倉賀野駅

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高崎線八高線が乗り入れている[2]。このうち、高崎線が当駅の所属線[3]である。八高線は路線としては当駅が終点であるが、列車運行上は高崎線の隣駅である高崎駅が起終点であり、また施設上の分岐点は当駅ではなく、八高線の隣駅である北藤岡駅構内(高崎線に旅客扱い施設なし)となっている。また、高崎線は上野駅発着系統と、新宿駅経由で東海道線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。

歴史

駅構造

島式ホーム2面4線を有する[1]地上駅で、橋上駅舎を有している。

高崎支社高崎統括センター(高崎駅)管理のJR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅[1]。早朝・深夜は無人駅となるので、乗車駅証明書発行機が改札前に設置されている。

高崎線と八高線はホームを共用する。ホームはキハ35およびキハ110のステップに合わせるため嵩上げされておらず、E233系E231系等のステップのない車両には大きな段差が生ずる。また、到着前の車内放送ではその案内がされる。

発車ベルが整備されているが、高崎線の電車でのみ使用される(八高線の列車では省略される)。

橋上駅舎であるが、北口・南口ともに改札口への移動手段は階段しかない。また、改札内にもエスカレーターエレベーターが設置されておらず[注 1]、ホームとの行き来も階段しかないため、車椅子での利用はきわめて困難である。

のりば

番線路線方向行先
1・2 高崎線 下り 高崎前橋方面[6]
3・4 高崎線 上り 大宮東京新宿横浜方面[6]
湘南新宿ライン
上野東京ライン
八高線 寄居高麗川方面[6]
付記事項
  • 定期旅客列車は1番線(下り)と3番線(上り)のみ使用する。待避線(2番線・4番線)は旅客使用としては臨時用であり、貨物列車が使用するのみである。
  • 高崎線下りから八高線高麗川方面へ乗り換える際、時間帯や列車によっては当駅で短時間乗り継ぎの場合があり、新町駅発車後に車掌が案内を行なう。

貨物駅

操車場を出発する貨物列車(2008年)

JR貨物の施設は旅客駅の東側にあり、「倉賀野駅貨物基地」の通称がある。基地を貫く1本の側線(主線、全長約2.5km)があり、この主線の先に操車場が設置されている。また、操車場からさらに先へ伸びる引き上げ線(入換線)があり、この線から駅構内へ戻るように多くの側線が分岐している。なお、この主線は岩鼻軽便鉄道の廃線跡を転用したものである。

操車場の北側に1面2線のコンテナホームがあり、南側に日本オイルターミナル高崎営業所(油槽所)の石油荷役線、さらに南に1面1線のコンテナホームがある。また、操車場の駅構内側にはセメントターミナル高崎営業所の荷役線があるが、これは1999年(平成11年)9月以降使用されていない。貨物駅構内の入換作業は、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス(旧・高崎運輸)が担当している。入換に用いる入換動車は他社から転籍されたDE10形ディーゼル機関車が使用されていた。2018年にはDE10形に代えてHD300形ハイブリッド機関車が配属された。

かつては、当駅の西側にあった日本たばこ産業高崎工場(2005年閉鎖)やキリンビール高崎工場(2000年閉鎖、現在の森永製菓高崎工場)への専用線もあった。前者はコンテナ輸送も行っていたが工場閉鎖により廃止され、後者は1965年から[7]横浜本牧駅発送の麦芽輸送などに使用されていたが、麦芽輸送の海上コンテナ化により1998年(平成10年)に廃止された。また、貨物基地周辺にある太平洋セメント高崎サービスステーション・日本ケロッグ高崎工場・岩谷産業群馬LPGセンターなどへの専用線もあった。

取扱貨物

貨物列車

(2014年3月15日現在)[8]

高速貨物列車(コンテナ輸送用)
下り列車(高崎方面行)4本、上り列車(大宮方面行)3本が停車する。下り列車のうち3本が当駅終着で、すべての上り列車が当駅始発である。列車の行き先は、新座貨物ターミナル駅越谷貨物ターミナル駅福岡貨物ターミナル駅秋田貨物駅の4駅。
高速貨物列車(石油輸送用)
いずれも当駅発着で、川崎貨物駅から1往復、根岸駅から2往復発着している。
専用貨物列車
いずれも当駅発着で、川崎貨物駅・千葉貨物駅から1往復ずつ発着している。

このほか臨時列車も設定されている。

1985年時の常備貨車

「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年

利用状況

旅客

JR東日本によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員1,811人である[JR 1]。高崎線では最も少ない。

1987年度(昭和62年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
JR 群馬県
1987年(昭和62年)     1,605 [県 1]
1988年(昭和63年)     1,515 [県 2]
1989年(平成元年)     1,498 [県 3]
1990年(平成2年)     1,509 [県 4]
1991年(平成3年)     1,519 [県 5]
1992年(平成4年)     1,580 [県 6]
1993年(平成5年)     1,624 [県 7]
1994年(平成6年)     1,676 [県 8]
1995年(平成7年)     1,610 [県 9]
1996年(平成8年)     1,578 [県 10]
1997年(平成9年)     1,493 [県 11]
1998年(平成10年)     1,521 [県 12]
1999年(平成11年)     1,533 [県 13]
2000年(平成12年)     1,533 [JR 2] [県 14]
2001年(平成13年)     1,486 [JR 3] [県 15]
2002年(平成14年)     1,490 [JR 4] [県 16]
2003年(平成15年)     1,509 [JR 5] [県 17]
2004年(平成16年)     1,491 [JR 6] [県 18]
2005年(平成17年)     1,489 [JR 7] [県 19]
2006年(平成18年)     1,526 [JR 8] [県 20]
2007年(平成19年)     1,559 [JR 9] [県 21]
2008年(平成20年)     1,582 [JR 10] [県 22]
2009年(平成21年)     1,530 [JR 11] [県 23]
2010年(平成22年)     1,536 [JR 12] [県 24]
2011年(平成23年)     1,547 [JR 13] [県 25]
2012年(平成24年) 526 1,059 1,585 [JR 14] [県 26]
2013年(平成25年) 550 1,090 1,640 [JR 15] [県 27]
2014年(平成26年) 547 1,090 1,638 [JR 16] [県 28]
2015年(平成27年) 574 1,171 1,745 [JR 17] [県 29]
2016年(平成28年) 588 1,220 1,808 [JR 18] [県 30]
2017年(平成29年) 616 1,225 1,841 [JR 19] [県 31]
2018年(平成30年) 636 1,213 1,849 [JR 20] [県 32]
2019年(令和元年) 627 1,233 1,861 [JR 21] [県 33]
2020年(令和2年) 378 1,037 1,416 [JR 22] [県 34]
2021年(令和3年) 438 1,086 1,524 [JR 23] [県 35]
2022年(令和4年) 557 1,101 1,658 [JR 24] [県 36]
2023年(令和5年) 634 1,160 1,794 [JR 25]
2024年(令和6年) 677 1,133 1,811 [JR 1]

貨物

「高崎統計季報」によると、2024年度(令和6年度)の発送貨物は263,287トン、到着貨物は1,466,139トンである[市 1]

2010年度(平成22年度)以降の推移は以下のとおりである。

貨物輸送推移(単位:トン)
年度 発送 到着 出典
車扱 コンテナ扱 合計 車扱 コンテナ扱 合計
2010年(平成22年) 129,480 134,401 263,881 1,371,312 132,568 1,503,880 [市 2]
2011年(平成23年) 124,057 130,949 255,006 1,304,805 124,374 1,429,179
2012年(平成24年) 134,340 141,311 275,651 1,425,681 144,907 1,570,588
2013年(平成25年) 129,732 149,601 279,333 1,370,325 160,863 1,531,188 [市 3]
2014年(平成26年) 124,392 144,930 269,332 1,310,459 160,962 1,471,421 [市 4]
2015年(平成27年) 124,748 148,926 273,674 1,321,711 144,817 1,466,528 [市 5]
2016年(平成28年) 126,324 154,033 280,357 1,339,484 152,679 1,492,163 [市 6]
2017年(平成29年) 131,288 160,840 292,128 1,395,943 169,351 1,565,294 [市 7]
2018年(平成30年) 124,320 149,596 273,916 1,321,957 156,103 1,478,060 [市 8]
2019年(令和元年) 123,524 158,286 281,810 1,313,281 155,354 1,468,635 [市 9]
2020年(令和2年) 116,268 146,451 262,719 1,231,439 142,285 1,373,724 [市 10]
2021年(令和3年) 115,368 145,868 261,236 1,222,940 151,316 1,374,256 [市 11]
2022年(令和4年) 118,032 139,791 257,823 1,252,677 139,618 1,392,295 [市 12]
2023年(令和5年) 122,428 132,655 255,083 1,302,739 125,026 1,427,765 [市 13]
2024年(令和6年) 125,872 137,415 263,287 1,336,953 129,186 1,466,139 [市 1]

駅周辺

バス路線

高崎市内循環バスぐるりん(運行は群馬バス上信電鉄が受託)の路線バスが発着する。

  • 11(倉賀野線)・12(倉賀野線):高崎駅西口行き
  • 15(岩鼻線):昭和病院行き
  • 16(岩鼻線):高崎駅東口行き

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
高崎線
特別快速・快速(「アーバン」含む)・普通
新町駅 - 倉賀野駅 - (高崎操車場) - 高崎駅
八高線(当駅 - 高崎駅間は高崎線)
北藤岡駅 - 倉賀野駅 - (高崎操車場) - 高崎駅

廃止路線

岩鼻軽便鉄道
倉賀野駅 - 上州岩鼻駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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