ソユーズMS-28
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射場に向けてロールアウトした直後のソユーズ MS-28 | |
| 名称 | ISS 74S |
|---|---|
| 任務種別 | ISS乗員輸送 |
| 運用者 | ロスコスモス |
| COSPAR ID | 2025-275A |
| ウェブサイト | en |
| 任務期間 | 19日 5時間 38分(進行中) 240日(計画) |
| 特性 | |
| 宇宙機 | ソユーズ MS-28 No. 753[1] |
| 宇宙機種別 | ソユーズMS |
| 製造者 | RKKエネルギア |
| 乗員 | |
| 乗員数 | 3 |
| 乗員 | |
| コールサイン | ジャーファルコン[2] |
| 任務開始 | |
| 打ち上げ日 | 2025年11月27日 09:27:57 UTC (14:27:57 AQTT)[2] |
| ロケット | ソユーズ 2.1a |
| 打上げ場所 | バイコヌール宇宙基地31/6番射点 |
| 打ち上げ請負者 | プログレス国家研究生産ロケット宇宙センター |
| 任務終了 | |
| 着陸日 | 2026年6月15日(計画)[3] |
| 着陸地点 | カザフステップ |
| 軌道特性 | |
| 参照座標 | 地球周回軌道 |
| 体制 | 低軌道 |
| ISSのドッキング(捕捉) | |
| ドッキング | ラスヴェット 天底側 |
| ドッキング(捕捉)日 | 2025年11月27日 12:34 UTC |
| 分離日 | 2026年7月26日(計画) |
| ドッキング時間 | 19日 2時間 32分(進行中) |
左から: ウィリアムズ(英語版)、スヴェルチコフ(英語版)、ミカエフ(英語版) | |
ソユーズ MS-28(ロシアの製造番号753、NASAの識別名称 Soyuz 74S)は2025年11月27日にバイコヌール宇宙基地の31/6番射点から国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられたロシアのソユーズの有人飛行。
このミッションでは、コロリョフにあるRKKエネルギアの工場で次の組み立てラインに載っていたソユーズMS759番機が使われる予定だった。しかしながら、製造後の試験中に宇宙船の熱シールドに2025年末の打ち上げ予定までには修理ができない損傷を受けたと報じられた。報告によると、シールドは、着陸直前に行われる手順と同様に、分離ボルトが誤って作動して外れたか、不適切な試験中に断熱層が剥離したかのいずれかであるとのことである。2025年10月時点でロスコスモスはこの事案を認めていいが、バイコヌール宇宙基地から公開された写真には、ソユーズ宇宙船753号機が飛行準備中であることが示されている[1]。
753号機は、752号機とともに当初は将来の商業ミッション用に割り当てられていた。752号機は宇宙観光旅行フライトのソユーズ MS-20に使用されたが、ロシアのウクライナ侵攻以降はロシアの宇宙計画での商用飛行契約はキャンセルされていた。その結果、753号機は通常の国際宇宙ステーションへの運用に再割り当てされた。この代替により、ロスコスモスは、搭載システムの耐用年数を超える前に、古い宇宙船を活用することができた[1]。
宇宙船のクルスランデブーシステムのテスト、真空チャンバーの漏洩チェック、推進、誘導、通信各システムの検証などの打ち上げ準備は2025年10月前半にバイコヌール宇宙基地で始められた[1]。
このミッション用のソユーズ 2.1aロケットおよびペイロードフェアリングは2025年10月22日に鉄道でバイコヌールに到着した[1]。
2025年11月27日の09:27:57 UTC(発射情の現地時間であるカザフスタン時間14:27:57)に、バイコヌール宇宙基地31番射点から打ち上げには成功し[2]、3時間強のちの12:34 UTCにクルーはISSに到着した。しかしながら、打ち上げ中に31番射点の打ち上げパッドが損傷し、発射台下の移動式サービスプラットフォームが発射炎用の溝に崩れ落ちたものと見られている[4]。被害の規模が大きいため、ロシアで唯一稼働中の有人打ち上げ施設は一時的に使用不能となった。この施設からの次回の打ち上げ予定である、12月下旬に予定されているプログレス MS-33貨物ミッションの状況は、直ちには明らかになっていない。ロスコスモスは事故発生から数時間後、状況を評価中であり、必要なスペアパーツを保有しており、修理はまもなく完了するとの声明を発表した[5][6]。
一方、ソユーズ MS-28の到着によって、2025年12月1日にソユーズ MS-28がドッキングする際の空間的余裕を得るためにポートから離れた位置でカナダアーム2によって把持されていたシグナス NG-23がユニティ・モジュールへ再接続され、ISSの8つのドッキングポート全てが占有されることとなった。宇宙ステーションには一時的に、スペースXのドラゴン2宇宙船2機(Crew-11とCRS-33)、ノースロップグラマンの拡張型シグナス輸送機(NG-23)、JAXAのHTV-X輸送宇宙船(HTV-X1)、ロスコスモスのソユーズMS有人宇宙船2機(MS-27とMS-28)およびプログレスMS輸送宇宙船2機(MS-31とMS-32)がドッキングしている[7]。
クルー
このミッションは、NASAとロスコスモスの間で締結された、ロシア人宇宙飛行士1名がNASAの宇宙船に搭乗するのと引き換えに、ソユーズ宇宙船に搭乗する交換協定の終了後、初めて打ち上げられる予定だった。その結果、2024年時点で、このミッションは3名のロシア人宇宙飛行士を輸送する予定となっていたしかし、NASAとロスコスモスは、座席交換プログラムを2025年以降も延長する交渉を行っており[8]、2025年4月にNASAはクリストファー・ウィリアムズを搭乗員に任命したことを発表した[9]。
正クルー
| 地位[10] | 乗組員 | |
|---|---|---|
| 指揮官 | 第73次/74次長期滞在 2回目の宇宙飛行 | |
| フライトエンジニア | 第73次/74次長期滞在 1回目の宇宙飛行 | |
| フライトエンジニア | 第73次/74次長期滞在 1回目の宇宙飛行 | |
予備クルー
| 地位[10] | 乗組員 | |
|---|---|---|
| 指揮官 | ||
| フライトエンジニア | ||
| フライトエンジニア | ||
脚注
出典
- 1 2 3 4 5 Zak, Anatoly (2025年10月31日). “Roskosmos swaps ships for the Soyuz MS-28 mission”. RussianSpaceWeb.com. 2025年11月1日閲覧。
- 1 2 3 “Spaceflight mission report Soyuz MS-28”. spacefacts.de. 2025年8月5日閲覧。
- ↑ “Upcoming ISS Expeditions”. spacefacts.de (2024年12月19日). 2025年1月16日閲覧。
- ↑ “R-7 ICBM/Soyuz rocket launch facilities in Baikonur”. www.russianspaceweb.com. 2025年12月9日閲覧。
- ↑ Lyrchikova, Anastasia; Bobrova, Marina (2025年11月27日). “Baikonur launch pad damaged after Russian Soyuz launch to International Space Station”. Reuters. https://www.reuters.com/science/baikonur-launch-pad-damaged-after-russian-soyuz-launch-international-space-2025-11-27/ 2025年11月27日閲覧。
- ↑ Zak, Anatoly (2025年11月27日). “R-7 ICBM/Soyuz rocket launch facilities in Baikonur”. RussianSpaceWeb.com. 2025年11月27日閲覧。
- ↑ “Space Station First: All Docking Ports Fully Occupied, 8 Spacecraft on Orbit - NASA” (英語) (2025年12月1日). 2025年12月2日閲覧。
- ↑ NASA's Management of Risks to Sustaining ISS Operations through 2030 (PDF) (Report). NASA Office of Inspector General. 26 September 2024. p. 14. 2024年10月2日閲覧.
- ↑ “NASA Astronaut Chris Williams Assigned to First Space Station Mission – NASA”. 2025年12月7日閲覧。
- 1 2 “Центр подготовки космонавтов им. Ю.А.Гагарина. Официальный Web-сайт” [Crews in training] (ロシア語). Yuri Gagarin Cosmonaut Training Center. 2025年2月10日閲覧。
| 予定 | |
|---|---|
| 現在 | |
| ソユーズMS (2016 – …) | |
| ソユーズTMA-M (2010 – 2016) | |
| ソユーズTMA (2002 – 2012) | |
| ソユーズTM (1987 – 2002) | |
| ソユーズT (1980 – 1986) | |
| ソユーズ7K-TM (1975 – 1976) | |
| ソユーズ7K-T (1973 – 1981) | |
| ソユーズ7K-OKS (1971) | |
| ソユーズ7K-OK (1967 – 1970) | |
| 無人機 | |
| 関連項目 | |
| |
| 1998年-2004年 | |
|---|---|
| 2005年-2009年 |
|
| 2010年-2014年 |
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| 2015年-2019年 |
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| 2020年-2024年 | |
| 2025年以降 | |
| 予定 |
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| 宇宙船 |
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