モリニュー夫人の肖像
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 英語: Portrait of Lady Molyneux | |
| 作者 | トマス・ゲインズバラ |
|---|---|
| 製作年 | 1769年 |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 236 cm × 155 cm (93 in × 61 in) |
| 所蔵 | ウォーカー・アート・ギャラリー、リヴァプール |
『モリニュー夫人の肖像』(モリニューふじんのしょうぞう、英: Lady Molyneux)、または『後のセフトン伯爵夫人、モリニュー子爵夫人、イザベラ』(のちのセフトンはくしゃくふじん、モリニューししゃくふじん、イザベラ、英: Isabella, Viscountess Molyneux, later Countess of Sefton)は、18世紀イギリスの巨匠トマス・ゲインズバラが1769年にキャンバス上に油彩で制作した絵画である。イギリスの貴族セフトン伯爵夫人イザベラ・モリニュー (Isabella Molyneux, Countess of Sefton) を描いている[1]。作品は1975年以来、リヴァプールのウォーカー・アート・ギャラリーに所蔵されている。
この絵画は、イザベラがアイルランドの政治家で子爵であったチャールズ・モリニューと結婚した直後に描かれた。チャールズ・モリニューは、後にすぐセフトン伯爵 (Earl of Sefton) になっている。
絵画は、当時ゲインズバラが絵画制作の場としていた流行の温泉町バース (イングランド) で描かれた。ロイヤル・アカデミー創立時の会員であった彼は、作品を同アカデミーの最初の夏季展となった1769年の夏季展 (Royal Academy Exhibition of 1769) で展示することを選択した。当時、ゲインズバラはアカデミーの会員に選ばれたばかりで、夏季展に送られた本作は、間違いなくロンドンの鑑賞者たちを感嘆させるべく意図的な努力がなされたものである。モリニュー夫人は見事な身のこなしを見せる一方、サテンのドレス上の光と陰の揺らめきは、名人芸ともいえる奇跡的描写でなされている。
制作された後の2世紀にわたって、作品はモリニュー家の居宅クロステス・ホール (Croxteth Hall) に掛けられていたが、イギリス政府の所有を経て、ウォーカー・アート・ギャラリーに収蔵された。