2021年のFIA 世界耐久選手権

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2021年のFIA 世界耐久選手権
前年: 2019-20 翌年: 2022
2021年のFIA 世界耐久選手権において2度目のドライバーズタイトルを獲得したマイク・コンウェイ(左)と小林可夢偉(中央)とホセ・マリア・ロペス(右)

2021年のFIA 世界耐久選手権は、国際自動車連盟 (FIA) とフランス西部自動車クラブ (ACO) が共同で開催するFIA 世界耐久選手権 (WEC) の第9回大会である。シリーズはプロトタイプレーシングカーおよびGTカーの参加車両を4つのクラスに分けて争われる。本シーズンは、2021年5月のスパ・フランコルシャン6時間レースで開幕し、同年11月のバーレーン8時間レースで閉幕した。世界選手権タイトルはプロトタイプ/GTカーの各カテゴリーで総合首位となったドライバー/マニュファクチャラーに与えられる。

2020-21年暫定カレンダー

過去2大会と同じく、年をまたいで2020-21シーズンとして開催される予定で、2019年12月に暫定カレンダーが発表された。モンツァ6時間とキャラミ6時間がWEC初開催となり、2012年のWEC初年度から続いてきた上海ラウンドが外れた。富士6時間は例年より遅い11月開催となった[1]

しかし、2020年に入り世界各地で新型コロナウイルス感染症の流行が拡大し、スケジュールの中止や延期が発生。4月4日、WECは2019-20シーズンの改訂版カレンダーを公開し、最終戦は11月に行うと発表した。これにより2020年内の次期シーズン開幕は不可能になり、2021年3月まで開催されないことになった[2]

ラウンド レース サーキット 開催地 開催日
2020-21シーズン暫定カレンダー
1 シルバーストン6時間レース イギリスの旗 シルバーストン・サーキット シルバーストンイギリス 2020年9月5日
2 モンツァ6時間レース イタリアの旗 モンツァ・サーキット モンツァイタリア 2020年10月4日
3 富士6時間レース 日本の旗 富士スピードウェイ 静岡県小山町日本 2020年11月1日
4 バーレーン8時間レース バーレーンの旗 バーレーン・インターナショナル・サーキット サヒールバーレーン 2020年12月5日
5 キャラミ6時間レース 南アフリカの旗 キャラミ・グランプリ・サーキット南アフリカ ヨハネスブルグ南アフリカ 2021年2月6日
6 セブリング1000マイルレース アメリカ合衆国の旗 セブリング・インターナショナル・レースウェイ フロリダ州セブリング(アメリカ合衆国 2021年3月19日
7 スパ・フランコルシャン6時間レース ベルギーの旗 スパ・フランコルシャン スパベルギー 2021年4月24日
8 ル・マン24時間レース フランスの旗 サルト・サーキット ル・マンフランス 2021年6月12-13日

2021年カレンダー

2020年9月、シーズン9(2021年)の暫定カレンダーが発表された[3]2017年シーズン以来の単年開催となる。シルバーストンとキャラミを外した6戦(セブリング/スパ/ル・マン/モンツァ/富士/バーレーン)で組まれたが、新型コロナの感染状況により複数のプランを準備するとした。

3月19日の開幕戦に予定されていたセブリング1000マイルレース(セブリング12時間レースと併催)は開催を中止[4]。代替レースとして4月2・3日にポルティマオでレースを行うことが発表されるも、3月に入り、例年6月に行われるル・マン24時間の開催を8月に延期し、空いた6月にポルティマオでのレースを入れた新たなカレンダーが発表された[5]。7月に入り、第5戦として開催予定だった富士6時間の中止と、代替としてバーレーンで2週連続開催を行うことが発表された[6]

ラウンド レース サーキット 開催地 開催日
2021シーズンカレンダー
1 スパ・フランコルシャン6時間レース ベルギーの旗 スパ・フランコルシャン スパベルギー 5月1日
2 ポルティマオ8時間レース ポルトガルの旗 アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ アルガルヴェポルトガル 6月13日
3 モンツァ6時間レース イタリアの旗 モンツァ・サーキット モンツァイタリア 7月18日
4 ル・マン24時間レース フランスの旗 サルト・サーキット ル・マンフランス 8月21-22日
5 富士6時間レース
バーレーン6時間レース
日本の旗 富士スピードウェイ
バーレーンの旗 バーレーン・インターナショナル・サーキット
静岡県小山町日本
サヒールバーレーン
9月26日
10月30日
6 バーレーン8時間レース バーレーンの旗 バーレーン・インターナショナル・サーキット サヒールバーレーン 11月20日
11月6日

エントリー

ハイパーカー(LMH)

2021年シーズンは、新たに導入されるLMハイパーカー(LMH)以外に、経過措置として従来のLMP1(ノンハイブリッド)の参戦が認められる[7]

チーム 車両 エンジン ハイブリッド タイヤ No. ドライバー ラウンド
日本の旗 トヨタ・ガズー・レーシング[8] トヨタ・GR010 HYBRID トヨタ H8909 3.5 L V6ターボ ハイブリッド M 7 イギリスの旗 マイク・コンウェイ[9] 全戦
日本の旗 小林可夢偉[9] 全戦
アルゼンチンの旗 ホセ・マリア・ロペス[9] 全戦
8 スイスの旗 セバスチャン・ブエミ[9] 全戦
日本の旗 中嶋一貴[9] 全戦
ニュージーランドの旗 ブレンドン・ハートレイ[9] 全戦
フランスの旗 アルピーヌ・エルフ・マットムート[10] アルピーヌ・A480 ギブソン GL458 4.5 L V8 - M 36 フランスの旗 ニコラ・ラピエール[11] 全戦
ブラジルの旗 アンドレ・ネグラオ[10] 全戦
フランスの旗 マシュー・バキシビエール[11] 全戦
アメリカ合衆国の旗 グリッケンハウス・レーシング[10] グリッケンハウス・SCG 007 LMH グリッケンハウス P21 3.5 L V8ターボ - M 708 アメリカ合衆国の旗 グスタヴォ・メネゼス[10] 3
フランスの旗 オリヴィエ・プラ[12] 3-4
ブラジルの旗 ピポ・デラーニ[12] 3-4
フランスの旗 フランク・マイルー 4
709 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー[10] 2, 4
フランスの旗 ロマン・デュマ[12] 2-4
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック[12] 2-4
フランスの旗 フランク・マイルー[12] 3

LMP2

規定により、LMP2クラスに参加する車両は全車ギブソン・テクノロジー製のGK428 4.2 L V8エンジンを搭載する。

チーム 車両 タイヤ No. Cup ドライバー ラウンド
フランスの旗 リシャール・ミル・レーシングチーム[13] オレカ・07 G 1 コロンビアの旗 タチアナ・カルデロン[13] 1-4, 6
ドイツの旗 ソフィア・フローシュ[13] 全戦
オランダの旗 ベイスク・フィッセール[13] 1-2, 4-6
フランスの旗 ガブリエル・オーブリー 5
デンマークの旗 ハイクラス・レーシング[14] オレカ・07 G 20 Cup デンマークの旗 ヤン・マグヌッセン[14] 1-3
デンマークの旗 デニス・アンデルセン[14] 全戦
デンマークの旗 アンデルス・フィヨルドバッハ[14] 1-3, 5-6
アメリカ合衆国の旗 リッキー・テイラー 4
デンマークの旗 マルコ・ソレンセン 4
ポーランドの旗 ロバート・クビサ 5-6
アメリカ合衆国の旗 ドラゴンスピード・USA[15] オレカ・07 G 21 Cup イギリスの旗 ベン・ハンリー[10] 全戦
コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ[15] 全戦
スウェーデンの旗 ヘンリク・ヘドマン[10] 全戦
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド・オートスポーツ・USA[10] オレカ・07 G 22 イギリスの旗 フィリップ・ハンソン[10] 全戦
スイスの旗 ファビオ・シェーラー[10] 1, 3-6
ポルトガルの旗 フェリペ・アルブケルケ[10] 1, 3-6
イギリスの旗 ポール・ディ・レスタ 2
イギリスの旗 ウェイン・ボイド 2
イギリスの旗 Jotaスポーツ[16][17] オレカ・07 G 28 インドネシアの旗 ショーン・ゲラエル[17] 全戦
ベルギーの旗 ストフェル・バンドーン[17] 全戦
イギリスの旗 トム・ブロンクビスト[17] 全戦
38 メキシコの旗 ロベルト・ゴンザレス[16] 全戦
ポルトガルの旗 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ[16] 全戦
イギリスの旗 アンソニー・デビッドソン[16] 全戦
オランダの旗 レーシング・チーム・ネダーランド[18] オレカ・07 G 29 Cup オランダの旗 フリッツ・ヴァン・イアード[18] 全戦
オランダの旗 ギド・ヴァン・デル・ガルデ[18] 1-2, 4-6
オランダの旗 ジョブ・ヴァン・ウィタート[18] 1-2, 4-6
フランスの旗 ポール=ルゥ・シャタン 3
オランダの旗 ニック・デ・フリース 3
ベルギーの旗 チーム・WRT[19] オレカ・07 G 31 オランダの旗 ロビン・フラインス[20] 全戦
オーストリアの旗 フェルディナント・ヴォン・ハプスブルグ[20] 全戦
フランスの旗 シャルル・ミレッシ 全戦
ポーランドの旗 インター・ユーロポル・コンペティション[21] オレカ・07 G 34 ポーランドの旗 ヤクブ・スミエコフスキー[21] 全戦
オランダの旗 レンガー・ヴァン・デル・ザンデ[21] 1, 3-6
イギリスの旗 アレックス・ブランドル[21] 全戦
スイスの旗 ルイ・デレトラズ 2
スロバキアの旗 ARC・ブラティスラバ[10] リジェ・JS P217(Rd.1-3)
オレカ・07(Rd.4-6)
G 44 Cup スロバキアの旗 ミロ・コノプカ[10] 全戦
イギリスの旗 トム・ジャクソン 1-2
イギリスの旗 ダレン・バーケ 1
イギリスの旗 オリバー・ウェッブ 2-6
スロバキアの旗 マテイ・コノプカ 3-4
インドの旗 クッシュ・マイニ 5
フランスの旗 ネルソン・バンシアティッシ 6
イギリスの旗 オッリ・コールドウェル 6
スイスの旗 リアルチーム・レーシング[22] オレカ・07 G 70 Cup フランスの旗 ロイック・デュバル[22] 1, 3-6
スイスの旗 エステバン・ガルシア[22] 全戦
フランスの旗 ノーマン・ナト[22] 全戦
スイスの旗 マティアス・ベシェ 2

LMGTE Pro

チーム 車両 エンジン タイヤ No. ドライバー ラウンド
イタリアの旗 AFコルセ[10] フェラーリ・488 GTE Evo フェラーリ F154CB 3.9 L V8ターボ M 51 イギリスの旗 ジェームス・カラド[10] 全戦
イタリアの旗 アレッサンドロ・ピエール・グイディ[10] 全戦
フランスの旗 コーム・レドガー 4
52 スペインの旗 ミゲル・モリーナ[10] 全戦
ブラジルの旗 ダニエル・セラ[10] 全戦
イタリアの旗 ダビデ・リゴン 4
ドイツの旗 ポルシェ・GTチーム[10] ポルシェ・911 RSR-19 ポルシェ 4.2 L F6 M 91 オーストリアの旗 リヒャルト・リーツ[10] 全戦
イタリアの旗 ジャンマリア・ブルーニ[10] 全戦
フランスの旗 フレデリック・マコヴィッキィ 2, 4, 6
92 フランスの旗 ケビン・エストレ[10] 全戦
スイスの旗 ニール・ジャニ[10] 全戦
デンマークの旗 ミカエル・クリステンセン 2, 4, 6

LMGTE Am

チーム 車両 エンジン タイヤ No. ドライバー ラウンド
イギリスの旗 TFスポーツ[23] アストンマーティン・ヴァンテージAMR アストンマーティン 4.0 L V8ターボ M 33 アメリカ合衆国の旗 ベン・キーティング[23] 全戦
ルクセンブルクの旗 ディラン・ペレイラ[23] 全戦
ブラジルの旗 フェリペ・フラガ[23] 全戦
日本の旗 D'ステーション・レーシング[24] M 777 日本の旗 星野敏[24] 全戦
日本の旗 藤井誠暢[24] 全戦
イギリスの旗 アンドリュー・ワトソン[25] 全戦
ドイツの旗 チーム・プロジェクト1[10] ポルシェ・911 RSR-19 ポルシェ 4.2 L F6 M 46 ノルウェーの旗 デニス・オルセン[10] 1, 3-4
ノルウェーの旗 アンデルス・ブチャード 1, 3-4
ジンバブエの旗 アクシル・ジェフェリーズ 1
アメリカ合衆国の旗 マクスウェル・ルート 3
アメリカ合衆国の旗 ロビー・フォレイ 4
56 ノルウェーの旗 エジーディオ・ペルフェッティ[10] 全戦
イタリアの旗 マッテオ・カイローリ[10] 全戦
イタリアの旗 リカルド・ペーラ 全戦
イタリアの旗 チェティラー・レーシング[26] フェラーリ・488 GTE Evo フェラーリ F154CB 3.9 L V8ターボ M 47 イタリアの旗 ロベルト・ラコルテ[26] 全戦
イタリアの旗 ジョルジオ・セルナジョット[26] 全戦
イタリアの旗 アントニオ・フォコ[26] 全戦
イタリアの旗 AFコルセ[26] フェラーリ・488 GTE Evo フェラーリ F154CB 3.9 L V8ターボ M 54 スイスの旗 トーマス・フロール[26] 全戦
イタリアの旗 フランチェスコ・カステラッチ[26] 全戦
イタリアの旗 ジャンカルロ・フィジケラ[26] 全戦
83 フランスの旗 フランソワ・ペロード[26] 全戦
デンマークの旗 ニクラス・ニールセン[26] 全戦
イタリアの旗 アレッシオ・ロベーラ[26] 全戦
イタリアの旗 アイロン・リンクス[26] フェラーリ・488 GTE Evo フェラーリ F154CB 3.9 L V8ターボ M 60 イタリアの旗 クラウディオ・スチアボーニ[26] 1-4, 6
イタリアの旗 アンドレア・ピッチーニ[26] 1-3, 5-6
イタリアの旗 マッテオ・クレッソーニ[26] 1-3, 5-6
イタリアの旗 パオロ・ルベルティ 4
イタリアの旗 ラファエル・ジャンマリア 4
イタリアの旗 リノ・マストロナルディ 5
85 スイスの旗 ラヘル・フライ[26] 全戦
イギリスの旗 キャサリン・レッグ 1, 5-6
イタリアの旗 マニュエラ・ゴスナー[26] 1-3
デンマークの旗 ミシェル・ガッティング 2, 4
ベルギーの旗 サラー・ボビー 3-6
ドイツの旗 デンプシー-プロトン・レーシング[10] ポルシェ・911 RSR-19 ポルシェ 4.2 L F6 M 77 ドイツの旗 クリスチャン・リード[10] 全戦
ニュージーランドの旗 ジャクソン・エバンス[10] 全戦
オーストラリアの旗 マット・キャンベル[10] 全戦
88 ドイツの旗 マルコ・シーフリード 1-3
インドネシアの旗 アンドリュー・ハリアント 1, 3
ベルギーの旗 アレッシオ・ピカリエッロ 1, 3
フランスの旗 ジュリアン・アンドローエル 2, 4-6
アメリカ合衆国の旗 ドミニク・バスティエン 2, 4
ドイツの旗 ランス・デビッド・アーノルド 4
アラブ首長国連邦の旗 ハリド・アル・クバイシ 5-6
ベルギーの旗 エイドリアン・デ・リーナー 5
ジンバブエの旗 アクシル・ジェフェリーズ 6
イギリスの旗 GRレーシング[10] ポルシェ・911 RSR-19 ポルシェ 4.2 L F6 M 86 イギリスの旗 マイケル・ウェインライト[10] 全戦
イギリスの旗 ベン・バーカー[10] 全戦
イギリスの旗 トム・ガンブル[27] 全戦
イギリスの旗 アストンマーティン・レーシング[28][10] アストンマーティン・ヴァンテージAMR アストンマーティン 4.0 L V8ターボ M 98 カナダの旗 ポール・ダラ・ラナ[10] 全戦
ブラジルの旗 アウグスト・ファルフス[28] 全戦
ブラジルの旗 マルコス・ゴメス[28] 1-3, 5-6
デンマークの旗 ニッキー・ティーム 4

結果とランキング

脚注

外部リンク

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