アスコリピチェーノ

From Wikipedia, the free encyclopedia

欧字表記 Ascoli Piceno[1]
性別 [1]
アスコリピチェーノ
阪神JF優勝時(2023年12月10日)
欧字表記 Ascoli Piceno[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2021年2月24日(5歳)[1]
ダイワメジャー[1]
アスコルティ[1]
母の父 Danehill Dancer[1]
生国 日本の旗 日本北海道安平町[1]
生産者 ノーザンファーム[1]
馬主 (有)サンデーレーシング[1]
調教師 黒岩陽一美浦[1]
競走成績
タイトル JRA賞最優秀2歳牝馬(2023年)[1]
生涯成績 12戦6勝[1]
中央:9戦5勝
海外:3戦1勝
獲得賞金 5億8830万6500円[2]
中央:3億9699万5000円[1]
海外:1億9131万1500円
豪州)3万豪ドル[3]
SAU)120万米ドル[4]
(2026年4月11日現在)
勝ち鞍
GI阪神ジュベナイルF2023年
GIヴィクトリアマイル2025年
GII1351ターフスプリント2025年
GIII新潟2歳ステークス2023年
GIII京成杯オータムH2024年
テンプレートを表示

アスコリピチェーノ(欧字名:Ascoli Piceno2021年2月24日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2023年阪神ジュベナイルフィリーズ2025年ヴィクトリアマイル

馬名の意味は、イタリアの都市名[2]。2023年度のJRA賞最優秀2歳牝馬である。

2歳(2023年)

新馬戦出走時のアスコリピチェーノ

6月24日東京芝1400mの2歳新馬戦でクリストフ・ルメールを背にデビュー。道中は後方で追走し、最後の直線で外へ持ち出して先頭に立つと後続に2馬身半差をつけ快勝した[5]。8月27日の新潟2歳ステークスでは中団で脚を溜め、最後の直線で鋭く脚を伸ばすと逃げ粘るショウナンマヌエラを1馬身差でかわし、デビュー2連勝で重賞初制覇を果たした[6]

続いて、初のGI挑戦として12月10日に阪神競馬場で開催された阪神ジュベナイルフィリーズに出走。道中は8番手につけ、直線で馬場の真ん中から馬群を抜け出し先頭へ。外のコラソンビート、内のステレンボッシュとの三つ巴の戦いをハナ差で制し、レースレコードを更新する勝ち時計1分32秒6でのGI初優勝を果たした[7]

3歳(2024年)

4月7日、クラシック1戦目の桜花賞より始動。道中は中団を追走し、ステレンボッシュに続いて直線へ。しかし最後まで差を詰めることができず、阪神JFで下した相手にリベンジされる形でキャリア初黒星の2着に惜敗した[8]。5月5日のNHKマイルカップはヨレた他馬の影響でスペースがなくなり、再加速してジャンタルマンタルに迫ったものの、2馬身半差の2着に敗北した。なお、本馬の斜行によりキャプテンシーとボンドガールの進路が狭くなったとして、鞍上のクリストフ・ルメールには過怠金3万円が課された[9]

NHKマイルカップの後は4か月ほど休養し、初めての古馬との対戦となる京成杯オータムハンデキャップで復帰。道中は中団を追走し、スムーズなコーナリングで直線に向くと抜群の伸び脚を見せて、重賞3勝目を飾った。なお、3歳牝馬が同レースを制するのは、1985年エルプス以来、39年ぶり[10][11]

11月2日、海外レース初挑戦となるゴールデンイーグルジョアン・モレイラを鞍上に迎え出走。外目を付いて果敢に差し脚を伸ばすも、内伸びの馬場に苦しみ12着に終わり、前年のオオバンブルマイに続く連覇とはならなかった[12]

4歳(2025年)

日本時間2月23日、サウジカップデーの国際競走1351ターフスプリントに出走。道中3番手を進み、直線に差し掛かったところで馬群を抜け出して逃げ粘るウインマーベルをゴール寸前捉えて勝利。重賞4勝目及び日本馬のワンツーを飾った[13]

5月18日、NHKマイルカップ以来のGI挑戦となるヴィクトリアマイルに1番人気で出走。大外枠の17番ゲートに収まった。スタートで後手を踏み最後方からのレースとなったが、直線では抜群の末脚を発揮し、先んじて前を往くクイーンズウォークと馬場の真ん中から馬群を割って飛び込んできたシランケドとのゴール前の接戦を制しクビ差で1着。GI2勝目、重賞5勝目を獲得し、ルメールは11年連続でJRA主催GI競走勝利となった[14]

5歳(2026年)

4月11日に阪神競馬場で行われた阪神牝馬ステークスでは、10着に敗れ、レース後の4月12日に美浦トレーニングセンターに帰厩して、精密検査を行った結果、尻の筋肉にあたる左臀筋群に硬化があったため、投薬をせずに経過観察を行うと、馬主のサンデーサラブレッドクラブから発表された[15]。その後、4月15日に美浦トレーニングセンターで骨盤部分の精密検査を行ったところ、骨には異常はないものの、臀筋繊維の損傷による内出血が確認されたため、ノーザンファーム天栄に放牧に出され、改めて検査を受けることになった[16]

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[17]、netkeiba.com[18]、Racing Post[19]、Racing Australia[20]およびフランスギャロ[21]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2023.6.24 東京 2歳新馬 芝1400m(良) 16 3 5 1.7(1人) 1着 1:22.8(33.3) -0.4 C.ルメール 55 (レッドセニョール) 464
8.27 新潟 新潟2歳S GIII 芝1600m(良) 12 8 12 3.7(1人) 1着 1:33.8(33.3) -0.2 北村宏司 55 (ショウナンマヌエラ) 472
12.10 阪神 阪神JF GI 芝1600m(良) 18 4 7 5.9(3人) 1着 R1:32.6(33.7) 0.0 北村宏司 55 ステレンボッシュ 468
2024.4.7 阪神 桜花賞 GI 芝1600m(良) 18 5 9 3.5(1人) 2着 1:32.3(33.5) 0.1 北村宏司 55 ステレンボッシュ 478
5.5 東京 NHKマイルC GI 芝1600m(良) 18 7 14 2.9(1人) 2着 1:32.8(34.2) 0.4 C.ルメール 55 ジャンタルマンタル 480
9.8 中山 京成杯AH GIII 芝1600m(良) 16 5 10 1.5(1人) 1着 1:30.8(32.7) -0.2 C.ルメール 55.5 タイムトゥヘヴン 480
11.2 ローズヒル ゴールデンイーグル 芝1500m(Gd4)[注 1] 20 17 19 2.1(1人) 12着 1:28.7 0.8 J.モレイラ 54.5 Lake Forest 計不
2025.2.22 KAA 1351ターフSP G2 芝1351m(Fs)[注 2] 13 3 12 2.25(1人) 1着 1:17.88 -0.05 C.ルメール 55 Win Marvel 計不
5.18 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(良) 17 8 17 2.5(1人) 1着 1:32.1(33.3) 0.0 C.ルメール 56 クイーンズウォーク 476
8.17 ドーヴィル ジャックルマロワ賞 G1 芝1600m(BS)[注 3] 10 2 9 2.6(1人) 6着 1:34.77(33.2) 0.54 C.ルメール 58 Diego Velazquez 計不
11.23 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 3 5 7.5(3人) 7着 1:31.9(33.5) 0.6 C.ルメール 56 ジャンタルマンタル 478
2026.4.11 阪神 阪神牝馬S GII 芝1600m(良) 10 6 6 3.3(2人) 10着 1:33.7(34.9) 2.1 坂井瑠星 57 エンブロイダリー 480
  • 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
  • サウジアラビア、オーストラリアのオッズ・人気はRacing Postのもの(日本式のオッズ表記とした)
  • 競走成績は2026年4月11日現在
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す

血統表

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI