ダンスインザムード

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欧字表記 Dance in the Mood[1]
香港表記 隨心起舞
性別 [1]
ダンスインザムード
第134回天皇賞(秋)
(2006年10月29日)
欧字表記 Dance in the Mood[1]
香港表記 隨心起舞
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 青鹿毛[1]
生誕 2001年4月10日[1]
死没 2026年1月19日(25歳没)
抹消日 2006年12月21日
サンデーサイレンス[1]
ダンシングキイ[1]
母の父 Nijinsky II[1]
生国 日本の旗 日本北海道千歳市[1]
生産者 社台ファーム[1]
馬主 (有)社台レースホース[1]
調教師 藤沢和雄美浦[1]
厩務員 剣持純一[1]
競走成績
タイトル JRA賞最優秀3歳牝馬(2004年)
JRA賞最優秀4歳以上牝馬(2006年)[1]
生涯成績 25戦6勝
中央競馬)21戦5勝
アメリカ)2戦1勝
香港)2戦0勝[1]
獲得賞金 6億201万8700円[2]
(中央競馬)5億3887万8000円[1]
(アメリカ)550,000USドル[3]
WTRR 115M(2006年)[4]
勝ち鞍
GI桜花賞2004年
GIヴィクトリアマイル2006年
GIIIフラワーC2004年
G3キャッシュコールマイル招待S2006年
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ダンスインザムード(欧字名:Dance in the Mood2001年4月10日 - 2026年1月19日)は、日本競走馬繁殖牝馬[1]

2004年桜花賞GI)、2006年ヴィクトリアマイルGI)優勝馬である。2006年にはアメリカ合衆国の重賞・キャッシュコールマイル招待ステークスG3)も制した。その他の勝ち鞍に、2004年のフラワーカップGIII)。

2歳 - 3歳

第64回桜花賞

2003年12月20日中山の2歳新馬戦を6馬身差勝利でデビューすると、3歳初戦となった若竹賞も勝利。この時騎乗していた岡部幸雄に復帰後[注 1]初勝利をもたらした。その後武豊を主戦に据え、フラワーカップを制し重賞初勝利。牝馬クラシック競走に向かう。その初戦、桜花賞では単勝2.9倍の1番人気に支持され、2着アズマサンダースに2馬身差をつけて4戦無敗で桜花賞を制した。これはメジロラモーヌ以来となる18年ぶりの関東馬[注 2]の桜花賞勝利ともなった。

この後東京優駿(日本ダービー)に出走するのではないかと騒がれたが、優駿牝馬(オークス)に出走する。単勝1.4倍の圧倒的1番人気に推されるもののダイワエルシエーロに逃げ切りを許し4着に敗退。レース前から大量の発汗が目立つほど焦れ込んでいた。また、馬体重も+12kgと増えていた。このころから気性難が騒がれ始める。優駿牝馬後は日本調教の3歳牝馬としては異例のアメリカ遠征を選択。そのアメリカンオークス招待ステークスでは2着となった[注 3]

帰国後は牝馬三冠目の秋華賞にぶっつけで挑み、単勝1.7倍の1番人気に支持されるがスイープトウショウの4着に敗れる。調教師藤沢和雄が次走に選択したのは天皇賞(秋)。ここでは単勝13番人気となるが、ゼンノロブロイの2着に好走し藤沢厩舎所属馬のワンツーとなった。その後はマイルチャンピオンシップに挑み、デュランダルの2着に入る。マイルチャンピオンシップの後は香港国際競走香港カップに出走し、14頭中13着と惨敗するも、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞した。

4歳

藤沢は「スタンド前発走が合わない」と語っており、4歳の初戦は京王杯スプリングカップとなったが9着、続く安田記念はシンガリ負けを喫するなど、ここからしばらく掲示板にも載れないという惨敗を続けるようになった。府中牝馬ステークスでは初騎乗となった北村宏司騎手の判断で、今までと違い最後方からの競馬を行い8着に敗れるが、出走馬最速の上がり3ハロン32秒7の末脚を繰り出す。結果的にこのレースを境に好調時の勢いを取り戻した本馬は次の天皇賞(秋)でヘヴンリーロマンスの3着と久々に好走し、続くマイルチャンピオンシップでも4着となった。

5歳

2006年初戦は読売マイラーズカップ。秋華賞以来、武豊が騎乗したが、ダイワメジャーの2着に敗れた。しかし次走、この年に創設されたJRAGIヴィクトリアマイルでは北村宏司の手綱に導かれ、内から鋭く伸びて優勝。GI2勝目を挙げ、当レースの初代女王、北村は初のGI勝利となった。続いて安田記念に出走するも5着に敗れる。その後、アメリカンオークスへ出走するアサヒライジングに帯同する形で再びアメリカへ遠征、キャッシュコールマイル招待ステークス (G3) では3コーナーから大外を追い上げ、4コーナーで先頭に立つとそのまま押し切り優勝した。

日本に帰り、毎日王冠に出走。ダイワメジャーと再び競り合う形となったが最後はクビ差敗れて2着となった。続いての天皇賞(秋)では最後の直線コースで伸びを欠き6着に敗れた。次走は得意のマイル戦のマイルチャンピオンシップに挑戦し、またもダイワメジャーにクビ差届かず2着となった。その後、引退レースとなった香港マイルに挑戦したが、内の馬の煽りもあってか12着に敗れた。2006年12月21日付けで競走馬登録を抹消され、引退[5]。なお、この年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬に選ばれている。

繁殖入り後

2007年より社台ファームで繁殖入りし、初年度はファルブラヴと交配された。2008年4月2日に初仔ダンスファンタジアを出産。この産駒の父ファルブラヴはG1競走を8勝しており、自身もGI競走を2勝していることからG1競走10冠ベイビーとして話題になった。ダンスファンタジアは2010年10月31日のデビュー戦から2連勝を飾り、その後2011年1月10日フェアリーステークスを制した。

2021年11月6日をもって繁殖を引退。その後も社台ファームにて繋養されていたが、2026年1月19日未明に死亡。25歳没[6]

第5回ヴィクトリアマイルの当日の第12競走であるJRAプレミアムレース「東京ロイヤルプレミアム」の人気投票で最多得票を獲得し、『ダンスインザムードメモリアル』の副名称を付与して施行することとなった。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[7]netkeiba.com[8]および香港ジョッキークラブ[9]の情報に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上がり3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2003.12.20 中山 2歳新馬 芝1600m(良) 16 1 2 1.3(1人) 1着 1:36.0(36.6) -1.0 O.ペリエ 54 ジョリーダンス 452
2004.1.25 中山 若竹賞 500万下 芝1600m(良) 12 3 3 1.2(1人) 1着 1:34.3(35.1) -0.1 岡部幸雄 54 (ツィンクルヴェール) 456
3.20 中山 フラワーC GIII 芝1800m(重) 15 6 10 1.2(1人) 1着 1:50.9(36.5) -0.2 武豊 54 ヤマニンアラバスタ 462
4.11 阪神 桜花賞 GI 芝1600m(良) 18 5 9 2.9(1人) 1着 1:33.6(34.2) -0.3 武豊 55 アズマサンダース 464
5.23 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(稍) 18 3 5 1.4(1人) 4着 2:27.8(35.0) 0.6 武豊 55 ダイワエルシエーロ 478
7.3 ハリウッドP 米オークス G1 芝2000m(良) 13 6 2着 武豊 55 Ticker Tape 計不
10.17 京都 秋華賞 GI 芝2000m(良) 18 1 2 1.7(1人) 4着 1:59.3(35.7) 0.9 武豊 55 スイープトウショウ 474
10.31 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(稍) 17 2 4 38.3(13人) 2着 1:59.1(34.9) 0.2 C.ルメール 54 ゼンノロブロイ 466
11.21 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 16 8 15 7.2(4人) 2着 1:33.3(34.4) 0.3 C.ルメール 54 デュランダル 462
12.12 沙田 香港C G1 芝2000m(良) 14 14 5.0(2人) 13着 2:04.90 1.60 O.ペリエ 54 Alexander Goldrun 453
2005.5.15 東京 京王杯SC GII 芝1400m(良) 18 7 15 3.6(1人) 9着 1:21.4(34.9) 1.1 K.デザーモ 56 アサクサデンエン 460
6.5 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 18 3 5 7.5(3人) 18着 1:36.0(38.2) 3.7 K.デザーモ 56 アサクサデンエン 466
8.14 札幌 クイーンS GIII 芝1800m(良) 14 5 8 3.3(2人) 8着 1:47.8(36.8) 1.1 藤田伸二 57 レクレドール 482
8.21 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 14 7 12 6.0(3人) 12着 2:03.6(39.1) 2.5 横山典弘 55 ヘヴンリーロマンス 482
10.16 東京 府中牝馬S GIII 芝1800m(稍) 17 2 4 5.3(2人) 8着 1:47.4(32.7) 0.7 北村宏司 56 ヤマニンアラバスタ 472
10.30 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 18 6 12 53.9(13人) 3着 2:00.1(33.3) 0.0 北村宏司 56 ヘヴンリーロマンス 468
11.20 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 17 4 8 17.8(5人) 4着 1:32.3(34.8) 0.2 北村宏司 55 ハットトリック 472
2006.4.15 阪神 マイラーズC GII 芝1600m(稍) 11 6 6 4.5(2人) 2着 1:36.3(34.6) 0.1 武豊 55 ダイワメジャー 474
5.14 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(稍) 18 1 1 3.9(2人) 1着 1:34.0(33.8) -0.2 北村宏司 55 エアメサイア 470
6.4 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 18 1 2 7.3(4人) 5着 1:33.3(34.2) 0.7 北村宏司 56 ブリッシュラック 466
7.1 ハリウッドP キャッシュコールM G3 芝1600m(良) 8 9 1着 1:33.3 V.エスピノーザ 55.5 (Sweet Talker) 計不
10.8 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 16 5 10 5.5(2人) 2着 1:45.5(34.4) 0.0 北村宏司 56 ダイワメジャー 488
10.29 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 16 2 4 7.1(5人) 6着 1:59.3(35.5) 0.5 北村宏司 56 ダイワメジャー 482
11.19 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 4 7 6.7(3人) 2着 1:32.8(34.5) 0.1 武豊 55 ダイワメジャー 482
12.10 沙田 香港マイル G1 芝1600m(良) 14 14 10.0(4人) 12着 1:34.50 1.10 武豊 55.5 The Duke 477
  • 香港のオッズ・人気は香港ジョッキークラブのもの(日本式のオッズ表記とした)

繁殖成績

馬名誕生年毛色馬主厩舎戦績・備考
初仔ダンスファンタジア2008年鹿毛ファルブラヴ(有)社台レースホース美浦・藤沢和雄29戦3勝(引退・繁殖)
フェアリーS-GIII
2番仔サトノプレジデント2009年黒鹿毛シンボリクリスエス里見治22戦2勝(引退)
3番仔マンインザムーン2010年芦毛チチカステナンゴ(有)社台レースホース21戦2勝(引退)
2016年より福島競馬場誘導馬
4番仔シャドウダンサー2011年黒鹿毛ホワイトマズル飯塚知一栗東角居勝彦*33戦4勝(引退)
5番仔フローレスダンサー2012年鹿毛ハービンジャー(有)社台レースホース栗東・松田博資13戦1勝(引退・繁殖)
6番仔カイザーバル2013年黒鹿毛エンパイアメーカー栗東・角居勝彦*21戦5勝(引退・繁殖)
7番仔ムードメーカー2014年黒鹿毛美浦・菊沢隆徳2戦0勝(引退)
8番仔シャンデリアスピン2015年青鹿毛ノヴェリスト栗東・松永幹夫5戦0勝(引退・繁殖)
9番仔ダンスディライト2016年黒鹿毛キングカメハメハ19戦4勝(引退)
(不受胎) 2017年
10番仔 インフォーマント 2018年 黒鹿毛 ノヴェリスト (有)社台レースホース
→(株)ファーストビジョン
美浦・加藤征弘
北海道・林和弘
大井・阪本一栄
金沢加藤和宏
名古屋・地辺幸一
110戦7勝(現役)
11番仔 エトーソ 2019年 鹿毛 キングカメハメハ 吉田照哉 栗東・清水久詞 4戦0勝(引退・繁殖)
(不受胎) 2020年 ロードカナロア
(不受胎) 2021年 ブリックスアンドモルタル
  • 産駒の成績は2026年1月22日現在。
  • *:角居の酒気帯び運転による調教停止中栗東・中竹和也厩舎に転厩していた馬。シャドウダンサーは中竹厩舎所属のまま引退。


血統表

脚注

外部リンク

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