バーレーングランプリ
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バーレーングランプリ(バーレーンGP, 英: Bahrain Grand Prix, 阿: جائزة البحرين الكبرى)は、バーレーン王国南部のサヒールにあるバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われているF1世界選手権のレースの1つ。2026年は後述の事情により、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催される。
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セパン・インターナショナル・サーキット (マレーシア) | |
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| レース情報 | |
|---|---|
| 周回 | 56 |
| コース長 | 5.543 km (3.444 mi) |
| レース長 | 310.408 km (192.878 mi) |
| 開催回数 | 21 |
| 初回 | 2004年 |
| 最多勝利 (ドライバー) |
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| 最多勝利 (コンストラクター) |
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| 最新開催(2025年): | |
| ポールポジション |
マクラーレン-メルセデス 1:29.841 |
| 決勝順位 |
1. マクラーレン-メルセデス 1:35:39.435 2. メルセデス +15.499s 3. マクラーレン-メルセデス +16.273s |
| ファステストラップ |
マクラーレン-メルセデス 1:35.140 |
2020年にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されたサヒールグランプリ(英: Sakhir Grand Prix)についても本項目で記述する。
歴史

中東地域における初のF1開催として、2004年よりシーズンカレンダーに加わった。当初は、シーズン終盤の時期に開催される予定だったが、イスラム教の断食月ラマダーンと重なることを避けるため、シーズン序盤開催となった。そのため、2003年まで3月後半から4月初めに開催されることの多かったブラジルGPがシーズン終盤開催に変更となった。イスラム教では飲酒が禁じられているため、表彰式の後のシャンパンファイトではシャンパンではなく、ノンアルコールのローズウォーターが用いられた。
2006年は、過去10年連続で開幕戦として開催されてきたオーストラリアGPが、2006年コモンウェルスゲームズ(英連邦大会)開催の関係で4月に移動したことから、バーレーンGPが開幕戦となった。
2010年は耐久コースを使用したため、1周の長さが従来の5,411mから6,299mとなり、この年のF1が開催されたサーキットの中ではスパ・フランコルシャンに次ぎ2番目に長いサーキットとなった[1]。しかし、耐久コースでのレースはこの年限りで、翌2011年からは元のレイアウトに戻されることになった[2]。また、同年には再び開幕戦となった。
2011年も開幕戦として3月11~13日に予定されていたが、同国の反政府デモによる混乱(2011年バーレーン騒乱)のため安全が確保できないと判断され中止となった[3][4]。後に10月30日への延期が発表されたが、開催決定に大きな批判が集まり、FOTAはFIAに対して正式に反対の意思を表明、6月9日に開催を断念する旨の声明を発表した。
2012年は抗議活動が続く中で、サーキット周辺や連絡道路に警備体制を敷いて開催された。大きな混乱も無く終了したが、フォース・インディアのチームスタッフを乗せたバスが移動中に火炎瓶の炎上現場に遭遇した。
2014年からナイトレース(2021年から決勝スタートは現地時間18時[5])で行われている。
2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、F1史上初の無観客レースとなることが発表された[6]が、前週に行われる予定だったオーストラリアGPの開催中止を受ける形で延期され[7]、8月25日の追加日程発表にて2週連続での開催が決まり、1戦目は「バーレーングランプリ」として通常のグランプリトラックで、2戦目は開催地に因み「サヒールグランプリ」として開催された[8]。
2024年はサウジアラビアGPとの開幕2連戦となるが、ラマダーンが翌週の日曜日(3月10日)の夕方から始まるため、その週末に開催されるサウジアラビアGPとともに土曜日が決勝となる[9]。
2026年は2月末に起きたイスラエルとアメリカ合衆国のイラン攻撃により中東情勢が悪化した影響でサウジアラビアGPとともに中止が発表されたが[10]、中東情勢の悪化が続く状況下においてもバーレーン政府や主催者は開催を諦めずF1グループのステファノ・ドメニカリCEOと交渉を進め[11]、2017年までマレーシアGPが開催されていたセパン・インターナショナル・サーキットで10月に開催されることが決まった[12]。
批判
以前から、バーレーンでは「F1開催はシェイク・サルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ皇太子の個人的趣味」「(バーレーン王家の)ハリーファ家の権力を誇示する手段に過ぎない」として、バーレーン国民の多数を占めるイスラム教シーア派の一部からは「F1開催そのものを行うべきではない」との批判があった。2011年の騒動においても、F1開催中止問題が浮上した途端にサルマン皇太子が民衆への対話を呼びかけ始めたことから、民衆側からは「皇太子にとっては国民が血を流している惨事より、F1の方が大事なのだろう」「国民の要求よりも自身の夢のほうが大切だなんて、本当に悲しくなってくる」などとして、F1開催の方法を模索するバーレーン政府サイドの動きに対する不満が続出している[13]。
過去のレース結果
| 年 | 決勝日 | ラウンド | サーキット | 勝者 | コンストラクター | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | 4月4日 | 3 | サヒール(グランプリトラック) | フェラーリ | 詳細 | |
| 2005 | 4月3日 | 3 | サヒール(グランプリトラック) | ルノー | 詳細 | |
| 2006 | 3月12日 | 1 | サヒール(グランプリトラック) | ルノー | 詳細 | |
| 2007 | 4月15日 | 3 | サヒール(グランプリトラック) | フェラーリ | 詳細 | |
| 2008 | 4月6日 | 3 | サヒール(グランプリトラック) | フェラーリ | 詳細 | |
| 2009 | 4月26日 | 4 | サヒール(グランプリトラック) | ブラウン-メルセデス | 詳細 | |
| 2010 | 3月14日 | 1 | サヒール(耐久トラック) | フェラーリ | 詳細 | |
| 2011 | バーレーン騒乱の影響により中止 | 詳細 | ||||
| 2012 | 4月22日 | 4 | サヒール(グランプリトラック) | レッドブル-ルノー | 詳細 | |
| 2013 | 4月21日 | 4 | サヒール(グランプリトラック) | レッドブル-ルノー | 詳細 | |
| 2014 | 4月6日 | 3 | サヒール(グランプリトラック) | メルセデス | 詳細 | |
| 2015 | 4月19日 | 4 | サヒール(グランプリトラック) | メルセデス | 詳細 | |
| 2016 | 4月3日 | 2 | サヒール(グランプリトラック) | メルセデス | 詳細 | |
| 2017 | 4月16日 | 3 | サヒール(グランプリトラック) | フェラーリ | 詳細 | |
| 2018 | 4月8日 | 2 | サヒール(グランプリトラック) | フェラーリ | 詳細 | |
| 2019 | 3月31日 | 2 | サヒール(グランプリトラック) | メルセデス | 詳細 | |
| 2020 | 11月29日 | 15 | サヒール(グランプリトラック) | メルセデス | 詳細 | |
| 2021 | 3月28日 | 1 | サヒール(グランプリトラック) | メルセデス | 詳細 | |
| 2022 | 3月20日 | 1 | サヒール(グランプリトラック) | フェラーリ | 詳細 | |
| 2023 | 3月5日 | 1 | サヒール(グランプリトラック) | レッドブル-ホンダ・RBPT | 詳細 | |
| 2024 | 3月2日 | 1 | サヒール(グランプリトラック) | レッドブル-ホンダ・RBPT | 詳細 | |
| 2025 | 4月13日 | 4 | サヒール(グランプリトラック) | マクラーレン-メルセデス | 詳細 | |
| 出典: [14] | ||||||
開催サーキット
- サヒール(グランプリトラック)(2004-2009, 2012-2025)
- サヒール(耐久トラック)(2010)
- セパン (2026)
優勝回数
いずれも複数回勝利を挙げた者のみ対象とする。
ドライバー
- 太字は2026年のF1世界選手権に参戦中のドライバー。
コンストラクター
- 太字は2026年のF1世界選手権に参戦中のコンストラクター。
エンジン
- 太字は2026年のF1世界選手権に参戦中のメーカー。
サヒールグランプリ
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バーレーン・インターナショナル・サーキット (アウタートラック) | |
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| レース情報 | |
|---|---|
| 周回 | 87 |
| コース長 | 3.543 km (2.202 mi) |
| レース長 | 307.995 km (191.379 mi) |
| 開催回数 | 1 |
| 初回 | 2020年 |
| 最終開催 | 2020年 |
| 最新開催(2020年): | |
| ポールポジション |
メルセデス 53.377 |
| 決勝順位 |
1. レーシング・ポイント-BWTメルセデス 1:31:15.114 2. ルノー +10.518s 3. レーシング・ポイント-BWTメルセデス +38.637s |
| ファステストラップ |
メルセデス 55.404 |
2020年にバーレーングランプリと2週連続で開催。バーレーンGPと同様にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたが、F1では初めてとなる「アウタートラック」を用い、バーレーンGPより遅い完全なナイトレースとして開催された[18]。