ある春の日。窓際で物思いにふけるトムにジェリーはちょっかいを出す。ところがトムは全然相手にしてくれない。トムの視線の先にはデッキチェアで寝そべる美しいトゥードルが。トムは彼女に完全に心を奪われてしまっていたのだ。
普段は自分を追い回すのに何よりも夢中でいながらすっかりメス猫に首っ丈なトムに呆れ返るジェリー。そんな彼の隣に悪魔が現れる。「おい、お前、あのメス猫にアイツとの友情を邪魔されたままでほっといてもいいのか?これじゃ、アイツとの友情関係が終わってしまうぞ!ほら見ろ、すっかり手玉に取られてやがる!何とかあの二人を引き離してロマンスをブチ壊すんだ!」悪魔にそそのかされたジェリーは、トゥードル名義で香水付きのラブレターを野良猫のブッチに送る。偽ラブレターを見てブッチは大喜び。さっそく化粧をしトゥードルのところに行く。そして彼女の隣で寝そべるトムを追い払い、ギターの弾き語りでトゥードルの気を惹く。しかしトムが黙っているはずがなく…。
こうしてトムとブッチはトゥードルを巡ってドタバタを繰り広げる。激戦の末、彼女はブッチのものとなる。
その様子を見たトムはトゥードルを勝ち取ったブッチに向かって「もう、勝手にしろ!」と言い放ち、近くにいたジェリーと握手。彼女への気持ちが冷め、いつものトムに戻ったところで仲良く追いかけっこを始める。ところが、程なくして今度はジェリーが雌ネズミと恋に落ちてしまうのだった。
本作では、ジェリーと雌ネズミが恋に落ちるラストシーンでハート型の枠と中央に「THE END」の文字が浮かび上がる独自の演出が用いられている(その後、そのままエンドクレジット2の「AN MGM TOM AND JERRY CARTOON」が演出されたが、「MADE IN HOLLYWOOD, U.S.A.」という制作のクレジットタイトルは演出されなかった)。