物の荷車
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| 英語: The Harvest Wagon | |
| 作者 | トマス・ゲインズバラ |
|---|---|
| 製作年 | 1767年ごろ |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 120.5 cm × 144.7 cm (47.4 in × 57.0 in) |
| 所蔵 | バーバー美術館、バーミンガム |
| 英語: The Harvest Wagon | |
| 作者 | トマス・ゲインズバラ |
|---|---|
| 製作年 | 1784年ごろ |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 121.9 cm × 149.9 cm (48.0 in × 59.0 in) |
| 所蔵 | アートギャラリー・オブ・オンタリオ、トロント |
『収穫物の荷車』(しゅうかくぶつのにぐるま、英: The Harvest Wagon)は、18世紀イギリスの巨匠トマス・ゲインズバラがキャンバス上に油彩で制作した絵画である。2点のヴァージョンがあり、最初のヴァージョンは1767年ごろに描かれ、現在、バーミンガムのバーバー美術館に所蔵されている。より知られているもう1点のヴァージョンは1784年ごろに描かれ、現在アートギャラリー・オブ・オンタリオに所蔵されている。1941年にフランク・P・ウッドに寄贈された作品で[1] 、アート・ギャラリー・オブ・オンタリオで最も著名な作品の1つである[2]。
この絵画は、1824年当時の古典的な絵画を展示する光景を描いたウィリアム・フレデリック・ウィザリントンの作品『現代の画廊』に登場している (画面左側中央) [3]。

2点のヴァージョンは、近くに動物のいる田舎の風景の中、簡素な荷車に乗った農民たちを描いている。少年が荷車を導く一方、男性が若い女性を荷車に乗せようと手助けしている。場面は、ゲインズバラが人生の14年を過ごしたバース (イングランド) の町の周辺に設定されている。1995年に、バーバー美術館とアートギャラリー・オブ・オンタリオは協力して展覧会を開催し、最初はバーバー美術館で、次にアートギャラリー・オブ・オンタリオで両作品を並べて展示した。

約17年隔てて制作された同様の主題の2点は、芸術家としてのゲインズバラの変貌を示している。後に制作されたヴァージョンはより落ち着いており、人物たちは平静で、それほど慌てていない。ゲインズバラの研究者ヒュー・ベズリー (Hugh Besley) は、後のヴァージョンの風景、人物、動物はより統一されていると見ている。ベズリーは、また後のヴァージョンの様式と技巧にピーテル・パウル・ルーベンスの作品、とりわけ聖母大聖堂 (アントウェルペン) 蔵の『キリスト降架』のより大きな影響を見ている。荷車に乗ろうとしている女性は、イエス・キリストと逆の動きを表しているのである。
クリスティーナ・ペイン (Christina Payne) は1784年のヴァージョン中のいくらかの象徴に言及し、妊娠している女性の前に置かれた水差しは処女性の象徴であるかもしれないと述べている[4]。一方で、最初のヴァージョンはゲインズバラにとってずっと個人的なもので、荷車に乗った女性たちは彼の娘メアリーとマーガレットを表している[5]。