クトニアー
From Wikipedia, the free encyclopedia
エレクテウスの娘
このクトニアーは、アテーナイの王エレクテウスとプラークシテアーの娘で、ケクロプス、パンドーロス、メーティオーンと兄弟、プロクリス、クレウーサ、オーレイテュイアと姉妹[9]。一説によるとオルネウス[10]、テスピオス[11]、エウパラモス[12]、メロペーという兄弟もいた[13]。ポセイドーン・エレクテウスの神官の叔父ブーテースと結婚した[9]。
父エレクテウスがエレウシースと戦争したとき、トラーキアの王エウモルポスが大軍を率いてエレウシースを救援した。エレクテウスが戦争に勝利するための方法を神託に伺いを立てると、王の娘を犠牲にしたなら必ず勝利するという答えが返ってきた。そのためエレクテウスは末娘を犠牲にした[14]。ヒュギーヌスによると、このとき殺されたのはクトニアーである[15][16]。しかし姉妹たちは死ぬときはみな一緒に死ぬと誓っていたため、末の妹が死んだとき、他の姉妹は自殺した[14][15][16]。エレクテウスは娘を犠牲にしたおかげで、戦いでエウモルポスを殺し、戦争に勝利したが、エレクテウスと館はエウモルポスの父ポセイドーンの怒りで破壊された[17]。