蘇我駅

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千葉市都市計画マスタープラン[2] による蘇我副都心の中心駅である。駅構内には、日本貨物鉄道(JR貨物)関東支社の車両基地である千葉機関区がある。

京成電鉄千原線千葉寺駅とは徒歩20分ほどの距離である[注 1]

京葉工業地帯の拠点港である千葉港の千葉中央地区に位置する。太平洋戦争後の日本における戦災復興都市計画の一環として誘致された川崎製鉄(現在のJFEスチール株式会社)により発展した街であり、周辺は企業城下町の雰囲気を色濃く残し、西口がある川崎町にはJFEスチール東日本製鉄所、東口にはJFE体育館(旧・川鉄体育館)・千葉メディカルセンター(旧・川鉄病院)・JFEスチールの社宅や独身寮などがある。また、日本野球連盟に加盟しているJFE東日本硬式野球部社会人野球の企業チーム)の本拠地もある。

駅周辺にはハーバーシティ蘇我などの大型商業施設やフクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)などが整備され、幕張新都心と同様にウォーターフロント開発が著しく行われている。このような土地区画整理事業事業の推進に伴い駅周辺の魅力が向上し、2008年(平成20年)度の地価最高路線価格は、蘇我駅東口において、県内最高の上昇率19.5%となった。

乗り入れ路線

JR東日本の各線(後述)と、貨物線である京葉臨海鉄道臨海本線が乗入れている。

当駅に乗り入れている旅客路線は外房線内房線京葉線の3路線で、このうち外房線を当駅の所属線としている。特急わかしおさざなみなどの特急列車も停車する。

内房線は当駅が起点だが、同線の列車は全てが外房線千葉方面または京葉線東京方面へ直通する。また、京葉線は当駅が終点だが、一部列車が外房線・内房線に直通する。

当駅から東京駅までの営業キロは、外房線・総武本線(総武快速線)経由の場合も京葉線経由の場合も同じ43.0 kmであり、運賃も同額である。この区間は経路特定区間となっており、定期券の場合はどちらの経路も利用可能である。

貨物線

現在、JR貨物の駅としては事実上京葉臨海鉄道との中継点となっており、貨物の積み下ろしは行っていない。臨海本線の列車は、当駅で日本貨物鉄道(JR貨物)の機関車との授受を行い、直通する。当駅の貨物業務は京葉臨海鉄道が担当する[3]

歴史

駅名の由来

駅開設当時の所在地だった千葉郡蘇我町より名付けられた。

駅構造

島式ホーム3面6線と、1番線の西側に貨物用の着発線・側線を複数有する地上駅である。貨物列車の入換作業における信号制御は当駅の信号扱所にて行っている。橋上駅舎を有している。京葉臨海鉄道の事務所は着発線・側線の脇にある。

茂原統括センターの直営駅で、みどりの窓口指定席券売機自動改札機設置駅。また、管理駅として、外房線の鎌取駅誉田駅土気駅を管理している。

のりば

番線路線方向行先備考
1 外房線・内房線
総武快速線方面)
上り 千葉東京方面[8] 主に内房線方面からの列車(一部外房線)
2 主に外房線方面からの列車(一部内房線)
京葉線 - 海浜幕張南船橋・東京方面[8] 外房線・内房線からの直通
3・4 平常ダイヤでは当駅始発のみ
5・6 内房線 下り 五井木更津方面[8] 主に5番線
外房線 大網茂原方面[8] 主に6番線。京葉線からの直通は5番線
付記事項
  • 基本的には1・5番線を内房線、2・6番線を外房線の列車が使用するが、下記の通り配線や相互接続の関係で例外となる列車も数多く設定されている。
    • 配線の関係で、最も外側の1・6番線と京葉線は直接つながっていないため、京葉線と内房線・外房線を直通する電車は2・5番線を使用する。
    • 特急についても、全列車が2・5番線を使用する。ただし、土休日などに運転する下りの「新宿わかしお」号については、当駅で内房線の普通君津行きと接続する関係で、6番線に入る。
  • 千葉方面と京葉線の列車による同時発着が発生することがある。
    • 下り方面(5・6番線)では日中時間帯は総武快速線からの内房線君津行と京葉線からの外房線上総一ノ宮行との相互接続が図られているほか、夕方から夜にかけての時間帯でも総武快速線からの直通または千葉始発の普通と京葉線からの直通列車との相互接続が行われている。上り方面(1・2番線)では千葉行きの普通または総武快速線直通列車と京葉線直通列車との相互接続のほか、千葉行きの普通が総武快速線への直通列車を待ち合わせる場合もある。
  • 3・4番線は、京葉線の始発ホームである。
    • 3・4番線も線路そのものは内房線・外房線と直接繋がっており、ダイヤ乱れ時やROCK IN JAPAN FESTIVALなどの多客時には3番線に外房線・内房線からの直通列車が、4番線に外房線・内房線への直通列車がそれぞれ発着する場合がある。

配線図

発車メロディ

2007年11月18日よりジェフユナイテッド市原・千葉のオフィシャルソング「Over」が使用されている[報道 2]。それ以前は東洋メディアリンクス製の曲が、さらに以前は永楽電気製の曲が使用されていた。

1 Aメロ版
2
3 コーラス版
4
5 サビ版
6

利用状況

JR東日本によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員32,705人である[JR 1]千葉駅以南・以東では千葉駅を除き最多、千葉市内では第4位、京葉線内では第7位(西船橋駅を含む)である。

京葉線下り終電到着時刻は京葉線上り列車および外房線・内房線下り終電発車後であるため、この時間帯の駅前タクシー乗り場では、乗り損ねた乗客がタクシーを待つ列が伸びることもある。

なお、1990年度(平成2年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
JR 千葉県 千葉市
1990年(平成2年)     17,229 [県 1]
1991年(平成3年)     20,534 [県 2]
1992年(平成4年)     21,636 [県 3]
1993年(平成5年)     23,096 [県 4]
1994年(平成6年)     24,103 [県 5]
1995年(平成7年)     24,368 [県 6]
1996年(平成8年)     24,492 [県 7]
1997年(平成9年)     24,285 [県 8]
1998年(平成10年)     22,208 [県 9]
1999年(平成11年)     22,300 [県 10]
2000年(平成12年)     23,408 [JR 2] [県 11]
2001年(平成13年)     24,818 [JR 3] [県 12]
2002年(平成14年)     26,093 [JR 4] [県 13]
2003年(平成15年)     25,710 [JR 5] [県 14]
2004年(平成16年)     26,288 [JR 6] [県 15]
2005年(平成17年)     28,668 [JR 7] [県 16] [市 1]
2006年(平成18年)     29,825 [JR 8] [県 17]
2007年(平成19年)     30,897 [JR 9] [県 18]
2008年(平成20年)     31,038 [JR 10]
2009年(平成21年)     30,945 [JR 11]
2010年(平成22年)     30,727 [JR 12] [市 2]
2011年(平成23年)     30,513 [JR 13] [県 19] [市 3]
2012年(平成24年) 10,056 21,242 31,298 [JR 14] [県 20] [市 4]
2013年(平成25年) 10,351 21,579 31,931 [JR 15] [県 21] [市 5]
2014年(平成26年) 10,339 21,270 31,610 [JR 16] [県 22] [市 6]
2015年(平成27年) 10,600 21,850 32,450 [JR 17] [県 23] [市 7]
2016年(平成28年) 10,747 22,376 33,123 [JR 18] [県 24] [市 8]
2017年(平成29年) 10,968 22,862 33,831 [JR 19] [県 25] [市 9]
2018年(平成30年) 10,938 23,306 34,244 [JR 20] [県 26] [市 10]
2019年(令和元年) 10,796 23,393 34,189 [JR 21] [県 27] [市 11]
2020年(令和2年) 6,902 18,144 25,047 [JR 22] [県 28] [市 12]
2021年(令和3年) 8,330 18,766 27,097 [JR 23] [県 29] [市 13]
2022年(令和4年) 9,885 19,576 29,462 [JR 24] [県 30] [市 14]
2023年(令和5年) 10,914 20,413 31,328 [JR 25] [県 31] [市 15]
2024年(令和6年) 11,730 20,975 32,705 [JR 1] [市 16]

駅周辺

ジェフィとユニティのモニュメント(西口駅前)

ジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアムであるフクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)が建設されたことから、駅周辺の店舗からはジェフのチームフラッグが多数掲揚されている。さらに千葉市のコンセプトである『花の都 ちば』に因み、生花で造られたモニュメントと、千葉市のシンボルキャラクター「ちはなちゃん」およびサッカーボールが西口整備に伴い設置された。駅周辺は路上喫煙禁止区域となっている。

駅舎内の施設(駅ナカ・駅ビル)

駅ナカ商業施設としてJR東日本クロスステーションが改札内で展開するショッピングモール「Dila蘇我」が出店している。

改札内の跨線橋上に店舗がある。2004年(平成16年)8月29日に開業。2016年(平成28年)3月24日に全面リニューアルしている[報道 3][新聞 3]

周辺施設

蘇我臨海地区土地区画整理事業

名所・旧跡

教育

医療

行政機関

郵便

商業施設

構想・計画

千葉市は、蘇我駅周辺地区を千葉都心・幕張新都心に続く第三の都心と位置付け、2003年(平成15年)から都市再生緊急整備地域として蘇我駅周辺地区と川崎町地区の旧川鉄千葉製鉄所のほぼ全域を含めた蘇我臨海地区土地区画整理事業[10] を開始し、大型商業施設や球技場を中核とした商業地区や公園施設の整備が行われている。これに伴い、土地区画整理後に商業施設等が建設され、将来的な周辺人口増による利用者増を見越して、千葉市とJR東日本により駅施設の拡充が行われている。

2004年(平成16年)8月に駅本屋の拡充が、2005年(平成17年)に西口駅前広場の整備が終了している。今後、西口と東口を連絡する自由通路の拡大が予定されている[11]

また、リサイクル施設の建設が進められている。さらに、公園地区と旧市街地区の間に居住地区の整備計画がある[12][13]。なお、京葉線の当駅 - 千葉みなと間に寒川新駅(仮称)を設置する構想があるが、その駅予定地は2009年(平成21年)時点では『花の駅そが』として活用されている。

バス路線

東口・西口にそれぞれ乗り場がある。停留所名は、東口側が「蘇我駅東口」または「蘇我駅東入口」、西口が「蘇我駅西口」となり、京成バス千葉イースト小湊鉄道日東交通京浜急行バスあすか交通により運行されている。なお、路線によって駅前のロータリーを発着するものとその他のバス停から発着するものがあるので注意が必要である。

東口発着

小湊鉄道京成バス千葉イーストが運行する路線バスのほか、小湊鉄道・京浜急行バス京成バス千葉イースト・日東交通が運行する高速バスが発着する。なお、路線バスは駅前ロータリーから、高速バス(羽田空港行、大宮駅西口行を除く)は駅前通りの千葉地方検察庁南町分室前のバス停から発着する(ロータリーから約300 m先)。

のりば運行事業者系統・行先備考
1 小湊鉄道
「蘇09」は運休中
2
 
京成バス千葉イースト
  • 千葉大学病院
  • 千葉駅
 
3 鎌取駅 / 誉田駅  
高速バス
  • 京成バス千葉イースト
  • 日東交通
南総里見号館山駅安房白浜駅  
  • 京成バス千葉イースト
  • 日東交通
カピーナ号安房鴨川駅亀田病院  

東入口発着

小湊鉄道・千葉中央バスが運行する路線バスが発着する。停留所は、京葉銀行蘇我支店前の末広通り路上に設置されている。

方面運行事業者系統・行先備考
上り 小湊鉄道
  • 千02千04千05千07千08千09千30:千葉駅
  • 蘇01蘇05蘇06蘇09:蘇我駅東口
 
京成バス千葉イースト 千葉駅 / 蘇我駅東口  
下り 小湊鉄道
「千02」「蘇09」は運休中
京成バス千葉イースト
  • 鎌取駅 / 誉田駅
  • 花輪
 

西口発着

小湊鉄道が運行する路線バスのほか、あすか交通が運行する深夜バスが発着する。

のりば運行事業者系統・行先備考
1 小湊鉄道
  • 千21千23千26千32:千葉駅
  • 千21八幡宿駅西口
  • 千23千24:浜野
  • 千25:喜多
  • 千26:浜野駅東口
  • 蘇13:蘇我スポーツ公園循環
  • 「千25」は平日1本のみ運行
  • 「蘇13」は1月1日のみ運行
2   ハーバーシティ蘇我 無料巡回バス
3 あすか交通 深夜バス山田インター入口  

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
外房線
快速(総武線経由)・普通(各駅停車)
本千葉駅 - 蘇我駅 - 鎌取駅
内房線(千葉駅 - 当駅間は外房線)
快速(総武線経由)・普通(各駅停車)
本千葉駅 - 蘇我駅 - 浜野駅
京葉線
快速(京葉線経由)・各駅停車(普通)
千葉みなと駅 (JE 17) - 蘇我駅 - 鎌取駅(外房線)/浜野駅(内房線)
京葉臨海鉄道
臨海本線(貨物線)
蘇我駅 - 千葉貨物駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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