1965年の映画
From Wikipedia, the free encyclopedia
世界
→「1965年 § できごと」も参照
- フランス、ヌーヴェルヴァーグが衰退し、代わってコメディ映画やアクション映画の人気が高まる[1]。
- 3月2日 - 米国、『サウンド・オブ・ミュージック』(ロバート・ワイズ監督)公開[2]、大ヒット[1]。
- 5月28日 - 第18回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を小林正樹監督『怪談』が受賞[3][4][5]。しかし、製作のにんじんくらぶが製作費のオーバーで経営危機になる[3]。また、市川崑監督『東京オリンピック』が国際批評家賞受賞[6][注 1]。
- 6月7日 - 米国ニューヨークの東宝直営劇場、東宝シネマ閉館[7]。
- 7月 - ピンク映画『壁の中の秘事』(若松孝二監督)を西ドイツの業者が第15回ベルリン国際映画祭に出品[3]。映倫は抗議のために、翌年(1966年)の映画祭をボイコットした[3]。
- 9月10日 - 第26回ヴェネツィア国際映画祭で黒澤明監督『赤ひげ』がサン・ジョルジョ賞・国際カトリック映画事務局賞・ベニス市長賞[5][8][注 2]、主演の三船敏郎は男優賞受賞[5][3]。
日本
→「1965年の日本 § できごと」も参照
- 1月
- 2月
- 2月5日 - 映連配給部会、スクリーンクォータ案(日本映画特別上映制度)検討[11]。適用の劇場は全国8大都市東宝系14、松竹系7、東映系1[12]。指定の洋画専門劇場には年間40日以上の邦画上映を義務付ける[7]。
- 2月27日 - 松竹・東急洋画チェーン発足[10][13]。東京地区で過当競争防止と東宝洋画興行圏への対抗を主目的とした連合[7]。東映の丸の内・浅草・新宿・渋谷東映パラス4劇場も参加[10]。スーパーロードショー系(東劇、新宿ピカデリー、渋谷東急)、Aロードショー系(渋谷パンテオン、新宿ミラノ座、 丸の内東映パラス)、Bロードショー系(新宿東急、池袋東急、渋谷全線座、浅草ロキシー)、一般封切8館[7]。丸の内ピカデリー、東銀座・松竹セントラル、丸の内松竹は単独ロードショー劇場[7]。
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 9月11日 - 東京・浅草東映劇場、映画と外部タレントによる歌謡曲実演興行実施[10]。
- 9月29日 - 全国興行生活衛生同業組合連合会、深夜興行を認める[5]。
- 10月
- 11月
- 12月
周年
- 創業70周年
日本の映画興行
各国ランキング
日本配給収入ランキング
| 順位 | 題名 | 配給 | 配給収入 |
|---|---|---|---|
| 1 | 赤ひげ | 東宝 | 3億6159万円 |
| 2 | 網走番外地 北海篇 | 東映 | 2億9490万円 |
| 3 | 関東果し状[25] | 東映 | 2億5185万円 |
| 4 | 網走番外地 望郷篇 | 東映 | 2億4780万円 |
| 5 | 日本侠客伝 関東篇 | 東映 | 2億4111万円 |
| 6 | 続 網走番外地 | 東映 | 2億2376万円 |
| 7 | 大冒険 | 東宝 | 2億1851万円 |
| 8 | クレージーの無責任清水港 | 東宝 | 1億8776万円 |
| 9 | 怪獣大戦争 | 東宝 | 1億8755万円 |
| 10 | 四つの恋の物語[26] | 日活 | 1億8000万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、220頁。ISBN 978-4873767550。
| 順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 配給収入 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 007/ゴールドフィンガー | ユナイテッド・アーティスツ | 7億0632万円 | |
| 2 | マイ・フェア・レディ | ワーナー・ブラザース | 6億5282万円 | |
| 3 | サウンド・オブ・ミュージック | 20世紀フォックス | 4億2327万円 | |
| 4 | わんわん物語 (リバイバル) | ブエナ・ビスタ映画 | 3億6702万円 | |
| 5 | シャイアン | ワーナー・ブラザース | 3億1481万円 | |
| 6 | 大列車作戦 | ユナイテッド・アーティスツ | 2億4160万円 | |
| 7 | サーカスの世界[27] | コロンビア ピクチャーズ | 2億0480万円 | |
| 8 | 脱走特急 | 20世紀フォックス | 1億9651万円 | |
| 9 | 偉大な生涯の物語 | ユナイテッド・アーティスツ | 1億6156万円 | |
| 10 | ダンケルク | ヘラルド | 1億4932万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、221頁。ISBN 978-4873767550。
北米興行収入ランキング
| 順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | サウンド・オブ・ミュージック* | 20世紀フォックス | $163,214,286 | [28] |
| 2. | ドクトル・ジバゴ* | MGM | $111,721,910 | [29] |
| 3. | 007/サンダーボール作戦 | ユナイテッド・アーティスツ | $63,595,658 | [30] |
| 4. | 素晴らしきヒコーキ野郎 | 20世紀フォックス | $31,111,111 | [31] |
| 5. | シャム猫FBI/ニャンタッチャブル | ウォルト・ディズニー | $28,068,222 | [32] |
| 6. | グレートレース | ワーナー・ブラザース | $25,333,333 | [33] |
| 7. | キャット・バルー | コロンビア ピクチャーズ | $20,666,667 | [34] |
| 8. | 何かいいことないか子猫チャン | ユナイテッド・アーティスツ | $18,820,000 | [35] |
| 9. | シェナンドー河 | ユニバーサル映画 | $17,268,889 | [36] |
| 10. | 脱走特急 | 20世紀フォックス | $17,111,111 | [37] |
(*) リバイバル公開分も含む累計興行収入
日本公開映画
1965年の日本公開映画を参照。
受賞
- 第38回アカデミー賞
- 作品賞 - 『サウンド・オブ・ミュージック』
- 監督賞 - ロバート・ワイズ(『サウンド・オブ・ミュージック』)
- 主演男優賞 - リー・マーヴィン(『キャット・バルー』)
- 主演女優賞 - ジュリー・クリスティ(『ダーリング』)
- 第23回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門) - 『ドクトル・ジバゴ』
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - サマンサ・エッガー(『コレクター』)
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - オマー・シャリフ(『ドクトル・ジバゴ』)
- 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - 『サウンド・オブ・ミュージック』
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ジュリー・アンドリュース(『サウンド・オブ・ミュージック』)
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - リー・マーヴィン(『キャット・バルー』)
- 監督賞 - デヴィッド・リーン(『ドクトル・ジバゴ』)
- 第31回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 『ダーリング』
- 第18回カンヌ国際映画祭
- グランプリ - 『ナック』
(リチャード・レスター) - 監督賞 - リビィウ・チューレー(『PADUREA SPINZURATILOR』)
- 男優賞 - テレンス・スタンプ(『コレクター』)
- 女優賞 - サマンサ・エッガー(『コレクター』)
- グランプリ - 『ナック』
- 第26回ヴェネツィア国際映画祭
- 第15回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞 - 『アルファヴィル』

(ジャン=リュック・ゴダール)
- 金熊賞 - 『アルファヴィル』
- 第39回キネマ旬報ベスト・テン
- 外国映画第1位 - 『8 1/2』

- 日本映画第1位 - 『赤ひげ』
- 外国映画第1位 - 『8 1/2』
- 第20回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『赤ひげ』
誕生
- 1月5日 - 佐久間レイ、日本の声優
- 1月9日 - 一路真輝、日本の女優
- 1月22日 - ダイアン・レイン、アメリカの女優
- 2月17日 - 吹越満、日本の俳優
- 3月16日 - 鳥越マリ、日本の女優
- 3月21日 - 山崎和佳奈、日本の声優
- 4月5日 - ロバート・ダウニー・Jr、アメリカの俳優
- 4月28日 - 竹本孝之、日本の俳優
- 5月3日 - 野村宏伸、日本の俳優
- 5月7日 - 上川隆也、日本の俳優
- 5月10日 - 草刈民代、日本のバレエダンサー・女優
- 5月21日 - 原田貴和子、日本の女優
- 5月23日 - 山口勝平、日本の声優
- 5月24日 - 小林聡美、日本の女優
- 5月31日 - ブルック・シールズ、アメリカの女優
- 6月6日 - 緒方恵美、日本の声優
- 6月10日 - エリザベス・ハーレイ、イギリスの女優
- 6月10日 - ヴェロニカ・フェレ、ドイツの女優
- 6月11日 - 沢口靖子、日本の女優
- 7月13日 - 本広克行、日本の映画監督
- 7月21日 - 杉本哲太、日本の俳優
- 7月22日 - 渡辺典子、日本の女優
- 7月25日 - イリーナ・ダグラス、アメリカの女優
- 7月26日 - ジェレミー・ピヴェン、アメリカの俳優
- 8月3日 - 藤田朋子、日本の女優
- 8月14日 - エマニュエル・ベアール、フランスの女優
- 8月18日 - 大谷育江、日本の声優
- 8月18日 - 吉川晃司、日本の歌手・俳優
- 8月27日 - 津田寛治、日本の俳優
- 8月31日 - 別所哲也、日本の俳優
- 9月3日 - チャーリー・シーン、アメリカの俳優
- 9月5日 - 仲村トオル、日本の俳優
- 9月25日 - 豊原功補、日本の俳優
- 10月10日 - 比企理恵、日本の女優
- 10月25日 - 髙嶋政宏、日本の俳優
- 11月20日 - 草尾毅、日本の声優
- 11月24日 - 古村比呂、日本の女優
- 11月30日 - ベン・スティラー、アメリカの俳優・映画監督
- 12月3日 - 古田新太、日本の俳優
- 12月7日 - 香川照之、日本の俳優
- 12月7日 - 尾美としのり、日本の俳優
- 12月16日 - 犬山イヌコ、日本の声優
- 12月21日 - 本木雅弘、日本の俳優
死去
| 日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
| 1月 | 14日 | ジャネット・マクドナルド | 61 | 歌手・女優 | |
| 2月 | 23日 | スタン・ローレル | 74 | 俳優 | |
| 3月 | 6日 | マーガレット・デュモント | 82 | 女優 | |
| 23日 | メイ・マレー | 75 | 女優 | ||
| 4月 | 10日 | リンダ・ダーネル | 41 | 女優 | |
| 6月 | 7日 | ジュディ・ホリデイ | 43 | 女優 | |
| 22日 | デヴィッド・O・セルズニック | 63 | 映画プロデューサー・脚本家 | ||
| 7月 | 24日 | コンスタンス・ベネット | 60 | 女優 | |
| 9月 | 8日 | ドロシー・ダンドリッジ | 42 | 歌手・女優 | |
| 27日 | クララ・ボウ | 60 | 女優 | ||