メリー・クリスマス (トムとジェリー)
From Wikipedia, the free encyclopedia
「メリー・クリスマス」(The Night Before Christmas、1941年12月6日、劇場公開時『トムとジェリーのクリスマス・イブ』)は、「トムとジェリー」の作品のひとつ。1941年アカデミー短編アニメ賞ノミネート作品。日本においてはパブリックドメインである。
- 監督 - ウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラ、ルドルフ・アイジング(クレジット無し)
- 製作 - フレッド・クインビー、ルドルフ・アイジング(全員クレジット無し)
- 共同製作 - ウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラ(全員クレジット無し)
- 音楽 - スコット・ブラッドリー(クレジット無し)
作品内容
それは、クリスマス・イヴの夜のこと。家の中にはひっそりとして、何も動くものはなかった。たとえネズミの一匹でさえも。
ジェリーの住処の穴の前にはネズミ捕りが置かれていた。チーズにはリボンまで結ばれていたがジェリーは単純な罠にかかるまいと手を出さず、巣穴の外に広がるクリスマス一色の空間で遊び回る。ツリーのあちこちをうろつき回り、ツリーの飾りに映った自分に笑い、キャンディを舐めたり、ライオンの人形で遊んだりするが、そうするうちに眠っていたトムを起こしてしまう。
それからジェリーは「クリスマスまで開けるな」のシールでトムの口を塞いだり、電球に化けてトムを感電させたり、おもちゃの兵隊に紛れたり、仲直りの印に「ヤドリギの下でキス」するように見せかけて反撃したりなど様々なやり方でトムにイタズラする。そんなドタバタが続く中、とうとうジェリーは雪の降る屋外に締め出されてしまった。
再び静かな夜が戻り清々したトムは安心して眠りにつこうとしたが、外にいるジェリーのことがどうしても頭から離れない。トムが玄関先まで様子を見に行くと、そこにはアイスキャンディーのように凍りついたジェリーがいた。トムは大慌てで彼を暖炉で温め救出した。
トムの必死の世話の甲斐あってジェリーは意識を取り戻す。安心したところでトムがミルクを飲もうとすると、突然ジェリーが止めにかかる。ミルクの中にはジェリーがイタズラでネズミ捕りを仕掛けていたのだ。
トムへの借りを返したところでジェリーは巣穴へ帰っていく。巣穴の前には先ほどのネズミ捕りが。ジェリーはトムからプレゼントされたキャンディケインを使ってチーズを引っ捕えた。
「パチン!」と弾く音の代わりに響いたのは「ジングルベル」の音色。ネズミ捕り型のオルゴールという小粋なプレゼントに満面の笑顔を浮かべるジェリーだった。