ルフトハンザドイツ航空

ドイツのフラッグ・キャリア From Wikipedia, the free encyclopedia

ルフトハンザドイツ航空(ルフトハンザドイツこうくう、ドイツ語: Deutsche Lufthansa AG, 英語: Lufthansa)は、ドイツケルンに本拠を置くドイツ最大の航空会社で、同国のフラッグ・キャリア。世界最大の航空連合であるスターアライアンスの正会員[3]

概要 IATA LH, ICAO DLH ...
ルフトハンザドイツ航空
Deutsche Lufthansa AG
IATA
LH
ICAO
DLH
コールサイン
LUFTHANSA
法人番号 1700150005058 ウィキデータを編集
設立 1926年
(Deutsche Luft Hansa Aktiengesellschaftとして設立)
ハブ空港 [注 1]
マイレージサービス Miles & More
会員ラウンジ
  • ファーストクラスターミナル
  • ファーストクラスラウンジ
  • セネターラウンジ
  • ビジネスラウンジ
  • ウェルカムラウンジ
航空連合 スターアライアンス
親会社 Deutsche Lufthansa AG
子会社 (一部抜粋)
保有機材数 304機
就航地 274都市[2]
スローガン Say yes to the world(世界にイエス).
本拠地 ドイツの旗 ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州 ケルン
代表者 Carsten Spohr
執行役会会長・CEO
外部リンク https://www.lufthansa.com
備考
日本支社所在地
東京都港区芝公園3丁目1-13
アーバン芝公園
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ルフトハンザのエアバスA350-900
ミュンヘン空港に駐機するルフトハンザ機(旧塗装)

ルフトハンザドイツ航空の親会社であるルフトハンザグループは、ドイツ国外の航空会社も多数傘下に収めている。

概要

旧ロゴ

2015年4月時点で世界98カ国274都市に就航[2] 、売上高はアメリカン航空デルタ航空に次ぐ世界第3位(約398億ドル)、旅客数はイージージェットに次ぐ欧州第2位、世界第9位(2014年現在)[注 2]の大規模航空会社(メガ・キャリア)であり、世界最大の航空連合であるスターアライアンスの創立メンバーの一社でもある。日本への乗り入れ開始は1961年で、2025年現在、羽田空港関西国際空港に就航している。

社名「Lufthansa」は「空のハンザ同盟」の意。ドイツ・エアロ・ロイド(旧ドイツ・ルフト・レーデライ)とユンカース空輸の合併で誕生した会社として、中世ドイツの「商人組合」にかけて「旅商人組合(同盟)」の意味を込め「ドイツ・ルフト・ハンザ株式会社」 (Deutsche Luft Hansa Aktiengesellschaft) とされた。

ロゴのモチーフとなっている鳥はツルである。世界中のお伽話や神話の中で、ツルは幸福の象徴あるいは神秘的な鳥として描かれることが多いことに由来している。1918年にオットー・フィルレのデザインにより前身のドイツ・ルフト・レーデライのシンボルマークとして制定され[4][5]、以来このツルをシンボルに用いてきた。また、このことにちなんで、ルフトハンザは野生のツルを保護する活動も行っている[2]

2018年2月7日に28年ぶりの新塗装を発表[6][7]。機体デザインは紺色と白色をベースとして、垂直尾翼にマイナーチェンジを施したツルを描いたデザインとなる。これは前述のとおり1918年にドイツ人デザイナーのオットー・フィルレが制作し、2018年でちょうど100周年を迎えるためである。新塗装の初号機はB747-8(機体番号:D-ABYA)とA321(機体番号:D-AISP)の2機で、このうち前者についてはフランクフルト - 東京/羽田線にも投入されている。2025年までの7年間で在籍機全てを新塗装に変更するほか、アメニティセットや食器などのアイテムも今後2年間で新デザインに切り替える。黄色はロゴからは姿を消したが、フランクフルト国際空港などの案内サインや客室乗務員のスカーフなどに引き続き使用される。

本社はケルンにある。もっとも、中核的な事業所であるルフトハンザ・アビエーションセンター(LAC)は、メインハブであるフランクフルト空港に位置している[8]。ルフトハンザのパイロット、地上職員、及び客室乗務員の多くがここを拠点としている[9]。ルフトハンザ第二のハブはミュンヘン空港である。第三のハブはデュッセルドルフ空港であったが、最近では同空港を発着するほぼ全てのルフトハンザ便が、子会社のジャーマンウィングス(現・ユーロウィングス)に移管されたため、現在では同空港がルフトハンザのハブであるとは言い難い。

綿密な機体整備は高く評価されている。ニューズウィーク誌の「最も安全な航空会社ランキング」の第1位に選出されている。同社中古機の人気は高く、1980年代のピープル・エキスプレスなど、ルフトハンザの中古機材を用いて就航している格安航空会社も多い。

航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している[10]

西ドイツ側の航空会社となって以降は自社でパイロット養成を行っており、グループ会社が練習機を保有している。

ルフトハンザは、航空関連事業のグループ会社を多く有しており、その数は400を超える[2]。そのうち、主要なものについては後述する

歴史

ユンカースJu-52

1926年1月、ドイツ政府26%、地方都市19%の出資によってJunkers LuftverkehrとDeutscher Aeroが合併し誕生した。これによって、DELAGを源流とするエアロユニオン系、海運会社ロイド(現・ハパックロイド)を中心とするロイド系、エンジンメーカのユンカース系と、それまでドイツにあった航空会社が1社に統合された[11]。合併後ヨーロッパ域内に路線網を拡大するほか、同盟国の日本満州国への路線も計画するものの、1945年5月のドイツの第二次世界大戦の敗戦により、会社組織として一度解散した。

ドイツ連邦共和国(西ドイツ)成立後の1953年に、「Aktiengesellschaft für Luftverkehrsbedarf (LUFTAG)」という名称で西ドイツ国営企業として再建され、翌年8月に現在の「ルフトハンザドイツ航空」に再改称した。しかしドイツ民主共和国(東ドイツ)はこれと無関係に「ルフトハンザドイツ航空」という航空会社を設立したため、両社の間で係争となった。ベオグラードで行われた裁判で東のルフトハンザが敗訴したため、東ドイツの国営航空会社はインターフルークとなった。

その後はヨーロッパ域内のみならず、アジア、南北アメリカ中東アフリカなど世界各国に路線網を広げる。

1990年の東西ドイツ再統一時に、東ドイツ・インターフルークの路線網と一部従業員を引き継いだ。その後の1994年に、完全民営化を果たす。

1997年に、エア・カナダスカンジナビア航空タイ国際航空ユナイテッド航空とともに、世界初の航空連合であるスターアライアンスを結成した[12][13]。2005年にスイスインターナショナルエアラインズの買収を表明し、2006年に完全子会社化する。2009年9月、オーストリア航空を買収したことを公表した[14][15]

最近ではルフトハンザ本社とは別に、2009年に完全子会社化したジャーマンウィングスというLCCブランドで、A319型機・A320型機を主力機材として欧州域内に大規模な路線網を展開しており、この子会社だけでも就航地は80地点を超えており、第三のハブとして運用していたデュッセルドルフ発着の路線の多くを移管した[16]。さらに2015年からは同じドイツ語圏で、子会社であるオーストリア航空の本拠地であるウィーン国際空港を新たな拠点として整備する事が発表されている。また2016年12月には、ブリュッセル航空の親会社で、45%の株式を出資していたSNエアーホールディングの残りの株式を買収し完全子会社化した[17]

2017年12月4日、スカイトラックスによって、ヨーロッパ初の5スター・エアラインに認定された[18]

100周年を記念して、2018年2月7日に28年ぶりの新塗装を発表した[19][20]

2021年1月、CEOシュポーア氏が、運用を外れているエアバスA340-600機をすべて退役させると発表した[21]。なお、その後、航空需要の急増、導入予定機材の受領遅延、ファーストクラスの需要などを背景に、営業運航に復帰している[22]

2022年3月には、運用を外れていたエアバスA380の全機材復帰を発表し、2025年に全機の復帰を完了した[23][24][25][26]

2022年5月、2017年からスカイトラックスによって認定されていた、欧州初の5つ星評価が、総合4つ星に格下げされた[27]

2024年5月1日、長距離路線向けの新座席「アレグリス(Allegris)」の運用を開始[28]

2025年1月17日、ITAエアウェイズの株式41パーセントを取得したと発表した。これにより、ITAエアウェイズはスターアライアンスに移籍することとなった[29][30][31]

2025年10月、2026年の創立100周年を記念して、新造のボーイング787-9に特別塗装を施すことを発表し[32]、さらに、2025年11月24日には他の5機にも施すことを発表した[33]。これにより、エアバスA380A350-1000A350-900A320ボーイング747-8787-9から1機ずつ、合計6機に100周年記念特別塗装が施されることとなった。

2025年12月10日、ルフトハンザグループは新たなブランドデザインの導入を発表。長年親しまれてきた鶴のロゴから円形の枠を外し、より開放的で羽ばたく印象のデザインとなった。カラー設計も一新され、従来の濃紺より明るい「LH Core Blue」が新たな基調色として採用され、ブランド全体がより軽やかで現代的な色調へと移行した。さらに、ロゴの白抜き表現が正式に可能となり、状況に合わせて活用されることとなった。ルフトハンザは、新デザインの導入でグループ全体の一体感を高めるとともに、複数の航空会社を束ねるブランドとしての統一性と分かりやすさを強化していくとした[34]

保有機材

  • エアバス製機材主体に、複数の機種を数多く保有している。また、エアバスではA318を除いて全ての機種を受注・運航している。
  • ルフトハンザが発注したボーイング社製航空機の顧客番号は30で、航空機の形式名は737-530, 747-430, 747-830 などとなる。
  • エアバスA380-800では、機体それぞれに都市の名前が付けられている。
    就航地(過去の就航地も含む)[注 3]:東京(D-AIMD)・北京(D-AIMC)・ヨハネスブルク(D-AIME)・ニューヨーク(D-AIMH)・サンフランシスコ
  • ボーイング747-8では、機体にドイツの連邦州の名前が付けられており、初号機は「ブランデンブルク」と名付けられた[35]。2020年現在、欧米の航空会社では唯一、B747-8旅客型を運航している。
  • ルフトハンザのエアバスA340-600は、エコノミークラスのトイレが客席下の貨物キャビンに集約されているという珍しい構造をしている[36]
  • ルフトハンザのB747-400,A330,A340,A380,B747-8などの一部の長距離路線使用機には、集中治療室の機能を持った患者搬送コンパートメント(Patient Transport Compartment,略称:PTC)が搭載されており、専門の医療スタッフも用意されている。2015年6月には、全ての長距離路線機にPTCを搭載する方針を明らかにしている[37][38]

リスト

さらに見る 機材, 保有数 ...
ルフトハンザドイツ航空 運航機材(2026年8月現在)[39][40]
機材 保有数 発注数 座席数 備考
F C E M
エアバスA319-100 22 - - - - 138 138[41]
エアバスA320-200 44 - - - - 168 168[42]
180 180[42]
エアバスA320neo 29 24[43] - 180 180[44] ローンチカスタマー[45]
40機のオプション付き[46]
2028年までに導入予定
エアバスA321-100 15 - - - - 200 200[47] ローンチカスタマー[48]
エアバスA321-200 37 - - - - 200 200[47]
エアバスA321neo 19 15[43] - 215 215[49] 2028年までに導入予定[46]
エアバスA330-300 3 - - 42 28 185 255[50] 2027年までにグループ会社に全機移管予定[51]
エアバスA340-300 12 - - 30 28 221 279[52] 世界最多運用
2027年までに退役予定[53]
エアバスA340-600 4 - 8 56 28 189 281[54] 2026年10月までに退役予定[55]
エアバスA350-900 10 13[43] 4 38 24 201 267[56] 新仕様「アレグリス」設置機材[56]
2031年までに導入予定[46]
17 - 48 21 224 293[57] 「アレグリス」仕様に改修予定[58]
4 30 26 262 318[57] フィリピン航空仕様機[59]
2027年よりディスカバー・エアラインズへ移管予定[60]
エアバスA350-1000 - 15[43][61][62] 未定 2026年~2030年の導入予定[63]
25機のオプション付き[46]
エアバスA380-800 2 - 8 68 52 371 499[64] 499席仕様に2027年半ばまでに改装予定[65]
6 78 509[64]
ボーイング747-400 8 - - 67 32 272 371[66] 2027年までに退役予定[53][55]
ボーイング747-8I 0 - 8 80 40 220 348[67] ローンチカスタマー且つ世界最多運用
「アレグリス」仕様に改装予定[56]
20機を発注し19機受領。うち残1機は2026年に米空軍に売却[68][69]
18 32 244 364[67]
ボーイング777-9 - 20[70] 未定 ローンチカスタマー
2028年までに導入予定[46]
24機のオプション付き
ボーイング787-9 4 - - 26 21 247 294[71] オーストリア航空へ5機全て移管予定[72]
16 18[61] 28 28 231 287[56] 新仕様「アレグリス」設置機材[56]
13機のオプション付き
2028年までに導入予定[46]
270 105
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ギャラリー

退役機材

特別塗装機

"*"は2026年3月現在、通常塗装による運航
取り消し線は2026年3月現在、同社から退役済

  • EXPO2000 HANNOVER
ボーイング747-400 (D-ABVK[注 4])
20世紀最後であり、ドイツで初めての国際博覧会であるハノーヴァー万国博覧会が開催されたことを記念して施された。
  • STAR ALLIANCE
ボーイング747-400M (D-ABTH)、ボーイング767-300ER (D-ABUVD-ABUW)、ボンバルディアCRJ-700 (D-ACPQD-ACPSD-ACPT)、フォッカー 70 (D-AFKBD-AFKF)、エアバスA319-100 (D-AIBH・D-AIBI・D-AIBJ・D-AILF*・D-AILP・D-AILS・D-AILT・D-AILX)、エアバスA320-200 (D-AIPCD-AIPDD-AIQS・D-AIUA・D-AIZH・D-AIZM・D-AIZN)、エアバスA321-100 (D-AIRW*)、エアバスA340-200 (D-AIBA)、エアバスA340-300 (D-AIFA・D-AIFE*・D-AIFF*・D-AIGC・D-AIGN・D-AIGP・D-AIGV・D-AIGW*・D-AIGX*・D-AIGY)、エアバスA340-600 (D-AIHC)
同社はスターアライアンスの創立メンバーであり、一部機材にアライアンス共通デザインを施している。
  • 50 YEARS Innovation Partnership Boeing and Lufthansa」
ボーイング747-400 (D-ABVH)
同社がボーイング707を投入した年は1960年であり、2010年にボーイングとの提携50周年を記念して塗装された[73]
  • Lu
エアバスA319-100 (D-AILU)
同社の子供向けマスコットキャラクターである「ルー」と「コスモ」が描かれている[74]
  • 100 Jahre Hamburg Airport
エアバスA320-200 (D-AIQW*)
2011年に開港100周年を迎えたハンブルク空港を記念した塗装。
  • Fanhansa
ボーイング737-300 (D-ABEK)、ボーイング747-400 (D-ABVKD-ABVS)、ボーイング747-8 (D-ABYO*)、エアバスA320-200 (D-AIUD*・D-AIWI・D-AIWK*・D-AIZG*)、エアバスA321-200 (D-AIDA*・D-AIDG*)、エアバスA321neo (D-AIEH*・D-AIEO*)、エアバスA340-600 (D-AIHND-AIHQ)
2014 FIFAワールドカップが開催されたことを機に施された。なお、この大会でドイツ代表は優勝を果たし、縁起のいい塗装となった。
2024年にはUEFA EURO 2024に合わせ、同様に施工された[75]
  • Fanhansa Siegerflieger
ボーイング747-8 (D-ABYI*)
2014 FIFAワールドカップドイツ代表が優勝を果たしたことを記念して施された。Fanhansaロゴの後ろに「Siegerflieger」(ドイツ語で「勝者のフライト」を意味する)の金文字が施された。
  • Fanhansa Mannschaftsflieger
エアバスA321-200 (D-AISQ*)
2018 FIFAワールドカップがロシアで行われるのに伴い、2014年の時と同様に施工された。
  • Fanhansa Diversity Wins.
エアバスA330-300(D-AIKQ*)
2022 FIFAワールドカップがカタールで行われるのに伴い、2014年・2018年の時と同様に施工された[76]。Fanhansaロゴの後ろに「Diversity Wins.」(「多様性が勝つ」を意味する)の文字が施された。
  • 「Congraturations! BOEING 747 1500th
ボーイング747-8 (D-ABYP)
D-ABYPは量産1500機目のボーイング747となり、これを記念して施された[77]。この塗装は、L5/R5ドアの前に施されている。
  • レトロ塗装('70年代~'80年代)」
ボーイング747-8 (D-ABYT[注 5])
2015年4月に同社は創立60周年を迎えることから、その記念に施された[78]
  • レトロ塗装('60年代)」
エアバスA321-200 (D-AIDV)
  • レトロ塗装(スーパースター)」
エアバスA321-200 (D-AISZ)
同社の創立100周年を記念し、ロッキード L-1649 スターライナー(同社ではスーパースターという愛称があった)を模したレトロ塗装が施された[79]
エアバスA321-100 (D-AIRY)
西部ドイツ放送(WDR)製作の番組『だいすき!マウス』のキャラクター「マウス」などのステッカーが貼られている。
  • Siegerflieger OLYMPIA MANNSCRAFT
ボーイング747-8 (D-ABYK*)
2016年に行われたリオデジャネイロオリンピックのドイツ代表選手を、閉会後に定期便で凱旋帰国した際に使用した。2014年の時と同じく、Lufthansaロゴの後ろに「Siegerflieger」の金文字が施された。
  • FC Bayern München
エアバスA340-600 (D-AIHK)
  • First to fly A320neo Less noise, Less fuel, Less CO2」
エアバスA320neo (D-AINA*・D-AINB*・D-AINC*・D-AIND*)
同社はエアバスA320neoローンチカスタマーであり、これを記念した塗装[80]
  • Crane Protection Germany
エアバスA321-100 (D-AIRR*)
同社のロゴにもなっているツルの保護活動25周年を記念とした塗装[81]
  • Shark Skin technology for green efficiency
エアバスA330-300 (D-AIKB)
  • 5starhansa ★★★★★」」
ボーイング747-8 (D-ABYM*[注 6])、エアバスA320-200(D-AIZB*・D-AIZX*)
スカイトラックスの5つ星航空会社に認定されたことを受けて施された[注 7]
  • Say Yes to Europe
エアバスA320-200 (D-AIZG*)
2019年5月に開催された欧州議会議員選挙への投票を呼びかけるために塗装された[82]
  • Yes to Europe
エアバスA320-200 (D-AIUC*)
2024年6月に開催された欧州議会議員選挙への投票を呼びかけるために塗装された[83]。ルフトハンザの他、ユーロウィングスオーストリア航空ブリュッセル航空でも同様のスローガンを掲げた特別塗装機が登場した。
  • Hauptstadtflieger
エアバスA320neo (D-AINZ*)
2020年に開港したベルリン・ブランデンブルク国際空港を記念する塗装[84]。「Hauptstadtflieger」はドイツ語で首都の飛行士という意味であり、下部にはブランデンブルク空港のIATAコードである「BER」が施されている。
  • Lufthansa & You #TogetherAgain
エアバスA350-900 (D-AIXP*)
同社と搭乗客とのつながりや、搭乗者が目的地に向かう人々とのつながりを示した塗装[85]
  • CleanTechFlyer We innovate for cleaner aviation
エアバスA350-900 (D-AIVD*)
2021年夏に開設された同グループの「クリーンテック・ハブ」のアンバサダーとして施された塗装[86]
  • Lovehansa
エアバスA320neo (D-AINY)
プライド月間を記念し塗装された[87]。「Love」の文字の他、機内のヘッドレストカバーの色など様々な部分が虹色に変更されている。
  • 600TH AIRBUS AIRCRAFT
エアバスA321neo (D-AIEQ)
同社のエアバス機の通算受領数600機を記念した塗装[88]
  • help alliance
エアバスA321neo (D-AIEP)
ルフトハンザグループの慈善団体である「ヘルプ・アライアンス」の25周年を記念した塗装。機体下部に支援者の手形が数多く飾られている[89]。なお同グループのエーデルワイス航空にも同スローガンを掲げた機材が存在する[90]
  • 100周年記念塗装
ボーイング747-8 (D-ABYN)、ボーイング787-9 (D-ABPU)、エアバスA320neo (D-AIND・D-AING)、エアバスA350-900 (D-AIXL)、エアバスA380-800 (D-AIMH)
2026年に創業100周年を迎えることを記念した塗装。機体全体を濃い目の青一色に塗装し、胴体中央にはルフトハンザのシンボルマークとなっている鶴を大きく描き、機体右側には「1926/2026」のロゴ、機体左側には「100」のロゴが入れられている[91]。投入予定のエアバスA350-1000にも塗装予定。

練習機数

初等段階から数訓練を行うため、初等・中等練習機を保有している。

訓練は天候が安定しているアメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスに開設したアリゾナ航空トレーニングセンタードイツ語版で実施している。

就航都市

さらに見る ルフトハンザドイツ航空 就航都市(2024年12月現在) ...
ルフトハンザドイツ航空 就航都市(2024年12月現在)[92]
都市 空港 備考
ヨーロッパ
ドイツの旗 ドイツ フランクフルト フランクフルト空港 ハブ空港
ミュンヘン ミュンヘン空港 ハブ空港
ベルリン ベルリン・ブランデンブルク国際空港
ブレーメン ブレーメン空港
ドレスデン ドレスデン空港
デュッセルドルフ デュッセルドルフ空港
フリードリヒスハーフェン フリードリヒスハーフェン空港
ハンブルク ハンブルク空港
ハノーファー ハノーファー空港
ヘリングスドルフ英語版 ヘリングスドルフ空港英語版
ケルン ケルン・ボン空港
ライプツィヒ ライプツィヒ・ハレ空港
ミュンスター ミュンスター・オスナブリュック国際空港
ニュルンベルク ニュルンベルク空港
パーダーボルン パーダーボルン・リップシュタット空港英語版
シュトゥットガルト シュトゥットガルト空港
ジルト島 ジルト空港英語版
 オーストリア グラーツ グラーツ空港
ザルツブルク ザルツブルク空港
ウィーン ウィーン国際空港
ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエヴォ サラエヴォ国際空港
ベルギーの旗 ベルギー ブリュッセル ブリュッセル空港
 ブルガリア ソフィア ソフィア空港
スイスの旗 スイス バーゼル ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港
ジュネーヴ ジュネーヴ空港
チューリッヒ チューリッヒ空港
 チェコ プラハ ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港
 デンマーク ビルン ビルン空港
コペンハーゲン コペンハーゲン空港
 エストニア タリン タリン空港
スペインの旗 スペイン アリカンテ アリカンテ=エルチェ・ミゲル・エルナンデス空港
アストゥリアス アストゥリアス空港
バルセロナ バルセロナ=エル・プラット空港
ビルバオ ビルバオ空港
エイビッサ イビサ空港
マドリード アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港
マラガ マラガ=コスタ・デル・ソル空港
パルマ・デ・マヨルカ パルマ・デ・マヨルカ空港
サンティアゴ・デ・コンポステーラ サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港
セビリア セビリア空港
バレンシア バレンシア空港
 フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
イヴァロ イヴァロ空港
キッティラ キッティラ空港英語版
クーサモ クーサモ空港英語版
オウル オウル空港
ロヴァニエミ ロヴァニエミ空港
フランスの旗 フランス バスティア バスティア・ポレッタ空港英語版
ビアリッツ ビアリッツ=アングレット=バイヨンヌ空港
ボルドー ボルドー・メリニャック空港
リヨン リヨン・サン=テグジュペリ国際空港
マルセイユ マルセイユ・プロヴァンス空港
ナント ナント・アトランティック空港
ニース コート・ダジュール空港
パリ パリ=シャルル・ド・ゴール空港
レンヌ レンヌ=サン・ジャック空港
トゥールーズ トゥールーズ・ブラニャック空港
イギリスの旗 イギリス ベルファスト ジョージ・ベスト・ベルファスト・シティ空港
バーミンガム バーミンガム空港
エディンバラ エディンバラ空港
グラスゴー グラスゴー国際空港
セントピーター英語版 ジャージー空港
ロンドン ロンドン・シティ空港
ロンドン・ガトウィック空港
ロンドン・ヒースロー空港
マンチェスター マンチェスター空港
ニューカッスル・アポン・タイン ニューカッスル国際空港
ギリシャの旗 ギリシャ アテネ アテネ国際空港
イラクリオン イラクリオン国際空港
ケルキラ コルフ国際空港
ミコノス島 ミコノス空港英語版
ロドス ロドス国際空港
テッサロニキ テッサロニキ・マケドニア国際空港
クロアチアの旗 クロアチア ドゥブロヴニク ドゥブロヴニク空港
プーラ プーラ空港英語版
リエカ リエカ空港英語版
スプリト スプリト空港
ザダル ザダル空港
ザグレブ ザグレブ国際空港
 ハンガリー ブダペスト リスト・フェレンツ国際空港
デブレツェン デブレツェン国際空港英語版
アイルランドの旗 アイルランド コーク コーク空港
ダブリン ダブリン空港
アイスランドの旗 アイスランド レイキャヴィーク ケプラヴィーク国際空港
イタリアの旗 イタリア アンコーナ マルケ空港英語版
ボローニャ ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港
カリャリ カリャリ・エルマス空港
カターニア カターニア=フォンターナロッサ空港
ジェノヴァ ジェノヴァ=セストリ空港
ラメーツィア・テルメ ラメーツィア・テルメ国際空港
ミラノ ミラノ・マルペンサ空港
ミラノ・リナーテ空港
ナポリ ナポリ・カポディキーノ国際空港
オルビア オルビア・コスタ・スメラルダ空港英語版
パレルモ ファルコーネ・ボルセリーノ国際空港
ローマ フィウミチーノ空港
トリエステ トリエステ=ロンキ・デイ・レジョナーリ空港
ヴェネツィア ヴェネツィア・テッセラ空港
 リトアニア ヴィリニュス ヴィリニュス国際空港
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク ルクセンブルク市 ルクセンブルク=フィンデル空港
 ラトビア リガ リガ国際空港
モンテネグロの旗 モンテネグロ ティヴァト ティヴァト空港
北マケドニア共和国の旗 北マケドニア スコピエ スコピエ空港
マルタの旗 マルタ バレッタ マルタ国際空港
オランダの旗 オランダ アムステルダム アムステルダム・スキポール空港
 ノルウェー ベルゲン ベルゲン空港
オスロ オスロ空港
スタヴァンゲル スタヴァンゲル空港英語版
トロムソ トロムソ空港
ポーランドの旗 ポーランド ヴロツワフ ヴロツワフ空港
グダニスク グダニスク・レフ・ヴァウェンサ空港
カトヴィツェ カトヴィツェ空港
クラクフ バリツェ空港
ポズナン ポズナン・ワヴィツァ空港英語版
ヤションカ英語版 ジェシュフ=ヤションカ空港
ワルシャワ ワルシャワ・ショパン空港
ポルトガルの旗 ポルトガル ファロ ファロ空港
フンシャル マデイラ空港
リスボン ウンベルト・デルガード空港
ポンタ・デルガダ ポンタ・デルガダ空港
ポルト フランシスコ・サ・カルネイロ空港
 ルーマニア ブカレスト アンリ・コアンダ国際空港
クルジュ=ナポカ クルジュ国際空港英語版
シビウ シビウ国際空港英語版
ティミショアラ トライアン・ヴイア国際空港
オラデア オラデア国際空港 2025年6月1日より運航開始予定[93]
セルビアの旗 セルビア ベオグラード ベオグラード・ニコラ・テスラ空港
 スウェーデン ヨーテボリ ヨーテボリ・ランドヴェッテル空港
ストックホルム ストックホルム・アーランダ空港
スロベニアの旗 スロベニア リュブリャナ リュブリャナ空港
トルコの旗 トルコ ボドルム ミラス=ボドルム空港
イスタンブール イスタンブール空港
アフリカ
アンゴラの旗 アンゴラ ルアンダ クアトロ・デ・フェベレイロ空港
アルジェリアの旗 アルジェリア アルジェ ウアリ・ブーメディアン空港
 エジプト カイロ カイロ国際空港
赤道ギニアの旗 赤道ギニア マラボ マラボ国際空港
 ケニア ナイロビ ジョモ・ケニヤッタ国際空港
モロッコの旗 モロッコ カサブランカ ムハンマド5世国際空港
ナイジェリアの旗 ナイジェリア アブジャ ンナムディ・アジキウェ国際空港
ラゴス ムルタラ・モハンマド国際空港
ポートハーコート ポートハーコート国際空港
チュニジアの旗 チュニジア チュニス チュニス・カルタゴ国際空港
南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 ヨハネスブルグ O・R・タンボ国際空港
ケープタウン ケープタウン国際空港
北アメリカ
カナダの旗 カナダ モントリオール モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港
トロント トロント・ピアソン国際空港
バンクーバー バンクーバー国際空港
コスタリカの旗 コスタリカ サンホセ フアン・サンタマリーア国際空港
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アトランタ ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
オースティン オースティン・バーグストロム国際空港
ボストン ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港
シャーロット シャーロット・ダグラス国際空港
シカゴ シカゴ・オヘア国際空港
ダラス ダラス・フォートワース国際空港
デンバー デンバー国際空港
デトロイト デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港
ヒューストン ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港
ロサンゼルス ロサンゼルス国際空港
マイアミ マイアミ国際空港
ミネアポリス ミネアポリス・セントポール国際空港
ニューヨーク ジョン・F・ケネディ国際空港
ニューアーク・リバティー国際空港
ローリー ローリー・ダーラム国際空港
サンディエゴ サンディエゴ国際空港
サンフランシスコ サンフランシスコ国際空港
シアトル シアトル・タコマ国際空港
セントルイス セントルイス・ランバート国際空港
ワシントンD.C. ワシントン・ダレス国際空港
メキシコの旗 メキシコ メキシコシティ メキシコ・シティ国際空港
南アメリカ
アルゼンチンの旗 アルゼンチン ブエノスアイレス エセイサ国際空港
ブラジルの旗 ブラジル リオデジャネイロ アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港
サンパウロ グアルーリョス国際空港
 コロンビア ボゴタ エルドラド国際空港
東アジア
中華人民共和国の旗 中国 北京 北京首都国際空港
上海 上海浦東国際空港
香港の旗 香港 香港 香港国際空港
日本の旗 日本 大阪 関西国際空港
東京 東京国際空港
大韓民国の旗 韓国 ソウル 仁川国際空港
東南アジア
シンガポールの旗 シンガポール シンガポール シンガポール・チャンギ国際空港
タイ王国の旗 タイ バンコク スワンナプーム国際空港
マレーシアの旗 マレーシア クアラルンプール クアラルンプール国際空港 2026年10月25日より運航再開予定[94]
南アジア
インドの旗 インド ベンガルール ケンペゴウダ国際空港
チェンナイ チェンナイ国際空港
デリー インディラ・ガンディー国際空港
ハイデラバード ラジーヴ・ガンディー国際空港
ムンバイ チャトラパティ・シヴァージー国際空港
イランの旗 イラン テヘラン エマーム・ホメイニー国際空港
中央アジア
カザフスタンの旗 カザフスタン アルマトイ アルマトイ国際空港 2025年10月26日〜2026年3月29日まで運休予定[95]
アスタナ ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港 2025年10月26日〜2026年3月29日まで運休予定
西アジア
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 ドバイ ドバイ国際空港
アルメニアの旗 アルメニア エレバン ズヴァルトノッツ国際空港
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン バクー ヘイダル・アリエフ国際空港
バーレーンの旗 バーレーン ムハッラク バーレーン国際空港
キプロスの旗 キプロス ラルナカ ラルナカ国際空港
パフォス パフォス国際空港
ジョージアの旗 ジョージア トビリシ トビリシ国際空港
イスラエルの旗 イスラエル テルアビブ ベン・グリオン国際空港
ヨルダンの旗 ヨルダン アンマン クィーンアリア国際空港
クウェートの旗 クウェート クウェート クウェート国際空港
レバノンの旗 レバノン ベイルート ラフィク・ハリリ国際空港
サウジアラビアの旗 サウジアラビア ダンマーム キング・ファハド国際空港
リヤド キング・ハーリド国際空港
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サービス

ルフトハンザのサービスの質には定評があり、イギリスのスカイトラックス社による航空会社の格付けで「ザ・ワールド・フォー・スター・エアラインズ(The World's 4-Star Airlines)」の認定を得ている[96]

乗客の評価に基づき同社が発表する世界ランキングでは、常に上位[注 8]を維持しており[97]、2015年度は「ベスト・エアライン・イン・トランスアトランティック」賞を受賞している[98]

また、旅客機の発着状況を調査するフライトスタッツ社が毎年発表している、定時到着率の世界ランキングでも、ルフトハンザの定時到着率は毎年80%を上回って上位[注 9]を維持している[99]

座席

ファーストクラスの座席(ボーイング747-8
エコノミークラスの座席(エアバスA340-600

ルフトハンザは、ファーストクラスビジネスクラスプレミアムエコノミークラスエコノミークラスの4クラスの座席を設置している。プレミアムエコノミークラスは、2014年10月より、中長距離国際線を中心に順次導入が進められており、2015年9月22日時点で、日本(羽田・成田・関西・名古屋)に就航している全ての路線・機材への導入が完了した。[100]。同じクラスであっても、座席のタイプは機材によってさまざまに異なる。

2024年にエアバスA350型機へ新仕様の「アレグリス」をミュンヘン - バンクーバー・トロント線へ導入[101][102][103]。同社のエアバスA350型機では初めてファーストクラスを新たに4席装備し、天然木を使用したウッドパネルなど、随所で高級感を演出した。その後ボーイング787-9型機でも導入している。2025年冬スケジュール時点での投入路線は以下の通りで[104]、今後はボーイング747-8型機でも「アレグリス」仕様への機内改修が予定されている。

機内食

ルフトハンザでは、長距離便でも短距離便でも何らかの機内食が提供される。搭乗するクラスや距離によって提供されるメニューや回数が異なる。たとえば長距離便のファーストクラスではコース料理が提供され、短距離便のエコノミークラスではハンバーガー等の軽食が提供される。

また、中長距離便では、子供向けメニューや、糖尿病患者向けメニュー、ベジタリアンムスリムカシェル向けメニューなど、かなり幅広く17種類もの特別メニューが用意されている[105]。これらの特別メニューをオーダーするには、搭乗前に予め申し込んでおく必要がある。

エンターテインメント

長距離線では、各座席に設置された個人用モニターでオンデマンド形式によるビデオ・オーディオおよびビデオゲームプログラムを提供している。中距離線では、乗客が所持するスマートフォンやタブレットに予め所定のアプリをダウンロードすることで、オンデマンド形式のビデオ・オーディオ・オーディオブックなどを視聴できるサービスを展開している[106]

機内インターネットサービス

2004年より、機内にて無線LAN形式とGSM形式でのインターネット接続サービス「FlyNet」を提供している[107]。こうした上空でのインターネット接続サービスを最初に開始したのはルフトハンザである。2006年をもって一時このサービスを休止していたが、2010年より再開した[108]。このサービスにより、搭乗中でも最新ニュースを入手したりメールを送受信したりすることが可能となった。1時間制・4時間制・フライト制(24時間のあいだに搭乗する全ての便で利用し放題)の3つから選択でき、クレジットカードでの料金の支払いまたはマイル交換で利用できる。

ラウンジ

ファーストクラスターミナル(フランクフルト空港)

ドイツ国内をはじめとする各国にファーストクラスラウンジ(フランクフルト空港ミュンヘン国際空港のみ)、セネターラウンジ、ビジネスラウンジ、ウェルカムラウンジ(フランクフルト空港のみ)の4種類の空港ラウンジが存在し、予約クラスやMiles & More会員ステータスによって使用できるラウンジや同伴者の料金等が異なる[109]

さらに、フランクフルト空港には、ファーストクラスラウンジとは別にファーストクラスターミナルが存在する[110]。ルフトハンザ便のファーストクラス利用者およびHON Circle会員だけが利用できる。ルフトハンザが駐機する第1ターミナルに隣接する場所に位置している。

2015年度には、スカイトラックス社の「ベスト・ファーストクラス・エアライン・ラウンジ」賞を受賞した[98]

ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス

ルフトハンザ・エアポートエクスプレスの403形電車

ルフトハンザはかつて、「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」(Lufthansa-Airport-Express)という列車の運行に携わっていたこともある[111][112]。これは都市から空港への連絡列車ではなく、航空便の代替を列車が行うという異例のものであった。

1982年から1993年にかけて、フランクフルト - デュッセルドルフ間のような短距離で採算性の低い国内線の代わりに当時のドイツ連邦鉄道(DB, 西ドイツの国鉄。現在は民営化されドイツ鉄道)に、チャーター列車「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」を運行したのである。

エアポート・エクスプレスは、列車の運転はDBの職員が行うものの、運賃は航空運賃が適用され、客席の乗務員や車内の軽食サービスなどはルフトハンザが行うという形態を取っていた。運行当初DB内での扱いは営業用の「LH」と共に全車一等車ということから「TEE」の列車番号が当てられていた。また、DBの時刻表には掲載されていない。

当初はDBの定その後新設されたシュトゥットガルト線は客車列車となった。

現在これを継承するものとして、DBの定期列車であるICEの一部区画を間借りしてルフトハンザ便名を付与し、航空便旅客専用とする「Lufthansa Express Rail」サービスを、フランクフルト(FRA) - ケルン(QKL)・シュトゥットガルト(ZWS)・ドルトムント(DTZ)・カールスルーエ(KJR)・マンハイム(MHJ)・デュッセルドルフ(QDU)間で行なっている[113][114]

マイレージプログラム

ルフトハンザは、Miles & Moreというマイレージプログラムを提供している[115]。獲得したマイル数に応じて、以下の4つのステータスに分類される。

さらに見る 会員ステータス, カードの色 ...
会員ステータス カードの色 スターアライアンス・ステータス 会員資格
HON Circle 会員 ブラック ゴールド 連続する2暦年内に600,000 HON Circleマイル以上
セネター ゴールド 1暦年内に100,000ステータスマイル以上
フリークエント トラベラー シルバー シルバー 1暦年内に35,000ステータスマイル以上
Miles & More 会員 ブルー - 1アワードマイル[注 10]
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Miles & Moreのマイルには以下の3種類がある[116]

  • アワードマイル…ルフトハンザ(子会社含む)便および提携航空会社便で積算される。
  • ステータスマイル…アワードマイルと同時に積算される。ルフトハンザ(子会社含む)便および提携航空会社便で積算される。1暦年の積算数に応じてフリークエント トラベラーまたはセネターのステータスが取得できる。
  • HON Circleマイル…アワードマイルと同時に積算される。ルフトハンザ(子会社含む)便の上級クラス利用時に積算される。2暦年の積算数に応じてHON Circleのステータスが取得できる。

提携航空会社

2017年12月現在、以下の航空会社と提携してコードシェア便を就航させている[117]。ルフトハンザはスターアライアンスの設立メンバーでもあるため、スターアライアンス加盟の各社と多く提携している。

子会社・関連会社

スターアライアンス加盟会社

その他

日本との関係

日本への運航便

機材、運航日などの詳細情報は公式ホームページを参照。

さらに見る 便名, 路線 ...
ルフトハンザドイツ航空 日本への運航便(2025年5月時点)
便名 路線 機材[118] コードシェア 備考
LH716/717 フランクフルト 東京/羽田 ボーイング747-8 NH 日本で唯一のボーイング747を使用した旅客定期便。
LH714/715 ミュンヘン エアバス350-900 新座席「アレグリス」搭載機材が充当される[103][119]
LH742/743 大阪/関西
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過去に運航していた日本路線

さらに見る 運航期間, 路線 ...
運航期間 路線 運休理由、再開への動きなど
2017/1まで 東京/成田 フランクフルト 2019年には、グループのスイス・インターナショナル・エアラインズチューリッヒ線が需要を担うとして、「現段階で考えていない」としたが、重要回復次第で再開する可能性を示唆した。
2019/3まで 大阪/関西 ミュンヘンをアジアに焦点を当てたハブ空港とするため、関西/ミュンヘン線就航と同時に運休。
2020/4まで 中部 コロナウイルスによる運休後、再開発表と再開延期が繰り返され、再開の見込みは立っていない。
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日本との歴史

成田に飛来したエアバスA380エアバスA340
  • 2010年6月11日から、フランクフルト/成田線にエアバスA380型機を導入した。
  • 2014年の夏ダイヤ(2014年3月30日〜)から、羽田空港発着枠の拡大に伴い、昼間時間帯の羽田便を新設。東京/羽田-フランクフルト線を開設するとともに、それまでは成田発着だったミュンヘン線を羽田にシフトした[123]
羽田に飛来したボーイング747-8
  • 2014年10月27日、東京/羽田-フランクフルト線にボーイング747の最新型である747-8を就航させた[124]。747-8の旅客型が日本に就航するのは初めてのことであった[124][125]
  • 2017年1月10日から、東京/成田-フランクフルト線を運休。成田から撤退し、国土交通省が航空業界に求める暗黙のルールである「成田縛り」に抵触する形となった[126]
  • 2019年4月、大阪/関西-フランクフルト線が運休し、大阪/関西-ミュンヘン線が新たに就航した[127]
  • 2022年6月1日、東京/羽田-ミュンヘン線の運航を再開[128]
  • 2023年5月3日から、大阪/関西-ミュンヘン線の運航を再開[129]
  • 2025年10月26日から、長距離路線向けの新座席「アレグリス」が設定されている仕様のA350-900を東京/羽田-ミュンヘン線へ投入する[130]

ルフトハンザグループ

ルフトハンザは多くの子会社を所有している。ルフトハンザドイツ航空と、グループ会社の航空会社を合わせると、2015年4月現在、合計4大陸102ヵ国301都市へ運航している[2]。現在、欧州内のドイツ語圏4か国(ドイツ、オーストリア、スイスの一部、ベルギーの一部)のフラッグ・キャリアが全てルフトハンザの傘下となっている。主なものを以下に挙げる。

子会社

ルフトハンザ・リージョナル」塗装のルフトハンザ・シティーライン便(エンブラエル190

持株会社

その他の業種

エールフランスエアバスA380型機に機内食を積み込むLSGスカイシェフのフードローダー(O・R・タンボ国際空港

ルフトハンザは、航空会社のみならず、航空関連をはじめとした幅広い事業の会社をグループ内に有している。

  • LSGスカイシェフ - 1966年に設立された、世界最大の機内食ケータリング会社[2]。51ヶ国に事業所を持ち、日本航空全日本空輸を含む世界300以上の航空会社の機内食を製造している[131][132]。近年では、DB(ドイツ鉄道)ユーロスター等の長距離鉄道で提供される食事を製造したり、セブンイレブンスターバックス等に食品を販売したりもしている。従業員数:32,307名(2013年末現在)。
  • ルフトハンザ・テクニック英語版 - 1994年に設立された、世界最大の航空エンジニアリングサービス会社。世界100ヶ所以上の都市に技術者を派遣し、世界中の航空会社を相手に航空機の整備サービスを提供している[2]。2011年には、日本航空の保有するボーイング787型機について、10年間の包括的な整備契約を交わした[133]。従業員数:約19,917名(2013年末現在)。
  • ルフトハンザ・システムズ - 世界でも大きな航空系IT企業の1つ。
  • ルフトハンザ・フライト・トレーニング - 飛行機の乗員を養成する会社。

航空事故等

本節に示されているのは、ルフトハンザドイツ航空において発生した航空事故や事件のうち、被害や事件規模が特に甚大であったものである。子会社の航空事故等については、各航空会社のページを参照されたい。

事故

540便墜落事故機(D-ABYB)

ハイジャック

181便ハイジャック事件の標的となった「ランツフート号」

脚注

関連項目

外部リンク

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